
「世界で最も住みやすい街」として常に上位にランクインし、その美しい街並みや暮らしやすさが魅力のオーストラリアの都市、パース。
そんなパースに「留学してみたい!」と憧れる人は多いのではないでしょうか?
この記事では、パース留学について詳しく解説します。気になるメリットやデメリットについても深掘りしています。
パース留学を検討している人は、ぜひ最後までお読みください。
- オーストラリアのパースはどんな場所?
- オーストラリア・パース留学のメリット
- オーストラリア・パース留学のデメリット
- パースで自分に合った語学学校を見つけるためのポイント
- オーストラリア・パース留学にかかる費用
- オーストラリアのパースに留学してみよう
オーストラリアのパースはどんな場所?

パースのある西オーストラリア州は日本の6倍もの面積を有しており、ありのままの自然が多く残っている場所です。
州都のパース(Perth)は、「世界で一番美しい街(The City of Light)」、そして「世界で一番孤立した街(The most isolated city)」という相反するような呼び方もあります。
パースは都会の便利さがありながら、豊かな自然にも触れ合えるため、旅行先や留学先として多くの留学生から支持されています。
西オーストラリア州ではサマータイムの導入はないため、日本との時差は年間を通して1時間なのも、サマータイムに馴染みのない日本人にとっては嬉しいですね。
位置:西オーストラリア州南西部
人口:約216万人
気候:地中海性気候
日本との時差:-1時間
以下の記事ではパースの交通事情や観光情報を紹介しています。
オーストラリア・パース留学のメリット
オーストラリアはワーキングホリデーや学生の留学先として人気の高い国です。中でも美しい街のパースに憧れを持つ人も多くいます。
ここでは、パース留学のメリットについて解説します。
実践的な英語を使いやすい
留学をする人はなるべく英語にどっぷりと浸かりたいと考えるもの。
しかし、実際に現地で暮らしてみると、思った以上に日本人が多かったり、英語を使用する機会がなかったりと、もどかしい思いをする留学生も多くいます。
パースの語学学校では日本人比率が非常に低く、街での日本人遭遇率は、ゴールドコーストやケアンズのあるクイーンズランド州と比較すると少ないです。
そのため、日本人同士で集まってしまう可能性が自然と低くなり、英語環境に身を置きやすいと言えます。
落ち着いた環境で勉強に集中できる
パースは大きく派手な観光地ではありません。都会でありながら、海や川、緑など自然に囲まれている都市です。誘惑は少なく、落ち着いて勉強ができる環境だと言えます。週末は図書館で勉強する学生も多く、切磋琢磨してお互いを高めあえる環境でもあります。
また、パースの人々はとてもフレンドリー。誰かが困っていれば誰かが助ける、という助け合いの精神が旺盛なので、自分自身の心の余裕も生まれそうですね。
他の都市よりも治安が良い
留学生として気になるのは「現地の治安」です。オーストラリアは他の英語圏の国と比較すると、治安が良い国です。
しかし、シドニーやメルボルンなど、人口が密集している地域では、犯罪件数は多くなっています。
パースは比較的穏やかな地域ではありますが、日本と比べると犯罪件数は多いことを忘れてはいけません。
夜間の外出は控える、危険エリアを把握しておく、スリや窃盗に遭わないように手荷物に気を配るなど、緊張感を持って生活することが、安全な留学生活を送る鍵となります。
温暖な気候で過ごしやすい
パースは地中海性気候に属しており、これはアメリカ・カリフォルニア州のサンフランシスコやロサンゼルスと同じ気候帯です。
夏は暑いですが、日本の夏と異なり、カラッと爽やかな気候が特徴です。冬は気温が下がりますが、平均最高気温は19℃、平均最低気温は10℃と、雪が降るような寒さではありません。
気温の大きな変化は体調やメンタルにも大きく影響しますが、パースは年間を通して過ごしやすい気候と言えるため、心身の健康を維持しやすい環境でしょう。
物価が都市部よりも安い
世界的なインフレが深刻化する中、オーストラリア全体の物価も上昇傾向にあり、日本の水準よりも高いという現実があります。
特にオーストラリアの東海岸(シドニーなど)は、さらにこれが高くなる傾向にあり、留学生にとっては経済的に大きな負担になってしまいます。
しかし、パースはオーストラリアの中でも費用が安い項目が存在します。以下の表でシドニーと比較してみましょう。
| 【オーストラリアでかかる生活費】※AUD:オーストラリアドル | ||
| 項目 | シドニー | パース |
| 家賃(シェアハウス) | 約800~1600AUD | 約700~1200AUD |
| 食費 | 約300~500AUD | 約300~400AUD |
| 交通費 | 約120~180AUD | 約50~130AUD |
生活費にかかる固定費が安いのは海外での長期滞在に大きく影響しますので、留学先選びの際は重要なポイントのひとつになります。
オーストラリア・パース留学のデメリット
メリットがたくさんある一方で、「孤立した街」ならではのデメリットも存在します。詳しく見ていきましょう。
アルバイトを見つけるのが難しい
パースはオーストラリア第4の都市ですが、規模はコンパクト。企業オフィスや飲食店が他都市と比較すると少ないため、アルバイトを見つけるのも難しいのが現状です。
ファームの仕事は多くありますが、就労時間に制限のある留学生よりも、仕事に時間をたっぷり充てられるワーキングホリデービザで渡航した人のほうが採用されやすい傾向にあります。
アルバイトを見つけたい人は行動力や情報収集力が求められます。
公共交通機関で不便さがある
車を持たない留学生にとって、気になるのは移動手段です。パースには電車やバス、フェリーなどの交通機関がありますが、日本の公共交通機関に慣れている人にとっては不便に感じることがあるかもしれません。
理由は、①乗り方がわからない、②ルートがわからない、③目的地まで時間がかかる、などが挙げられます。慣れない土地での移動はとても大変です。
また、パースでのバスの乗り方にはコツがありますので、事前に情報収集した上で利用するとスムーズに乗降できるでしょう。
娯楽施設や都会の刺激は少ない
パースはオーストラリアの他の主要都市に比べて、娯楽施設が少ないのが特徴です。お店の閉店時間も早いため、不便に感じることも。
勉強の後は現地の友人と思いっきりリフレッシュしたい!という人には少し物足りないかもしれません。
しかし逆に言えばそれだけ勉強に集中できる環境だとも言えます。メリットと捉えるか、デメリットと捉えるかはあなた次第になりますね!
パースで自分に合った語学学校を見つけるためのポイント
ほとんどの留学生が、「せっかく留学するなら語学をしっかり身に付けたい」と目標を持って留学しますよね。目標達成のためには、自分に合った語学学校に入学することが最初のステップです。
ここでは、語学学校の見つけ方のポイントについて解説します。
日本人の少なさ・国籍比率
語学学校選びの際、気になるのは在籍する「日本人率」や「他の生徒の国籍」でしょう。そもそもパースはオーストラリアの他の都市と比較すると在住日本人は少ないです。また、ヨーロッパや南米、中東からの留学生が多いのも特徴です。
ただし、入学時に受けるレベル分けテストでは、日本人はスピーキング力が弱く、初級クラスに振り分けられることが多くあります。
学校の日本人比率が少なくても、同じクラスに日本人が集中してしまっている可能性もあるため、渡航前に英語力を伸ばしておくことが重要です。
学校の規模・雰囲気
学校の規模や雰囲気は、個人の好みがあるため、自分に合った環境を見極めることが重要なポイントです。「アットホームな環境が好きなのに、大規模な学校に入学してしまった」なんて失敗がないように、事前の情報収集が肝心です。
大規模な学校の良いところは、生徒数が多く、多国籍でさまざまなバックグラウンドを持つ人と出会えることです。一方、小規模な学校は、先生や講師と生徒との距離が近く、相談しやすい環境にあります。また、一人当たりの発言回数も多くなるでしょう。
クチコミやブログなどをチェックするのも、その学校の雰囲気を知るには重要です。ただし、それはあくまでも「その人の感想」です。
さまざまな人の意見に耳を傾けながら、最終的には自分にフィットしそうだと思う学校を選んでくださいね。
立地
勉強に観光、友人との交流に忙しい留学生にとって、毎日通う学校の立地は非常に重要です。
ビーチに寄り道して帰りたい人はビーチの近く、学校帰りに遊んで帰りたい人は繁華街にある学校…などなど、「どのようにパースで過ごしたいか」を思い浮かべるのもひとつの選び方です。
また、距離を重視する人も多くいます。徒歩で通える立地の学校を選ぶことにより、交通費の節約になります。
自分の目的やライフスタイルに合った立地を探してみましょう。
オーストラリア・パース留学にかかる費用
留学を考える人にとってネックになるのはズバリ費用面です。ここでは、留学費用の目安を期間別にご紹介。気になるその内訳もまとめていますので、留学前の参考にしてください。
【期間別】パース留学の費用目安
こちらが期間別の留学費用の目安です。長ければ長いほど、費用が上がっていくのがわかりますね。インフレが加速している現在、半年以上の留学を計画している場合はそれなりの金額を準備する必要があります。
また、費用の心配は留学中のメンタルにも影響します。
安心して留学生活を送るには、余裕のある資金計画が鍵になります。
| 期間 | 1カ月 | 3カ月 | 半年 | 1年 |
| 留学費用 | 55~90万円 | 100~180万円 | 170~350万円 | 400~650万円 |
パース留学の費用内訳
留学にかかる費用の内訳を留学前と留学中に分けて紹介しています。
| 【留学前に支払いが必要な費用】 | |
| 項目 | 費用目安 |
| 航空券 | 8万円 |
| ビザ申請料 | 約20万円(2025年7月よりAUD2,000)※1 |
| 入学金 | 2~3万円 |
| 学費、教材費など | 3.5~5万円/週※2 |
| 海外旅行保険 | 8~15万円/年 |
| 留学手配料(エージェント利用の場合) | 3~5万円 |
| その他の費用(パスポート申請、日用品などの購入費) | 約10万円 |
※1 ビザ申請料は変更される可能性があるため、最新情報は必ず公式サイトで確認してください。
※2 語学学校にかかる初期費用は教育機関によって異なります。
| 【留学中にかかる費用】 | |
| 項目 | 費用目安 |
| 滞在費 | 7~12万円 |
| 食費 | 3~8万円 |
| 交通費 | 1~1.5万円(スマートライダー利用) |
| 娯楽費・交際費 | 約5万円 |
| 通信費 | 5千円前後(プランによって異なる) |
| その他(日用品購入費など) | 約2万円 |
これが毎月かかると思うと「本当にやっていけるかな?」と不安になる人もいるかもしれません。あくまでも一般的な目安です。
滞在スタイルや節約術などを駆使して、バランスの良い留学スタイルを探してみてください。
持って行く現金の額について悩んでいる人は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
オーストラリアのパースに留学してみよう
パースは集中して学問に励みたい人や、美しい街で優雅な留学生活を送りたい人にとって魅力的な都市です。留学生にとってお金の心配は尽きないものですが、事前の情報収集と賢い節約術があればその不安は少し解消されるかもしれません。
パースに留学してみたい!と思った人は、学校選びのポイントや予算のシミュレーションをしてみて、あなたに最適の留学スタイルを見つけてくださいね!
少し珍しいエリアに留学したい人や、二か国留学を考えている人は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
◇経歴(英語を使用した経歴)
・オーストラリアのカフェで半年間勤務
・国内/国際線客室乗務員として5年間勤務
◇英語に関する資格(資格、点数など)
TOEIC、英検受験経験有り
アメリカのコミュニティカレッジにてEarly Childhood Educatorコース修了
◇留学経験
・オーストラリア シドニーへ1か月間の短期留学。
→週5日で語学学校へ通う。
・ワーホリでオーストラリア・ゴールドコーストに1年間滞在。
→Gold Coast Institute of TAFEの語学コースで学ぶ。
・2020年から4年間、家族の仕事でアメリカに滞在。
→州立のコミュニティカレッジでEarly Childhood Educationコース及びアカデミック英語コースを学ぶ。
◇海外渡航経験、渡航先での経験内容(仕事、留学、旅行など)
仕事→韓国、中国、台湾、香港などアジアを中心とした国
旅行→アメリカ(ハワイ、グアム、サイパン含む)、カナダ、
シンガポール、マレーシア、オーストラリア、ドイツ、イタリア、
ギリシャ、クロアチア、ベトナム、タイ、バハマ、オランダ領セント・マーティン島など
◇自己紹介
旅行、海外生活関連のwebライター。
最初の短期留学の経験のおかげで、人生が変わったと言っても過言ではないと感じています。海外に滞在することがきっかけで、人生の選択肢が大きく広がり、成長を続けていきたいと思うようになりました。海外での長期滞在・留学経験者の視点から、皆さまにわかりやすい記事を書いていきたいと思っています。