
日本から飛行機で約3時間半でアクセスできるグアムには、
透明度が高い美しいビーチ
があり、観光客を虜にする魅力があります。
日本語が通じる施設も多く、海外初心者でも楽しむことができる場所です。
さまざまなアクティビティが充実しているグアムでは、美しい海で行うスキューバダイビングや、スカイダイビングをすることができます。これらはグアムの魅力を満喫できるアクティビティで、日本からの旅行客に人気です。
この記事では海外でダイビングをしたいと考えている方に、グアムのダイビング体験の魅力や、おすすめのダイビングスポットをご紹介します。
ダイビング経験者だけでなく、ダイビング初心者の方も参加できるツアーもあります。ぜひ最後までお読みください。
グアムのダイビング体験
グアムは日本から直行便で約3時間半で行ける常夏の島です。
グアムの平均気温は27~28℃で、水温も27~30℃と暖かく、年間を通して海のアクティビティを気軽に楽しめる場所です。
海が苦手な人でも水流が穏やかな場所を選べば、安心してダイビングやシュノーケリングなどのマリンアクティビティを楽しむことができます。
ここでは、グアムでできるダイビング体験を4つ紹介します。
体験ダイビング(ビギナーダイビング)
体験ダイビングは、別名ビギナーダイビングと呼ばれ、ダイビングライセンスを持っていない人でも参加できるダイビングです。
インストラクターのサポートを受けながら
ダイビングを体験
することができるので、初心者でも安心です。
グアムには日本人ダイバーがサポートしてくれるツアーや、ダイビングショップがあるため、英語に不安のある方は日本人が常駐しているショップに予約を入れると良いでしょう。
体験ダイビングは10歳以上のお子様も参加が可能ですが、健康状態の確認や、保護者の同意書が必要になるので、書面をしっかりと確認した上で署名をしましょう。
ファンダイビング
ファンダイビングとは、
ダイビングライセンス(Cカード以上)
を持っている方が対象のダイビングです。
ライセンスを持っていると言っても、ライセンスを取得したばかりの初心者ダイバーから経験豊富なベテランダイバーまでさまざまな経験値の人がいるはずです。
レベルに応じたダイビングスポットを選ぶことで、安全で思い出に残るダイビングを楽しめるでしょう。
ナイトダイビング
日没後に潜るナイトダイビング
では、日中のダイビングとは異なる景色を楽しむことができます。
日中のダイビング器材と同じものを使用しますが、 夜間に水中での視界を確保するため、水中ライトを装着する必要があります。
これにより、他のダイバーを見失ったり、自分が見失われたりする危険を避けることができるのです。
グアムではナイトダイビングツアーも催行されていますので、気になる方は現地のツアーデスクやダイビングショップに問い合わせてみてくださいね!
カヤックダイビング
ダイビングの種類は、ビーチから直接潜るビーチダイビングかボードを使ってポイントまでアクセスするボートダイビングが主流です。
しかし、グアムにはカヤックに乗ってポイントまで移動する少しユニークな
「カヤックダイニング」
があります。
ガイドと一緒にカヤックを漕いでダイビングスポットに行く点が魅力で、ポイントにアクセスするまでの景色をゆっくりと楽しむこともできるので、ダイビング経験者にも人気があります。
おすすめダイビングスポット
グアムの海は透明度が高く、どこに行っても美しいサンゴや熱帯魚に出会うことができます。
その中でもおすすめのスポットをレベル別に紹介しますので、ダイビング旅行に出発する前にチェックしてくださいね。
自分のレベルと合ったスポットを選ぶことで、安全にダイビングを楽しむことができるはずです。
ピティ湾海洋保護区(初心者向け)
グアムの中にいくつかある海洋保護区の中のひとつで、ダイビングやシュノーケリングを楽しむことができるスポットとして知られています。
ピティ海洋保護区は、
グアムの自然を保護しながら、観光客も楽しめる場所として整備されているため、エコツーリズムの一環としても人気があります。
水深が浅い場所でダイビングを楽しむため、初心者のダイバーに人気の場所です。
地球温暖化がサンゴ礁に大きな影響を与えていることは広く知られていますが、間近で美しいサンゴを観察し、地元の生態系を守るための意識を高めてみることもひとつの楽しみ方ではないでしょうか。
ブルーホール(中級者向け)
グアムで人気No.1のダイビングスポットであるブルーホールは、中級以上のダイバーにおすすめのダイビングスポットです。
ブルーホールは
沖合にあるため、タモンエリアからボートで30分かけて向かいます。
ブルーホールは海底に巨大な穴が開いたような形状で、その神秘的な景観がダイバーたちを魅了しています。
海中に潜って上を見上げると、青く美しい海がハート形に見え、その幻想的な光景からグアムを訪れたダイバーにとって、絶対に外せないスポットになっています。
※ハート形の景色を見るためにはライセンスが必要になります。
ガンビーチ(中級者向け)
ガンビーチは
観光客に人気の遊泳ビーチですが、ダイビングスポットとしても有名な場所です。
比較的浅い水深から始まり、リーフを超えると色鮮やかな魚に出会え、運が良ければ
マンタやイルカに遭遇
する日もあります。
グアム最大の観光地であるタモン地区から車で約5分程でアクセスができるため、観光客も訪れやすい点が特徴です。
ボートを使わずに歩いてダイビングスポットに到達でき、気軽にダイビングを楽しむことができます。
船酔いが心配な方にもおすすめできるスポットです。
クレバス(上級者向け)
クレバスは
水中に大きな岩の割れ目が広がり、地形ダイビングを楽しみたい上級者ダイバー向けのスポットです。
ウミガメ、サメ、エイ、ナポレオンに遭遇
することもあり、海洋生物の観察も楽しむことができます。
沈没船ダイビング
ミクロネシア最大の商業港、アプラ湾では
レックダイビング
を楽しむことができます。
レックダイビングのレック(wreck)は、「難破」や「沈没」を意味する言葉で、沈没した船や飛行機などの残骸を探索するダイビングのことを指します。
アプラ湾には、第二次世界大戦中に沈没した日本の貨客船の「東海丸」や、水深23mの場所にある巨大な砂利運搬船であった「アメリカンタンカー」が沈んでいます。
特に、アメリカンタンカーは船内に入ることができるため、人気のダイビングスポットです。
沈船以外にも、少し離れると美しい珊瑚の森やかわいい魚たちと出会えますよ!
他にもグアムにはさまざまな沈没船や沈没機が存在します。
有名なものは以下の通りです。
・バルボンバー
第二次世界大戦中に沈没したアメリカの爆撃機です。
・SMSコーモランⅡ
ドイツ海軍の戦艦です。
・木津川丸
第二次世界大戦中に沈没した日本の貨物船です。
・シープレーン
水上偵察機で、2つに折れていますが、主翼はほぼそのまま残っています。
沈没船ダイビングでは、その神秘的な景色と合わせて、その時の歴史を知ることができます。
ダイビング中に見かける魚たちが、沈没船の近くを悠々と泳いでいる姿を見ることは、とても不思議な体験となることでしょう。
歴史や遺産が好きな人はぜひ参加してみてください。
海だけじゃない、グアムでのスカイダイビングの魅力
グアムの魅力は海だけではありません。
青く晴れ渡った美しい空もそのひとつです。
「刺激的な体験がしたい」「グアムの美しい景色を空から見たい」と思っている方にピッタリのアクティビティが
スカイダイビングです。
グアムにはスカイダイビングができるショップやツアーがあり、18歳以上であれば参加することが可能です。
ただし、スカイダイビングをするにはいくつかの規定があり、参加者は健康状態の確認や体重制限をクリアする必要があります。
上空からインストラクターと一緒に雲の上からジャンプ!
時速200㎞の速度で落下する数十秒はとてもスリリングです。
パラシュートが開いたあとは、グアムの美しい景色を上空から眺める贅沢な空中散歩を楽しみます。
グアムの美しい海、ターコイズブルー、晴れ渡った空のスカイブルー、そしてパームツリーや豊かな自然の深いグリーンを目に焼き付けてください。
指定ホテルへの送迎付きプランがあるショップもありますので、気になる方は旅行サイトなどをチェックしてみましょう。
ただし、グアム滞在中にスキューバダイビングも行う予定の方は注意が必要です。
前日にスキューバダイビングを行うと、体の中にタンク内の窒素が吸収されます。
窒素が抜ける前にスカイダイビングのポイント(高所)に行くと、減圧症を発症する恐れがあり、非常に危険です。
海と空、両方のダイビングを楽しみたい方は、日にちに余裕を持って旅行を計画し、アクティビティの間を必ず開けておくようにしましょう。
まとめ
さまざまな魅力がたっぷりのグアムは、年間を通して水温が暖かく、マリンアクティビティを楽しめる身近な海外です。
ショッピングやグルメの他に何かを楽しみたいと考えている方は、ダイビングやスカイダイビングを検討してみてはいかがでしょうか?
英語とチャモロ語が公用語のグアムですが、日本語が通じるダイビングショップやツアーもあるため、英語力に不安がある方でも安心して参加できます。
現地のツアーデスクでは、日本語で対応してくれることも多く、ツアー内容やダイビングスポットの紹介などをわかりやすく説明してくれるでしょう。
海外でアクティビティを申し込む場合は、トラブルがないよう、下調べをしっかりとしておくと安心です。
少しでも英語力をつけて渡航したいと考えている方は、オンライン英会話No.1のネイティブキャンプがおすすめ。
この機会にぜひ体験してみてください。
◇経歴(英語を使用した経歴)
・オーストラリアのカフェで半年間勤務
・国内/国際線客室乗務員として5年間勤務
◇英語に関する資格(資格、点数など)
TOEIC、英検受験経験有り
アメリカのコミュニティカレッジにてEarly Childhood Educatorコース修了
◇留学経験
・オーストラリア シドニーへ1か月間の短期留学。
→週5日で語学学校へ通う。
・ワーホリでオーストラリア・ゴールドコーストに1年間滞在。
→Gold Coast Institute of TAFEの語学コースで学ぶ。
・2020年から4年間、家族の仕事でアメリカに滞在。
→州立のコミュニティカレッジでEarly Childhood Educationコース及びアカデミック英語コースを学ぶ。
◇海外渡航経験、渡航先での経験内容(仕事、留学、旅行など)
仕事→韓国、中国、台湾、香港などアジアを中心とした国
旅行→アメリカ(ハワイ、グアム、サイパン含む)、カナダ、
シンガポール、マレーシア、オーストラリア、ドイツ、イタリア、
ギリシャ、クロアチア、ベトナム、タイ、バハマ、オランダ領セント・マーティン島など
◇自己紹介
旅行、海外生活関連のwebライター。
最初の短期留学の経験のおかげで、人生が変わったと言っても過言ではないと感じています。海外に滞在することがきっかけで、人生の選択肢が大きく広がり、成長を続けていきたいと思うようになりました。海外での長期滞在・留学経験者の視点から、皆さまにわかりやすい記事を書いていきたいと思っています。