これからセブパシフィック航空を利用する方、今のチェックイン方法に戸惑わない自信はありますか?
この記事では、オンラインチェックインの方法から空港での手続き、手荷物のルールまで詳しく解説します。
事前準備をしっかり行えば、当日の混雑を避け、余裕を持って出発できます。ウェブチェックインを活用すればカウンターでの待ち時間を大幅に短縮できるため、知っておくと便利です。この記事を参考に、セブパシフィック航空での旅をスムーズに始めましょう。
セブパシフィック航空のチェックイン方法
セブパシフィック航空は1986年に創業し、現在ではフィリピン国内で最大の路線網を持つ航空会社に成長しました。フィリピン航空を上回り、国内最大の航空会社となっています。
海外のLCC(格安航空会社)に対して安全面の懸念を持つ方もいますが、セブパシフィック航空は高い安全基準を維持しています。2018年には航空格付け会社エアラインレイティングス(AirLineRatings.com)から最高評価となる7つ星を獲得しており、その安全性は国際的にも認められています。
セブパシフィック航空は、ウェブチェックインを利用すると空港での手続きがとてもスムーズになります。パソコンから事前に済ませておけば、当日のカウンターでの待ち時間を短縮できるでしょう。
最近の空港はデジタルで管理しているところが多くなり、搭乗客が自分でできる範囲が広がっています。不安であれば、YouTubeや空港の公式サイトなどで機器の操作方法を事前にチェックしておきましょう。
なお、ウェブチェックインは必須ではありません。手続きが難しいと感じた場合は、当日空港のチェックインカウンターで対面で行うこともできます。その場合は列に並ぶ必要がありますが、チェックイン自体に問題が生じることはありません。
オンラインチェックインの具体的な手順
オンラインチェックインについても解説しておきましょう。まず公式サイトのトップページにアクセスし、上部メニューから「Manage」→「Check in」を選びます。
次に、表示されたページで「予約リファレンス番号」(英語版サイトでは「Booking Reference Number」)と姓またはEメールアドレスを入力して、「ゲストとして続ける」ボタンをクリックします。日本語版サイトを使用している場合は一度遷移ページが表示されるので、「予約管理ページ」をクリックします。
その後、英語版のページに移動するため、再度同じ情報(Booking Reference Number と Surname)を入力して「Continue」をクリックします。旅行会社を通じて予約した場合は、メールアドレスよりも姓を入力する方が確実です。「Booking Reference」とは予約時のe-ticketに記載されている6桁の英数字のことです。この番号があれば、自分の予約情報にアクセスできます。
次のページでは、フライト便名や氏名などの予約内容を確認します。間違いがないか必ずチェックしましょう。
続いて、パスポート情報の入力を行います。ただし、予約時にすでに入力済みの場合は、この項目はグレーアウトされており入力は不要です。入力が必要な場合は、「Passport Number(パスポート番号)」、「Country of Issue(発行国)」、「Expiration Date(パスポートの有効期限)」を正確に入力します。
入力内容に問題がなく、座席指定や機内食などの追加サービスが不要であれば、ページ下部までスクロールして「Continue」をクリックして次に進み、完了させましょう。
受託手荷物のルールと追加料金
セブパシフィック航空では、受託手荷物の追加は事前に行っておくことをおすすめします。事前に手配していない手荷物を当日預けたい場合は、出発の1時間前までに1つだけ預けられますが、追加料金が発生します。
当日の追加料金については変動することがあるため、最新情報は予約した旅行会社に直接確認するのがよいでしょう。一般的に、事前に予約するよりも当日追加する方が高くなる傾向があります。
経由便の場合(例:日本 → マニラ → セブ)でも、同時に予約している限り受託手荷物の料金は1回分で済みます。ただし、フライトを別々に予約した場合は、それぞれの区間で手荷物料金を追加する必要があります。費用を抑えるためにも、複数区間のフライトは同時に予約することをおすすめします。
成田空港でのチェックイン手順と利用ターミナル情報
セブパシフィック航空での搭乗手続きには、空港カウンターでの対面チェックインとオンラインチェックインの2種類があります。手荷物の量や時間があるかどうかなどを考慮し、好きな方を選びましょう。
成田空港では、セブパシフィック航空は第2ターミナルを使用しています。情報は予約確認メールにも記載されていますが、事前に把握しておくと安心です。
第2ターミナルは成田空港の国際線ターミナルのひとつで、多くの航空会社が使用しています。空港に到着したら、3階の出発フロアへ向かいましょう。セブパシフィック航空のチェックインカウンターは「K」エリアにあります。
カウンターでのチェックインでは、パスポートと予約確認番号(または印刷した予約確認書)が必要です。スタッフが預け荷物の重量確認と搭乗券発行を行います。エコノミークラスの場合、通常は20kgまでの手荷物が無料ですが、航空券のタイプによって異なる場合があるため事前に確認しておきましょう。
成田空港第2ターミナルには自動チェックイン機も設置されています。混雑時にはこちらを利用すると時間短縮になりますが、預け荷物がある場合は、チェックイン後に荷物預け専用カウンターへ移動する必要があります。
搭乗当日の流れとスムーズな搭乗のためのポイント
セブパシフィック航空でスムーズに搭乗するために、いくつかのポイントを押さえておきましょう。国際線の場合、出発の3時間前には空港に着くのが理想的です。チェックイン、セキュリティチェック、出国審査などの各ステップを慌てずに進められるよう、時間に余裕を持てると安心です。
搭乗前の準備と確認事項
出発前に必要書類をすべてまとめておくと安心です。パスポート(有効期限を確認)、eチケット、ビザ(必要な場合)などを用意しましょう。また、フィリピン入国には、入国カードの記入も必要です。
オンラインチェックインを済ませている場合でも、搭乗券は印刷しておくか、スマートフォンに保存しておくと、いざという時に対応できます。特に海外では、電子機器のトラブルに備えて紙の搭乗券があると便利です。
セブパシフィック航空では、搭乗時間の45分前にはゲートを閉鎖します。搭乗口の場所は空港の電光掲示板で確認できますが、案内板やアナウンスにも注意しましょう。予定が変更されることもあります。
空港での移動と時間管理
成田空港第2ターミナルは広いため、出発ゲートまでの移動時間も考慮する必要があります。セキュリティチェックと出国審査は混雑することがあるので、これらの手続きに30分から1時間ほど見込んでおくとよいでしょう。
搭乗口へ向かう前に、トイレも済ませておきましょう。フライト直前は搭乗口付近のトイレが混雑することが多いです。また、水筒や空のボトルを持参し、セキュリティチェック後に給水所で水を入れておくと便利です。
長時間フライトの場合は、機内で快適に過ごせるよう準備をしておくと良いでしょう。ネックピローや軽い毛布、耳栓などがあると眠りやすくなります。時差ボケ対策として機内で寝ておいた方が、仕事に集中できたり、観光を楽しめたりします。
また、暇にならないように本やタブレットなども用意しておくとよいでしょう。非日常でも楽しめるものを持参しておくとリラックスしやすいです。
トラブル対応と緊急連絡先
万が一の遅延や欠航に備えて、セブパシフィック航空のカスタマーサービスの連絡先を控えておくことをおすすめします。また、フライト情報を確認できる公式アプリをダウンロードしておくと、リアルタイムの更新情報を受け取れます。
空港内では無料Wi-Fiが利用できますが、接続が不安定な場合もあります。重要な連絡先やフライト情報はオフラインでもアクセスできるよう、スクリーンショットなどで保存しておきましょう。
予期せぬ事態に冷静に対応するため、余裕を持ったスケジュールを組むことが何よりも大切です。乗り継ぎがある場合は、十分な時間的余裕を確保しましょう。
機内持ち込み手荷物のルール
セブパシフィック航空では、機内持ち込み手荷物にも明確なルールがあります。エコノミークラスの場合、7kgまでの手荷物1個と小さな個人的な持ち物(ハンドバッグ、ラップトップバッグなど)の持ち込みが許可されています。
サイズ制限もあり、持ち込み手荷物は56cm × 36cm × 23cmを超えないようにする必要があります。これらの制限を超えると、チェックイン時に受託手荷物として預けるように言われてしまい、追加料金が発生する場合があります。
機内持ち込み禁止品目についても把握しておきましょう。液体類は100ml以下の容器に入れ、透明な密閉袋にまとめなければいけません。また、ハサミやナイフなどの鋭利な物、スプレー缶、ライターなども制限があります。
まとめ
セブパシフィック航空を利用する際は、事前にウェブチェックインをしておくと便利です。成田空港では第2ターミナルの「K」カウンターを利用し、余裕を持って到着しておきましょう。
このガイドを参考にチェックインから搭乗までスムーズに進めて、旅の第一歩を踏み出してください。準備万端で臨めば、セブパシフィック航空での旅に不安感はないはずです。

◇経歴
英語科高校卒
外国語学部英米学科卒
学習塾で英語を教えている
◇資格
・IELTS6.5
◇留学経験
イングランドのオックスフォードのOxford English Centreに3週間の語学留学と、スコットランドのエディンバラのUniversity of Edinburghに1年間の交換留学をしていました。
◇海外渡航経験
高校時代にオックスフォードの語学学校へ留学
大学時代にエディンバラ大学へ1年交換留学
◇自己紹介
ハリー・ポッターがきっかけで英語に目覚め、高校・大学とイギリスに留学したイギリスマニア。学校はアメリカ英語なので自己流でイギリス英語を習得。発音、スペル、すべてにおいてクイーンズ・イングリッシュを使い英語の先生にバツをくらうもめげず。生まれも育ちも日本で、海外に繋がりがなかったため留学が夢となった。アルバイトで全資金を稼ぎ渡英すると、勝手な高い理想を上回るほどの素晴らしさを目の当たりにし更に虜に。