オンラインチェックインとは、航空券の予約・購入後、搭乗予定便の出発前からスマホなどで搭乗手続きや搭乗券の発行などができるサービス。空港カウンターに並ばずにすむので便利です。
この記事では、セブ・パシフィック航空のオンライチェックインについて解説します。手順や注意点も詳しくご紹介するので、セブ・パシフィック航空を使ってフィリピンやセブ島への旅行や留学をお考えであれば、ぜひ参考にしてみてください。
セブ・パシフィック航空の航空券を予約する方法
セブ・パシフィック航空とは?
黄色の機体が目を引くセブ・パシフィック航空は、フィリピンのマニラやセブをハブとする格安航空会社(LLC)です。
日本をはじめ、オーストラリアや中国、シンガポールやアラブ首長国連邦など、14の国の60都市以上へ国内線・国際線を運航しています。
日本では、成田国際空港や関西国際空港(関空)の他、中部国際空港(セントレア)や福岡などに就航しており、マニラへは直行便が出ています。
セブ・パシフィック航空の魅力は、低価格と柔軟なサービス。例えば、オフシーズンの成田-セブの航空券は往復で5万円を切ります。LLCというだけあってもともと低価格ですが、セブ・パシフィック航空は不定期でプロモーション(セール)しているので、運良く使えると、さらに安く購入できます。
さらに、機内食や座席指定、預け荷物などはオプションです。必要なサービスだけを選択できるので、柔軟性に優れています。
航空券はオンラインでのみ予約可能
セブ・パシフィック航空の航空券はオンラインでのみ予約できます。(オンラインでの作業が不安な方は、旅行会社に相談してみましょう。手数料はかかりますが、電話で航空券を予約できるかもしれません。)
航空券の予約は、以下の流れで行います。(2025年4月13日現在)
(1)セブ・パシフィック航空の公式サイトにアクセス。日本語にも対応しています。
(2)フライトの検索
出発地と到着地、出国日と帰国日、搭乗人数を入力してフライトを検索
(3)フライトの選択
往復便と料金プランが表示されるので希望のフライトを選択
(4)付加サービス(バンドル)の選択
バンドルとは、追加手荷物や座席指定などを事前に購入することで、個別に購入する場合に比べてリーズナブルに利用できるサービスのこと。
2025年4月現在、次の3つのバンドルが選択できます。
(5)個人情報の入力
・必要な個人情報を入力しましょう。
・特に、パスポート名と搭乗者名は一致するように注意して入力しましょう。一致していないと搭乗できません。
(6)オプション選択
座席指定、受託荷物、機内食、プラン変更時のキャンセル料、旅行保険、乗り継ぎ(ボラカイへ行く場合)などのオプションを選びましょう(プランによっては、すでに選択されているか、選択できない場合もあります)。受託荷物を追加したい場合や、重量を追加したい場合もこの画面から選択できます。
(7)支払い:クレジットカードやPaypalで支払えます。
予約が完了したらEチケットの情報を控えておきましょう。オンラインチェックインで必要になります。
オンラインチェックインの具体的な手順
セブ・パシフィック航空のオンラインチェックインは、搭乗7日前~4時間前まで可能です。オンラインチェックインをしておけば、当日、空港カウンターに並ぶ必要がありません。
荷物を預ける場合でも、オンラインチェックインをしておけば「日本では」別のレーンで手続きができます。スムーズに荷物の預け入れが可能です。(ただし、フィリピン出国時にはオンラインチェックインをしていてもカウンターに並ばなければいけない場合が多いようです)。
オンラインチェックインは以下の方法で行います。
(1)セブ・パシフィック航空の公式HPから直接予約をすると、搭乗日1週間前に「オンラインチェックインが可能になりました」というメールが届きます。
(2)メールが届いたら、公式HPの「チェックイン」のページから情報を入力しましょう。
ゲストとして購入した場合は、予約番号と姓又はEメールアドレス、セブ・パシフィック航空のメンバーとして購入した方は、Eメールアドレスとパスワードを入力します。
(3)あとは画面の指示に従って確認、クリックしていきましょう。 パスポート番号と有効期限、氏名などに間違いがないかしっかりと確認しましょう。
(4)チェックインしてよければ、「CHECK-IN NOW」のボタンを押せばチェックイン完了です。
なお、チェックイン後もフライトの変更やオプションの追加などは可能です。
(5)オンラインチェックインをした画面は搭乗時に必要になるので、印刷するかPDFを携帯に保存しておきましょう。
受託手荷物の追加・変更方法
受託手荷物の条件
セブ・パシフィック航空では、受託に荷物は、最大20kgの荷物をひとり3個まで預け入れることができます。
各荷物は+4kg、+8kg、+12kgまでアップグレードすることができるので、1個当たり最大で20+12=32kgの荷物も預けることができます。なお、1辺の長さが100cmを超えるものは追加料金が発生する場合があるので注意しましょう。
追加料金を払えば、サーフボードやスポーツ器具、楽器などの持ち込みも可能です。
受託手荷物の追加・変更方法
受託手荷物の追加はフライトの2時間前まで受け付けています。ここでは受託手荷物の追加や変更方法についてお伝えします。
予約時の受託手荷物あり・なしを選択する方法
「GO Easy」と「GO Flexi」のプランを選んでいる場合は、「Add-ons」ページの「CEB Baggage」をタップし、受託手荷物を変更したいフライトを選択し、受託手荷物の変更を何人の搭乗者に適応すべきかを選択し、「Add baggage」ボタンを押すと、ひとり最大3個まで受託手荷物を追加できます。
荷物の重さを増やしたいとき(アップグレードしたいとき)も、同じページから選択できます。
予約前であれば、受託手荷物の数を減らしたりすることも可能です。デスクトップの場合はゴミ箱のアイコン、スマホの場合は「Delete」ボタンを押せば数を減らしたり削除したりできます。
予約時に受託手荷物ありを選択している&予約後に追加・変更したい場合
航空券予約後でも受託手荷物の追加・変更は可能ですが、ここで気を付けていただきたいのは、予約時に荷物を追加したりアップグレードしたりしていた場合、すでに予約時に追加分の料金を支払っているため、予約後にそれを削除やキャンセルすることはできません。
手荷物の個数を追加したり重さをアップグレードしたりしたい場合は、セブ・パシフィック航空の公式HPからサインインをし、上のメニューから「Manage」を選択して予約内容を表示し、デスクトップの場合は「Customize your trip」の下の「Add or upgrade bags」をクリック、スマホの場合は「Modify flight」の下の「Manage add-ons」をタップし、「Add-ons page」の中の「CEB Baggage」をタップして、後は、予約時と同様フライトの選択、適用する搭乗者数の順で選択していきましょう。
事前に受託手荷物ありを選択していない&予約後に追加・変更したい場合
事前に受託手荷物ありを選択しておらず、それでも当日荷物を預けたい場合は、空港で追加料金を支払うことで預けることは可能です。
しかしながら、追加料金がいくらになるのかは予約日によって異なるため、公式HP上では明らかにされていません。空港カウンターにて確認しましょう。
高額になることも予想されるため、オンラインにて事前に受託手荷物ありを選択して支払っておく方が良さそうです。
オンラインチェックイン後の空港での手続き
あらかじめオンラインチェックインを済ませておけば、当日、一般の空港カウンターに並ばずに、専用の荷物預け入れレーンにて荷物を預けることができます(日本の場合)。
その後は手荷物検査を受けて出国手続き。そして搭乗ゲートに向かいましょう。空港カウンターに並ばずに済むので、スムーズです。お子様連れの方にもおすすめです。
フライトが変更になった場合など
自分で公式HPからチケットを予約した場合で、航空会社の都合でフライト時間が変更になったときは再度自分で手続きをしなければなりません。
時間にきっちりとした日本のサービスに慣れていると、「航空会社の都合で勝手にフライト時間が変更されるの?」と驚くかもしれませんが、フライト時間が勝手に変更されることは意外とあります。
例えば、8時55分出発だったのが、13:35分出発に変更になったり(4時間40分遅くなる)、13:40分出発だったのが、12時出発に変更になったり(1時間40分早まる)…。5時間以上変更になることもあるようです。
フライトの時間が変更される場合は、メールでセブ・パシフィック航空から連絡がきます。ただし、「フライトの時間が変更になったのか…」程度の認識ではいけません。
メールの中で、フライトの出発時間が変更になったけれど、あなたは「Accept」(受け入れる)か、「View other options」(他の選択肢を探す)か問われます。
「View other options」を選択した場合は、フライトを変更しなければならないので、公式HPからアサインして、新しいフライトに変更して予約しましょう。
なお、会社都合の変更の場合、元のフライトから30日以内の変更であれば手数料はかかりません 。チケットの払い戻しも無料です。
まとめ
フィリピンに行くならセブ・パシフィック航空がお得です。もともとリーズナブルな価格ですが、柔軟にサービスを選べ、必要なオプションのみをつけることで、より価値ある旅行を可能にしてくれます。
なかでもオンラインチェックインはスマホやパソコンから事前に出来るので、空港カウンターで並ぶ必要がなく、スムーズな搭乗が可能です。
これからフィリピンへ行く予定のある方は、ぜひセブ・フィリピン航空のオンラインチェックインを利用してみてください。

◇経歴
幼少期に1年、30代で1年、アメリカに滞在
◇資格
実用英語技能検定準一級
TOEIC860点
◇留学経験
渡航先:アメリカ
(幼少期は現地のelementary schoolに、30代では現地のcommunity collegeに通学)
◇海外渡航経験
旅行:アメリカ、カナダ、オーストラリア、メキシコ、クロアチアなど。
◇自己紹介
海外旅行が好きなWebライター。なかでもアメリカが好きで、10回以上渡航しています。
またアメリカに行けるように、現在はオンライン英会話でレッスン中です。
分かりやすい記事をお届けできるよう頑張りますので、よろしくお願いいたします!