
オーストラリアにある世界遺産
ウルル(エアーズロック)。教科書やテレビで見たことがある人も多いのではないでしょうか。
現地では大自然の魅力を存分に感じることができる日の出・日の入り鑑賞や、アボリジニ文化を知ることができる特別な体験など、アクティビティもたくさんあります。
今回はウルルの魅力やウルルまでの行き方、そしてどんな楽しみ方ができるのかについて、私が実際にウルルに行った時のエピソードも交えながら紹介したいと思います。
- オーストラリアが誇る世界遺産「ウルル(エアーズロック)」
- ウルルの位置とアクセス方法
- ウルルの魅力とサンライズ・サンセット鑑賞
- 初めて行く方にもおすすめ!ウルルを楽しめるツアー
- ウルルは登山禁止!登山以外の楽しみ方は?
- まとめ
オーストラリアが誇る世界遺産「ウルル(エアーズロック)」
オーストラリアの観光地の1つとして有名なのが「ウルル(エアーズロック)」です。
赤い土の砂漠の中に突然現れる大きな赤い岩は、写真や映像で見るだけでも迫力がありますが、実際に目にするとそのスケールに圧倒されてしまいます。
また、ウルルは自然の偉大さを実感できる場所であると同時に、オーストラリアの先住民アボリジニにとって大切な聖地でもあります。まずはウルルの特徴について、紹介していきたいと思います。
びっくりするくらい巨大な一枚岩
ウルルは高さが約350メートル、全長約3,400メートルという巨大さを誇る、世界最大級の一枚岩です。
この高さは東京タワーよりも少し高いくらいで、近くで見るとその大きさに驚きます。しかも、専門家の研究によれば、地上に見えている部分は全体の約1割程度だけで、残りは地下に埋まっているという風に考えられています。とてつもないスケールです。
約6億年前からこの場所に存在しているとされていて、自然の不思議さを感じることができる場所です。
朝と夕方に起きる色の変化
どうして多くの人たちがウルルを訪れるのでしょうか。
他では見ることのできない大きな岩を間近で見たいということはもちろんですが、中でも特に朝夕に日の当たり方によって色の変わるウルルの姿が人気です。
朝日がのぼる早朝、日の沈む夕方にはウルルが見える展望台に観光客たちが集まります。
この色の変化を楽しむことができるサンライズ・サンセット鑑賞については、後ほど詳しく紹介したいと思います。
アボリジニにとっての聖地
さらにウルルについて語る上で、この場所が先住民アボリジニにとっての特別な場所であり、精神的なよりどころであるという点を忘れてはいけません。
そのため2019年には登山口が閉鎖され、ウルルに登ることは禁止されています。
ウルルの周辺にはアボリジニの伝説にまつわる場所や、文化を紹介するカルチャーセンターなどがあり、その暮らしや文化について理解を深めることもできます。
ウルルの位置とアクセス方法
オーストラリアの中央部にあるウルルは、主要都市からは離れた場所に位置しています。
日本からは直通便がありませんし、アクセスは少し時間がかかりますが、その分訪れた時の感動はひとしおです。ここではウルルの場所や最寄りの空港、さらに日本からの行き方について紹介していきます。
場所はオーストラリアのほぼ真ん中
ウルルがある「ウルル=カタジュタ国立公園」はノーザンテリトリー準州の南の方、オーストラリアのほぼ真ん中のあたりにあります。
最も近い人口約1万人以上の都市、アリススプリングスからも450kmの距離があり、シドニーやメルボルン、ケアンズなどからの主要都市からは飛行機で行くのが一般的です。
周囲には赤土の砂漠地帯が広がっています。私はシドニーから飛行機を利用しましたが、砂漠の中にひときわ目立つウルルの姿を見つけると「あれがウルルだ!」と、まだ飛行機の中なのに少し感動してしまいました。
最寄りの空港はエアーズロック空港
さて、ウルルを空路で訪れる際の玄関口となるのが「エアーズロック空港」です。
空港はウルルから約30kmの距離にあって、ホテルやレストランが集まっている観光の拠点「エアーズロック・リゾート」までは約8kmあります。
飛行機の時間に合わせてエアーズロック・リゾートまで行くシャトルバスが運行していて、レンタカーを借りる人以外はこのバスを利用します。混雑具合にもよるかもしれませんが、私が行った時はバスのところで宿泊するホテル名を言えば、どのバスに乗るのか教えてもらえました。
ただ、エアーズロック・リゾート内にもシャトルバスが走っていて各施設を移動することができるので、間違えたとしても大丈夫です。
日本からの行き方
気になる日本からのアクセスですが、残念ながら日本からエアーズロック空港への直行便はありません。
アリススプリングスからバスに乗るという経路もありますが、一般的にはシドニー、メルボルン、ケアンズ、ブリズベンといった日本から直行便が就航している主要都市から国内線に乗り継いでエアーズロック空港を目指すことになります。
国内線と国際線のターミナルが別になっていることもあるので、乗り継ぎ先の飛行機の搭乗にあたってはどこに行って乗るかをしっかり確認しておくことがおすすめです。
ウルルの魅力とサンライズ・サンセット鑑賞
ウルルといえばぜひおすすめしたいのが
サンライズ・サンセットの鑑賞です。
昼間の太陽の下に堂々と立っているウルルも印象的ですが、朝と夕方は太陽の動きに合わせて色が変わる様子を見ることができます。次にサンライズ・サンセット鑑賞について紹介したいと思います。
複合遺産として世界遺産に登録
実はウルルは自然遺産、文化遺産の2つの側面から世界遺産として登録されている複合遺産です。
「地球のへそ」とも呼ばれる神秘的な自然の岩であるだけではなく、アボリジニの文化や歴史を色濃く残していることがその理由です。そのためウルルはただ自然の雄大さを見て感じることができると同時に、先住民の文化について学ぶこともできる世界遺産なのです。
夕暮れに染まっていくウルル
ウルルで人気のアクティビティはサンセットとサンライズの鑑賞ですが、多くの観光客は到着した日の夕方に日の入り(サンセット)を鑑賞するところからウルル観光を始めます。
サンセットの時間が近づくと、エアーズロック・リゾートからの道をバスやレンタカーでやってきた多くの観光客が展望スポットに集まってきて、カメラを手に太陽の動きを見守ります。
私がバスで訪れたサンセットの観賞場所は、丘の下から上の方まで見る場所を移動して鑑賞することができました。見る場所や時間によって表情が変わるのでとても貴重な景色を見ることができたと思っています。
早朝の日を浴びるウルル
サンライズは早朝の暗い中でバスに乗り込んで、展望台に向かいます。
最初はウルルの真っ暗な姿が見えています。しかししばらくすると空が少しずつ明るくなっていって、岩の色が柔らかいピンク色に近くなっていきます。
初めて行く方にもおすすめ!ウルルを楽しめるツアー
ウルルに行くには日本からの直行便がないので、個人手配で訪れるためには国内便の飛行機やホテル、現地アクティビティの組み合わせを考える必要があります。
そのため、海外旅行の経験が少なくて不安だという方は効率的なツアーを利用するのも1つの手です。ここではどのようなツアーがあるのかについて解説します。
日本から手配する一括ツアー
海外旅行会社やオンライン旅行サイトでは、日本からの往復航空券やホテル、食事などが一括で予約できたり、ガイド付きプランを選ぶことができるパッケージツアーが販売されています。
こうしたツアーを利用すれば、初心者でも安心して旅行することができますし、フライトなどを調べる時間や手間を省くこともできます。
ちなみにウルルの前後にオーストラリアの別の都市を観光できるツアーが多いので、予算や日程の都合に合わせて好きなツアーを選んでみましょう。
現地ツアーを組み合わせて楽しむ
また一方で、パッケージツアーに自分が参加したいアクティビティが含まれていないということもあります。
自由度を重視して旅行したいという人は、現地ツアーを利用するのがおすすめです。例えばサンセットを鑑賞しながら夕食を楽しむことができるツアーや、ウルルの他にカタジュタへの観光ができるツアー、夜の星空ツアーなどがあります。
ただ、欲張ると合計費用が高くなってしまうので、自分の本当にやりたいアクティビティは何なのかをはっきりさせて計画することがおすすめです。
日本語ツアーと英語ツアー
ちなみにウルルでは日本語ガイドが案内してくれるツアーもあります。専門的な説明も日本語で聞くことができるので、英語で聞くより理解しやすいはずです。
ただ、日本語対応のツアーは英語ツアーに比べて料金が高くなる傾向にあります。英語の勉強をしている人は力試しの意味でも英語ツアーに参加してみてもいいかもしれません。
私が英語ツアーに参加した時は、バスの中で色々な言語が飛び交っていて、英語のネイティブ話者ではない人の方が多かったです。ガイドさんの方でも、わかりやすい英語で話して下さっていました。
ウルルは登山禁止!登山以外の楽しみ方は?
かつてウルルは観光客が登山に挑戦するスポットでもありましたが、先住民アボリジニにとっての聖地を守るために2019年に登山が禁止となりました。
現在はかつて登山口だったところに、登山が禁止されたことを示す看板が立っています。
しかしウルルでのアクティビティはそれだけではありません。最後に登山以外の楽しみ方について紹介していきます。
散策路で文化と自然に触れる
ウルルの周辺は誰でも歩くことができる散策コースが整備されています。
代表的なものに「マラウォーク」があって、午前中にはレンジャーが案内するツアーが行われていたりもします。道中にはアボリジニが描いた壁画や伝説が残っている岩壁、滝などを見ることができます。
ちなみに季節によっては暑すぎて昼頃に一部散策路がクローズされてしまうこともあります。仮に歩くことができても昼頃はかなり暑いので、朝の早い時間から行動を開始するのが重要です。
カルチャーセンターでアボリジニ文化にふれる
アボリジニの文化について知りたいなら、カルチャーセンターを訪問してみるのもおすすめです。
アボリジニの伝説や暮らしを紹介する展示、またアボリジナルアートのお土産ショップなどもあります。飲み水が補給できる水道もあるので、散策の途中で水分補給のために立ち寄るというのも良いと思います。
まとめ
今回はオーストラリアにあるウルルについて、その魅力や行き方、楽しみ方について具体的に紹介してきました。
日本から直接行ける訳ではないのでアクセスするのが大変に感じるかもしれませんが、本物のウルルはテレビや本で見るのとは違う、壮大な自然の姿を見ることができる特別なスポットです。
ぜひ今回の記事を参考に旅行の計画を立ててみて下さいね。
◇経歴
教育系企業で国際交流事業をサポートする仕事をし、英語でメールや会議をしていました。
◇資格
・英検(実用英語技能検定) 1級
・TOEICスコア 940
・TOEFL iBTスコア 78
◇留学経験
マレーシアのクアラルンプールにある語学学校に1年間留学して勉強しました。また、高校生の時にニュージーランドの現地の高校に2週間滞在して英語研修を受けたこともあります。)
◇海外渡航経験
マレーシア留学中にシンガポール、タイ、ベトナム、ブルネイ・ダルサラーム王国、オーストラリアに旅行しました。その他、大学生の時に国際交流事業に参加して中国に行ったこともあります。
◇自己紹介
私は中高生時代、自分が留学するなんて考えられないくらい英語が苦手でした。高校の語学研修も後ろ向きな気持ちで行ったのを覚えています。
でも大学入学後に留学生の友達ができてから国際交流に興味を持ち、英語の勉強に前向きに取り組めるようになりました。今でも勉強自体は苦手ですが、海外の友達とのコミュニケーションツールとして使いたいという思いをモチベーションに変えて、頑張っているところです。
英語が苦手な人の視点に立てるライターとして、皆様に楽しんで読んでいただける記事をお届けします!