
海外旅行の醍醐味の一つは何といっても、現地でしか買えないお土産探しやショッピング!
今回の記事では、タイ在住経験のある著者の視点でタイ旅行でのお土産選びのポイントやおすすめの商品・購入場所まで、カテゴリーごとに徹底紹介します。
この記事で目星のお土産を予習しておけば、観光を存分に楽しむ時間もしっかり確保しつつ、素敵なお土産を購入できますよ!
タイのお土産選びのポイント

著者がお土産購入時に気を付けているのは【無難な味も購入する】ことです。
タイ料理は、好きな人は好きですが、独特の香辛料を使っていることから苦手と感じる人が多いのも事実です。
不安な時は、日本人にもなじみ深い素材のものを購入しておくのもおすすめです。
例えば、チェンマイではイチゴが有名!イチゴジャムやドライイチゴは万人受けする味です。
これ以降のセクションでは、食べ物以外のお土産としてタイ雑貨も紹介しているので、自分の好みや渡したい人の嗜好に合わせてぴったりのお土産を見つけましょう。
食品・スイーツ系のお土産
まずは、日本に帰っても簡単にタイ気分が味わえる食べ物系のお土産について、料理系・お菓子系・飲み物のカテゴリーに分けて紹介していきます。
タイ料理が手軽に味わえるお土産
①タイ料理のシーズニングペースト
スーパーやコンビニでは、タイ料理が簡単に作れるタイ料理のシーズニングペーストが購入できます。
ガパオ炒めやグリーンカレー、トムヤムクンスープの素など目移りするほどたくさんのシーズニングが1つ20バーツ程から売られています。
日本人おなじみの「味の素ブランド」はもちろん、少し高級な「ブルーエレファント」ブランドのペーストも大変おすすめです。
グリーンカレーの素などは調理に「ココナツミルク」が必要なので、セットで小さなココナツミルクのボトルを添えたり、個包装のジャスミンライスをセットで渡しても素敵です。
※一部に日本への持ち込みが制限されている肉が入っているものがあるので注意
②パッタイセット
日本人にも大人気のパッタイが簡単に作れるパッタイキットもスーパーで購入することができます。
日本で1から作るとなると揃えるのすら難しいシュリンプペーストやタマリンドジャムもセットになっているので、とても手軽にタイの味を持ち帰れます。
➂調味料
タイ料理に慣れている上級者の方には、ナンプラーやシュリンプペーストなどの調味料をお土産にするのもおすすめ。
特に、上質な味で知られる「メガシェフ」のナンプラーは日本で購入すると1000円近くしますが、タイで購入すれば100円ほどで手に入ります。
また、ココナツミルクのボトルやココナツシュガーもタイ料理には欠かせない調味料です。
自分のお気に入りのタイ料理の材料を探してみてください。
➃タイ料理の味が楽しめちゃうスナック
日本人にもなじみ深い「プリッツ」ですが、タイではラーブ味・グリーンカレー味・トムヤムクン味などタイらしいフレーバーがあります。
特にラーブ味は著者の周りでは、お酒のおつまみとしても大人気です。
このあと紹介するタイビールと一緒にセットでお土産にするのもおすすめです。
甘ーいタイのお菓子をお持ち帰り
①マンゴーのお菓子
タイのフルーツといえばマンゴー。
スーパーやコンビニでは、マンゴーを使ったお菓子がたくさん売られています。
マンゴーそのものを生かしたドライフルーツやマンゴージェリーは小腹が空いたときにもおすすめのお菓子です。
②ココナツをふんだんに使ったお菓子
南国の香りがたっぷりと楽しめるココナツ味のお菓子では「ココナツチップス」や「ココナツロールクッキー」、「ココナツキャラメル」がおすすめです。
観光客のよく訪れるスーパーGourmet Marketでは個包装で配りやすいタイプも売っているのでぜひ探してみてください。
➂バナナのお菓子
好き嫌いの分かれにくい、日本人になじみ深いのはバナナを使ったお菓子。
ドライバナナにチョコレートがたっぷりかかったお菓子やバナナチップス、バナナチップスに甘酸っぱいタマリンドジャムやパッションフルーツがたっぷりと挟まったスナックは、軽くお土産にもぴったりです。
南国気分の飲み物
①タイビール
日本のビールと比較してさっぱりしているのが特徴のタイビール。
SINGHAやLEOも有名ですが、近年はタイ国内で作られているクラフトビールも人気を集めています。
マンゴーやパイナップルを使ったクラフトビールもあり、なによりラベルのイラストもタイらしいので、お土産におすすめです。
クラフトビールは1つ150バーツほどから、スーパーで手に入ります。
②タイティー
一度飲んだら病みつきになってしまう甘いタイミルクティーは、特に女性に大人気のお土産です。
一番の人気は老舗のチャトラムーブランドのもの。
缶に入った茶葉のほか、スーパーのコーヒー売り場では「3in1」と呼ばれるお湯を注げばすぐに飲めるタイティーも売っています。
➂ハーブティー
タイはハーブ大国としても有名。
香り豊かなハーブティーがそこらじゅうで売っています。
著者のおすすめは、タイでマッサージを受けたことがある人なら一度は飲んだことがあるであろう「パンダンティー」。
甘くホッとする香りが口いっぱいに広がるハーブティーです。
そのほか、マメ科の植物である「バタフライピー」を使った真っ青な色のお茶もおすすめ。
レモンをさっと絞ると色が鮮やかな紫色に変化することから、インスタ映えするお茶としても有名です。
雑貨・ファッション小物
続いては、使うたびにタイでの楽しい記憶がよみがえる雑貨や小物として、インテリアグッズから毎日使えるファッションアイテム、タイ土産キッチン雑貨まで紹介します。
ファッション小物
①タイらしい柄がモチーフのポーチ
マーケットやショッピングモールでは、象柄やトロピカルなお花があしらわれたポーチがたくさん売っています。
特にチャトチャックマーケットの時計台周辺ではばらまきにもぴったりのお値段でかわいらしいタイ柄のポーチが売られています。
そのほかおすすめしたいのは「NARAYA」というカラフルなキルトやリボンモチーフのバッグ・ポーチ専門店のポーチ。
著者もNARAYAのポーチを色違いでいくつも使っています。
②タイシルクのスカーフやネクタイ
上質なシルクの産地としても知られるタイ。
特に、バンコクにあるジムトンプソンミュージアムでは、ジムトンプソンらしいエキゾチックなトロピカルパターンをあしらったネクタイやスカーフが売られています。
どれもとても美しく目移りしてしまうほど…。
美術館でたっぷりとタイシルクの魅力を学んだあとでのお買い物がおすすめです。
➂カゴバック
タイ旅行の最中から使えるのが、かごトートやかごショルダーバック。
色も日本でよく見る落ち着いた色味だけでなく、紫色や赤色などカラフルなものがたくさん売られているので、ファッションのワンポイントにもなります。
キッチン雑貨
①ベンジャロン焼きとセラドン焼き
美味しいタイ料理を引き立てているのが、タイの伝統工芸を生かした食器や焼き物の数々。
特におすすめしたいのは「ベンジャロン焼き」。
金色の縁取りがされ、繊細で豪華な柄のオリエンタルな雰囲気が特徴です。
絵付け体験ワークショップをやっているお店もあるので、伝統工芸を体験しながら世界で一つだけのお土産を購入するのも素敵です。
また、カラフルなお料理を引き立てる淡い緑色から青色の色味が特徴の「セラドン焼き」もお土産に大人気です。
細かく入るヒビの入り方が作品ごとに異なります。
箸置きやお椀・お皿だけでなく、かわいらしい象の置物も小さくて持ち帰りやすいのでお勧めします。
②ラタンの鍋敷きやコースター
タイの伝統工芸の一つである竹細工(ラタン)の精巧に編み込まれた鍋敷きやコースターもお土産にぴったりです。
コップやお椀などの割れ物は、持ち帰り時に細心の注意が必要ですが、平たく軽い竹細工なら持ち帰りも安心。
チャトチャックマーケットにはたくさんの竹細工専門店があるので、足を運んでみてください。
インテリア
南国の心地よい雰囲気を演出してくれるインテリアも、タイでならたくさん購入することができます。
例えば、ラタンやシェルでできたランプシェード、ラタンのティッシュケースはお部屋を一気にアジアンな雰囲気に変えてくれます。
また、カラフルなかごは絵画のように壁掛けにしてもおしゃれです。
購入はチャトチャックマーケットのインテリア雑貨セクションがおすすめです。
美容・コスメ系お土産
コスメや美容グッズも大人気のタイでは、買って帰りたいグッズがたくさん売られています。
このセクションでは著者おすすめのコスメをハーブ系・プチプラ系・老舗コスメに分けて紹介します。
オーガニックのハーブ系コスメ
言わずと知れた大人気のハーブアロマブランドの「HAAN」「TAAN」「PANPURI」では、高品質なハーブをふんだんに使ったソープ、アロマオイル、キャンドルなどがお土産に大人気です。
たくさんの商品があり、どれを買おうか迷ってしまいますが、お店では、店員さんが一つ一つの香りや効果をじっくりと紹介してくれます。
決して安い金額ではありませんが、自分へのご褒美やギフトにもぴったりのコスメです。
プチプラ系コスメ
ピンクの看板でおなじみのタイのコスメショップEVEANDBOYでは、日本ではお目にかかれないタイ発のコスメがたくさん手に入ります。
例えば、「CATHY DOLL」のハイライトはなんと「ひんやり触感」!暑い日のメイク時間は特にハイライトの時間が待ち遠しくなるほど使っていて楽しいグッズです。
細かなキラキラの光がお肌をぱっと明るく見せてくれます。
また、「SASI」のバームチークはなんと1つ70バーツ(≒400円)とお手頃!にも関わらず高発色。
色展開も豊富なので著者は何色も買いそろえています。
老舗コスメ
タイコスメで最も有名なのは「SRICHAND」(シーチャン)ではないでしょうか。
特にフェイスパウダーは暑い日の汗にも負けずしっかりと肌をカバーしてくれることで大人気です。
先ほど紹介したEVEANDBOYのほか、watsonsやbootsなどのドラックストアでも基本的には取り扱いがあるので、立ち寄って試してみてください。
空港・スーパーで買える定番のお土産
ここまでのセクションではおすすめのお土産をカテゴリ別に紹介しましたが、こちらでは時間がない方に向けて空港・スーパーで見つけられる定番グッズを紹介します。
空港
①タイのローカルの名産品
タイ政府が推進する「一村一品運動(OTOP)」のお土産さんでのショッピング。
タイ政府のプロジェクトであることから、高品質の各地域の名産品のお菓子や伝統工芸品のショッピングをすることができます。
②ばらまき土産用のおかし
ドンムアン・スワンナプーム空港共に保安検査後のゲート内でもお土産購入が可能です。
特に、ドライマンゴーやココナッツクッキーなどは複数個(4〜6個)がセットになって販売されているので、お土産を渡したい相手がたくさんいるときにも便利。
市内では試食ができるお店は少ないですが、空港では試食を用意しているお店も多いので、じっくりと選べます。
➂免税のメリットを生かしたショッピング
保安検査後のお土産購入の利点は免税対象であること。
特にお値段の高いジムトンプソンのシルクはベンジャロン空港で購入するのがおすすめです。
スーパー
先ほども紹介したように、お菓子や食品関係のお土産購入ならスーパーが一番のおすすめです。
スーパーでは「タイ王室プロデュース」の「DOI KHAMブランド」の商品は大人気のお土産グッズです。
元々は、農村地域の経済循環やサポートを目的として、前国王のラーマ9世がはじめられたものです。
農産物を生かした様々な商品がありますが、著者の周りで好評なのは「はちみつ」、「ドリップコーヒー」、「パッションフルーツとマンゴージャム」でした。
日本人のいつもの食生活にも取り入れやすい商品がたくさんあるので、お気に入りを探してみてください。
お土産の選び方と予算の目安
最後にタイのお土産選びのコツと予算の目安について紹介します。
お土産選びのコツ
①かさばらないものを多めに購入しておく
旅行帰りにあるあるなのは、渡すお土産が足りなくってしまうこと。
タイのお土産はどれもお手頃なので、余ったら自分が使う(食べる)ぞ!という気持ちでたくさん購入しておくことをおすすめします。
著者は、多めに購入するお土産としては、シーズニングや小さなはちみつを選んでいます。
②店舗休業日や休憩時間に注意
コロナ後から時間が変わっているにもかかわらず、WEBやブログでは時間が反映されていないお店も多いのがタイならではのゆるさでもありますが、お店に行ってやっていないこともしばしば…。
目星のお土産屋さんの休業日はかならずgooglemapで確認してから向かうようにしましょう。
また、タイ人はお昼の前後に1時間ほどお店を一時閉店することもあります。
個人経営のお店に行くときは、なるべくお昼の前後の時間をさけるのもおすすめです。
予算
何を購入するのかによって予算は大幅に上下するので、簡単な目安を紹介します。
ブランドや購入場所によっても変わるのでご注意ください。
また、マーケットではカードの利用上限が高く設定されていることも多いので、現金は十分に持っていくようにしましょう。
【目安の予算】
| 商品 | 目安の金額(日本円) |
| スーパーのスナック菓子や調味料 | 1つ20バーツから(100円ほど) |
| DOI KHAMブランドのジャムやコーヒー | 1つ150バーツ程度(600円ほど) |
| お土産用のココナッツクッキーやドライマンゴーセット(5個入) | 1セット600バーツ程度(3000円ほど) |
| 高級アロマコスメグッズ | 1つ1000バーツ前後(5000円程度) |
| プチプラコスメ | 1つ300バーツ程度(1400円程度) |
| ポーチ | 1つ50バーツ程度(300円程度) |
| 竹細工のバック | 1つ500バーツ程度(2000円程度) |
まとめ
今回の記事では、タイ旅行で購入したい、おいしいお土産からタイ気分を持ち運べる小物や雑貨まで幅広い商品を紹介しました。
タイ在住の日本人インフルエンサーの方も素敵な商品をたくさん紹介しているので「#最新タイ土産」などでSNSをチェックしてみるのもおすすめです。
タイのお土産はお手頃な価格でかわいらしいものも多いので、著者はいつもスーツケースに入りきらず新しい大きなバックを購入して持ち帰っていました…みなさんもくれぐれも買いすぎには気を付けて、ショッピングを楽しんでください!
①経歴
日本の公立中高を卒業後、理系の大学に進学。
現在は、タイの大学院に留学しています。
②資格
・TOEIC 805点
・IETLS Academic 6.0
③留学経験
・オーストラリア(2週間)→中学3年次にホームステイ
・タイ(1年)→修士課程に在学中
④海外渡航経験
長期でのんびりと滞在する旅行スタイルが好きで、シンガポール(1か月)、タイ(1年)、アメリカ(1か月)に滞在。
ほかにも、マレーシア、カナダ、オーストラリア、韓国、台湾、香港などを旅行しました。
⑤自己紹介
これまで長期の語学留学経験はなく、日本の公立中高に通いながら、ほぼ独学で英語を学んできました。英語を使うことで、世界中の最新の研究やデザインに触れる機会が増え、自分の視野が大きく広がったと感じています。特に東南アジアの都市が好きで、現在はタイの大学院で学んでいます。この経験を活かしながら、多くの方に英語を学ぶ楽しさや魅力を伝えていけたらと思っています。