社会人のためのセブ島1週間留学ガイド:短期間で英語力をどこまで磨くことができる?

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英語の勉強を始めた人なら、1度は海外留学をしたいと思うでしょう。1~2年ぐらい海外生活をすることができたら素敵ですよね!でも、長い休みを取ることができない社会人には、ちょっと無理です。それなら、1週間だけでも海外で英語漬けの勉強をするのはいかがでしょうか?

セブ島には1週間の留学コースがあります。これなら、仕事をやめることなく、有給休暇や夏休みを利用して留学が可能です。ここでは、社会人も参加できるセブでの1週間留学について、費用やスケジュール、またその効果や楽しめるアクティビティについても解説致します。

社会人が1週間でセブ島留学を選ぶ理由

日本の社会人はたいていとても忙しいです。1か月あるいはそれ以上の長期の休みを取るのはほぼ不可能です。しかし、1週間なら、有給休暇や夏休みを使えば何とか休める範囲でしょう。

セブ留学を選ぶ理由は次のようなことが挙げられます。

費用が安く、1週間のコースがある

授業時間が確保されている

学習意欲を高め仕事にも生かせる

適度なリフレッシュがある

費用が安く、1週間のコースがある

海外に長期で滞在するには、相当の費用がかかりますが、1週間なら無理なく払える範囲です。欧米に留学することを考えると、セブ島ならば航空運賃が安く、授業料もリーズナブルですので、負担は少なくて済みます。

授業時間が確保されている

セブの語学学校は授業時間が長く、1対1のマンツーマン授業ですので、1週間でも英会話上達の効果が期待できます。

学習意欲を高め仕事にも生かせる

社会人なら、仕事を離れ、もう一度学びの機会があることは帰国後の英語学習のモチベーションを高めることにつながります。

仕事上で英語が必要な場合は、TOEIC対策プレゼン練習などの集中コースで勉強することで、その後の仕事がスムーズに進むきっかけになります。

適度なリフレッシュがある

セブでは週末にできるアクティビティが豊富です。アイランドホッピングやジンベイザメウォッチング、スパ体験などでリフレッシュできるのも魅力です。

1週間留学の費用とその内訳

セブに1週間留学するには約18~22万円かかります。その内訳の一例は次のようになります。

航空券と海外旅行保険

ビザ関連費用

学費、宿泊費、食費

現地費用

航空券と海外旅行保険

航空券は時期によって異なりますが、平均的な料金は5万円です。海外旅行保険は、基本的なプランで、約3000円です。

ビザ関連費用

SSP費用:6,800ペソ(約17,800円)

SSP E-CARD費用:4,000ペソ(約10,400円)

SSPは、特別就学許可証で留学生には必須です。
SSP E-CARDは、SSPの許可を証明するカードのことです。
留学生はフィリピン滞在中この許可証を携帯している必要があります。

学費、宿泊費、食費

レッスン、宿泊費、食費 60,200円
入学金 21,000円
海外送金手数料 4,200円 (日本から料金を振り込むための費用)
合計 85,400円

現地費用

交通費 300~500ペソ(約800~1,500円)
通信費 270~5,000円(SIMカード利用あるいはポケットWi-Fi利用により変動)
娯楽費 5,000~10,000円
教材費 2,700~5,400円
電気代 270円
写真代 270円(SSP申請に必要)
現地費用の総額は約9,000~22,000円

以上の合計が約18~22万円となります。

節約方法

この費用をさらに安く済ませたいなら、次のような方法があります。

・LCC(格安航空会社)を利用する。

セブパシフィック、エアアジア、ZIPAIRなどを利用し、直行便よりも経由便を選ぶとさらに安い料金でセブまで渡航できます。

・相部屋(2~4人部屋)を選ぶ

宿泊費が数千円~1万円ほど安くなります。

・食事つきの寮を選ぶ

学校の寮を利用し、1日2~3食を寮で食べると、外食代が節約できます。

・観光は適度に

レジャーについては、あれもこれもと欲張らずに特に行きたいところだけに絞って費用を節約するのも一つの方法です。

・語学学校のキャンペーンを利用する

語学学校によっては、割引料金やキャンペーン料金を設定しているところがあります。予定している留学の時期に割引料金が適用されれば、かなりの節約になります。留学エージェントなどに相談してみましょう。

1日のスケジュールと学習内容

セブ島の社会人向け1週間留学の具体的なスケジュールの一例を紹介します。

7:00〜8:00朝食
8:00〜8:50マンツーマンレッスン①(スピーキング)
9:00〜9:50マンツーマンレッスン②(文法・構文)
10:00〜10:50マンツーマンレッスン③(リスニング)
11:00〜11:50マンツーマンレッスン④(リーディング)
12:00〜13:00昼食・休憩
13:00〜13:50マンツーマンレッスン⑤(ビジネス英語)
14:00〜14:50グループレッスン(ディスカッション)
15:00〜15:50自習・復習・オンライン教材学習
16:00以降フリータイム・課題・外出など

これだけのレッスンをこなすのはハードですが、それだけ実力がつきます。また、学習内容の例としては次のようなものがあります。

1. スピーキング強化

日常会話練習(自己紹介、買い物、外出の時の会話)
ロールプレイ(レストランでの注文、ホテルチェックインなど)
発音の矯正・イントネーションの指導

2. 文法・語彙

苦手な文法の確認と応用練習(時制、助動詞など) 中学〜高校レベルの復習
フレーズの復習と英作文のトレーニング

3. リスニング

英語ニュースや音声教材を使った理解力アップ
フィリピン人講師との会話による実践的リスニング

4. リーディング・ライティング

英語の記事を読んで要約 短文エッセイや日記を書いて添削指導

5. ビジネス英語

メールの書き方 電話対応の英語表現 プレゼンテーションの練習

1週間留学でどこまで英語力を磨くことができるのか?

セブ島で1週間留学生活をすると、かなり英語力がつきます。ただし、1週間という短期のため、ネイティブスピーカー並みに話せるようになるのは難しいです。1週間で達成できることとしては、次のようなことが挙げられます。

リスニングの力がつく

英語を話すことへの抵抗がなくなる

モチベーションが高まる

リスニングの力がつく

1日中英語を聞いて生活すると、ほとんどの人は英語の音を聞くことが当たり前になり、現地の人たちが早口で言っていることも徐々に聞き取れるようになります。

日本の学校で英語の勉強をするときは、授業中だけテキストを読んだり聞いたりして理解するわけですが、留学中は1日中英語の聞き取りが必要です。

必然的に相手の言うことを聞き取ろうとするので集中力がつき、リスニング力強化につながります。参加者は、1週間でも聞き取りの力がついたことを実感できます。

英語を話すことへの抵抗がなくなる

外国人と向かい合うと緊張してしまって、英語が口から出てこないという人がいます。特に日本人は日常生活で英語を話したことがないために、外国人に話しかける勇気がない人が多いです。

しかし、1週間、朝から晩まで英語漬けの生活をすると、外国の人を相手にしてもほとんど緊張せずに、自然に英語で話せるようになります。

話の内容は、ごく初歩的なことでOK、英語の文章はごくシンプルなもので問題ありません。積極的に話そうとする人は必ず英会話が上達します。

モチベーションが高まる

1週間でネイティブスピーカー並みに英語をスラスラ話せるようになることは難しいです。でも、この1週間で英語を少しでも話せるようになれば、帰国後はもっと勉強したくなり、さらに英語力強化につながります。実際に自分の英語が通じたという経験はとても貴重なのです。

自分の弱いところ(リスニング力が不十分、語彙不足、知っているフレーズが少ないなど)がわかれば、帰国後にその弱点を克服しようとまた勉強に励むようになるでしょう。そうしたことに気付いてさらに勉強しようと思うことも英語留学の収穫と言えます。

留学中におすすめのアクティビティと観光スポット

セブは週末に楽しめるたくさんのアクティビティがありますが、その中でもお勧めできるものを紹介します。

アクティビティなら

・アイランドホッピング

セブ近郊の島々をボートで巡るレジャーで人気があります。

・ジンベイザメと泳ぐ

セブ島南部で行われ、世界最大の魚ジンベイザメを見、実際に一緒に泳ぐこともできるツアーで大人気です。

・カワサン湾キャニオニング

山道を通り川に飛び込みながら進むスリル満点のアクティビティ。日本ではまずできない貴重な体験です。

・マッサージやスパ体験

セブ市内にあるマッサージ店でマッサージやスパを受けて疲れを癒します。料金も1時間で500~1000円と安価です。

観光スポットなら

・サン・ペドロ要塞

スペイン統治時代の歴史が学べる旧跡。

・マゼランクロス&サントニーニョ教会

セブ市中心部にある歴史的なスポットで、カトリック文化にも接することができます。

・TOPS展望台

セブ市内を一望できる絶景スポット。夜景も素晴らしいです。

・ショッピングモール巡り

アヤラモール、SMシーサイドなど、お土産や日常品の買い物のほか、カフェ、映画も楽しめます。

セブ島留学をする際の注意点

せっかくセブ島まで行くなら、ぜひこの留学を実りあるものにしたいですよね。1週間の留学を成功させるためには次のようなことに気を付けましょう。

治安に気を付け、金銭管理をする

体調管理をする

語学学校のルールを守り、文化の違いを理解する

事前に十分に英語の基礎固めをしておく。

治安に気を付け、金銭管理をする

セブ島は観光地で比較的安全ですが、万全とは言えません。人混みに行くときには、現金や貴重品は最小限にして、スリなどの被害にあわないように気を付けましょう。夜間の一人歩きや知らない場所へ一人で出かけるのは避けるのが賢明です。

体調管理をする

外国で体調を崩すことは非常に不安なものです。出国前に予防注射を済ませ、持病のある人は薬を持参するなどできるだけの準備をしておきたいですね。現地では、生水を飲まない、屋台や露店のものを食べないなどの注意も必要です。万一病気になった場合に備えて海外医療保険に加入しておくと安心です。

語学学校のルールを守り、文化の違いを理解する

語学学校のルールはそれぞれ違いますが、門限、禁酒、禁煙などの基本的な規則には違反しないようにすることが大事です。

また、現地の人々と交流するときには、フィリピンの文化の違いを理解した上で、友好的な関係を築く必要があります。

たとえば、フィリピンの人々は時間にこだわらないことが多く、交通機関なども時間通りに動かないことがあります。そのような場合にもあまりイライラせずに寛容になりたいですね。

事前に十分に英語の基礎固めをしておく

英語の基礎固めは非常に大切です。留学さえすれば、英語をモノにできると考えがちですが、これは間違いです。基礎学力があれば、留学して実践を積むことによって飛躍的に英会話の力をつけることができます。

しかし、その基礎ができていないと、フィリピン人の先生の言うことが分かりません。また、練習しても覚えることが多すぎて、スムーズに勉強がはかどりません。ぜひ、出発前に中学校レベルの英語の基礎を復習しておいてください。

まとめ

セブで社会人が1週間の留学をすることは有益です。
・1週間なので休みを取りやすく、費用もリーズナブルです。
・1週間マンツーマンで英語の勉強をし、英語漬けの日々を送ることで英語のリスニング力がつきます。
・英語を話すことに抵抗がなくなります。
・帰国後も英語学習のモチベーションが高くなります。
・適度なアクティビティを通して、フィリピンの文化を知り、リラックス効果も期待できます。

社会人の皆様、留学を諦めることなく、まず1週間から挑戦してみませんか。

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