セブ島最大のローカル市場『カルボン・マーケット』を徹底解剖:歴史、魅力、楽しみ方

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成田空港から直行便で約5時間で行ける手軽なリゾート地として人気な フィリピン・セブ島。ゴールデンウィークや年末年始のセブ旅行を計画している方も多いのではないでしょうか。

また、観光地としてだけではなく、実は近年セブ島は 留学先としても人気です。その人気の秘訣は 授業料や物価の安さ・人の陽気さ・観光スポットが多いこと。

観光地としても留学先としても人気のセブ島の中でも特に人気の観光地、 「カルボン・マーケット」のおすすめポイントについて今回は詳しく解説していきます!

※市場にあるものや値段などの情報はすべて2024〜2025年現在の情報です。

カルボン・マーケットとは?歴史と概要

カルボン・マーケットはマーケットが数多く存在するセブの中でも 最大級のマーケットで、今年で 誕生から114年の歴史のあるマーケットです。店先には観光客向けの工芸品も数多く並び、何度訪れても新たな発見のある楽しい場所です。

ローカル市場としての側面

観光客だけでなく現地フィリピン人も日々の日用品を買うために訪れるため、スーパーにはない ローカルフードや珍しい野菜などがたくさんあります。山積みにされた色とりどりな野菜やフルーツは壮観で、 「THE・東南アジアのローカルマーケット」な雰囲気を存分に味わうことができます。

ナイトマーケット

カルボン・マーケットには ナイトマーケットもあります。混雑していることも多いですが座って落ち着いてご飯を食べることのできるスペースもありますし、お酒を楽しむことも可能です。

ほかの観光地が近い!

カルボン・マーケットは観光スポットが密集した場所にあります。そのため 移動時間をあまり使わず効率よく観光することが可能です。

市場で手に入るもの 多彩な商品ラインナップ

フィリピンに来たら一度はやってみたい食べ歩き。ここではたいていのローカルフードが手に入ります。まずは B級料理を紹介します!

食べ歩き

ごはん系

・レチョン(豚の丸焼き)
フィリピン料理といえばこれ!というほどに有名なレチョン。豚の丸焼きです。表面はカリカリ、中はジューシーな絶妙な焼き加減のコチラは ビールのおともにぴったりな一品です。

・ルンピア(春巻き)
日本の春巻きに似た料理のルンピア。 小さいので小腹がすいた時のスナックとしてもおすすめです。少し塩辛いので一日観光して疲れた体に沁みます…。ビールと合わせておつまみとして食べても◎

・バッチョイ(フィリピン風ラーメン)
一杯100円ほどで食べられるラーメン。豚や魚介のだしが効いていてとてもやさしい味わいです。

デザート系

・ハロハロ
レチョン・ルンピアなどの塩辛いご飯の後はデザートも欲しくなりますよね?そんな時に食べていただきたいのがこの ハロハロ。最近では日本のコンビニでも売られていますよね。

しかし、本場のハロハロは日本のものとは少し違います。ウベ(タロイモ)の紫色のアイスクリームと色鮮やかなゼリーやフルーツが合わさったカラフルで見た目にもおいしいスイーツです。

お店によっても味が違うので食べ比べをしてみてはいかがでしょうか? チャオキンなどのチェーン店でも提供されています。

・バナナ・キュー
バナナに砂糖をまぶして焼いたBBQ料理。焼かれたことでバナナの甘さがさらに引き立っています。

飲み物

・マンゴーシェイク
フィリピンの特産フルーツの1つ、マンゴーを使ったシェイクでまるでマンゴーを丸ごとかじっているかのような濃厚な味わいです。

・フィリピンビール
日本ではなかなか目にしない フィリピンビール。日本円にして200〜300円ほどで買えるので一度試してみてはいかがでしょう。最も有名なのは サンミグライト。薄い色の見た目のとおり、 ライトな飲み口でビールが苦手な方も飲みやすく、揚げ物によく合います。

もっと重めなビールが好きな方には レッドホースがぴったり。茶色の瓶に赤い馬のシルエットがデザインされたビールで、かなりビターでヘビーな味わいです。

マーケットで買えるもの

カルボン・マーケットでは食べ物以外にもさまざまなものが手に入ります。

果物・野菜
マンゴーやパパイヤなどの名産品から見たこともない野菜まで幅広い品ぞろえです。丸々一個売っている店もあれば、食べ歩き用にカットして売っている店もあります。中でもおすすめなのは マンゴスチン。日本ではなかなか見かけない果物です。セブを訪れた際に試してみてはいかがでしょう??

手工芸品や雑貨
セブの職人が手作りした カゴバッグやアクセサリーも販売されています。 キーホルダーやネックレスなどの小物類はかさばらないのでお土産に最適です。


カルボン・マーケットでは服も安く手に入ります。常夏で一年中 最高気温29〜33℃をキープするセブ旅行では思った以上に汗をかいて持ってきた服だけでは足りない!ということにもなるでしょう。また、マリンアクティビティで濡れて服が足りなくなることがあるかもしれません。

そんなときでもご安心を。 カルボン・マーケットでは破格で服が手に入ります。荷物を最小限に抑えるために旅行中はマーケットで安く買った服を着て、帰る前に捨てて帰る、という人もいます。お土産をたくさん持って帰りたい方はマーケットで服を買うことを検討してみるのもいいのではないでしょうか。

アクセス方法と周辺観光スポット

カルボン・マーケットはコロンストリートという有名な大通りの近くにあります。

アクセス方法

一番簡単で安全なのは タクシー。お値段もかなり安いので是非利用してみてください。ただ、ぼったくりの被害も数多く報告されているため、 アプリを使うか乗る前にメーターがちゃんと動いているかなどの確認を。

ジプニー(乗合バス)を使うという手もありますが、 スリ被害が多く報告されているので乗る場合は細心の注意を払って利用してください。

<タクシーの場合の所要時間>
→セブ空港から約35分
→ITパークから約20分
→SMシティから約15分

合わせて行きたい!近隣の観光スポット

サンペドロ要塞
フィリピン最古の要塞で、大変迫力があります。スペイン統治時代に他勢力からフィリピンを守るために建てられました。

サントニーニョ教会
多くの国民が カトリック教徒であるため、毎週日曜日には多くの人々が祈りを捧げに訪れます。明るい装飾の教会内は歴史を感じさせます。毎年1月に開催される シナログ祭りの際にはより盛り上がります。

マゼランクロス
世界一周を成し遂げた探検家 マゼランに由来する建造物で、色鮮やかな天井絵が楽しめます。

コロンストリート
セブ一の繁華街で昼も夜もにぎわいます。道沿いに屋台が出ているほかちょっとしたショッピングモールもありお買い物も楽しめます。

市場内の歩き方と買い物のコツ

歩き方

身軽な格好で!
カルボン・マーケットは時にはとても混雑します。ほかの人の邪魔にならないよう、またスリ対策の意味も込めて身軽な格好で行きましょう。

小銭を用意しよう
大きい額のお札を持っていくとおつりが出せない、などの理由で断られることもあります。近くのショッピングモールなどで 小さい額に崩してから行きましょう。

迷ったら店員さんや道行く人に聞いてみて
かなり入り組んだ構造をしていて広いので、 Google mapでは太刀打ちできないことも。そんな時は周りの人を頼ってください。 ”Where is 〇〇?”のような簡単な英語で十分伝わります。

ローカルフードに注意!

ですが、ローカルな分日本とは 衛生基準や環境が異なるため、 食中毒などのリスクには注意が必要です。また、食べたことのない果物などを食べてかぶれやアレルギー反応が起きる可能性もあります。

この対策方法として、

・肉が生焼けで赤っぽい場合は食べない(特に豚・鶏肉)
・口に入れた際にかゆい感じがしたら食べない
・日本から胃腸薬を持っていく
・万が一に備えて病院の位置や連絡方法、海外保険の確認をしておく

といったことが挙げられます。
海外旅行はアクシデントもつきもの。気を付けつつもここでしか味わえないフードを楽しんでくださいね。

カルボン・マーケットの治安と安全対策

スリが多発

日本人は優しくてNOと言わない・言えないというイメージが先歩きしているため標的にされてしまうことも…。加えて、フィリピンでは 白い肌=富の象徴・お金持ちというイメージを持っている人も多く、肌が白い人が多い日本人はなおさら標的にされやすいのです。

ここで、実際にあったスリの例を挙げます。

カルボン・マーケットを日本人女子3人で歩いていて、そのうち1人はスマホストラップでiPhoneを斜め掛けしていました。
メイン通りから外れた細い路地を歩いていた時に近くに停まっていた車に乗った男から「Hey!」と声をかけられ、そちらに気を取られて目を向けている間に、歩行者の男が少しぶつかるようにしてすれ違いました。
その後、しばらく経ってiPhoneで地図を見ようとした際にスマートフォンがなくなっていることに気づき、彼女の首にはiPhoneが抜かれたスマホストラップがぶら下がっていたのです…。

どうですか?怖いですよね??車に乗っていた男とすれ違いざまにiPhoneを盗んだ男はおそらく共犯者で、一瞬のうちに巧みにスリを行ったのです。

他にも、 チャックが閉まっているリュックから財布を抜かれた、ズボンのポケットからスマートフォンを抜かれたという被害も多発しています。

対策方法

・大金を持ち歩かない
・財布を2~3個持つ
・鞄を常に目に入る位置に(リュックは危険です)
・セキュリティポシェットを使う(服で上から隠すとなお良い)
・1人で歩かない

もしもスリに遭ったら?

在セブ日本国総領事館に連絡をして指示を仰ぎましょう。また、 現地警察に連絡するのも有効です。さらに、 海外保険に盗難補償が含まれる場合があるほか、 iPhoneならApple careが適応される場合もあるので保険内容も併せて確認しておきましょう。

まとめ

セブで人気の観光地、カルボン・マーケットについて紹介してきました。

前述したとおり、カルボン・マーケット近くにはセブに行ったら絶対に行きたい観光地が集まっているので、1日でかなり楽しむことができます。

セブ旅行を計画中の方は、カルボン・マーケットをぜひ旅のプランに加えてみてください!

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