世界の共通言語は「英語」と言われているが、昨今、日本の企業でも、英語でのコミュニケーションがとれた方が働きやすい場面も増えてきています。
コロナ渦以降、日本にはインバウンドの人たちも大幅に増え、街中で外国の方に道を聞かれたりコミュニケーションをとる機会があるが、とっさに英語が出てこず困っている方も少なくないのではないでしょうか。
学生と違い、社会人になると、なかなか海外へ留学するという時間もとれないため、どのように英語を勉強しよう？と思っている人もいるかもしれません。
今回は、そんな忙しい人にもおすすめの社会人向けの国内留学について、ご紹介していきます！
国内留学とは
まず最初に、「国内留学」とは、日本にいながら留学するということです。
日本語をなるべく強制的に遮断する環境で、日々英語を耳にし、英語の力を積極的に身に着け、英語を話せるようにしていきます。
なぜ社会人には国内留学が最適？
社会人の英語学習に国内留学が最適な理由としては、下記の3つが挙げられています。
①短期集中型で学ぶことができる。
②短期集中型だからこそ、成果を感じることができる。
③それぞれの働き方や目的に合ったプログラムを選択することができる。
それでは、理由を詳しく見ていきましょう！
①短期集中型で学ぶことができる。
社会人にとって、働きながら長期休暇を取得することはハードルが高く、学生時代のように夏季休暇や春休み期間中の留学や、海外に渡航し留学するということは現実的に難しいのが現実です。
しかし、国内留学であれば、移動時間も海外よりは短く、日程調整もし易くなります。そのため、英語を学習する熱意・願望はあるけど、長期休暇は取れないという社会人には、国内留学は、マッチしていると言えます。
②短期集中型だからこそ、成果を感じることができる。
国内留学では、短期間の限られた時間の中で、英語を学習する必要があります。
そのため、普段の英語学習よりも集中する必要があると一気に勉強モードのスイッチが入る人が多いのと言われています。
長期間ダラダラと勉強するよりも、短期集中型にした方が効率的で、成果を実感しやすいと言われています。
③それぞれの働き方や目的に合ったプログラムを選択することができる。
国内留学は、開催場所や留学期間の選択肢が充実しています。
そのため、選択肢が広がれば広がる程、自分にマッチした働き方や、自分の目的にマッチしたプログラムにも出会えるでしょう。
社会人が国内留学するメリット
時間のない社会人にとってはメリットが多いように思われる「国内留学」ですが、デメリットはあるのでしょうか？
まずは、国内留学のメリットについて、お伝えしていきます。
①短期間で効率よく英語を学ぶことができる
日本国内とはいえ、普段とは違った環境で、短期間で毎日英語漬けの時間を送ることになります。
そのため、この期間で英語を学ばなくては！と集中しようとする姿勢になるかと思います。
そして英語に対する意識も高めることができるので、留学が終わってからも継続して学ぼうというモチベーションにも繋がってきます。
②手軽にいつでも参加することができる
日本国内での留学のため、海外と違い移動時間は数時間で済みます。
また、パスポートやビザの申請手続きも必要ないため、日程さえ確保できれば手軽に参加することができます。
③連休や週末を含めて利用することができる
国内留学の期間は、数週間単位での設定が可能です。
そのため、連休や週末を利用して留学することができるのも、海外留学と比較したらハードルが低いと言えるでしょう。
④非日常気分の中で勉強することができる
日常とは違う環境に身を置き、さまざまな初対面の人と一緒に過ごすことで、非日常の旅行のような気分を味わうことができます。
英語の勉強だけではなく、リフレッシュもしてみたい！という方にも国内留学はおすすめです。
⑤さまざまな背景を持った英語学習者と知り合うことができる
1日のほとんどを他の参加者と一緒に過ごすことになるため、参加者同士の仲も深まってきます。
自分と同じように、目標を持って英語を学ぶ参加者と出会うことで、良い刺激を受けたり、留学終了後も、交流が続くような良い出会いがあるかと思います。
⑥英会話スクールに行くよりも割安
場所や宿泊の有無、留学期間にもよりますが、国内留学は、英会話スクールよりも1日当たりのコストが安い場合が多いと言われています。
国内留学の参加費には宿泊費・食費・レッスン費用など、全て含まれています。
連泊した分だけお得になるという割引制度を利用すると、更にお得に参加できるということもあります。
費用を抑えつつ、英語学習や英語漬けの環境に飛び込みたい！という社会人にはおすすめです。
社会人が国内留学するデメリット
社会人が国内留学するメリットをお伝えしてきましたが、続いてはデメリットについてお伝えしていきます。
①短期間の場合は留学の目標を絞る必要がある
国内留学には、1泊2日や、数日間などの短期間のプログラムも揃っています。
短期間での国内留学の場合は、英語の勉強を効率的に行うことはできますが、長期留学で身についてくる「総合的な英語力の取得」は難しいかもしれません。
そのため、短期間での国内留学の場合は、目的を絞り、その目的にマッチしたプログラムを選択し、受講することが有効と言えます。
②移動時間が発生してしまう
国内での留学には、合宿先や勤務地（ワーキングホリデータイプの留学の場合）に移動する必要があるプログラムもあります。
宿泊施設がある場所や、観光地などの郊外で宿泊して行う国内留学の場合、宿泊先への移動時間が発生する部分がデメリットと言えるでしょう。
③閉塞感を感じてしまう可能性もある
国内留学では、英語レッスン・休憩・食事など、決められたスケジュールに合わせて動くことになります。
拘束時間が長く、自由時間が短いプログラムもあります。
更に、日本語禁止・外出も禁止などの制約があるタイプもあるため、閉塞感を感じてしまう人もいるかもしれません。
スクールタイプや合宿タイプなどの宿泊を伴う国内留学の場合、温泉などリフレッシュもできる施設があるプログラムを選ぶと良いかもしれません。
自分自身が楽しみながら英語に触れる環境にいたいなら、シェアハウスタイプなどを選択するのもおすすめです。
社会人におすすめの国内留学プログラム
続いては、社会人におすすめのプログラムを3つご紹介していきます！
下記、3つの国内留学プログラムです。
■イングリッシュブートキャンプ（English Boot Camp）
■エンハンスランゲージセンター（ENHANCE-LANGUAGE CENTER INC.）
■ハイスピード英会話（HIGHSPEED英会話）
【イングリッシュブートキャンプ】
・特徴：英語を話せる！という自信をつけるための2日間の短期集中プログラム
・住所：東京都世田谷区玉川3-15-16 金原ビル4F
・費用：短期集中2日間コース：107,800円(税込)
イングリッシュブートキャンプは、週末2日間のみで実施される、社会人向けの短期集中型プログラムです。
厳選されたトレーニング内容で構成されており、短期間で英語力の向上に繋げることができます。
採用率1.5％の難関を潜り抜けたと言われているネイティブ講師によるレッスンは、質が高く、生徒へのサポートも徹底しているので、初心者の方でも安心です。
プログラム中の会話は、英語が必須で日本語を使うことはできないレッスンですが、こうした厳しい環境の中で、短期間で成長することができるかと思います。
【エンハンスランゲージセンター】
・特徴：国内唯一！ホテル合宿での語学レッスン
・住所：東京都中央区晴海3-8-1/大阪府大阪市住之江区南港北1-13-11
・費用：問い合わせ時に開示
エンハンスランゲージセンターは、「ホテル宿泊型」の国内留学プログラムが実施されており、東京タワー近くにある東京グランドホテルや、ハイアット・リージェンシー・オオサカなどのラグジュアリーホテルで、レッスンを受けることができるプログラム。
休憩時間や食事も含めると、1日のうち13時間程は英語に触れるというスケジュールで、英語力およびコミュニケーション能力の向上に繋がります。
それと同時に、海外の文化やマナーも学ぶことができ、海外赴任を控えている社会人の方には特におすすめです。
【ハイスピード英会話】
・特徴：オリジナルの「英語脳」を体得できるトレーニング
・住所：埼玉県熊谷市小江川228
・費用：レギュラーコース5日間で220,000円（税込）
ここでは、「知っている英語」から「話せる英語」にすることを重要視しており、24時間ずっと英語漬けの英会話合宿や、ネイティブスピーカーたちに囲まれた環境で、レッスンだけでなく自由時間まで英語でのコミュニケーションをとるため、海外での留学以上の濃厚な時間を経験することができると言われています。
そのため、海外までは行く時間がないが、英会話スキルを確実に伸ばしたい！という人におすすめします。
国内留学に向いている人・向いていない人
最後に、国内留学に向いている人と向いていない人について、説明していきます。
【向いている人】
短い期間の中で英語を話せるようになるためには、マンツーマンレッスンのように、スピーキングに特化したレッスンを集中的に行うことが効果的ですが、自分1人だと進捗具合も良く分からず、本当にできているのか？と不安になることもあるかと思います。
そんな人には、同じ目標・目的を持った仲間と一緒に学べる国内留学が向いているかと思います。
【向いていない人】
英語力だけではなく、実際に海外の環境に身を置いて、海外の空気や文化を感じたり、現地の人とコミュニケーションをとりながら英語に触れたい！という人には、国内留学は向いていないでしょう。
まとめ
本記事では、社会人向けの国内留学の仕組みやおすすめのプログラム、メリット/デメリットなどについてご紹介してきました。
海外留学とは異なる魅力がたくさんある一方で、海外留学でしか体得でいないこともあります。
そのため、自分にとって、国内留学と海外留学のどちらがマッチしているのか？ということを、「留学の目的」や「学びたい環境」などを一度整理しながら、考えてみることをおすすめします！
◇経歴
・大学時代の4年間
（そのうち1年はシドニーのニューサウスウェールズ大学）
・外資系ブランドの接客時代2年間
・外資系ホテルのコンサル営業時代5年間
◇資格
TOEIC870点、英検2級
◇留学経験
オーストラリア・シドニー・1年間ア・ニューサウスウェールズ大学
◇海外渡航経験
・オーストラリア（留学・旅行）
・アメリカ（海外派遣・旅行）
・オランダ、ベルギー、ドイツ、スペイン、ポルトガル、イギリス、インドネシア、バンコク、ドバイ、マレーシア、フィンランド、デンマーク、シンガポール（旅行）
◇自己紹介
小学生の頃から英語が好きで、英会話教室に通っていました。
さまざまな国籍の方々とコミュニケーションをとることも好きです。
休日は国内外問わず旅行やカフェ巡り、ピラティスなど割とアクティブに過ごしております。
