海外経験がまだ浅い状態で
フィリピン留学を考えた時、現地での生活に不安はありませんか?
フィリピンの語学学校の中には、日本人オーナーが経営している
日本資本の学校があります。
他の語学学校よりも、日本人のニーズに合わせたコースが提供されていたり、生活の中で困ったことが起きた時に相談しやすかったりします。
この記事では日本資本の語学学校について、特徴やメリットはもちろん、注意点やデメリットまで紹介していきます。
- 日本資本の語学学校とは?その特徴とメリット
- 日本人経営の語学学校一覧とその特色
- 日本資本の学校での学習カリキュラムとサポート体制
- 食事や生活環境:日本人に優しい配慮
- 日本資本の学校を選ぶ際の注意点とデメリット
- まとめ
日本資本の語学学校とは?その特徴とメリット
はじめに日本資本の語学学校についての基本情報を紹介します。
日本資本以外の学校とはどのような点において違うのでしょうか、この先の記事を読み進めていく前に理解しておきましょう。
フィリピンで日本人が経営している語学学校
まず、日本資本の語学学校とはどのような語学学校なのかということを紹介します。
フィリピンの語学学校をその経営別で見ていくと、日本資本、韓国資本、台湾資本の3つがあります。
この中で日本資本と言われるのは、経営者が日本人であったり、経営元の企業が日本の企業であるのが理由です。
他の語学学校と比較すると、日本人生徒が多くて、日本人生徒の対応ができるように日本語が話せるスタッフも多いという特徴があります。
日本資本の語学学校で学ぶメリットとは?
それでは、フィリピンの日本人経営校で学ぶメリットとは何なのでしょうか。
まずは、日本人生徒が多いことから、先生やスタッフが日本人の英語の弱点や勉強の仕方をよく理解していて、それに合わせた英語学習のサポートをしてくれるという点がメリットだと言うことができます。
また、滞在先となる学生寮も日本人の暮らしやすさに合わせた住環境が整っている場合が多く、初めての海外滞在であっても安心して留学生活を始めやすいということもメリットです。
参考URL
https://www.ryugaku-onebridge.com/schools/style/japanese-capital?utm_source=chatgpt.com
日本人経営の語学学校一覧とその特色
ここでは具体的にフィリピンにある日本人経営の語学学校の一覧と、その特色について紹介していきます。
フィリピンは全体的にマンツーマンレッスンを行っている語学学校が多く、今回紹介する学校も英語の授業はマンツーマンレッスンとなる学校です。
また、語学学校というと英語の勉強をする場所というイメージが強いですが、英語と一緒に将来に役立つスキルを勉強できるという学校もあるので、ぜひチェックしてみて下さい。
QQ English ITパーク校
日本資本の語学学校としては最大規模を誇るのがQQ English ITパーク校です。
学校があるのはセブ島の中でも経済特区とされるエリアで、他の地域よりも治安が良いことで知られます。
QQ Englishでは、授業が全てマンツーマンレッスンで行われます。
英語の4技能を全て伸ばせるように独自に開発された教材や、英語が速く伸びると言われているカランメソッドを導入しており、授業中に集中して英語を勉強することができる学校です。
滞在先は学生寮、ホテル、コンドミニアムなどの選択肢があります。
ホテルやコンドミニアムは自分で手配することになりますが、学生寮は学校を通して申し込む形式になります。
学生寮は2022年に完成したばかりの新しい寮で、カプセルホテルタイプです。
寮内に留学生同士が交流できるコモンスペースが設けられていて、英語を使って新しい友達を作りやすい環境になっています。
First English Global College
フィリピンで日本人の英語学習に特化したコースを提供しているのがFirst English Global Collegeです。
日本人の苦手を理解し、「瞬間翻訳」や「発音矯正」を通して英語力の向上を目指します。
また通常のフィリピンの語学学校のマンツーマンレッスンは個室で行われますが、オープンタイプの教室になっているという特徴があります。
生徒それぞれに机が与えられていて、先生が机に来て授業が行われるという形になります。
授業だけではなく、自習の時にも自分の机を使って勉強することができるというメリットがあります。
その他、海外留学経験を持つ日本人スタッフが常駐しており、語学力や文化的背景の違いから担当のフィリピン人講師に質問しにくい困り事も相談しやすい環境が整っています。
Seed Tech School
フィリピンに留学して、英語だけではなく就職活動など将来にも役立つITスキルを手に入れたい人におすすめなのが、全寮制でITスキルと英語を同時に学ぶことができる学校、Seed Tech Schoolです。
英語の授業は最大一日3時間まで受講でき、自分のレベルに合わせたアウトプット重視の授業で英語力向上を目指すことができます。
ちなみに、プログラミングなどの難しい内容を英語で学ぶのは不安という人も多いかもしれませんが、Seed Tech Schoolでは日本人エンジニアが日本語で授業を行うので安心です。
さらに、Seed Tech Schoolの特徴として、週に一度の課外授業があります。
ただ語学学校で勉強するだけではなく、スラム街や現地大学への訪問など、フィリピンのリアルに触れることができるプログラムも用意されています。
参考URL
https://qqenglish.jp/school/itpark/
https://www.firstcebu.com/
https://seed-tech-school.com/message
https://www.google.com/url?q=https://www.firstenglish.jp/knowhow/schools-of-japan-in-cebu/?utm_source%3Dchatgpt.com&sa=D&source=editors&ust=1742390709028150&usg=AOvVaw2hWHh_z8fiAbmIQCfqPG8Q
日本資本の学校での学習カリキュラムとサポート体制
フィリピン留学で日本資本の語学学校を選ぶと、どのような勉強ができたり、サポートを受けられたりする特徴があるのでしょうか。
具体的に見てみましょう。
日本人の弱点「英語を話すこと」に特化したクラスが多い
フィリピンの語学学校ではマンツーマン授業が行われることが多く、グループ授業と比べると英語を話す時間が長くなります。
特に日本資本の学校では、日本人の苦手なスピーキングや発音に重きを置いていることが多いです。
また、学校によっては日本の学校で経験する機会の少ない、複数人での英語ディベートや人前での英語プレゼンテーションを行うクラスを提供しているところもあります。
困った時に日本語で助けを求めることができる
日本資本の学校には、日本人スタッフや日本語を話せるスタッフが常駐している場合が多いです。
海外生活経験が無い、または少ないという人にとって、留学は英語を勉強するということだけではなく、海外の異文化生活に慣れるという新しい経験になります。
もしかしたら体調を崩してしまったり、滞在先の設備にトラブルが発生することなどがあるかもしれません。
焦っている時や急ぎの問題がある時に、まだ十分に説明できる英語力が無いという場合、とても不安な思いをすることになるかもしれません。
しかし、語学学校の日本人スタッフであれば日本語で自由に話すことができるので安心です。
食事や生活環境:日本人に優しい配慮
日本資本の語学学校が提供するのは、日本人向けの英語のクラスだけではありません。
語学留学中の大切な要素である食事や生活環境についても、日本人が暮らしやすいように環境が整っている場合が多いです。
どのような配慮があるのでしょうか。
高級ホテルやコンドミニアムなどの快適な滞在先も
留学中の滞在先は自身の希望条件や予算によって選択することができますが、学校によっては学生寮の他に、学校の近くにある高級ホテルやコンドミニアムなどに滞在することができます。
親子留学の場合でもリラックスして暮らすことができますし、部屋の清掃サービスやランドリーサービスを利用したり、部屋のキッチンで自炊したりすることで、快適な留学生活を送ることができるでしょう。
門限などのルールが厳しすぎない場合が多い
学校にもよりますが日本資本の語学学校では、韓国資本の語学学校などと比較すると、門限や外出に関するルールの設定が無い、または厳しくない場合が多いです。
学校以外の時間に出かけて現地フィリピンの生活を楽しむことができるでしょう。
ただあまり夜遅くまで出かけると危ないですし、翌日の授業に集中できないなんてことになってしまうので要注意です。
日本人に優しい食事メニュー
海外留学先で慣れない食事でお腹の調子を崩すという話はよくあります。
せっかくだからフィリピンの料理を体験したいという気持ちもあるかもしれませんが、毎日3食食べていると、段々日本食が恋しくなってくるということもあるかもしれません。
特にフィリピン留学の場合、語学学校や学生寮で食事が提供されるのが基本となっていますが、日本資本の語学学校では、日本人の口に合うメニューが提供されている場合が多く、日本人が過ごしやすい環境になっています。
参考URL
https://studyin.jp/blog/158
https://www.hub1234.com/philippines-japanese-management.html?utm_source=chatgpt.com
日本資本の学校を選ぶ際の注意点とデメリット
日本資本の語学学校には、メリットだけではなくデメリットも潜んでいます。
語学学校選びの参考になるように、デメリットについても確認していきましょう。
授業料が少し高め
他の韓国資本や台湾資本の語学学校と比べると、日本資本の語学学校の授業料は少し高い傾向にあります。
そのため、留学費用を少しでも節約したいと考えている人にとってはデメリットになってしまいます。
それでも日本資本の語学学校を検討したいという人は、滞在先や現地生活費など、授業料以外の面で調整するのが良いでしょう。
外国人の友達を作りにくい
日本資本の語学学校の学生は日本人が多いので、日本以外の海外から来た友人を作るのが少し難しいです。
そしてそのために、英語ではなく日本語を話しがちになってしまうという留学生もいます。
せっかく海外留学しているのだから英語を使って生活したいというのであれば、日本人が多くても英語を使って話すようにするという強い意志を持って生活する必要が出てくるかもしれません。
遊びすぎて英語力が伸ばせない
フィリピン留学に来ている人の中には、海外旅行でアクティビティなどを楽しみながらリフレッシュすることをメインに来ているという人もいます。
それも留学スタイルの一つです。
ただ英語力をぐんと伸ばすために留学している人であっても、これに引っ張られてしまうことがあります。
日本資本の語学学校では、門限などのルールが厳しくないということもあって、一緒に遊びに行きたいという気持ちになってしまうかもしれません。
もちろん息抜きは大切ですが、遊びすぎて英語の勉強がおろそかにしてしまってはもったいないです。
自分の目標(=英語力を伸ばす)をしっかり持って、遊びすぎないように気をつける必要があります。
参考URL
https://www.ceburyugaku-master.com/purpose/japanese.html?utm_source=chatgpt.com
まとめ
この記事ではフィリピン留学で選べる語学学校の中でも、日本資本の語学学校について紹介してきました。
日本資本の語学学校では、日本人の英語の弱点に合わせたレッスンが提供されていて、快適な環境で英語学習ができるようになっていました。
しかし同時に、日本人が多いことによるデメリットもありました。
今回の記事の中で紹介した語学学校のリストや、メリット・デメリットを留学先選びの参考にしてみてくださいね。