ダバオのナイトマーケットでローカル体験を!屋台の種類や行く際の注意点を解説

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フィリピン旅行といえば、まずセブ島、次にマニラなどが定番ですね。

しかしフィリピン第三の都市と言われているダバオについて知っている人は、日本には少ないです。

ダバオに訪れる海外旅行者は年々増えており、この波に乗り遅れるわけにはいきません。

というわけで今回の記事ではダバオについて紹介するのですが、ただ情報を並べるだけでは芸がありません。

今回はダバオの目玉の1つである、ナイトマーケットにフォーカスを当てて紹介していきます。

そもそもダバオってどんなところ?

とはいえ「ダバオなんて都市初めて聞いた」という方も、もちろんいるはずです。

まずは、ダバオという都市がどういう場所なのか、ダバオについて基本的なことを軽く知っておきましょう。

場所と環境

ダバオはフィリピン南部のミンダナオ島にある都市です。

面積は約2,400平方キロメートル(東京23区の約4倍)で、人口はおよそ145万人と、フィリピンの3大都市にふさわしい大都市です。

大都市とはいえ、アポ山や熱帯雨林、ダバオ湾などがあり、自然を満喫するにも困りません。

実際に自然を求めたアクティビティを目当てにダバオを訪れる観光客も多くいます。大都市と自然の共存は、ダバオの大きな魅力でしょう。

文化・産業・宗教

フィリピンは多文化国家として知られており、大都市ダバオも例に漏れず多くの文化が共存しています。

先住民族の伝統とキリスト教文化が融合して存在しており、お祭りなどのイベントは民族や宗教に関わらず、国民みんなで盛り上がります。

またダバオはフィリピン南部の経済の中心で、特にバナナやパイナップル、ドリアンなどの農業は世界中に輸出する規模となっています。

治安は良い?

ダバオは、ミンダナオ島の中では比較的治安が安定している都市として知られています。

過去に市全体を挙げた大規模な治安対策が行われた経緯があり、現在も禁煙やゴミのポイ捨てなどに厳しいルールを設けるなど、規律の維持に努めています。

ただし、スリや置き引きなどの犯罪に巻き込まれないよう、貴重品の管理といった基本的な防犯対策は必ず行ってください。

フレンドリーな人が多いのもダバオの魅力ですが、安全に滞在するためには、海外にいるという意識を常に持つことが大切です。

ダバオのナイトマーケット概要

ここからはいよいよ、ダバオのおすすめ観光スポットナイトマーケットを解説していきます。

まずはざっくり、どんな場所なのかを見ていきましょう。

内容

日本の夏祭りで屋台が並ぶような雰囲気です。

バーベキューや焼き鳥、海鮮料理、フィリピン料理、フルーツなどを売る屋台が所狭しと並び、地元民だけでなく国内外からのお客さんで賑わっています。

特に有名なロハスナイトマーケットではゆっくりと座ることができるスペースもあり、しっかりと食事をとることも可能です。

音楽やダンスなどのパフォーマンスもあるので、観光目的で行っても十分に見応えを感じることができるでしょう。

場所

最も有名なダバオのナイトマーケットであるロハスナイトマーケットは、市内の中心部のロハス大通り沿いにあります。

日中は普通の道路なのですが、夜になると歩行者天国になり、屋台が立ち並びます。

周辺にホテルなどの宿泊施設も多く、商業施設が集まるエリアなので、アクセスは比較的容易でしょう。

マーケットは一本道なので、迷うこともありません。警備体制も充実しているので、フィリピン初心者でもハードルが低いのは魅力ですね。

営業時間

営業時間は、ざっくり夕方6時ごろから深夜までです。日が暮れる頃に屋台が準備を始め、7時から9時のゴールデンタイムには人が溢れかえります。

深夜まで営業はしており、人混みが苦手な人はゴールデンタイムを過ぎたあたりに訪れると良いでしょう。

ただ、その時間には人気の食べ物が売り切れてしまっている可能性があるので、気をつけましょう。

また、警備があるとはいえ夜は遅くなればなるほど危険度が上がります。人通りが少ない場所は避け、帰りはタクシーを使うことをおすすめします。

ナイトマーケットにある主な屋台

日本で屋台の食べ物といえば、焼きそばや焼き鳥、わたあめなどが定番ですね。

では、ダバオのナイトマーケットの定番は何なのでしょうか?ジャンルごとに分けて見ていきましょう。

ガッツリおかず系

焼き鳥、バーベキュー、シーフードのグリルなど、ガッツリお腹にたまるしょっぱい系が中心です。

その場でグリルを使って焼いてくれる屋台が多く、焼きたてをその場で頬張れるのが魅力です。

マーケットに行くと、美味しそうな肉の塊が刺さった串を片手に歩き回る人を多く目にすることでしょう。

味付けはソースやガーリック系、マリネなど、日本人にも受け入れやすい味が多いですね。

サッパリフルーツ系

ダバオの名産はフルーツです。そのままのカットフルーツやフルーツを使ったスイーツ、ドリンクなどの専門店がたくさん並んでいます。

特に有名なのが、ダバオの名産ドリアンを使ったスイーツやドリンクです。観光客にはドリアンシェイクが人気で、その独特な香りと濃厚な味わいは、普段なかなか味わうことができません。

ブコパイやカカニンなどのローカルスイーツも人気です。安価でサイズも大き過ぎないため、マーケットを訪れた際はいくつも試してみたいですね。

サクッと軽食系

揚げ春巻きやフライドライスなどの、軽く食べることができるものもあります。

ルンピアやパンシット、バロットなどはフィリピンでは一般的なスナックで、地元の人々も頻繁に食べます。

「たくさんのお店を回れるように」とそれぞれのお店が気を遣って安価で小サイズの料理を提供しているため、たくさんの種類の料理を試してみましょう。

ダバオのナイトマーケットへのベストな交通手段

食べ物のことを考えたらワクワクし始めた人が多いのではないでしょうか?

ここからは、ダバオのナイトマーケットへのアクセスを見ていきます。

タクシー

まず一番確実で安全なのがタクシーです。フィリピンに慣れていない方は、主な移動手段として使いましょう。

ただし、個人営業のタクシーはぼったくりや置き引き、ひどい場合では恐喝や強盗の被害に遭う可能性もあります。

ダバオ市にはホワイトタクシーと呼ばれる正規のメータータクシーが多く走っています。そういった安全性の高いタクシーやGrabなどのアプリで手配したタクシーを利用するようにしましょう。

バス・ジプニー

フィリピンに慣れている人は、バスやジプニーを利用してみても良いかもしれません。

ジプニーはフィリピン国内全域を走る乗合バスで、ダバオのような大都市には網の目のように走っています。

現地に住む人たちに近い感覚を味わうことができ、旅をより味わい深いするものにできます。

ただしスリの危険性は高いので、十分な注意が必要です。あからさまに慣れていない外国人観光客は、スリにとっては最高のターゲットです。

徒歩・トライシクル

ロハスナイトマーケットに行くのであれば、徒歩圏内にホテルがあるので、歩きでも十分にアクセス可能です。

ゆっくりと自分のペースで歩いて向かうことで、夜に染まっていきマーケットのために活気付いていく街並みや、様々な表情で過ぎ去っていく人たちを観察しながらマーケットに向かうことができます。

短距離移動であれば、トライシクルと呼ばれる三輪タクシーを利用しても良いでしょう。タクシーのように1つのトライシクルを自分で独占できるので、市内観光では重宝するでしょう。

ナイトマーケットに行く際の注意点

ダバオは海外の主要都市の中では、比較的に治安が良いエリアです。しかしそれでも、日本に比べればはるかに危険です。

今回は食べ物についても紹介したので、食べ物も含めた注意点を紹介していきます。安全チェックリストも載せているので、ダバオを訪れる際はチェックしてください。

食べ物は安全?

屋台の食べ物は安全とはいえません。

その地域の食生活に慣れている現地の人であればなんともないけど、日本人が食べると百発百中でお腹を壊すような食べ物もたくさんあります。

特に鶏肉やシーフードはしっかりと火が通っているかを確認しましょう。飲み物はカップのものよりも、缶やビンに詰められ封がされているものを選ぶと安心です。

盗難対策は万全に

市がマーケット全体の安全対策を徹底してくれていますが、それでもスリや置き引きなどの軽犯罪は横行しています。

最低限の荷物を持っていく、自分の荷物から目を離さない、荷物は常に前に持つなどの対策を徹底してください。

安全チェックリスト

・加熱状態を確認:鶏肉やシーフードはしっかり火が通っているかをチェック。
・人気店を選ぶ:地元の人で行列ができている屋台は回転率が高く、食材の鮮度も比較的安心。
・飲み物は密封タイプ:氷入りドリンクは避け、ペットボトルや缶入りを選ぶと安全。
・手の清潔を確保:アルコールジェルやウェットティッシュを携帯し、食事前に手を拭く。
・少量ずつ試す:油分や香辛料が強い料理は体調に影響する場合があるため、最初は少しずつ挑戦。
・生フルーツは注意:カット済みフルーツは避け、皮付きでその場で調理されたものを選ぶと安心。
・バッグは前掛け:リュックよりショルダーやウエストポーチを体の前で管理。
・現金は分散:財布を丸ごと持ち歩かず、小額の現金だけを取り出しやすく持つ。
・スマホは常に手元:写真撮影中も手から離さず、ポケットに無造作に入れない。
・高価品は控える:目立つアクセサリーやブランド品は身に着けず、身軽な格好で訪れる。
・複数人で行動:仲間と声を掛け合い、混雑した場所ではお互いに注意を向け合う。
・警備を活用:不審な状況を感じたら近くの警備員や警察に声をかける。

まとめ

「ナイトマーケット」と聞くと、少し身構えてしまうかもしれません。

しかし正しい知識を持って訪れれば、たくさんの非現実と興奮を味わうことができる最高のスポットなのです。ぜひ今回の記事をブックマークして、ダバオ旅行を検討してみてください。

ちなみにダバオは観光客が多い地域なので、英語が広く通じます。言葉が通じるのと通じないのでは旅の充実度が全く違うので、基礎的な英語力は身につけていきましょう。

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