アメリカの飲酒可能年齢はいくつ？知っておきたいアメリカの飲酒ルール - ネイティブキャンプ英会話ブログ

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アメリカ旅行や留学でお酒を飲む機会があり、以下のような疑問を持つ方もいるでしょう。

「アメリカでお酒を飲むときに知っておくべきことはなに？」

「アメリカでお酒は何歳から飲めるのかな？」

「レストランやバーでお酒を飲むときの注意点は？」

本記事では、飲酒ができる年齢や飲酒のルールなどを詳しく紹介します。

アメリカで飲酒をする前に知っておきたい情報とアメリカでの飲酒運転について合わせて紹介します。

アメリカで飲酒をする機会がある方はぜひ、参考にしてみてください。

アメリカでは何歳から飲酒できる？
- アメリカの飲酒の歴史
お酒を販売出来る時間帯や場所が限られている
- お酒を買える時間帯を確認しよう
- 販売できる場所を確認しよう
知っておきたいアメリカの飲酒ルール
アメリカでの飲酒運転について
- 飲酒運転の罰則について
アメリカで楽しくお酒を飲もう
- アメリカの人気のお酒
- アメリカの飲み会ゲーム
まとめ

アメリカでは何歳から飲酒できる？

アメリカでは、法律上飲酒可能な年齢は
21歳からです。

この法律は50週すべての州で統一されており、厳格に運用されています。

法定飲酒年齢は単に、飲酒が可能な年齢だけでなく、酒類の購入にも適用されます。

日本では、20歳から飲酒ができますが、アメリカでお酒を飲むときは現地の法律に従いましょう。

21歳未満の方はレストランやバーでの飲酒だけでなく、お酒の購入も出来ないので注意しましょう。

アメリカの飲酒の歴史

飲酒の法律に関するアメリカの歴史ではさまざまな法律の改正がありました。

特に、1920年には禁酒法が制定されました。

アメリカではアルコール中毒や犯罪など飲酒が治安を悪化させるとしてアルコール飲料全般の販売を禁止したのです。

その後、1933年に禁酒法は廃止されましたが、法令を作り飲酒を禁止とする州もありました。

1960年代に飲酒の年齢が21歳から18歳に引き下がられたことで飲酒運転による事故が増加しました。

飲酒運転の増加に伴い、飲酒可能な年齢を18歳から21歳に引き上げる国家最低飲酒年齢法が制定されたのです。

お酒を販売出来る時間帯や場所が限られている

アメリカでは、お酒を販売できる時間帯・場所が限られているので事前に知っておくことが大切です。

日本では、コンビニや自動販売機でお酒を気軽に買うことができます。

しかし、アメリカでお酒を買うには高い確率で身分証明書の提示が必要です。

旅行や留学でお酒を飲みたい方は、販売時間・場所を抑えておきましょう。

お酒を買える時間帯を確認しよう

アメリカではお酒を販売できる時間は州によってが異なるので注意が必要です。

日本では、時間帯を問わずコンビニなどで24時間いつでもお酒を購入できますが、アメリカでは違います。

アメリカでは、

・深夜から早朝のアルコール飲料の販売が禁止

・日曜日の午前中は酒類の販売が禁止されている州

もあります。

また、バーやレストランでの酒類の提供を通常午前2時から午前4時までと制限があることも珍しくありません。

アメリカ旅行や留学で飲酒をする際には、滞在する州の酒類の販売ルールを確認しましょう。

販売できる場所を確認しよう

アメリカでお酒を販売出来る場所は主に以下の場所があります。

・リカーストア（酒屋）

・スーパーマーケット

・ガソリンスタンド

・バーやレストラン

しかし、お酒を販売する場所のルールは、地域によって異なります。

例として、以下のようなルールがあります。

・カリフォルニア州：スーパーマーケットでのワインやビール（ビール）の販売が可能

・ユタ州：アルコール度数5％未満のビールのみをスーパーマーケットで販売可能

・アラバマ州：日曜日は完全に酒類販売が禁止の地域もある

・ニューヨーク州：日曜日の午前10時まで酒類の販売禁止

スーパーマーケットに隣接してリカーストアがあることも多いです。

リカーストアでは、子どもの入店が制限されていたり、購入時に身分証明書の提示が求められるなど厳しいルールがあります。

また、公共の場所での飲酒の販売に関しても厳しく規制されています。

アメリカでお酒を飲むときは、事前に販売場所を確認しておきましょう。

知っておきたいアメリカの飲酒ルール

アメリカの飲酒には、4つの重要なルールがあるので紹介します。

日本でも同様の決まりがありますが、アメリカの決まりも知っておくようにしましょう

1.お酒を買うときは身分証の提示が必要

2.未成年のために21歳以上の人がお酒を購入することはできない

3.大学のキャンパス内での飲酒には厳しいルールがある

4.公共の場所では飲酒ができないこともある

一つずつ紹介します。

1.酒類の購入には身分証の提出が必要

アメリカでは、お酒を買うとき、販売者が身分証（ID）の提示を求めた場合従う必要があります。

アメリカのドラマでは、ときどきお酒を買うために偽物のIDを提示するシーンが観られます。

偽物のIDの使用はもちろん法律違反です。

身分証として使用できるのは顔写真のついている以下のものです。

・運転免許証

・パスポート

・州が発行する公式ID

・軍の身分証

IDの提示ができない場合、年齢が21歳以上であってもお酒の購入ができないことがあります。

特に、アジア人は年齢よりも若く見られることが多いので、IDの提示が求められることもあります。

旅行や留学でお酒を飲みに行く際には、パスポートを持参するようにしましょう。

2.アメリカで飲酒前に法律を確認しよう

アメリカでお酒を飲むときは、現地の法律の確認をしましょう。

日本では、20歳以上からですが、アメリカでは21歳以上からお酒を飲むことが可能です。

未成年者でも宗教上の理由で飲酒を必要とする場合、保護者の同意を得たうえで例外として認められることもあります。

しかし、特別な理由がない限り未成年者の飲酒・購入は厳しく制限されています。

購入者が未成年者の可能性があると思った場合、販売を拒否するのはバーテンダーや販売員の義務です。

未成年者にお酒を販売した場合、販売した人と店舗の両方が法的責任を問われる可能性があります。

3.大学の飲酒ルールを知ろう

大学生の飲酒は、21歳以降であれば法律上可能ですが、大学内での飲酒には厳しいルールがあります。

大学のキャンパス内での飲酒の禁止だけでなく、学生がアパート内に大型の種類ボトルを保管することを禁止する大学もあります。

以下のように、大学ごとに決まりは異なります。

・ハーバード大学：21歳以上の学生でも寮内での大量のアルコールを持参することが禁止されている

・スタンフォード大学：キャンパス内でのパーティーには事前に許可が必要

・カリフォルニア大学バークレー校：寮内で蒸留酒を保管することが禁止されている

アメリカの大学の飲酒や薬物に関する取り締まりの厳しさは州や大学ごとに違います。

アメリカへ大学留学する方は、事前に大学ごとのルールを確認しましょう。

4.公共の場での飲酒ルールの確認が大切

アメリカでは、公共の場での飲酒ルールが日本と異なるため注意が必要です。

日本では、お祭りなどで公共の場でお酒を飲むことが許されていますが、アメリカでは法律違反の可能性もあります。

アメリカの公共の道路やビーチで飲酒することは、多くの場所で禁止されています。

公共の場所でも以下のような一部では飲酒が可能です。

・ラスベガスではメインストリートでは路上の飲酒が可能

・ニューオリンズのフレンチクォーターでは路上での飲酒が可能

また、車内での飲酒のルールも日本と異なるので注意しましょう。

アメリカでは、運転手だけでなく、
同乗者の飲酒も禁止されています。

お酒の空き缶が車内に置いておくことも飲酒運転同様と判断されてしまうことがあります。

トランクにお酒を積んでいるときは未開封でアルコール類を運搬するようにしましょう。

アメリカでお酒を飲むときは、飲酒できる場所か確認するようにしましょう。

アメリカでの飲酒運転について

飲酒運転の定義は、アメリカと日本とは異なります。

日本では、「お酒を一口でも飲んだら運転はしてはいけない」ですが、

アメリカでは、ビール1～2杯ならお酒を飲んでも運転できます。

アメリカの敷地は広く、移動手段の多くは車です。

州ごとに違いますが、「お酒1杯程度なら運転して大丈夫」というルールがあります。

実際に飲み会やバーに車で来る人も少なくありません。

飲酒運転は、アメリカでは非常に深刻な犯罪として扱われます。

日本では、血中アルコール濃度は0.3％以上で飲酒運転ですが、
アメリカでは、血中アルコール濃度（BAC）0.08%以上です。

飲酒運転をすると

初犯でも、高額の罰金、
運転免許証の一時停止、
場合によっては拘留のリスクがあります。

繰り返しの中断や重大な事故の場合、さらに厳しい処罰の対象となります。

飲酒運転の罰則について

アメリカの飲酒運転の罰則は、初犯の場合以下があります。

・高額の罰金（500〜2,000ドル）

・運転免許証の一時停止（最低90日）

・短期の拘留の可能性がある

・義務的な安全運転教育プログラムに参加する必要がある

繰り返しの飲酒運転や重大な事故の場合は以下の罰則が課せられます。

・長期の免許停止

・長期拘留の可能性がある

・高額の罰金の支払義務

・車両没収

アメリカのような車社会では、レストランやバーに行くときにも車を使用することが多いです。

飲酒後の運転は厳しいルールや取り締まりがある一方、ビール1杯程度なら運転するという人もいます。

留学生の場合、飲酒運転をすることで強制帰国の可能性もあるため、飲酒のルールには十分な注意が大切です。

アメリカで楽しくお酒を飲もう

アメリカ旅行や留学に行くときにアメリカで楽しくお酒を飲むための情報を紹介します。

アメリカの人気のお酒

アメリカで最も飲まれているお酒の種類は

ビールです。

さまざまな文化が集まったアメリカは、ビールの種類もさまざまです。

一例として以下の種類があります。

・ラガー：低温で長期間発酵・熟成されたすっきりとしたのど越しのビール

・IPA：フルーティーな一面もある香りや苦味が特徴のビール

・ペールエール：イギリス発祥のビールで、飲み口も種類によってさまざま楽しめる

カリフォルニア州はワインの名産地であり、アメリカでは2番目に消費量の多いお酒の種類です。

女性にはシャンパンとオレンジジュースを混ぜ合わせたミモザも人気があります。

アメリカの飲み会ゲーム

アメリカの飲み会の定番ゲームといえばカップをめがけてピンポン玉を投げる「ビアポン」などさまざまなゲームがあります。

ゲームの名前	遊び方
Truth or Dare (真実か挑戦か）	・選ばれた人が「真実」か「挑戦」を選ぶ・「真実」を選んだ人は相手からの質問に正直に答える・「挑戦」を選んだ人は相手が指示したことに挑戦する
Don’t say YES （YES禁止ゲーム）	・特定の使用禁止の言葉を選ぶ・「YES」を禁止した場合、その言葉をいった場合に罰ゲームを受ける
Never Have I Ever (今までで一度も○○したことない）	・今までに経験したことのないことを順番に言う・他の人は、発言者が述べたことで自分は経験したことがあれば指を折っていく・先に3ポイント達したらお酒を飲む