
留学エージェントを利用したことはありますか?
留学経験者の多くは、エージェントを通して学校選びやさまざまな準備を進めてきたのではないでしょうか。
今回は、「これから海外に出たいと考えている人をサポートしたい!」と思っている方に向けて、
留学エージェントの仕事内容を徹底解説します。
英語が好きな方、留学経験のある方、海外居住経験のある方などにぴったりの仕事です!
新卒・中途問わず、これまでの経験を活かせる天職になるかもしれません。
- そもそも留学エージェントとは?
- 留学エージェントの主な仕事内容
- 留学エージェントのやりがい
- 留学エージェントの大変さ
- 留学エージェントへの就職に有利な経験や資格は?
- 留学エージェントに採用されるためのポイント
- まとめ
そもそも留学エージェントとは?
「自分が留学したときにエージェントにお世話になったけれど、実際にはどんな仕事をしているのだろう?」と思ったことはありませんか?
留学エージェントとは、海外留学を希望する人に代わって、学校選びから各種トラブル対応、帰国後のフォローまでを一貫して行う代理店(代理人)のことです。
留学は人生で何度も経験するものではありません。費用も決して安くなく、休学や休職、場合によっては退職をして挑戦する人もいます。
私自身も、8年間勤めた会社を辞め、セブ島とマルタへ留学しました。
大きな決断だったので不安は尽きませんでしたが、複数の留学エージェントに相談したことで、納得のいく決断ができたと思っています。
人生を大きく左右する決断だからこそ、一人で抱え込まず、留学のプロに相談することで安心感が得られ、満足のいく経験につながります。
そんな重要なサポートを仕事にできるのが、留学エージェントという職業です。 やりがいの大きさは言うまでもありません。
次の項目では、その具体的な仕事内容を詳しく見ていきましょう。
留学エージェントの主な仕事内容
一般的に、留学エージェントがどのような仕事をしているのかをご紹介します。
会社や職種によって業務範囲が異なる場合もありますし、仕事内容も多岐にわたります。
留学フェアなど説明会の企画・運営
社会人が留学する場合、いきなり個別カウンセリングを受けることが多いかもしれませんが、学生の場合は留学フェアなどで情報を得ることも多いです。
実際に、学校を訪問したりイベントを開催したりして、留学に関する説明会を行うエージェントもあります。
私が通っていた大学でも「留学フェア」という説明会が定期的に開催されており、留学ルームには複数の留学エージェントのチラシが並んでいました。
こうした地道な営業活動や説明会の企画・運営も、エージェントの大切な仕事のひとつです。
説明会は、留学に興味を持つ人たちに直接情報を伝えられる貴重な機会であり、疑問や不安を解消する場としても役立っています。
その結果、参加者の留学への一歩を後押しすることができるのです。
留学先の選定や入学手続き
いざ留学を決めたら、まずはどの国に行くか、どの学校に通うかを決める必要がありますよね。
留学の満足度を大きく左右する重要な部分なので、留学経験者の多くはカウンセラーとじっくり話し合って検討したのではないでしょうか。
英語やスペイン語のように渡航先の選択肢が多い言語もあれば、選択肢が限られる言語もありますが、それでも学校の数は星の数ほどあります。
加えて、大学や大学院への進学、Coop留学、語学学校など、留学自体にも多様な目的や形態があるため、選択肢はさらに広がります。
また、その学校の雰囲気や国籍比率、年齢層など、留学を検討する人は多くの不安や疑問を抱えています。
こうした一つひとつに丁寧に向き合い、個々の留学を成功に導くのが、留学先の選定という重要なフェーズです。
学校が決まった後は、ビザ取得や入学手続きなど複雑な手続きをミスなく進め、スムーズに留学生活をスタートできるよう手配します。
滞在先でのサポート
滞在先についても、寮かホームステイか、一人部屋かルームシェアか、さらに食事は3食付きか自炊かなど、細かい希望を丁寧にヒアリングして決めます。
それでも、留学中には思いがけないトラブルが起こることがあります。
そんなときには、留学生が感じる不安に寄り添い、滞在先の変更希望などにも柔軟に対応するサポートを行います。
留学後のキャリア相談
もちろん、「外国人とコミュニケーションを楽しみたい」
「洋画を字幕なしで観たい」といった趣味や自己成長を目的とした留学を希望する方もいますが、
「語学学校で学んだあとに海外の大学を受験したい」
「海外で働きたい」
「日本で英語に関わる仕事がしたい」など、
留学の先に明確な目的を持つ方も多くいます。
せっかく費用や労力をかけて留学するのですから、多くの留学生はその経験をその後のキャリアにしっかり活かしたいと考えていますよね。
あなたが留学した目的は何でしたか?留学後のキャリアまで寄り添い、サポートすることも留学エージェントの大切な仕事の一つです。
留学エージェントのやりがい
先ほども述べたように、留学は人生の中でも大きな決断です。
日本の大学に進学するのか、海外の大学に挑戦するのか、休学や休職・退職を伴うのか、そもそも本当に留学が必要なのか。
こうした決断は本人だけでなく、その後の人生にも大きな影響を与えます。
そして、このように人の人生に深く関わる仕事は、そう多くないと思います。
私自身の経験ですが、初めてのセブ島留学では日本人が8割以上を占め、環境に流されてしまい思うように英語が伸びず、帰国後ももやもやした気持ちが残っていました。
もう一度留学したいと思いながらも、バリバリ働いている友人や結婚して子育てをしている友人が多い30代で、仕事を辞めて2度目の留学をすることが本当に正解なのか、今から英語の勉強を始める意味があるのか、とたくさんの不安がありました。
しかし留学カウンセラーに相談し、最終的にマルタへの留学を決めました。
学校選びでは、セブ島での反省点や自分のコンプレックスを伝え、日本人比率の低い学校かどうか、年齢層が高めの環境かなどを逐一学校に確認してもらいました。
エージェントの方からすれば面倒なお願いだったかもしれませんが、最後まで寄り添ってくれたおかげで、人生で最も楽しく充実した2か月を過ごせました。
感謝してもしきれません。
今回私は留学生としてお世話になる立場でしたが、留学エージェントは多くの人から直接感謝の言葉を受ける、とてもやりがいのある仕事です。
留学エージェントの大変さ
留学は人生における大きな転機であるため、留学エージェントには多くの大変さと責任が伴います。
まず、世界情勢は日々刻々と変化しており、各国の最新情報やビザの条件変更などを常に把握し続けることが求められます。
こうした情報収集を怠ることはできません。
また、『留学エージェントの主な仕事内容』でご紹介した業務に加え、事務対応やカスタマーサポートも同時進行で進めなければならず、多岐にわたるタスクを効率的にこなすスキルも必要です。
さらに、コロナ禍のような予測不能な異常事態が再び起こる可能性もあります。
日々変化する状況に対応するだけでなく、イレギュラーな事態に対しても臨機応変に対応しなければならないため、非常に大きなプレッシャーと責任を伴う仕事と言えるでしょう。
こうした厳しい環境の中でも、留学生の夢や目標をサポートするため、日々努力を続ける留学エージェントの姿勢には頭が下がります。
留学エージェントへの就職に有利な経験や資格は?
留学エージェントとして働くことに興味を持った方へ。ここでは、就職や活躍に有利となる経験や資格をご紹介します。
もし「足りないかも」と感じる項目があれば、今からでもできそうなことに挑戦してみるのも良いでしょう。
一歩ずつスキルや知識を積み重ねて、夢の実現に近づけてください。
留学経験や海外生活経験
自分自身が体験したことだからこそ、より具体的で説得力のあるカウンセリングが可能になります。
私は留学カウンセラーではありませんが、30代で語学留学を2回経験しているため、留学を迷っている友人には自分の経験に基づいたアドバイスができますし、大人になってから英語学習を始めた方の気持ちにも寄り添いやすいです。
一方で、自分が経験していないことについては、相手が不安に感じているポイントや気にする点に気づきにくく、どうしても一般論でしか答えられないことが多くなってしまいます。
また、留学エージェントの求人情報を見ると、「海外経験○年以上」といった条件を掲げているところが多く見受けられます。
語学力
もし自分が留学する立場だったら、その言語を全く話せない人と、堪能な人、どちらに相談したいでしょうか?
答えは明確ですよね。
留学エージェントとして働くには語学力が必須であり、求人情報にも明確な基準が設けられていることが多いです。
留学エージェントに採用されるためのポイント
たとえ海外経験が豊富で語学力が高くても、留学エージェントとして採用されるためには他にもいくつか重要なポイントがあります。
職種によって求められるスキルは異なりますが、ここでは代表的な「留学カウンセラー」に絞ってお伝えします。
各ポイントに対して、具体的なエピソードでアピールできるように準備しておきましょう。
コミュニケーション能力
わかりやすく説明する力はもちろん、相手の不安や迷いを引き出す傾聴力も重要です。
海外経験を通じて実際にコミュニケーション能力を発揮したエピソードがあれば、具体的に棚卸しておきましょう。
カスタマーサービススキルやホスピタリティ
日本国内でもトラブル対応は大変ですが、海外に関わる問題となるとさらに高度なスキルが求められます。
丁寧で親切な対応はもちろん、問題解決力、柔軟性、忍耐力も必要です。
情報収集能力
留学業界は日々変化しているため、自ら積極的に最新情報をアップデートし続ける姿勢が求められます。
海外情勢などは、ニュースを見て把握しておきましょう。
まとめ
留学後に「英語を生かした仕事をしたい」と考える方は少なくありません。
留学エージェントの仕事は、自分が経験したかけがえのない体験を、今度は他の人に伝え継いでいける、とても社会貢献度の高い仕事です。
しかし決して楽な仕事ではないため、事前に大変さをしっかり理解しておくことが、ギャップを埋める秘訣でもあります。
「せっかく就職できたけれど、思っていたのと違った」ということがないように、仕事内容をよく把握し、ご自身のキャリア形成のヒントにしていただければ嬉しいです。
◇経歴
31歳のときに「be動詞って何だっけ?」というところから勉強を始めました。年齢を重ねてからの学習に、難しさや焦りを感じている方の背中を押せたらと思っています。
◇英語に関する資格
TOEIC830点
◇留学経験
セブ島3か月、マルタ共和国2か月
◇海外渡航経験
マルタ共和国滞在中にイタリア人と仲良くなり、お家に招待いただきました。英語学習を始めたころ、海外とは無縁だった私にとって想像もしていなかった経験です。イタリア国内を案内してもらうだけでなく一人でベネチアやヴェローナなどを巡り、度胸もつきました!
◇自己紹介
元々勉強が好きではなかったので、英語も全くと言ってよいほどのレベルでした。でも「英語を勉強する!」と決めてからは、時には泣きながら時には貴重な経験を得ながら、毎日少しずつ努力をしてきました。
今では、英語学習の大切さを日々実感するとともに、一念発起した過去の自分に感謝しています。
これまでの努力を無駄にしないよう、今後も楽しく英語を勉強していきます。