ドイツ留学で英語を学ぼう!留学の方法やメリット・デメリットをしっかりご紹介します

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ネイティブキャンプのコラムをご覧のみなさん、こんにちは!今回のコラムでは、英語を学ぶために留学の行き先を、英語圏ではなくドイツに留学して学ぶメリット、デメリットを紹介します!

このコラムを読むことで以下の3つのポイントが理解できるようになります。

・ドイツ留学とドイツの語学学校に通う違い

・ドイツで英語を学ぶメリット、デメリット

・ドイツ留学で英語以外にドイツ語の習得の必要性について

それでは、コラムを確認して、留学生活の準備を進めましょう!

ドイツで英語を学ぶ方法:英語で学べるドイツの大学に留学する

 

英語で学べるドイツの大学に留学するメリットのひとつは、学費の安さです。

国公立大学に留学する場合、Baden-Württemberg州(バーデン・ビュルテンベルク州)の大学を除いて、学費が無料で留学することができます。

他のヨーロッパ圏の大学でも、学費が安い大学もありますが、ドイツではEU以外の留学生に対しても、授業料が無料で留学できることが大きな魅力です。

もしBaden-Württemberg州の大学に通う場合でも、年間約20万円程度の学費で留学できます。

また、近年ではドイツの大学が提供する英語での授業が増加しており、現在では2200以上の専攻が全て英語で授業を行っています。

これにより、さまざまな専攻で英語を学べる機会が広がっていることも、ドイツ留学の特徴の一つです。

 

ドイツ留学で英語を学ぶ方法:語学学校に通う

 

語学学校は留学と異なり、1年中どのタイミングでも毎週月曜日に入校でき、受講期間も1週間単位で柔軟に調整できます。

そのため、自分のスケジュールに合わせて計画的に語学学校に通えることが大きなメリットです。

ただし、学校やコースのレベルによっては時期や期間に制限がある場合があるので事前の確認が必要です。

一方で、語学学校のデメリットは、ドイツ留学と異なり授業料は無料にならないので、留学よりも授業料は費用がかかるので注意が必要です。

 

ドイツ留学で英語を学ぶメリット

 

ドイツ留学で英語を学ぶメリットは以下の3つです。

・授業料が無料(国公立大学に留学する場合)

・多国籍の学生と英語で交流できる(ドイツ人をはじめ、世界中から集まった学生と友達になれる)

・留学中にアルバイトができる(生活費の足しにすることが可能)

これらのメリットについてひとつずつ詳しくみていきましょう!

 

授業料が無料(国公立大学に留学する場合)

 

英語圏への留学と比べて、費用を抑えられる点が最大のメリットです。

参考として、欧米への留学費用はおよそ300万〜800万程度かかりますが、ドイツ留学の場合、年間およそ160万円〜180万円に抑えることができます。

国公立大学への留学であれば、授業料は無料で、生活費も日本とほぼ同じです。

さらに学生寮やルームシェアを利用することで、生活費を少し抑えることも可能です。

ドイツの大学生の平均的な支出は、生活費や滞在費を含めて1ヶ月あたり約10万円程度だと言われています。

日本と比べ、物価もユーロも高いドイツでの暮らしは支出が多いと考えられます。短期間ならともかく、長期での滞在の場合、費用をしっかりと用意しておくと安心です。

 

多国籍の学生と英語で交流できる(ドイツ人をはじめ、世界中から集まった学生と友達になれる)

 

英語の授業では、英語圏の先生が担当することが多いですが、ドイツ人の先生が担当している場合でも、基本的にドイツ人の話す英語はクリアで非常に聞き取りやすいです。

同じ授業に参加しているのはドイツ人の学生だけでなく、さまざまな国から集まった学生たちです。

そのため、英語を共通の言語として会話を楽しむことができます。

日常生活ではドイツ語が主に使われますが、英語を話せるドイツ人の友達ができると、ドイツでの生活がスムーズになり、留学生活もより充実するでしょう。

同じように、世界中から英語を学ぶためにドイツに留学している学生や、ドイツ語を学ぶために来ている留学生もいます。

さまざまなバックグラウンドを持った学生と英語で交流できることは、留学の大きな魅力です。

 

留学中にアルバイトができる(生活費の足しにすることが可能)

 

学生ビザを取得している場合、現地でアルバイトをすることができ、留学しながら生活費を稼ぐことができます。

求人サイト以外にも、大学内のキャリアセンターでもアルバイトの情報を探すことができます。

ただし、労働時間には制限があり、仕事によってはドイツ語のスキルが求められる場合があるので、求人情報をよく確認して申し込むことが重要です。

 

ドイツ留学で英語を学ぶデメリット

 

一方で、デメリットとしては、以下の2つがあげられます。

・初級レベルの英語コースを見つけるのが難しい

・日常会話ではドイツ語の理解が必要

 

初級レベルの英語コースを見つけるのが難しい

 

ドイツでも日本と同じように高校まで英語の授業があるため、語学学校や英語コースでは初級レベルのクラスを見つけるのが難しいです。

ほとんどのコースは中級以上からスタートするため、事前に一定レベルの英語力を身につけてから渡航することをおすすめします。

 

日常会話ではドイツ語の理解が必要

 

次の章で詳しく解説しますが、大学や語学学校の中では英語を使って生活できます。

しかし、学校を出ると、日常生活ではドイツ語の理解が必要な場面が多くなります。

 

ドイツ留学の注意点:日常生活にはドイツ語が必要

英語を学ぶ環境が整っているドイツ。しかし、学校の一歩外ではドイツ語が飛び交います。

そのため、日常生活ではドイツ語を理解していた方が暮らしやすい場面がたくさんあります。

たとえば、スーパーで日用品を購入する時に、商品名や商品の説明は基本的にドイツ語で書かれています。翻訳機を使用すれば解決できることもありますが、ある程度の単語を学んでおくと安心です。

また、道路標識もドイツ語で表示されているので、事前に理解しておくと便利です。

年齢や地域によっては、ドイツ語しか話せない人も多く、都会にくらべて田舎では英語が通じにくいこともあります。

英語を学ぶ機会は充分にありますが、あくまで英語圏の国ではないので、公用語のドイツ語の理解が必要になったり、英語が通じない場面に遭遇する可能性があることは心得ておきましょう。

 

絶対ドイツ語が話せないと生活できないのか?

ドイツ語が話せないことでドイツで生活できないわけではありませんが、前述のようにドイツ語が話せないことで生活が不便に感じることはあるかもしれません。

たとえば、日本で生活している時に、英語しか話せない外国人よりも「おはよう」「ありがとう」と日本語で話しかけてくれる外国人の方が親近感がわきますよね。相手の国の言語を大切にすることで、仲良くなるきっかけになるかもしれません。

ドイツでもドイツ語の挨拶や日常会話を覚えて話してみると、ドイツ人との交友関係が広がり、留学生活がもっと楽しくなるでしょう。

 

ドイツ留学に関するよくある質問

さいごに、ドイツ留学に関するよくある質問を解説します。

 

留学のためにどのくらいの英語力が必要?

大学や専攻によって、英語資格の証明が求められる場合があります。

その場合、必要な資格やテストの種類について事前に確認しておくことが重要です。

テストの種類は大学によって異なりますが、一般的に多くの大学ではIELTSTOEFLが英語資格として認められています。

IELTSとTOEFLはリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つのカテゴリーから構成されているため、しっかりと対策を立てる必要があります。

もし英語資格が不要な場合でも、授業をスムーズに理解するためには、B2レベル(TOEICでおおよそ785〜940点程度)の英語力があると安心です。

 

留学にどのくらいの費用がかかるの?

 

授業料は無料ですが、入学時や新学期前には共済費として約100〜300ユーロ(約12,000〜35,000円)の支払いが必要です。

この費用はスポーツ施設料や互助会の費用などに充てられて、共済費を支払うことで「セメスターチケット」(Semesterticket)を手に入れることができます。

このチケットがあれば、大学のある州の公共交通機関を無料で利用できるようになります。

 

どんな留学先があるの?

 

ドイツの留学先としては、首都ベルリンや、有名大学が数多くあつまる学園都市のハイデルベルクなどが有名です。

特にベルリンでは、地方に比べると生活費がやや高くなりますが、歴史的な建物や美しい現代建築、おしゃれな街並みが魅力的で、ドイツ国内で最も人気のある留学先です。

ベルリンの大学例:ベルリン自由大学

ベルリン自由大学、フンボルト大学、ベルリン工科大学、シャリテー医科大学と、ベルリン大学連合を形成している、ドイツの国立総合大学です。

イイギリスの高等教育専門誌『Times Higher Education(THE)』による2025年の世界大学ランキングでは、ベルリン自由大学は104位にランクインしています(日本の大学では東京大学が28位、京都大学が55位、東北大学が120位)。

※参考:WorldUniversity Rankings 2025

 

まとめ

 

今回のコラムでは、以下の内容について詳しく解説しましたがいかがでしょうか?

・授業料が無料になるドイツ留学と、入学のタイミングを自由に選べる語学学校との違い

・ドイツで英語を学ぶメリット、デメリット

・ドイツ語の習得は必須ではありませんが、話せると留学生活がもっと楽しくなる

ぜひこのコラムを参考にして、自分に合った留学先を見つけてください。

そして、しっかり準備をして、貴重な留学経験を楽しんでくださいね!もし英語力に不安がある場合は、ネイティブキャンプを活用してみるのもおすすめです!

 

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