アメリカで最も古い歴史ある街「ボストン」について徹底解説!観光や留学先としての魅力もご紹介!

ボストン観光、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

アメリカにはさまざまな都市がありますが、みなさんは「ボストン」に行ったことはありますか?

ロサンゼルスやニューヨークなどと比べると、やや知名度は劣るかもしれませんが、実はアメリカで最も古い歴史をもつ街であり、アメリカ屈指の学術都市でもあるんです……!そこで、今回の記事では、そんなボストンについて、主に「観光」面にスポットをあてながら、その魅力をご紹介していきたいと思います。

また、最後には留学先としてのボストンの魅力についてもわかりやすく丁寧に解説していきます。旅行や留学でボストンに行きたいと考えている方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。

ボストンの基本情報

「ボストンという名前は聞いたことがあるけれど、実際どこにあって、どんな都市なのかよくわからない……」という方も多いかもしれません。そこで、まずはボストンの地理や気候、人口といった基本的な情報からチェックしていきましょう!

ボストンの地理

ボストンは、アメリカ本土の東部に位置しています。北東部の「マサチューセッツ州」の州都です。ニューヨーク、ワシントンなどと同様に、アメリカの東部時間帯(米国イースタン・タイム)に属しており、日本との時差は-14時間(サマータイム中は-13時間)です。

日本からボストンにある「ローガン国際空港」までは、ユナイテッド航空と日本航空(JAL)が、直行便を就航しています。13~14時間ほどかかります。乗り継ぎ便の場合は15~23時間ほどかかります。

ボストンの気候

ボストンの緯度は札幌などと同じくらいです。日本と同じように四季があります。

湿度は高くないものの、夏場は30度を超えることもあります。札幌などと同じくらいの緯度ではありますが、冬は北海道よりも寒さが厳しくなります。特に1月、2月は極寒期となります。マイナス15~20度くらいになることもしばしばあります。大雪になることもあります。

4月~9月あたりが気候面から考えると旅行のベストシーズンと言えます。ただし、春や秋でも朝晩は冷え込むことがあるので、寒暖差に対応できるよう、脱ぎ着しやすい上着があると良いでしょう。

ボストンの人口

Census Reporter「Boston, MA」によれば、ボストンの人口は2023年時点で65万2,442人です。そのうち、人種の割合は白人(44%)、アフリカ系(19%)、アジア系(10%)、ヒスパニック系(19%)、ミックス(6%)、その他(1%)となっています。

参照:Census Reporter「Boston, MA」
参照日:2025-01-11

ボストンの治安について

海外に行くにあたり、多くの方が気にするのがその土地の「治安」ではないでしょうか。ここでは、気になるボストンの治安状況をチェックしていきましょう!

アメリカ国内では比較的治安が良い

ボストンは、アメリカ国内では比較的治安が良いとされています。特に窃盗などは減少傾向にあります。ただし、日本と比べると犯罪発生率は高いため、気をつける必要があります。

ボストン市内で治安の良いエリア・気をつけるべきエリア

ボストン市内では、ボストン・コモン、バックベイ、ノースエンドといった中心地や観光客が多い場所は比較的安全だと言われています。ただし、夜は気をつけましょう。

逆に昼間でも気をつけた方が良いエリアは、ロクスベリー地区、ドーチェスター地区、マタパン地区、ジャマイカ-プレイン地区などです。

基本的な安全対策

ボストンでトラブルや犯罪に遭わないためには、基本的な安全対策をとることが大切です。たとえば、あらかじめ危険なエリアを調べておく、貴重品は肌見放さず持ち、目を離さない、夜遅くには出歩かないなどです。

また、ボストンでは地下鉄が走っていますが、スリなども起こっていますので、気をつけましょう。

さくっとわかる、ボストンの歴史について

ボストンは、アメリカでもっとも古い歴史を持つ都市と言われています。

ボストンは、1630年、イギリスからピューリタンの人々が移り住み、彼らの手によってつくられました。また、1773年には、お茶を積んだ東インド会社(イギリスの貿易会社)の船に、アメリカ植民地人が乗り込み、お茶の箱をボストン港に投げ捨てる「ボストン茶会事件 (Boston Tea Party)」が発生。こうした事件をきっかけに、アメリカ独立戦争へと進んでいきました。

ボストンのおすすめ観光スポット

ここからは、ボストンの見どころとなっている、おすすめ観光スポットをいくつかご紹介します。

ボストン・コモン

ピューリタンたちの集会場として使われていた場所で、アメリカ最古の公園と言われています。現在では、市民の憩いの場となっています。

ボストン美術館

アートに触れたい方におすすめです。アメリカ三大美術館のひとつに数えられています。特にアメリカ美術のコレクションが充実しているほか、ウィリアム・ターナークロード・モネなどの有名な作品も見ることができます。

トリニティ教会

ボストンでひときわ目を引く美しい教会です。ロマネスク様式の教会で、アメリカの国指定歴史建造物にも指定されています。荘厳な外観はもちろん、内部のステンドグラスもとても美しいです。

ボストン留学の魅力

ボストンは、留学先としても魅力的な街です。具体的なボストン留学のメリットは以下の段落でご紹介しますが、まずはざっくりとした留学先としてのボストンの魅力をご紹介します。

まず、なんといってもボストンは「アメリカ屈指の学術都市」であり、世界的にも有名な大学がいくつもあります。たとえば、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、ボストン大学、ボストン建築大学などです。

アメリカ国内からはもちろん、世界各国からも優秀な学生が集まりますので、意識の高い学生たちに囲まれながら勉強できる環境です。

また、アメリカ国内のほかの都市と比べると、ボストンは日本人が少ない街でもあります。そのため、「留学中、日本人とばかりいっしょにいて、結局英語力が伸びなかった……」ということになりにくいでしょう。

ボストン留学のメリット・デメリット

ここからは、具体的なボストン留学のメリット・デメリットをご紹介します。

メリット:大学や学生が多い

アメリカ屈指の学術都市であるため、世界的に有名な大学が多くあります。また、人口に占める学生の割合も多いため、勉強するにはとても良い環境だと言えるでしょう。また、研究発表会やイベントを通じて、他大学の学生とも交流を深めることができます。

メリット:街並みが美しく、かつコンパクト

古い歴史をもつ街であるため、古い建物なども多く残っています。勉強の息抜きとして、散策するのも楽しいでしょう。また、ボストン市内はコンパクトなため、移動も比較的楽です。車がいらないというほど公共交通機関(地下鉄、バスなど)がそろっている点は、留学生にもうれしいですよね。

メリット:日本人が少ない

日本人が比較的少ないため、英語に囲まれた生活をすることができます。ただし、裏を返せば、留学を始めた直後から高い英語力が求められるということにもなります。また、精神的な寂しさを感じることもあるでしょう。

デメリット:冬の寒さが厳しい

先ほどもご紹介したとおり、ボストンは冬の寒さがとても厳しいです。また、雪も降るため、寒さや雪に慣れていない人にとっては生活がつらく感じることもあります。

寒さは、メンタル面だけでなく健康面にも影響を及ぼします。体調を崩しやすくなることもあるため、注意が必要です。どうしても寒いのが苦手な方は、一年間留学をするのではなく、冬の時期を避けた短期留学をすることもひとつの手です。

デメリット:物価が高い

アメリカ国内でも特にボストンは物価が高いことで有名です。賃貸物件の賃料も高いです。留学生として、滞在費をおさえるためには、ホームステイや学生寮を利用することがおすすめです。

また、生活費をおさえるためには、外食ではなく自炊をするのがおすすめです。ちなみに、みそや醤油などの日本食の調味料は日本で買うよりもとても高くなるので注意が必要です。

さらに、語学学校に通う場合などは、授業のコマ数を減らしたり、マンツーマンレッスンを減らしたりすると学費をおさえることができます。ただし、学費をおさえたいあまりに、授業をまったく受けないようになってしまうと、「英語を学ぶ」というのが目的の留学として本末転倒ですので、あくまでほどほどにしてくださいね。

まとめ

今回の記事では、留学や旅行の渡航先としても常に人気が高いアメリカ・ボストンについて、観光スポットを中心に徹底的にご紹介していきました。またあわせて、ボストンの基本情報、ボストン留学の魅力、メリット・デメリット、知っておきたいボストンの歴史、気になるボストンの治安についてもわかりやすく解説していきました。

記事のなかでもご紹介したとおり、ボストンは学術都市であり、留学生も含めて学生が多いです。治安については良いエリア・気をつけるべきエリアがあります。治安の良いエリアでも、トラブルや犯罪の被害に遭わないために気をつけるべきことはたくさんあります。ぜひ、この記事でご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

また、ご紹介したボストンという都市について、「もっと詳しく知りたい」「ネイティブスピーカーの意見を聞いてみたい」と思った方は、ぜひネイティブキャンプのオンライン英会話レッスンを試してみてください!レッスンでは、ネイティブ講師とマンツーマンで話すことができます。

アメリカ出身、特にボストンやその周辺の都市出身の講師であれば、よりリアルな現地情報を聞くこともできます。ぜひ、みなさんの英語学習や渡航前の準備にレッスンをフル活用してくださいね。

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