今回、ネイティブキャンプの魅力を語ってくれるのは、弱冠11歳の音楽家・平井祐心さん。

日本語はもちろんのこと、英語、ドイツ語、ロシア語、フランス語、イタリア語を話せるという平井さんは、どのように英語に取り組んでいるのだろうか。

平井祐心
チェロを始めたきっかけは何ですか?

2歳の時に近所でバイオリンを弾いている人がいて、窓を開けると時々バイオリンの音が聴こえてきました。

その音に興味を持って体験レッスンにいきました。

その時、片隅にチェロが置いてあって、その音色の良さと存在感に惹かれ、チェロを3歳から学ぶことになりました。

平井祐心
いつから英語学習を始めたのでしょうか?

2歳の時にインターナショナルスクールに入り、その頃から英語を学び始めました。

幼かったので、何歳から話せるようになったのかは正確には覚えていないのですが、5歳の頃には英語を話せるようになっていました。

どのようにして英語を身につけたのでしょうか?

インターナショナルスクールで過ごしていた頃は、単語のみで答えるようなシンプルな英語しか話すことができませんでした。

5歳の時に2つの英会話スクールに通い始め、色々な文章の形を学び、正しい文章を使って英語が話せるようになりました。その英会話スクールでは、マンツーマンのレッスンで1回1~2時間のレッスンを週に2回から3回受けていました。

どのような気持ちで英語を学んでいましたか?

『英語を話せると楽しい』という気持ちが幼いながらにありました。

英語が話せるようになると、色々な国の人々とコミュニケーションが取れます。

コンサートで共演する海外のピアニストとも円滑なコミュニケーションを取ることができて、とても良いと思っています。

現在はネイティブキャンプで英語を学んでいるそうですね

8歳から自宅のパソコンで、週に5回、毎回1時間から1時間半、英語を学んでいます。

僕の場合は、まずは『Side by Side1~4』を何度も繰り返し、基本的な文章の形や単語の意味を知り、それらを完全に使えるようにしました。

他は『スピーキング』『実践発音』『カラン』『デイリーニュース』という教材で学びました。

時間がたくさんある時は、講師とフリートークもしました。パソコンをキッチンに運び、講師の国の伝統的な料理を教えてもらってリアルタイムで作ったり、読んでいる本のわからないところを教えてもらったり、休日をどのように過ごしたかや自国の食文化や季節のイベント、学校のシステムなどについてお互いに話したり、とにかく毎日継続して英語に触れていました。

今はネイティブスピーカーの講師を予約して、ナショナルジオグラフィックの『READING EXPLORER』という教材のlevel2までを繰り返しやっています。新しい事が学べるのでとても楽しく、気に入っています。

平井祐心
ネイティブキャンプで英語を学ばれる理由を教えてください

システムが使いやすく、講師は優しくて明るくて、とても楽しくレッスンできました。

いつでもできるという手軽さと、レッスンに通う往復の時間がない事がとても楽で、ネイティブキャンプで英語を学び始めました。

これからも色々な教材を使って学んでいきたいですね。

色々な単語や表現を覚えると、自分の伝えたいことを自由に伝えられ、相手の言いたいことも正確に理解できるようになり、英語を話すことがどんどん楽しくなります。

ネイティブキャンプの講師について感想をお聞かせください

色々な講師がいて、皆明るくて優しいので、日々楽しく学んでいます。

講師に自分の英語力を褒められることもあって、励みになります。

皆さんも自分に合った講師を選んで勉強すると良いと思います。

ネイティブキャンプに改善して欲しい部分などはありますか?

ネイティブキャンプではナショナルジオグラフィックの教材が今3冊しかないので、続きも学べるように、ぜひ全巻を教材に取り入れて欲しいです。

平井祐心
平井さん自身の勉強法を教えてください

同じ教材を繰り返し勉強して、英語を自由に使えるようにしていくことですね。

新しい表現を積極的に取り入れて、語彙を増やしていくように心掛けて学んでいます。

「英語が話せるようになってきた」と実感した出来事を教えてください

同じ教材を繰り返しやっていると、1回目より2回目、3回目と進むにつれて、言いたい事や伝えたい事が前よりいろんな言葉を使って伝えられるようになった、などと感じる事があります。

なかなか英語が上達しないという人にアドバイスをお願いします

レッスンの時に、講師も生徒も一切日本語を使わない、常に英語でコミュニケーションをとるように心掛けることが大切だと思います。

平井祐心
コンサート終演後、チェリストMario Brunello氏と
平井祐心
チェリストとして、英語が話せたからこそ実現できたことなどはありますか?

外国の演奏家が日本に来た時に、マスタークラスのレッスンを通訳なしで受けることができるのが良いですね。

音楽の表現に関する細かなニュアンスなども、言語がわかることでより正確に伝わり、理解することができます。

平井祐心
海外の奏者と英語で話す機会もあるのでしょうか?

いっぱいあります。例えば、ピアニストと演奏を合わせているときに『テンポを速くしたい、遅くしたい』など、他にも表現したい微妙なニュアンスなどの希望を、お互い英語で直に伝え合えるのはとてもスムーズで良いと思っています。

欧州やアジアなどの音楽家は母国語がそれぞれ違うので、共通言語として英語を使うことが多いと思います。

平井祐心
世界のチェリストや音楽家で憧れている人はいますか?

憧れというか、表現の仕方は演奏家によってそれぞれ違うので、色々な、特に芸術性が豊かな音楽家の演奏をよく聴くように心がけています。

平井さんのように、世界に挑戦したいと考えている方にメッセージをお願いします

英語は共通言語なので、英語が話せると世界中の色々な人々とコミニケーションがとれます。

何にチャレンジするにせよ、英語が話せるほうが絶対に良いと思います。

平井祐心
今後の目標や夢を教えてください

チェロの演奏だけでなく、オーケストラの指揮や作曲など色々なことに挑戦したいです!今は英語だけでなく、作曲も勉強中です。

最後に、ご自身のお好きな英語のフレーズがあれば教えてください

『I CAN DO IT』です。

音楽に対してだけでなく、何かに取り組むときはいつもそう思っています。

何に対しても常に無意識のうちに『I CAN DO IT』と思っています。