9月のフィリピン観光情報!気温やおすすめの服装、訪れたいイベントまでまとめました!

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9月のフィリピンは、乾季への移行期にあたり、雨季のピークを過ぎて過ごしやすい日が増え始める魅力的な季節です。

この時期の気温は、まだ蒸し暑さが残るものの、心地よい風が吹き始め、ビーチやアクティビティを楽しむのに最適な環境が整います。

この記事では、9月のフィリピンの気候と最適な服装、そして現地でしか体験できない特別なイベント情報を詳しくご紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

9月のフィリピンの気温・気候

9月のフィリピンは、雨季から乾季へと移り変わる過渡期にあたり、月の前半と後半で気候の変化を感じられるのが特徴です。

年間を通して温暖な気候が続くフィリピンですが、この時期は特に以下の点に注意が必要です。

平均気温と体感温度

9月のフィリピン全土の平均気温は、約26℃から32℃と高く、常夏の陽気が続きます。マニラやセブといった主要な平野部や沿岸部では、日中の最高気温が30℃を超える日がほとんどです。

また、湿度も非常に高いため、体感温度は表示される気温よりもさらに高く、蒸し暑く感じられるでしょう。朝晩も25℃を下回ることは稀で、基本的に半袖で過ごせる気候です。

降水量とスコール

この時期は雨季の終盤にあたるため、依然として雨が降る日もあります。特に上旬から中旬にかけては、午後から夕方にかけて短時間で激しいスコールに見舞われることがよくあります。

しかし、日本の梅雨のように一日中しとしと降り続くことは稀で、スコールの後には晴れ間が戻ることが多いです。月が進むにつれて、スコールの頻度や雨量は徐々に減少し、下旬には晴天が安定する傾向にあります。

地域による気候の違い

フィリピンは広範囲にわたるため、地域によって気候に若干の違いがあります。

都市部・平野部(マニラ、セブなど)

日差しが強く、高温多湿で蒸し暑い日が続きます。スコール対策は必須です。

高地(バギオなど)

ルソン島北部のバギオのような高地では、平均気温が20℃前後と比較的涼しく過ごせます。日中は過ごしやすいですが、朝晩は少し肌寒く感じることもあるでしょう。

リゾート地(ボラカイ、パラワンなど)

ビーチリゾートでは海からの風が心地よく感じられることもありますが、日差しは非常に強いので日焼け対策は欠かせません。

台風の影響

9月は、フィリピン近海で台風が発生しやすい時期でもあります。台風の進路によっては、大雨や強風に見舞われ、航空便や船便などの交通機関に影響が出る可能性もあります。

旅行前に現地の天気予報や台風情報をこまめにチェックすることをおすすめします。

9月のフィリピンに適した服装

9月にフィリピンを訪れる際の服装は、「涼しさ」「快適さ」「対策」の3つのポイントを押さえることが重要です。

この時期のフィリピンは、平均気温が27℃から30℃と高く、湿度も非常に高いため、以下の服装を参考にしてみてくださいね。

基本的な素材とトップス

吸湿性・速乾性に優れた素材の衣類が必須です。Tシャツやポロシャツなどのコットン素材は汗を吸いますが乾きにくいため、スポーツウェアによく使われるようなポリエステル混紡素材などもおすすめです。

日中は半袖やノースリーブのトップスが快適です。ただし、強い日差しから肌を守るために、薄手の長袖シャツやカーディガンがあると便利でしょう。UVカット効果があるものを選ぶと、日焼け対策と冷房対策の両方に対応できます。

ボトムスと足元

ボトムスは、ショートパンツや七分丈パンツ、通気性の良いロングスカートなどが快適です。ジーンズは汗を吸うと重くなり、乾きにくいため避けた方が無難でしょう。

寺院などを訪れる際には、ひざが隠れる長ズボンやロングスカートが必要な場合もありますので、念のため一枚持っていくと安心です。

足元は、雨に濡れても大丈夫な防水性のあるサンダルや、通気性の良いスニーカーが理想的です。特にアクティビティに参加する予定がある場合は、滑りにくいものを選ぶようにしてください。

あると便利なアイテム

羽織りもの

ショッピングモールやホテル、交通機関では冷房が強く効いていることがあります。薄手のカーディガンやパーカー、ストールなどを常に携帯することをおすすめします。

雨具

急なスコールに備えて、折りたたみ傘や軽量のレインコートも忘れずに携帯しましょう。

日差し対策グッズ

帽子やサングラスは、強い日差しから身を守るために非常に有効です。

汗対策

汗を拭くためのタオルや、着替えを多めに持っていくことも、快適な滞在には欠かせません。

全体的に、着回しができてすぐに乾く、動きやすいカジュアルな服装が9月のフィリピン旅行には最適です。

9月のフィリピンでおすすめの観光スポット

9月のフィリピンは比較的過ごしやすく、観光には非常に向いていると言えます。ここでは、フィリピン観光でぜひ訪れたいスポットを3つご紹介します。

マニラ首都圏:歴史と都市の融合

フィリピンの首都マニラは、その活気と歴史的な魅力が融合した都市です。9月は比較的スコールが減り始めるため、屋外散策もしやすくなります。

イントラムロス (Intramuros)

スペイン統治時代の面影を色濃く残す城壁都市です。石畳の道を歩き、サンチャゴ要塞やサン・アグスティン教会などの歴史的建造物を巡れば、タイムスリップしたような気分を味わえます。馬車での観光もおすすめです。

国立博物館群 (National Museum Complex)

フィリピン国立博物館には、美術、人類学、自然史など、フィリピンの豊かな文化と歴史を深く知ることができる展示が充実しています。雨の日でも楽しめる屋内施設として最適です。

セブ島:リゾートと冒険の拠点

フィリピン有数のリゾート地であるセブ島も、9月は比較的穏やかな気候で、マリンアクティビティを楽しむには十分な暖かさです。

モアルボアル (Moalboal) のイワシの大群 (Sardine Run)

セブ島西海岸にあるモアルボアルでは、一年中イワシの大群を見ることができます。シュノーケリングやダイビングで、圧巻の光景を間近で体験できます。雨季の終わりで透明度も回復し始める頃です。

カワサン滝 (Kawasan Falls)

エメラルドグリーンの天然プールが美しい3段の滝。キャニオニングのアクティビティも人気で、9月は水量も豊富で迫力満点です。ただし、雨量が多い場合はツアーが中止になることもあるので、事前に確認が必要です。

ボラカイ島:美しいビーチでのんびり

世界有数の美しいビーチとして知られるボラカイ島も、9月の下旬に近づくにつれて天候が安定し、ホワイトビーチの絶景を堪能しやすくなります。

ホワイトビーチ (White Beach)

その名の通り、真っ白なパウダーサンドと透き通るようなエメラルドグリーンの海が特徴です。雨上がりの晴れた日には、言葉を失うほどの美しさを見せてくれます。夕焼けも必見です。

夕日クルーズ (Sunset Cruise)

ホワイトビーチから出発する夕日クルーズは、ロマンチックな体験を求めるカップルにおすすめ。穏やかな海の上で、夕日が水平線に沈む壮大な景色を楽しめます。

9月のフィリピンで行きたいイベント・祭り

フィリピンでは年間を通して「フィエスタ」と呼ばれる祝祭が各地で行われていますが、9月にも特定の地域で特色ある祭りが開催されます。

この時期にしか体験できない文化に触れてみましょう。

1. ペニャフランシア・フェスティバル(Peñafrancia Festival)

9月のフィリピンで最も有名かつ盛大な祭りの一つが、ルソン島南部ビコール地方のナガ市で開催される「ペニャフランシア・フェスティバル」です。

毎年9月の第3週に開催され、ビコール地方の守護聖人であるペニャフランシア聖母を称えるための宗教的な祝祭です。

2. 地域ごとの記念日イベント

9月は大規模な全国的な祭りは少ないものの、各地で独自の記念日を祝うイベントが開催されることがあります。これらの日は、その地域の歴史や文化に触れる良い機会となります。

バギオ市憲章記念日(Baguio Charter Day)

9月1日には、ルソン島北部の避暑地として知られるバギオ市で、市の設立を祝う記念日イベントが行われます。パレードや文化的な催しが開催され、涼しい気候の中で独特の雰囲気を味わえます。

オスメニア記念日(Osmena Day)

9月9日には、セブ市でフィリピンの政治家セルヒオ・オスメニアを称える記念日があります。この日には、セブ市内で関連する式典や地域イベントが開催されることがあります。

3. ローカルフードフェスティバル

特定の月に固定されているわけではありませんが、9月には各地でローカルなフードフェスティバルが開催されることがあります。

これは、その地域の特産品や伝統料理を味わう絶好の機会です。一例をご紹介します。

ビコール・フード・フェスティバル

年によって時期は変動しますが、例えば2024年には9月にビコール地方で1ヶ月にわたる「ビコール・フード・フェスティバル」が開催されました。唐辛子とココナッツミルクを使った辛味のあるビコール料理は、フィリピン料理の中でも特に個性的で人気があります。

9月のフィリピンに行く際の注意点

9月のフィリピン旅行は、雨季の終盤とはいえ、いくつかの点に留意することでより安全で快適な旅になります。

気候と対策

高温多湿とスコール

日中は気温が高く湿度も非常に高いため、熱中症や脱水症状に注意が必要です。

こまめな水分補給を心がけましょう。突然のスコールに備えて、折りたたみ傘やレインコートは常に携帯してください。濡れてもすぐに乾く素材の服を選ぶと良いでしょう。

強い日差し

晴れ間には非常に強い日差しが降り注ぎます。日焼け止め、帽子、サングラスは必須アイテムです。

衛生と健康管理

食中毒

屋台での食事は魅力的ですが、衛生状態が不確かな場所での生ものや加熱が不十分な食品の摂取は避けましょう。ミネラルウォーターを利用し、生野菜やカットフルーツにも注意が必要です。

虫対策

蚊が多く発生する時期です。デング熱などの感染症予防のため、肌の露出を控えたり、虫よけスプレーを使用したりするなどの対策をしましょう。

冷房対策

屋内施設や交通機関では冷房が強く効いていることが多いため、薄手の羽織りものを用意しておくと体調を崩しにくいです。

交通と情報収集

台風の影響

9月は台風の発生しやすい時期です。進路によってはフライトの遅延や欠航、船便の運休など交通機関に大きな影響が出る可能性があります。出発前や滞在中も、現地の天気予報や航空会社・船会社の情報をこまめに確認し、スケジュールに余裕を持つようにしましょう。

治安

地域によっては治安に不安がある場所も存在します。夜間の一人歩きは避け、貴重品の管理には十分注意を払いましょう。

これらの注意点を踏まえることで、9月のフィリピン旅行を安心して楽しむことができます。

まとめ

今回は9月のフィリピンについて詳しくご紹介しましたが、いかがでしたか?9月は、マニラの歴史地区散策やセブでのマリンアクティビティ、ボラカイの美しいビーチなど、比較的混雑が少ない中で満喫できます。

今回ご紹介した注意点などもしっかりと意識しながら、充実した滞在を楽しんでくださいね。

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