
フィリピンのお土産には、ドライマンゴーやバナナチップスなどの定番食品から、アクセサリーやハンドメイド雑貨まで、さまざまなジャンルのアイテムがあるんです。
この記事では、食品からファッション雑貨まで、フィリピンならではのおすすめのお土産を厳選して紹介します。
物価情報やお土産探しに役立つ購入場所、さらに現地で味わいたい名物グルメについても解説し、充実したフィリピン旅行の締めくくりをサポートします。
- フィリピン旅行のお土産選びに役立つ基礎知識
- フィリピンのお土産ランキング:食品
- フィリピンのお土産ランキング:雑貨
- フィリピンのお土産ランキング:ファッション小物
- フィリピンのお土産ランキング:美容グッズ
- フィリピンお土産の購入場所と注意点
- 日本からフィリピンに持って行くと喜ばれるお土産
- 【おまけ】現地で味わいたい!フィリピン名物グルメ5選
- まとめ
フィリピン旅行のお土産選びに役立つ基礎知識
フィリピンを訪れる際、まず気になるのが物価の感覚ではないでしょうか。日本と比べて物価が全体的に安いため、旅行者にとってはお土産選びもしやすく、コストパフォーマンスの良さが魅力のひとつです。
フィリピンの物価とお土産のコスパについて
都市部のマニラやセブでは若干物価が高めではあるものの、それでも日本と比べるとかなりリーズナブルです。
例えば、タクシーの初乗り運賃は40〜50ペソ(日本円で約100〜130円)程度、ローカルレストランでの外食も100〜200ペソ(約260〜520円)ほどでしっかり食事ができます。ドリンク類もコンビニで30ペソ(約80円)前後と安価です。
人気のお土産の価格相場を見ると、ドライマンゴーは高品質なもので約130ペソ(約350円)、バナナチップスは約100〜150ペソ(約270〜400円)、おしゃれなチョコレートも200ペソ前後(約520円)から手に入ります。これらは品質が高く味も良いため、日本で買うよりも安くて満足度の高い品としておすすめです。
コスパ良くお土産を買うポイント
物価が安いとはいえ、購入場所によって価格や品揃えに違いがあります。
スーパーマーケットや大型ショッピングモールは種類が豊富で価格も適正です。一方、観光地の小さな土産店はやや割高な場合があるため、同じ商品を複数の店舗で見比べるのが賢明です。
また、まとめ買いすることで割引が受けられることもあるため、現地の人が利用するスーパーなどもチェックしておきたいところです。
フィリピンのお土産ランキング:食品
まずは、お土産として人気の食品から紹介していきます。これらは軽くて持ち運びやすく、ばらまき土産としても最適です。
1. バナナチップス
バナナチップスは、フィリピンが誇る豊富なバナナを薄くスライスして揚げた人気のスナックです。
ココナッツオイルで揚げることでサクサクとした食感が楽しめ、甘い味わいの定番タイプから辛味のあるバリエーションまで種類も豊富です。
特におすすめなのが、バナナの自然な風味を活かした美味しさが魅力の「JOVY'S」のバナナチップスです。
さらに、「7D」や「Profood」といった有名ブランドのバナナチップスもカリカリとした食感が特徴で、軽くて割れにくいためまとめ買いする人も多い定番商品です。
スーパーやショッピングモールで手軽に購入でき、軽いおやつや職場へのばらまき土産としてぴったりですよ。
2. ポルボロン
ポルボロンは、甘さ控えめなホロホロ食感が特徴のスペイン起源の伝統菓子です。
日本の「ちんすこう」に似た味わいを楽しめるとして、日本人の口にも合いやすいお菓子です。
ミルクやピーナッツ味が人気で、個包装になっているタイプが多く、小分けにしやすいのが魅力的なポイント。価格も手頃なので、職場の同僚や友人など大量に配る必要があるときのお土産に特におすすめです。
3. ドライマンゴー
ドライマンゴーは、フィリピンならではの定番のお土産です。
世界最大の生産量を誇るフィリピン産のマンゴーは、強い甘みとジューシーさが特徴的で、柔らかな食感と甘酸っぱい風味が口いっぱいに広がります。
数あるドライマンゴーのブランドの中でも、特に人気なのが「7D」と「Profood」です。
ファスナー付き袋で保存しやすい点が嬉しいポイントで、しっかりとした甘みとほどよい酸味のバランスが魅力です。
ドライマンゴーであれば、長く保存できるうえ、キャリーバッグの中でもかさばらないので気軽にお土産として持ち帰れますよ。
4. シルバナス
シルバナスは、ネグロス島・ドゥマゲティ名物の軽やかなメレンゲケーキです。
やわらかなメレンゲの間にバタークリームが挟まれており、軽い食感でありながら満足感があります。
冷やして食べるとさらに美味しさが引き立つ一品。中毒性のある味わいでリピーターも多いスイーツなんです。スーパーで気軽に購入でき、価格もリーズナブルなので、甘党の方へのお土産や自分用のちょっとしたお楽しみとして買うのも良いでしょう。
5. オーロ チョコレート
オーロ チョコレートは、フィリピン発の高級チョコレートブランドです。
100%カカオバターで作られた本格的な味わいが特徴的で、国際的な賞を受賞したこともある有名なブランドです。
22種類以上あるバリエーションの中でも、「70%ダークチョコレートサロイリザーブ」と「32%ローストホワイトチョコレートカシュー」が特に人気。
おしゃれなパッケージも魅力的なので、チョコレート好きの方へのお土産であれば、オーロ チョコレートがぴったりです。
6. オタップ
オタップは、サクサクとしたパイ生地が特徴的なフィリピン・セブ島を代表するお菓子です。
素朴でシンプルなノーマルタイプは甘すぎず、大人のおやつにぴったりの味わい。スーパーには何種類ものオタップが並んでいるので、食べ比べも楽しめます。
マンゴーやパイナップルなどのフルーツフレーバーから、ウベ(紫山芋)、チョコレート、シナモンまでさまざまな味があるんですよ。なお、オタップは割れやすいため、手荷物で持ち帰るか割れないように包み込んで持ち帰りましょう。
7. シニガンスープ
シニガンスープはフィリピン料理を代表する酸味のある人気スープです。
日本人の味噌汁のように、現地では日常的に食べられている国民食です。ラマンシーやタマリンドの酸味が特徴で、夏の暑さを和らげてくれます。
シニガンスープミックスを購入すれば、本格的な味を手軽に楽しめると評判なんです。麺や白ごはんにかけるだけでなく、さまざまなアレンジも可能。スーパーやコンビニで簡単に購入できるので、フィリピンの味を日本で食べたい方はぜひ買ってみてください。
8. インスタント・パンシット
インスタント・パンシットは、インスタントのフィリピン風焼きそばです。
フィリピンの食文化を手軽に体験できる商品として人気があります。
特に有名なのが「Lucky Me!」のインスタント・パンシット。作る際は、茹でた麺に付属の調味料を絡めるだけで本格的な味わいが楽しめます。
「パンシット・カントン」とも呼ばれ、ソイソースやオイスターソースを使った濃いめの味付けが特徴です。パンシット味やチリ味などバリエーションも豊富。
フィリピンの味を気軽に楽しみたい方や日本ではあまり見かけないユニークなインスタント食品を探している方におすすめですよ。
9. バナナケチャップ
バナナケチャップは、フィリピンの食卓に欠かせない調味料です。
第二次大戦中のトマト不足を機に開発され、バナナの自然な甘みとスパイスの風味が絶妙にマッチしています。甘めの味わいが特徴で、オムレツやフライドチキンなど、さまざまな料理で気軽にフィリピンの味を再現できます。
日本では珍しい調味料として話題になっているので、料理好きの友人や家族へのお土産にぴったりです。
10. ローカルスナック:ナガラヤ&チチャロン
お酒が好きな方へのお土産には、フィリピンのローカルスナックがおすすめです。
ナガラヤはピーナッツにカリカリの衣をまとわせたスナックで、ガーリックやバーベキューなどの味付きタイプが人気です。
また、チチャロンは豚の皮を揚げたおつまみスナックで、塩味・スパイシー味などバリエーションが豊富。どちらもビールなどのお酒に合うお土産として喜ばれます。
11. 調味料&ペースト:ココジャム
ココジャムは、ココナッツミルクと黒糖を煮詰めて作った甘いペーストです。
トーストやクラッカーと合わせると南国らしい味が楽しめます。パンやデザートに使える、日本では珍しい調味料としてバナナケチャップと並んでお土産として人気を集めています。
フィリピンのお土産ランキング:雑貨
次に、フィリピンのお土産として人気の雑貨を紹介します。実用的なものからインテリアに使えるものまで、幅広くあります。
1. 貝を使ったグッズ
貝を使ったグッズは、フィリピンならではの海の恵みを生かしたアイテムです。
高級感あるフォトスタンドやコースター、かわいらしい小箱など種類も豊富ですよ。
フィリピンの伝統工芸を生かした質の高い貝製品は、Kulturaなどの専門店やショッピングモール、マーケットで見つけられます。
フィリピンの思い出を日常生活に残したい方やインテリア好きの方などへのプレゼントにおすすめです。
2. アカシアの木の器
アカシアの木で作られた器は、軽くて丈夫な素材感が特徴の食器です。
シンプルな丸形からユニークなパイナップル形まであり、一枚ごとに異なる木目の濃淡が魅力的なアイテムです。
アカシアの木の器は日本でも人気の雑貨ですが、フィリピンならより安価に購入可能。軽量で割れる心配もないため、スーツケースに入れやすいのも嬉しいポイントです。おしゃれなキッチン雑貨を探している方にぴったりですよ。
3. バニッグ製品(伝統的な編み製品)
バニッグとは、パンダンの葉を乾燥させて編んだフィリピンの伝統的な製品です。
ランチョンマットやトレイ、小物入れなどがあり、ナチュラルな風合いと丈夫さが魅力です。テーブルウェアとして日常使いできるため、特に女性へのお土産として喜ばれます。Kulturaやローカルマーケットで手に入ります。
フィリピンのお土産ランキング:ファッション小物
身につけるお土産は、旅の思い出を長く形に残せるアイテムです。
1. 真珠を使ったアクセサリー
真珠を使ったアクセサリーは、フィリピンならではの高級感あふれるお土産です。
フィリピンは真珠の産地として知られており、日本よりもかなりリーズナブルな価格で購入できるんです。
ネックレスやピアス、ブレスレットなどバリエーションも豊富で、淡水パールは白やピンク、ゴールドなど色や形もさまざまです。特別な方へのプレゼントや、自分へのご褒美としてぜひ購入してみてください。
2. Tシャツ
Tシャツは、老若男女に人気のお土産です。
デザインは各地域や観光地をモチーフにしたものが多く、旅の思い出を形に残せます。子供から大人まで幅広いサイズ展開があり、素材もしっかりしているため日常使いにぴったりです。
セブ島やボラカイ島、フィリピン国旗、マンゴーなどをあしらったデザインが特に人気。実用的なお土産を探している方におすすめのアイテムです。
3. リゾート感のあるアクセサリー
リゾート感のあるアクセサリーは、フィリピンらしさのある定番のお土産です。
シェルや木の実を使ったトロピカルな雰囲気のデザインが特徴で、夏らしいファッションにぴったりです。
ショッピングモールやナイトマーケットの露店などで見つけられ、フィリピンの思い出を形として残したい方へのお土産におすすめですよ。
フィリピンのお土産ランキング:美容グッズ
続いて、フィリピンの美容文化を感じられるおすすめの美容グッズを紹介します。
1. ココナッツオイル
ココナッツオイルは、フィリピンを代表する美容アイテムです。
フィリピンは、ココナッツオイルの世界トップクラスの生産国であり、高品質なバージンココナッツオイルが手に入ります。高い保湿効果があり、肌や髪のケアだけでなく料理にも活用できるとして人気を集めているんです。
スーパーやドラッグストア、現地マーケット、Kulturaなどで手軽に入手でき、日本よりもかなり安い価格で購入できます。美容や健康に関心のある方へのお土産におすすめです。
2. パパイヤ石けん
パパイヤ石けんは、美白効果が期待できるとして人気のアイテムです。
パパイヤに含まれる酵素には古い角質を除去し、肌をなめらかにする効果があるとされています。日差しの強いフィリピンでは美白コスメが豊富で、数多くのパパイヤ石けんが販売されているんですよ。コスメやスキンケアに興味のある方は、ぜひ手に取ってみてください。
3. Human Natureのオーガニックコスメ
Human Natureは、フィリピン発のオーガニックコスメブランドです。
自然由来の成分を使用したスキンケア製品やヘアケア製品が人気を集めています。環境に優しく、敏感肌の方にも適しています。大型ショッピングモール内の店舗やKulturaで取り扱いがあるため、安心して購入できます。
フィリピンお土産の購入場所と注意点
フィリピンでは、ショッピングモールやスーパー、空港など、お土産を購入できる場所が豊富にあります。購入場所によって品揃えや価格帯が異なるため、目的に合わせて選ぶのがポイントです。ここではおすすめの購入スポットと、買い物時の注意点を紹介します。
お土産が買える場所
・スーパーマーケット:現地の人も利用する「ロビンソンズ」や「ランドマーク」などのスーパーマーケットでは、ドライマンゴーやチョコレートなどの定番土産が比較的安価に手に入ります。ばらまき土産のまとめ買いにおすすめです。
・空港:出発直前の買い忘れには、空港の免税店や売店が便利です。ただし、価格はやや高めに設定されていることが多く、品揃えも限られるため、できるだけ市内での購入を優先した方がよいでしょう。
お土産を購入する際の注意点
・空港への持ち込み制限に注意:ジャムやオイル、瓶入り調味料などの液体類や食品の一部には持ち込み制限があります。機内持ち込みができない場合もあるため、スーツケースに入れるなどの対策が必要です。
・現地通貨での支払いを想定:市場や小規模店舗ではカードが使えないこともあります。少額の現地通貨(ペソ)を用意しておくと安心です。
日本からフィリピンに持って行くと喜ばれるお土産
ここでは、日本からフィリピンに持って行くと喜ばれるお土産を2つ紹介します。
1. ふりかけ
ふりかけは、日本ならではの食品を持って行きたい場合におすすめです。
白いご飯を好む人が多いフィリピンでは、ご飯のおともになるふりかけが重宝されます。特に鮭や梅、わさびなどの日本らしい味をチョイスしてみましょう。
2. チョコレート
チョコレートは、多くの人に受け入れられやすいお土産です。
特に、日本限定のキットカットやロイズ、アルフォートなどは大人気。個包装であれば、いろいろな人に配れるので便利ですよ。抹茶や桜など、日本らしい味を選ぶと特に喜ばれるでしょう。
【おまけ】現地で味わいたい!フィリピン名物グルメ5選
フィリピン料理は、スペインや中国、アメリカなどの影響を受けた多彩な味わいが特徴です。お土産選びの合間に、ぜひ現地で食べておきたい定番料理を5つ紹介します。
1. アドボ(Adobo)
アドボは、酢としょうゆ、にんにくで鶏肉や豚肉を煮込んだフィリピンの家庭料理の代表格です。
ごはんとの相性が抜群で、甘辛くコクのある味つけが特徴です。レストランだけでなく、ローカル食堂やフードコートでも気軽に味わえます。
2. シニガン(Sinigang)
シニガンは、タマリンドなどの酸味を効かせたスープ料理で、豚肉、魚介、野菜を煮込んだあっさり系の一品です。
フィリピン人にとっては「おふくろの味」とも言われており、暑い気候でも食欲が進むメニューです。
3. レチョン(Lechon)
レチョンは、豚の丸焼きで、特別な祝祭やパーティーには欠かせない料理です。
パリッとした皮とジューシーな肉が絶品で、店ごとにスパイスの風味に違いがあります。お祝いの時期にはショッピングモールのデリでカット販売もされています。
4. カレカレ(Kare-Kare)
カレカレは、ピーナッツソースを使った煮込み料理で、オックステールや野菜を柔らかく煮込んだ濃厚な味が特徴です。
バゴーン(えびの塩辛)を添えて食べるのが一般的です。香りにクセがないので、初めての方にも食べやすいです。
5. ハロハロ(Halo-Halo)
ハロハロは、かき氷にゼリー、豆類、アイスクリームなどを混ぜたフィリピンの定番スイーツです。
見た目もカラフルで、SNS映えすることから観光客にも大人気。チェーン店「Chowking」など、多くの場所で楽しめます。
まとめ
この記事では、フィリピンで購入できるおすすめのお土産と、物価情報や購入場所に加え、日本からフィリピンへ持っていくと喜ばれるお土産、現地で食べたい名物グルメなどを幅広く紹介しました。
ドライマンゴーやバナナチップスなどの定番食品、南国らしい雑貨やアクセサリー、高品質な美容グッズなど、フィリピンには手頃な価格で手に入る魅力的な特産品が豊富にそろっています。
本記事を参考に、思い出に残るフィリピンならではのアイテムを見つけて、充実した旅の締めくくりに役立ててくださいね。
◇経歴(英語を使用した経歴)
2018年 英語科高校卒
2022年 国際系学部卒
◇資格
TOEIC885点
◇留学経験
・2019年~2020年
→アメリカ 7か月 カリフォルニア大学リバーサイド校
・2016年
→オーストラリア 3週間
◇海外渡航経験
イギリス 2年半 在住
海外13カ国に渡航経験
◇自己紹介
英語学習記事を執筆するWebライターです。
オーストラリアとアメリカへの留学経験があります。
ここでは、経験を活かして留学にも興味を持っていただけるような記事づくりをします!
青年時代のイギリス在住をきっかけに英語に目覚め、高校・大学とともに国際系学科へ進学しました。
個人的にイギリス英語が好きで、ネイティブのように話せるよう日々学習中です。
皆さまに分かりやすい!興味深い!と思っていただけるような表現をしていきます。どうぞよろしくお願いします。