ネイティブキャンプのコラムをご覧のみなさん、こんにちは! オーストラリア旅行や留学の時は、携帯電話を自由に使いたいですよね。
たとえば写真をとったり、撮影した写真を友達に送ったり、SNSに投稿してみんなとシェアしたり。
オーストラリアに到着してから、現地でスムーズにスマホを利用できるように、今回は
オーストラリアのSIMカード
についてご紹介します!
ぜひ最後までご覧いただき、しっかり準備してオーストラリア旅行や留学を楽しんでくださいね。
- オーストラリアのSIMカードとは
- SIMカードとeSIMの違い
- オーストラリアのSIMカードの種類
- オーストラリアでのSIMカードの購入方法
- オーストラリアでのSIMカードの使用方法
- オーストラリアでeSIMを使う方法
- よくある質問
- まとめ
オーストラリアのSIMカードとは
普段持ち歩いているiPhoneやスマホには「SIMカード」というICチップが組み込まれたカードが挿入されています。
このSIMカードがあることで、電話やデータ通信(メールやインターネットの利用、SNS投稿など)ができるようになります。
その一方で、カードタイプのSIMカードと異なり、iPhoneやスマホに最初からデータとして内蔵されている「eSIM」もあります。
SIMカードとeSIMの違い
スマホに直接差し替えるタイプのSIMカードと、スマホに内蔵されているeSIM、それぞれ海外旅行で使うときのメリットとデメリットをみてみましょう。
SIMカードのメリット・デメリット
SIMカードのメリットは、SIMカードを差し替えるだけで手続きが簡単に完了することです。
しかしデメリットとして、購入したSIMカードを挿入する前に、スマホのSIMロックを解除しなければなりません。
SIMフリーの場合が多いですが、渡航前に自分のスマホはSIMロックが解除されているか確認してみましょう。
確認は、キャリアのオンラインサイトや店頭でできます。
またSIMカードを交換した間は、日本の電話番号への通話ができなくなります。
もし連絡をとる必要がある場合は、事前に伝えておくことをおすすめします。
なおデータ通信のみのプランをえらぶ場合、LINEなどのアプリを通じた通話は、引き続き使用できるので、日本から連絡が来る可能性がある場合は、通話方法を事前に伝えておくと安心です。
eSIMカードのメリット・デメリット
eSIMのメリットは、オーストラリア到着後、オンラインで手続きすればすぐに使い始められることです。
デメリットとしては、eSIMに対応していない機種があることです。
iPhoneは、XS・XS Max・XR以降の機種がeSIMに対応していますが、Androidは新しい機種でも対応していない場合があります。
手元にあるスマホがeSIMに対応している機種なのかを確認しましょう。
また、eSIMもSIMカードと同様に、日本の電話番号への通話はできません。
オーストラリアのSIMカードの種類
SIMカードやeSIMカードにはいくつかの種類があります。 ここでは、その中でも代表的なものを紹介します!
SIMカードの3大キャリア
オーストラリアのSIMカードを提供している大手通信キャリアは、
・Optus(オプタス)
・Vodafone(ヴォーダフォン)
の3社です。
Telstra(テルストラ)は元々国営の通信事業者で、オーストラリアではDocomoのような立ち位置を持つキャリアです。
特徴としては、つながりやすさがあり、オーストラリアの広いエリアで使用できます。
特に都市部以外の地方でも問題なく利用できるので、広範囲にわたって安心して使いたい方におすすめです。
Optus(オプタス)はオーストラリアで二番目に大規模な通信事業者で、Telstraと比べると比較的お得な価格設定が特徴のキャリアです。
留学生やワーキングホリデーで滞在している方に人気のキャリアです。
プランが豊富でコストパフォーマンスも良好です。
Vodafone SIM(ヴォーダフォン)は、TelstraやOptusと比較すると、回線に対応している範囲は限られますが、大手キャリアは使いたいけど価格を抑えたい人にはぴったりです。
中心地から離れて利用する場合は、Telstraが安心ですが、都市部や人気観光地で使用する場合は、どのキャリアも問題なく使うことができます。
格安SIM
最近は3大キャリアの回線を使った、格安SIMも人気があります!
その中でおすすめの格安SIMは、Amaysim(アメイシム)です。
AmaysimはOptus回線で10年以上の歴史があり、日本だとahamo (docomo回線)やpobo(au回線)のような格安SIMです。
特徴として余ったデータを次の月に繰り越して使えるので無駄なく使うことができます。
eSIM
はじめてeSIMを使う人でも安心して利用できるのが、日本企業がサポートしている
trifa (トリファ)です。
Optus回線を利用しており、購入から設定まで日本語での説明があり、万一困った時は24時間の無料日本語チャットサポートから問い合わせることができます。
海外での利用が不安な方にもおすすめです。
オーストラリアでのSIMカードの購入方法
事前準備としてSIMカード、eSIMを購入する前に、必ず、SIMフリーのスマホなのか、それともSIMロックがかかっており、渡航前に解除する必要があるかを確認しましょう!
解除しないままだと、オーストラリアで使うSIMカードが挿入できない場合があるので注意が必要です。
購入時のチェックポイント
スマホの準備ができたらいよいよ購入です!SIMカード、eSIMともにたくさん種類があるので、どれを選ぶか迷ってしまうかもしれません。
そんな時は3つのポイントを比較してみましょう。
◎利用可能範囲
キャリアによっては、都心部から離れると接続が不安定になることもあります。
訪れるエリアを確認して最適なキャリアを選びましょう。
◎データ容量
都心部のカフェやファーストフード店にはフリーWi-Fiが利用できることが多いです。
目安として1週間ほどの旅行では、3〜5ギガの利用がおすすめです。
心配であれば、オンラインでデータを追加購入できるオプションもあるので、確認しておくと安心です。
◎料金
旅行や留学などの目的、渡航先、滞在期間を考えてどのくらいのデータ容量が必要か考えましょう。
必要な容量が決まったら各社プランを比較してみましょう。
短期の滞在なら空港で購入がおすすめ
オーストラリア到着後、すぐにスマホを使いたい場合は、空港でSIMカードを購入するのがおすすめです。
空港には、大手キャリアのSIMカード販売店があり、購入と同時に店員さんがSIMカードの差し替えやセットアップをしてくれることが多いです。
手間を省けるので、特に短期の旅行の場合は便利です。
長期の滞在ならスーパー、携帯電話販売店、オンラインサイトでも購入できます
到着後、すぐにスマホを使う必要がなければ、街中にある携帯販売店やスーパー、郵便局やコンビニなどでもSIMカードを購入することもできます。
空港と比べて格安SIMの取り扱いが増えるので価格を比較して自分に合ったプランを選びやすくなります。
オーストラリアでのSIMカードの使用方法
オーストラリア到着後、購入しましょう。
販売店によってはその場で初期設定してくれる場合もありますが、今回は自分で設定する場合について解説します!
セットアップ
スマホがSIMフリー、またはSIMロックを解除した状態になっているか、
確認の上、
スマホの電源を切り、現在挿入されているSIMカードから、新しいSIMカードに差し替えたら設定完了です。
SIMカードを取り出すときは、スマホの側面にある小さい穴、またはミゾにSIM取り出しピンをさして取り出します。
SIM取り出しピンはスマホを購入した時に同梱されていますが、もし見つからない場合は、クリップやまち針、安全ピンなどでも代用可能です。
オーストラリアでeSIMを使う方法
eSIMは実店舗ではなく、各オンラインサイトでの購入が一般的です。
各オンラインサイトの申し込み手順にそって購入しましょう。
注意点として、購入後、eSIMは即時に発行されるため、キャンセルや変更はできません。
申し込む前に、内容を十分に確認してから手続きを行いましょう。
セットアップ
購入後は、eSIMを使用できるように設定しましょう。
セットアップには、SIMフリーまたはSIMロック解除済みのスマホが必要です。
また、インターネット接続が必要なので、Wi-Fi環境を利用して行ってください。
オーストラリア到着後、空港のフリーWi-Fiを使ってセットアップを行うことも可能です。
セットアップの詳細は、購入したeSIM提供会社の公式サイトに記載されていますので、それを参照しながら進めてください。
スムーズに進めば、約10分で完了します。
よくある質問
日本で事前にSIMカード、eSIMの購入はできますか?
日本にいても通販サイトで購入できますが、現地での購入より料金が高くなる場合があります。
また通販サイトでSIMカードとeSIMを間違えて購入しないように、注意が必要です。
SIMカードの場合は、旅行前に挿入してしまうと、その時点から利用開始になってしまうこともあるので、SIMカードを切り替えるタイミングは気をつけて切り替えをおこなってください。
英語に自信がない場合は、SIMカードをどうやって準備したらいいですか?
英語に自信がない方には、空港でSIMカードを購入することをおすすめします。
空港の店舗では旅行者向けにサポートしているため、英語がうまく話せなくても、店員さんが購入からセットアップまでサポートしてくれる場合が多いです。
一方、格安SIMは実店舗がない場合が多いので、すべて英語での設定が必要な場合もあります。
事前にオンラインサイトを確認し、自分で設定できるかチェックしてみましょう。
まとめ
オーストラリア旅行や留学時に、現地で使うSIMカードについて、SIMとeSIMの両方を紹介しました。
オーストラリアでの滞在日数や訪問地に合わせて、自分に最適なSIMカードを選びましょう。
どちらの選択肢も、しっかりと準備すれば、快適な滞在ができます。
楽しいオーストラリア滞在になりますように!