フィリピン留学を検討しているけど、「エージェントに頼らず自分で手配できるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
実は、フィリピンの語学留学は留学エージェントを使わなくても自分で手配することが可能です。
本記事では、エージェントを使わない手配方法のメリット・デメリットや準備の流れ、注意点などを解説します。
費用を抑えつつ自分のペースでフィリピン留学を実現したい方は、ぜひ参考にしてください!
- フィリピン留学は自分で手配できる?
- 留学エージェントを使わないメリット
- 留学エージェントを使わないデメリット
- フィリピン留学を自分で手配するのが向いている人
- フィリピン留学を自分で手配する流れ
- フィリピン留学を自分で手配する際の注意点
- まとめ
フィリピン留学は自分で手配できる?
フィリピン留学はエージェントを使わずに自分で手配可能です。
最近はインターネットで情報収集が簡単にでき、語学学校への申し込みもオンラインで完結することが増えています。
手間はかかりますが、計画的に進めれば問題なく手配できます。
では、どのような流れで準備すればよいのでしょうか?
語学学校を選ぶ
まずは自分に合った語学学校を探しましょう。
・比較ポイント:授業の質、費用、滞在先の選択肢、立地(セブやマニラなど)、口コミ
・情報収集の方法:学校の公式サイト、留学経験者のブログ、SNS、YouTube
・申し込み方法:多くの学校は公式サイトから直接申し込み可能
必要な手続きと準備
留学を成功させるためには、渡航前に以下の手続きを済ませる必要があります。
・航空券の予約:価格が変動しやすいため、早めに手配
・ビザの確認:30日以上滞在する場合はビザや特別就学許可(SSP)が必要
・海外旅行保険:万が一の医療費や盗難対策に加入しておくと安心
滞在先を決める
フィリピン留学では、学校が提供する学生寮やホームステイ、または自分でホテルやコンドミニアムを借りるという選択肢があります。
・寮のメリット:学校と一体型で便利、食事付きのことが多い
・自分で手配する場合:Airbnbやホテルを活用可能
スケジュール管理と準備のポイント
エージェントなしの留学手配では、スケジュール管理がカギになります。
・余裕を持った計画を立てる:特にビザ申請や航空券の手配は早めに
・必要書類をチェック:パスポートの有効期限、ビザ、学校の入学許可書など
・英語の準備も忘れずに:オンライン英会話やアプリを活用して、最低限の英会話力をつける
留学エージェントを使わないメリット
フィリピン留学を自分で手配することで得られるメリットは多く、特に費用面や自由度の高さが大きなポイントです。
以下、具体的なメリットを4つ紹介します。
費用を抑えられる
留学エージェントを利用すると、手数料やサポート料が発生しますが、自分で手配すればこれらの費用を節約できます。
・語学学校の公式サイトから直接申し込むことで、手数料なしで入学できる
・エージェント経由のパッケージプランより、自由に費用を調整できる(宿泊先や食事プランの選択肢が増える)
・その分、留学期間を延ばしたり、他のアクティビティに予算を回せる
自分のペースで手続きを進められる
エージェントを利用すると、決まったスケジュールに沿って手続きを進める必要がありますが、個人手配なら自分の都合に合わせて計画できます。
・学校探しから申し込みまで、空いた時間にマイペースで進められる
・予算やスケジュールに合わせて、最適なプランを柔軟に調整できる
情報収集力・問題解決力が身につく
自分で学校を選び、問い合わせ、必要な手続きをこなすことで、計画力や問題解決能力が養われます。
・学校やビザの手続きについて調べることで、留学全体の流れを深く理解できる
・現地でトラブルが起きた際も、事前に調べた知識があることで落ち着いて対応しやすくなる
より自分に合った学校・滞在プランを選べる
エージェントを通すと、提携している語学学校の中から選ぶことになりますが、自分で手配すれば選択肢が広がります。
・小規模な語学学校やユニークなプログラムを見つけられる
・自分の学習スタイルに合った学校を自由に選べる(スピーキング特化、試験対策特化など)
・宿泊先の選択肢も広がり、快適な環境で生活しやすくなる
留学エージェントを使わないデメリット
自己手配には多くのメリットがありますが、一方でエージェントのサポートを受けられないことによるデメリットも存在します。
ここでは、特に気をつけるべきポイントを4つ紹介します。
現地でのサポートが受けられない
エージェントを利用すれば、トラブル時のサポートが受けられますが、個人手配では自力で対処しなければなりません。
・現地で病気や盗難に遭った際、エージェントの緊急対応がない
・空港ピックアップや滞在先の手配を自分で行う必要がある
手続きに時間と手間がかかる
語学学校の申し込み、ビザ申請、航空券の手配などを全て自分で進めるため、手間がかかります。
・学校探しに時間がかかる(口コミや料金比較などの調査が必要)
・ビザやSSPの手続きがややこしく、初心者にはハードルが高い
学校選びの失敗リスクがある
エージェントを通せば、ある程度信頼できる学校を紹介してもらえますが、個人手配では自分で学校の良し悪しを判断しなければなりません。
・公式サイトの情報だけでは、実際の授業の質や雰囲気がわかりにくい
・現地で思っていた環境と違う場合でも、簡単に変更できない
初心者にはハードルが高い
特に初めての留学の場合、英語でのやり取りや留学手続きに不安を感じる人も多いでしょう。
・学校や滞在先との英語でのメール対応が必要になる
・留学前にするべきことが多く、計画が不十分だとトラブルにつながる
フィリピン留学を自分で手配するのが向いている人
では、どんな人がフィリピン留学の自己手配に向いているのでしょうか。
以下に当てはまる方は、エージェントを使わない方法が合っているかもしれません。
自分でリサーチするのが好きな人
情報収集や比較検討を苦に思わない人は、個人手配でもストレスが少なく進められるでしょう。
むしろ自分で調べて計画を立てる過程を楽しめるタイプの人は、自己手配に向いています。
留学費用をできるだけ抑えたい人
できるだけ安く留学したい、と費用面を重視する人にも自己手配はおすすめです。
エージェントに払う費用を省ける分、同じ予算でも長く滞在できたり、他の体験にお金を回したりできます。
海外旅行や留学の経験がある人
過去に海外渡航の経験がある程度ある人は、自分でビザ取得や航空券予約などの手続きに抵抗が少ないでしょう。
現地の生活イメージも掴みやすいため、初めて海外に行く人に比べて自己手配のハードルが低くなります。
ある程度の英語でのコミュニケーションに慣れている人であれば、学校とのやり取りもスムーズに行えるはずです。
フィリピン留学を自分で手配する流れ
フィリピン留学を自分で手配する際の基本的な流れをステップごとに説明します。以下の順番で準備を進めましょう。
1.語学学校を選び、直接申し込む:まずは留学先の語学学校を決めます。
地域(セブ島やマニラなど)、予算、コース内容、学校の評判などを比較し、自分に合った学校を選びましょう。
学校が決まったら、公式サイトのフォームやメールから必要事項を入力して申し込みます。
寮やホームステイなど滞在先が必要な場合は、この段階で学校に一緒に手配してもらえるか確認しましょう。
2.航空券を手配する:学校の受け入れ日程に合わせて航空券を予約します。
出発日と帰国日を決め、早めにフライトを手配しましょう。
学校側が指定する到着日があれば、それに沿うスケジュールで渡航してください。
3.ビザなど必要書類の準備:滞在期間によってはビザの取得が必要です。
通常、30日以内の滞在はビザ不要ですが、それ以上はビザ延長や特別就学許可(SSP)が必要になります。
学校から案内がある場合も多いので、必要書類を確認して準備しておきましょう。
パスポートの有効期限も忘れずにチェックし、必要なら更新します。
4.海外旅行保険に加入する:留学中の万が一に備え、必ず海外旅行保険に加入しましょう。
医療費はもちろん、盗難や事故などに対応できるプランを選ぶことが大切です。
保険によって補償内容が異なるため、留学期間に見合ったプランを選んでおくと安心です。
フィリピン留学を自分で手配する際の注意点
最後に、自分でフィリピン留学を手配する場合に気を付けたいポイントを確認しておきましょう。
信頼できる語学学校を選ぶ
費用の安さだけで学校を決めるのは危険です。
極端に安い学校の中には、講師の質が低かったりサポートが不十分だったりする例もあります。
必ず学校の評判や口コミを調べ、必要に応じて日本人スタッフの在籍状況なども確認しましょう。
公式サイトの情報だけでなく、実際に留学した人のブログやSNSの体験談も参考になります。
トラブルへの備え
エージェントなしではトラブル対応も自己責任です。
万が一に備えて事前に対策を考えておきましょう。
パスポートやビザのコピーを別途保管し、現地の日本大使館や緊急時に連絡できる家族・友人の連絡先を控えておく、といった準備が大切です。
現地の日本人コミュニティに参加して情報交換できるようにしておくと、いざというとき心強いです。
保険や安全面の考慮
海外旅行保険には必ず加入し、補償内容を把握しておきます。
滞在中は「自分の身は自分で守る」という意識を持ちましょう。
フィリピンでは地域によって治安が異なるため、渡航先の安全情報を事前に調べ、危険と言われる場所には近づかないようにします。
夜間の一人歩きや貴重品の管理にも十分注意し、常に安全第一で行動しましょう。
まとめ
フィリピン留学はエージェントを使わずに自分で手配することも十分可能です。
ただし、紹介したメリット・デメリットを踏まえて自分に合った方法を選ぶことが大切になります。
自己手配で得られる経験や節約できる費用は魅力的ですが、不安が大きい場合はエージェントのサポートを活用するのも一つの手です。
大切なのは、安心して準備を進められ、充実した留学生活を送れる方法を選ぶこと。
あなたに合ったやり方で、ぜひフィリピン留学を実現してください!

◇経歴
・新卒で入社した貿易商社にて韓国語英語を使い貿易業務に従事。
・現在は大手総合情報サイトのカスタマーサクセス職に携わる傍ら、副業で韓国語・英語を使用しマーケティングチームの一員として奮闘中。
◇留学経験
・カナダに姉妹校をもつ国際的な高校に入学し、交換留学を経験。
・大学では国際学部を専攻し、国際情勢を英語で毎日学び、卒業論文も
英語で執筆。
・大学在学中に韓国外国語大学という韓国一外国人留学生の多い大学に
留学し、英語と韓国語を同時に学ぶ。
◇海外渡航経験
旅行:タイ、バリ、カナダ、韓国
◇自己紹介
小学生の時に、ナルニア国物語に出会い、英語に目覚めました。
英語が話せたら、色んな人と話せるだろうなぁ、自分の知らない世界を知ることができるんだろうなぁという幼い時に芽生えた純粋な心を今日まで忘れず、”語学”と共に生きてきました!
私は日本生まれ日本育ちですが、在日コリアンのルーツを持っています。第一言語は日本語ですが、母国語にも興味を持ち、小学5年生から独学で勉強をして韓国語検定6級を取得した過去もあります。
語学は人生を豊かにしてくれるものだと心から信じていますし、楽しさを自分のものだけにせず、誰かと分かち合いたい気持ちからライターとして活動を始めました!
今年からオーストラリアに拠点を移し、再度勉学に励みつつ、『自由に働く』ことを夢に掲げていますので、現地の最新情報なども発信できたら嬉しいです。