
社会人が短期留学をすることで得られるメリットは少なくありません。
一方で、少なからずデメリットもあります。
この記事では、
社会人の短期留学のメリットやデメリット、人気の留学先などについて解説しています。
また、留学するうえでのポイントや、短期留学の費用の目安、資金を貯めるポイントなどについても取り上げているため、ぜひ参考にしてください。
社会人の短期留学の魅力とメリット・デメリット
ここでは社会人が短期留学をするメリット・デメリットを紹介します。
短期留学にはどういう魅力があるのか、その一方でどういった点に注意しなければならないのか、ぜひ参考にしてください。
社会人の短期留学のメリット
社会人の短期留学のメリットとしては以下のような点が挙げられます。
・将来の選択肢が増える
・語学を勉強するきっかけになる
・休職不要で留学できる
・コストを抑えられる
短期留学とはいっても、海外の日本とは異なる文化・環境で生活することは大きな刺激となります。
例えば、働き方にしても日本のように長時間働かないケースもあるほか、仕事よりも家庭優先で定時でしっかりと帰る人もいます。
また、仕事の後に趣味を楽しんでいる人もいるでしょう。
このように、多様な働き方を実際に目にすることで、自身の将来の選択肢が増える可能性があります。
場合によっては海外就職も選択肢になるかもしれません。
次に、短期留学は語学を勉強するきっかけになる可能性があります。
残念ながら短期留学の間に、劇的に語学力が伸びることはほぼありません。
しかし、留学中に語学学校に通っていろんな国の人とコミュニケーションをとる、現地で生活を送る中でその国の言語を使うといった機会はあるため、そこでの経験から「帰国したらもっと語学を勉強しよう」となる人は少なくないでしょう。
短期留学が1つのきっかけになるのです。
そのほかにも、短期留学は会社を辞めたり休職したりする必要がない点もメリットです。
1週間や2週間から留学できるケースもあるため、会社の夏季休暇と有給休暇を組み合わせる、ゴールデンウィークなどの大型連休と有給を組み合わせるなどすれば短期留学は十分可能です。
さらに、期間が短いため留学費用もそれほど高くはなりません。
社会人としてお金を稼いでいる人であれば、無理なく支払える範囲で抑えられるでしょう。
社会人の短期留学のデメリット
一方のデメリットとしては以下のような点が挙げられます。
・語学力の成長には限界がある
・留学経験が強みにならない
・日本人が多い可能性がある
先ほどもふれているように、短期留学で語学力が劇的に伸びることは基本的にありません。
そのため、語学力アップを期待して留学しようとしている人は長期留学など別の方法がおすすめです。
あくまでも短期留学が語学力アップのきっかけになるものだと考えてください。
留学をしていることが強みになり、その後のキャリアに活かせるケースもありますが、短期留学では留学期間が短すぎるためそういったメリットもありません。
人によっては旅行とほとんど同じようなものと捉える人もいるでしょう。
短期留学はキャリアに繋げるというよりも、日本ではできないような経験や考えに触れ、その後の生活やキャリアを考えるきっかけにするというイメージを持って臨むといいでしょう。
そのほかにも、タイミングによっては日本人留学生が多い可能性もあります。
例えば、ゴールデンウィークのような大型練習や、8月の夏休み期間中に留学する場合です。
特に夏休み期間中を使って留学する人は大学生を中心に少なくないため、留学中は日本人との関わりを避けたいといった場合は、タイミングに注意してください。
留学先として人気の国とその特徴
ここでは留学先として人気を集める国を取り上げ、どういった特徴があるのか解説します。
留学先選びで迷っている人はぜひ参考にしてください。
アメリカ
留学というとアメリカをイメージする人も多いのではないでしょうか。
アメリカは大都市と大自然が混在しており、バラエティに富んだ文化を堪能できる点が特徴です。
多種多様の民族・文化が存在しているため、日本ではできないような経験を積むこともできるでしょう。
また、アメリカは留学生が多い国であるため、短期留学のコースを持つ語学学校もたくさんあります。
カナダ
カナダも人気の高い国の1つです。
アメリカ同様英語を学べる一方で、国の安全性や清潔さも高い水準にあるため、安心してのんびり生活したいといった人にぴったりでしょう。
また、英語だけでなく、フランス語も公用語であるため、そちらを学ぶことも可能です。
カナダ最大の都市であるトロントは移民も多く住んでおり、外国人が受け入れられやすい環境だといえます。
イギリス
ヨーロッパで英語を学びたい人は
イギリスも検討してみてください。
イギリスはアートや音楽、ファッション、サッカーなど文化・スポーツの面で世界を引っ張る国の1つです。
また、教育・研究の水準も高い点も特徴だといえるでしょう。
特にロンドンは観光地としても有名であり、見どころが多いため、短期留学中に飽きる心配もありません。
オーストラリア
オーストラリアはシドニーのような大都市もありながら大自然にも触れられる点が特徴の1つです。
南半球の国ということで、日本とは季節が逆になるため、留学の際には注意してください。
英語を学び、現地の文化に触れつつ、自然に囲まれた中でのんびり過ごしたい、さまざまなアクティビティに取り組みたいといった人にぴったりの国です。
ニュージーランド
オーストラリアと同じく南半球に位置する
ニュージランドは、穏やかな気候と大自然に囲まれた環境が魅力の1つです。
英語を学びつつさまざまなアクティビティに取り組むこともできます。
また、他の国と比べても学費や滞在費が比較的安いため、コストが気になる方は選択肢となるでしょう。
オークランドやクライストチャーチなどが留学先として人気を集めています。
アイルランド
アイルランドはイギリスの隣に位置する国であり、治安の良さが特徴の1つです。
英語を学べる一方で、イギリスと比べると日本人留学生の数は少ないため、語学の勉強に取り組みたい人にとっては理想的な環境だといえるでしょう。
パブ文化も有名であるため、授業の後にパブに行って英語を使ってコミュニケーションをとるといったこともできます。
マルタ
マルタは地中海に位置する国で、ヨーロッパで英語を勉強したいといった人から高い人気を集めています。
世界遺産やビーチなどでのアクティビティも楽しめる他、コストもヨーロッパの中では比較的安いため、短期留学の選択肢としてもぴったりです。
毎日活発に活動したいのであれば、リゾートの中心地であるセントジュリアンがおすすめです。
ハワイ
アメリカへの留学を検討している人には、
ハワイもおすすめです。
アメリカ=本土のニューヨークやボストン、シアトルなどをイメージする人も多いかもしれませんが、ハワイは語学学校も多く短期留学先にも適しています。
また、アメリカの中でも比較的治安が良く、都市によっては日本語が通じやすい環境もあるため、留学に不安を感じている人でも安心できるでしょう。
なかでも、東京都より面積が小さいオアフ島には、語学学校がたくさんあり留学先としておすすめです。
面積が小さいため、路線バスを利用して島内を移動できます。
韓国
韓国文化が好き、韓国語を学びたいといった人には
韓国留学もおすすめです。
日本から距離も近いため、航空券代を抑えやすく、また文化的にも近い部分があるため、生活しやすいでしょう。
韓国の語学学校の中居は、大学が展開する学校もあるため、しっかりと韓国語を学びたい人にもぴったりです。
短期留学を成功させるためのポイント
ここでは社会人が短期留学を成功させるためのポイントを紹介します。
短い期間でも留学を充実したものにするために何をすればいいのか、ぜひ参考にしてください。
目的を明確にする
短期留学は、その名の通り留学期間が短いため、あっという間に終わってしまいます。
留学をする目的を明確にし、留学初日から目的達成に向けて積極的に行動することが大切です。
例えば語学力を少しでも伸ばすことを目指すのであれば、学校での勉強はもちろん、放課後はクラスメートとご飯などに行き積極的にコミュニケーションをとるようにしましょう。
また、現地の文化に触れることが目的なら、時間を見つけて各地に出かけることも大切です。
自分が何をしたいのか、どうなりたいのかを考えたうえで目的を設定しましょう。
目的に沿った国を選ぶ
目的を設定したら、その目的を一番達成できそうな国を選ぶことも大切です。
例えば、海外のサッカー文化に触れたいといったことであれば、サッカー発祥の国であるイギリスへの留学が適しているでしょう。
また、日本人が少ない場所で生活することを目的としているのであれば、アイルランドが選択肢になります。
多様性を感じたいということであれば、アメリカなどが適しています。
このように、目的を設定することで、自分がどの国に適しているのかがよりわかりやすくなります。
予算を考慮する
短期留学は長期留学と比べると比較的低予算で留学できますが、それでも、現地での生活を充実させるためには予算があるに越したことはありません。
そのため、留学費用がどのくらいかかるのかを確認し、お金に余裕を持たせられるようにすることが大切です。
例えば、物価の安い国であれば、出費を抑えられるため、その分さまざまなアクティビティに費用を充てることができます。
短期留学の費用比較と資金計画
ここでは、留学先として人気の国に短期留学する場合の費用の目安を紹介します。
それぞれの国に1週間もしくは4週間留学した場合の費用の目安は以下のとおりです。
・アメリカ;1週間17~19万円、4週間56~65万円
・カナダ:1週間12~15万円、4週間35~47万円
・イギリス:1週間12~17万円、4週間41~64万円
・オーストラリア:1週間14~16万円、4週間37~43万円
・ニュージーランド:1週間13~16万円、4週間36~41万円
・アイルランド:1週間11~13万円、4週間37~47万円
・マルタ:1週間10~14万円、4週間37~46万円
なおこの料金は、授業料、滞在費、食費を含めたものとなっています。
一方で、航空券代や海外保険料、各種手続き費用、教材費、現地での交通費、交際費などは含まれていません。
アクティビティを楽しみたいのであれば、さらに資金が必要になるでしょう。
資金を貯めるためには、目標金額を設定し、毎月の出費を見直すことが大切です。
無駄遣いしているようであればそれをやめ、貯金に回しましょう。
例えば外食が多い人は自炊に切り替えることで出費を抑えられます。
また、会社の規定で認められているのであれば、アルバイトや副業をするのも1つの方法です。
まとめ
今回は社会人の短期留学のメリットやデメリット、人気の留学先、費用の目安などについて解説しました。
社会人が短期留学をするメリットとしては、費用負担を抑えられることや会社を休職・退職する必要がないことなどが挙げられます。
海外で生活してみたい、日本でできない経験をしたいといった人にとっては短期留学が選択肢の1つとなるでしょう。
留学を成功させるためには、目的を明確にし、資金を計画的に貯めることが大切です。
今回の内容を参考に、ぜひ短期留学を計画してみてください。
◇経歴
・イギリスに半年間留学
・イギリスでサッカーの指導者ライセンスを取得(指導の試験などは全て英語)
◇資格
・特になし
◇留学経験
・イギリス:2013年4月〜9月、The English Studio
・ドイツ:2019年9月〜、大学院留学(英語ではなくドイツ語です)
◇海外渡航経験
イギリスにはサッカーの指導を勉強するために留学しました。半年間現地の日系チームに所属し、指導者として活動しながらイギリスの指導者ライセンス取得に向けてコースにも参加していました。また、平日は語学学校に通い、英語の勉強をしていました。
◇自己紹介
ドイツの大学院に留学中のライターです。イギリスに半年間の留学経験があるほか、ドイツには現在も留学中で6年目を迎えています。現在はドイツ語学習がメインですが、英語も勉強しなおしており、語学力をさらに伸ばすことを目標にしています。