アメリカのハンバーガーチェーン!人気店から注文のコツまで徹底解説

星条旗柄の布の上に置かれた、チーズ、レタス、トマト、ピクルスを挟んだ厚みのあるハンバーガー。横には波型にカットされたポテトチップスとケチャップが添えられていますアメリカ旅行で絶対に外せないのが、本場のハンバーガーです。

日本で食べるマクドナルドとは別次元のボリューム、焼きたてのビーフパティから滴る肉汁、山盛りのフライドポテト。

現地に降り立つと、どこにいてもハンバーガーチェーンの看板があります。

この記事では、私がアメリカで実際に食べ歩いた経験も交えながら、人気チェーンの特徴から英語での注文のコツまで余すところなく紹介します。

アメリカのハンバーガーチェーンとは?本場ならではの魅力

アメリカのハンバーガーチェーンは、日本のような安くて早い食事にとどまりません。

100%ビーフのパティを店内で焼き上げ、新鮮なレタスやトマトをたっぷり挟むグルメ志向の店が全米各地にひしめいています。

まず圧倒されるのが、ボリュームです。

日本の一般的なバーガーの1.5〜2倍はあります。

初めてアメリカのバーガーを手に取ったとき、「片手で持てない」と焦った日本人旅行者は多いはずです。

本場の魅力はサイズだけではありません。

カスタマイズの自由度が段違いに高いです。

チーズの種類を選び、トッピングを好きなだけ追加し、ソースの量まで細かく指定できます。

日本ではメニュー通りが基本ですが、アメリカでは自分だけのバーガーを作るのが普通です。

こうした食文化が根づいた背景には、テキサスやカリフォルニアをはじめとする広大な牧草地で育った良質な牛肉があります。

各州が独自のバーガー文化を発展させてきた結果、旅行先によってまったく違う味に出会えるのも、アメリカならではの醍醐味です。

アメリカで人気の有名ハンバーガーチェーンおすすめ

全米には大小合わせて数百ものハンバーガーチェーンが存在します。 その中から、旅行者がまず押さえるべき3店を厳選しました。

どの店も日本では味わえない(店舗が極端に少ない)本場の味が楽しめます。

インアンドアウトバーガー|西海岸で絶大な人気

カリフォルニアに着いたら真っ先に向かってほしいのが、インアンドアウトバーガー(In-N-Out Burger)です。

1948年にハリー・スナイダーとエスター・スナイダー夫妻によってカリフォルニア州ボールドウィンパークで誕生して、西海岸を中心に店舗を構えています。

驚くのは、メニューの少なさです。

バーガーはたった3種類。

「選択肢が少なくて大丈夫?」と思うかもしれませんが、このシンプルさこそが強みです。

余計なメニュー開発に手を広げず、素材と調理に全力を注いでいます。

メニュー 価格帯(目安)
ハンバーガー 約3.5ドル前後
チーズバーガー 約4ドル前後
ダブルダブル 約6ドル前後

冷凍食材は一切使っていません。

パティは毎朝届く新鮮なビーフから店舗で成形し、フライドポテトも生のジャガイモを目の前で切って揚げるスタイル。

私が初めてカウンター越しに調理工程を見たとき、ファストフードの概念が完全に崩れました。

後ほど詳しく触れますが、「アニマルスタイル」という裏メニューも大きな魅力です。

常連はほぼ全員、この裏メニューで注文すると言われています。

シェイクシャック|ニューヨーク発の人気チェーン

シェイクシャック(Shake Shack)の始まりは、2001年にニューヨークのマディソンスクエア公園に設置された1台のホットドッグカートでした。

その後、カートの人気を受けて2004年にバーガーやシェイクを提供する常設キオスクとしてシェイクシャックが正式にオープンし、そこから急成長を遂げました。

現在はアメリカ国内だけでなく、日本にも進出しています。

ファストフードとレストランの中間にあたる「ファストカジュアル」というジャンルの代表格で、アンガスビーフ100%のパティが売りです。

ステーキにも使われるランクの牛肉を惜しみなくパティに使い、ふわっとしたポテトバンズで挟みます。

一口かじれば、日本のハンバーガーとの差は歴然です。

特に試してほしいメニューを以下にまとめました。

メニュー 特徴
シャックバーガー 看板商品。チーズ、レタス、トマトに特製シャックソースを合わせた王道の味。
スモークシャック ベーコンとチェリーペッパーがアクセント。辛さとスモーキーさが癖になる。
シュルームバーガー 肉を一切使わず、チーズを詰めて揚げたマッシュルームがパティ代わり。

1バーガーあたり8〜10ドル程度と、ファストフードにしてはやや値が張ります。

ただ、味のレベルはバーガーレストランに肩を並べるほど。

「この値段でこの味なら安い」と感じる旅行者が多いのも納得です。

ファイブガイズ|自由にカスタマイズできるボリュームバーガー

ファイブガイズ(Five Guys)は、1986年にバージニア州アーリントンでジェリー・マレル氏が妻ジェイニーと息子たちとともに始めたハンバーガーチェーンです。

「ファイブガイズ」という名前は、マレル家の5人の息子たちの名前に由来しています。

全米1,500店舗以上という圧倒的な数を誇り、どの州でも見つけやすいのが旅行者にはありがたいところ。

最大の売りは、カスタマイズの自由度です。

15種類以上のトッピングがすべて無料。

マッシュルーム、ハラペーニョ、グリルドオニオン、ケチャップ、マスタードなど、好きなだけ組み合わせられます。

「全部のせ」を頼んでも追加料金ゼロという太っ腹ぶりです。

注意したいのが、サイズ感です。

レギュラーサイズにはパティが2枚入っており、日本人の感覚では完全に大盛り。

初めてなら「リトルバーガー(パティ1枚)」を選ぶのが賢明です。

私はレギュラーを注文して後悔した経験があります。

フライドポテトにも独自のこだわりあり。

ピーナッツオイルで揚げた独特の香ばしさが特徴で、紙袋から溢れんばかりの量が出てきます。

2人でシェアしてちょうどいい量なので、1人1つずつ頼むのは避けた方が無難です。

価格帯はバーガー単品で9〜11ドル程度。

ファストフードとしては高めですが、トッピング無料と圧倒的なボリュームを加味すれば、十分にお値打ちといえます。

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地域限定も!アメリカのローカルハンバーガーチェーン

全国展開の有名店だけがアメリカのバーガー文化ではありません。 各地域には地元の人々に深く根ざしたローカルチェーンが数多く存在します。

旅行先の州ごとにご当地バーガーを食べ比べる楽しみは、アメリカでしかできない贅沢です。

西海岸で人気のチェーン

カリフォルニアを中心とした西海岸には、インアンドアウトバーガー以外にも粒ぞろいの店が並びます。

人気チェーン 特徴
ハビット・バーガーグリル(The Habit Burger Grill) カリフォルニア発祥。炭火焼きで仕上げたパティから立ち上るスモーキーな香りが最大の魅力。サラダやサンドイッチのラインナップも幅広く、旅行者から支持を集めている。
ファティバーガー(Fatburger) ロサンゼルス発祥の老舗チェーン。パティのサイズを細かく選べる仕組みで、最大1ポンドの巨大バーガーに挑戦する猛者もいる。
カールスジュニア(Carl's Jr.) 拠点は西海岸。厚切りビーフパティとプレミアムバンズの組み合わせで、ファストフード価格ながらグルメバーガーに迫る味を出している。

西海岸のバーガーチェーン全般に共通するのが、フレッシュな野菜を多く使う傾向です。

カリフォルニアの温暖な気候が育む上質なレタスやトマトを、バーガーで実感できます。

テキサス・東海岸のご当地バーガー

テキサスと東海岸にも、全国区にはなっていないものの地元で絶大な信頼を集めるチェーンが多くあります。

人気チェーン 特徴
スマッシュバーガー(Smashburger) コロラド州発。ビーフを鉄板に押しつぶして焼くスマッシュ製法が店名の由来。
ステーキンシェイク(Steak 'n Shake) 中西部〜東海岸。ステーキ用の肉で作る薄焼きパティとミルクシェイクの組み合わせが看板。
チックフィレ(Chick-fil-A) 南部〜全米。ビーフではなくチキンサンドイッチの専門店。日曜は全店休業。

チックフィレはビーフバーガーの店ではなく、チキンサンドイッチ専門のファストフードチェーンです。

ただ、顧客満足度ランキングではアメリカのファストフード部門で毎年のようにトップ争いをする実力派。

ビーフ続きで胃が重くなったタイミングで訪れると、さっぱりしたチキンの旨みにほっとするはずです。

ハワイで楽しめるバーガーチェーン

ハワイにも魅力的なバーガーチェーンがそろっています。

人気チェーン 特徴
テディーズビガーバーガーズ(Teddy's Bigger Burgers) ワイキキ地区に店舗を持ち、日本人観光客のリピーターが多い。パティは「5or7or9オンス」の3つから選択できる。
クアアイナ(Kua Aina) ノースショア発祥のバーガーショップ。アボカドバーガーやパイナップルバーガーなど、南国ハワイらしいトッピングが並ぶ。
チーズバーガー・イン・パラダイス(Cheeseburger In Paradise) ワイキキのビーチフロントに位置するレストラン。太平洋を一望しながら頬張るハンバーガーは、ハワイ旅行の一番の思い出になり得る。

ハワイのバーガーチェーンはアボカドやパイナップルなど、トロピカルなトッピングが充実していて、本土のチェーンとはまた違う表情を見せてくれます。

フライドポテトの代わりにスイートポテトフライを選べる店が多い点も、ハワイならではです。

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アメリカで役立つハンバーガーの注文方法と英語フレーズ

美味しそうなバーガーを目の前にして、注文で固まってしまうのはもったいないです。 カスタマイズ文化が根づいたアメリカでは、店員さんとのやり取りが日本より多くなります。

基本の流れさえ押さえておけば、英語に自信がなくても問題ありません。

カスタマイズ注文の基本

アメリカのハンバーガーチェーンでは、レジで注文するときにいくつかの質問が飛んできます。

パターンはほぼ決まっているので、事前に把握しておけば落ち着いて対応可能です。

店員からの質問 回答例
For here or to go?(店内か持ち帰りか) For here, please.(店内で)
What size?(どのサイズにするか) Regular, please.(レギュラーで)
What would you like on that?(トッピングはどうするか) Everything, please.(全部のせで)
Would you like to make it a combo?(セットにするか) Yes, with fries and a Coke.(ポテトとコーラで)
Anything else?(他に注文するか) That's it, thank you.(以上です)

トッピングの追加は「with 〜」、いらない場合は「without 〜」もしくは「no 〜」で伝わります。

・「Can I get a cheeseburger with extra lettuce?」(チーズバーガー、レタス多めで)

・「No onions, please.」(オニオン抜きでお願いします)

・「Can I add bacon?」(ベーコンを追加できますか?)

一度にすべて伝えようとしなくても大丈夫です。

1つずつゆっくり言えば、店員さんはちゃんと待ってくれます。

アニマルスタイルなど裏メニューの頼み方

インアンドアウトバーガーには、メニュー表に載っていない裏メニューが存在します。

知る人ぞ知る注文方法ですが、店員さんに言えば普通に対応してもらえます。

裏メニュー 特徴
アニマルスタイル(Animal Style) マスタードを塗って焼いたパティに、グリルドオニオン、ピクルス、特製スプレッドを追加。
プロテインスタイル(Protein Style) バンズをレタスに置き換えたヘルシー版。糖質を控えたい方に人気がある。
3×3(スリーバイスリー) パティ3枚とチーズ3枚の重量級。4×4も注文できるが、完食にはかなりの覚悟がいる。
グリルドチーズ(Grilled Cheese) パティなしのチーズサンドイッチ。肉を食べない人がいるときに使える。

頼み方は簡単で、「Can I get a Double-Double, Animal Style?」と言うだけです。

フライドポテトにもアニマルスタイルを適用したければ、「And Fries Animal Style, please.」と付け加えてください。

またはバーガーと同時に注文する場合はシンプルに「Double-Double Animal Style, and Fries Animal Style, please.」と注文しましょう。

私の個人的なおすすめは、ダブルダブルのアニマルスタイルにポテトもアニマルスタイルを合わせるフルアニマルセットです。

カロリーを考えない方は、ぜひ試してみてください。

アレルギーや変更を伝える英語表現

アレルギーがある方は、注文時に必ず申告してください。

以下のように伝えれば、しっかり配慮してもらえます。

・「I have a dairy allergy.」(乳製品のアレルギーがあります)

・「I'm allergic to peanuts.」(ピーナッツアレルギーです)

・「Does this contain gluten?」(グルテンは入っていますか?)

・「Is there a gluten-free option?」(グルテンフリーのメニューはありますか?)

・「Can I substitute the fries for a salad?」(ポテトをサラダに替えられますか?)

・「Can I get the bun toasted?」(バンズをトーストしてもらえますか?)

特に注意が必要なのが、ファイブガイズです。

フライドポテトをピーナッツオイルで揚げているうえ、店内に無料のピーナッツが山積みになっている店舗もあります。

ピーナッツアレルギーの方は避けた方が安全です。

アメリカのハンバーガーチェーンは、ソースの量が全般的に多めです。

日本人からすると、「こってりしすぎる」と感じる場面があります。

以下のように一言添えるだけで、自分好みの味に近づけられるので、覚えておきましょう。

・「Light sauce, please.」(ソース少なめで)

・「Sauce on the side, please.」(ソースは別添えで)

アメリカのハンバーガーチェーンを楽しもう

アメリカのハンバーガーチェーンは店ごとに個性がまるで違います。

新鮮なビーフパティの旨み、山盛りの無料トッピング、地域ごとのご当地チェーン。

どの店にも、ここでしか食べられない味があります。

アメリカのハンバーガーは、日本で食べるものとは全くの別物です。

旅行の食事をレストランだけで固めるのはもったいないです。

ぜひ滞在中にチェーンをはしごして、自分のベストバーガーを見つけてみてください。

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