アメリカで最も古い歴史を持っており、国内屈指の学術都市でもあるボストン。
ロサンゼルスやニューヨークなどと比べると、観光先としてはちょっとマイナーかもしれませんが、実は歴史を楽しめるスポットがたくさんあるのです。
本記事では、ボストンのおすすめ観光スポットをじっくりと解説!日本からのアクセス方法や現地の治安情報はもちろん、留学先としての魅力や街の基本情報も紹介します。
ボストンへの旅行や留学を検討している方は、ぜひ最後までお読みくださいね!
ボストンのおすすめ観光スポット7選
まずは、ボストンのおすすめ観光スポットを7つご紹介します。アメリカ建国からの歴史に触れられるスポットが満載です!
Freedom Trail(フリーダムトレイル)
Freedom Trail(フリーダムトレイル)とは、アメリカ独立戦争の中心地であるボストンの16の史跡をめぐる全長4kmほどの遊歩道です。アメリカ最古の公園と言われるボストン・コモンをスタートして、マサチューセッツ州議事堂、オールド・ステイト・ハウスやグラナリー墓地などのアメリカ独立戦争ゆかりのスポットを巡ります。
トレイルは赤レンガや塗装で舗装されているので、迷うことなく進めます!道中で全てのスポットをじっくり見学すると丸1日かかりますが、歩くだけであれば1.5〜2.5時間ほどで見学できます。
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住所 |
147 Tremont Street, Boston, MA 02109, USA |
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公式ホームページ |
Boston Common(ボストン・コモン)
Boston Common(ボストン・コモン)は1634年に建設されたアメリカ最古の公園と言われている、かつてピューリタンたちの集会場として使われていた場所です。集会や演説だけでなく、軍隊が訓練する場所としても使用されていました。
アメリカ独立戦争中はイギリス軍が野営地として利用するなど、アメリカの歴史で重要な歴史を果たしています。公園の敷地内にはアメリカ独立戦争の退役軍人をはじめとした墓地もあります。なお、アメリカ独立戦争に関する史跡をめぐるフリーダム・トレイルのスタート地点にもなっています。
現在は市民の憩いの場となっており、年間を通じてさまざまなイベントが行われています。
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住所 |
139 Tremont St, Boston, MA 02111, USA |
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公式ホームページ |
Museum of Fine Arts(ボストン美術館)
Museum of Fine Arts(ボストン美術館)は、世界4大美術館・アメリカ3大美術館のひとつに数えられている美術館です。アメリカ市民の融資で1876年に設立され、現在では50万点を超えるコレクションを有しています。世界最大級の美術館なので、スケジュールには余裕を持って見学するのがおすすめです。
特にアメリカ美術のコレクションが充実しているほか、ウィリアム・ターナーやクロード・モネなどの有名な作品も鑑賞できます。また、日本美術の展示も多く、浮世絵や水墨画だけでなく、日本刀や仏像、絵巻など、圧巻のコレクションが広がります。本格的な日本庭園もあるので、ボストンで日本を感じられますよ!
館内にはレストランやカフェもあるので、昼食や休憩しながら観覧するのがおすすめです。
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住所 |
465 Huntington Ave, Boston, MA 02115, USA |
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公式ホームページ |
Trinity Church(トリニティ教会)
Trinity Church(トリニティ教会)は、1877年に建立された11世紀のロマネスク様式を模した教会です。アメリカ建築の傑作として知られる歴史的な教会で、アメリカの国指定歴史建造物にも指定されています。著名な建築家ヘンリー・ホブソン・リチャードソンが設計したことでも知られています。
赤身のある砂岩の外壁と、壮大な丸いアーチ、存在感のあるどっしりとした塔が教会の特徴です。荘厳な外観はもちろん、内部のステンドグラスもとても美しいです。
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住所 |
206 Clarendon St, Boston, MA 02116, USA |
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公式ホームページ |
https://www.trinitychurchboston.org/?utm_source=google&utm_medium=organic&utm_campaign=gmb |
John F. Kennedy Presidential Museum & Library(ジョン F ケネディ博物館)
John F. Kennedy Presidential Museum & Library(ジョン F ケネディ博物館)は、第35アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディの波瀾万丈な人生について展示する博物館です。
大統領の功績を伝える写真や資料、遺品などを多数展示しており、大統領の誕生から逝去までをわかりやすく伝えます。また、大統領執務室やホワイトハウスの廊下のレプリカなど、必見スポットが満載!ファーストレディーのジャクリーン・ケネディが着用していたドレスなども見れますよ。
ボストンの中心地からは少し離れているものの、歴史に興味のある方には訪ねてほしいスポットです。
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住所 |
Columbia Point, Boston, MA 02125, USA |
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Boston Tea Party Ships & Museum(ボストン茶会事件の船と博物館)
Boston Tea Party Ships & Museum(ボストン茶会事件の船と博物館)は、ボストン茶会事件を体験型で学べる博物館です。アメリカ独立戦争にも発展した、アメリカ市民が輸入された紅茶を海に放った事件を伝えています。
博物館の特徴は、事件を没入型で体験できるプログラム。襲撃された船のレプリカを見たり、当時の衣装を着たスタッフと茶箱を捨てたりといった体験を楽しめます。家族みんなで楽しめるプログラムが満載の博物館となっています。
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住所 |
306 Congress St, Boston, MA 02210, USA |
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公式ホームページ |
Harvard University(ハーバード大学)
1636年創設のアメリカ最古の大学、Harvard University(ハーバード大学)。広大な敷地内には、図書館や博物館、美術館、メモリアルホールなど多種多様な施設を有しています。立ち入り禁止のエリアもありますが、キャンパス内は基本的には自由に歩き回れるので、写真撮影をしつつ見学するのがおすすめです。現役の学生が提供するキャンパスツアーもあるので、大学の歴史をより深く知りたい方はぜひ参加してみてくださいね!
また、キャンパス内では大学オリジナルのグッズも数多く販売しています。お土産としても喜ばれるので、探してみましょう。
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住所 |
Massachusetts Hall, Cambridge, MA 02138, USA |
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公式ホームページ |
日本からボストンへのアクセス
日本からボストンへは、成田空港や羽田空港から直行便で渡航できます。ボストンのローガン国際空港へは、ユナイテッド航空と日本航空などが直行便を就航しており、13~14時間ほどで到着します。
アメリカ国内にある他の都市を経由してボストンに行くことも可能です。乗り継ぎ便の場合は15~23時間ほどかかります。
ボストンの治安情報
ボストンはアメリカ国内では比較的治安が良いとされており、窃盗などの軽犯罪は減少傾向です。ただし、日本と比べると犯罪発生率は依然高いので、滞在中は安全対策を徹底してくださいね。
以下では、ボストンの治安の良いエリアや要注意エリアについて紹介します。
治安の良いエリア
ボストン市内の中でも比較的治安が良いと言われているのは、以下のエリアです。
・ケンブリッジ地区:大学が集中するエリアで、学生や研究者が多い
・ブルックライン地区:閑静な住宅街が広がるエリアで、日本人も多い
・サウスエンド地区:歴史的な街並みの人気なエリア
上記のような中心地や観光客が多い場所は比較的安全ですが、夜は雰囲気が変わるので一人での外出は避けてください。
治安に注意すべきエリア
逆に昼間でも気をつけた方が良いエリアは以下の通りです。
・ロクスベリー地区:ワシントンストリートなどがあるエリアで特に治安が悪い
・ドーチェスター地区:93号線沿いのエリアで、強盗や傷害が多い
・マタパン地区:ドーチェスター地区の西側で、銃撃事件が多いので日本国領事館も注意喚起している
ロクスベリー地区やドーチェスター地区は、フランクリンパークやボストン美術館といった観光スポットからも近いので、危険なエリアに足を踏み入れないよう注意しながら巡ってください。
安全対策を徹底して観光しよう!
ボストンでトラブルや犯罪に遭わないために、観光中は以下のような安全対策を徹底しましょう。
・あらかじめ危険なエリアを調べ、近づかない
・貴重品は肌見放さず持ち、目を離さない
・夜遅くには出歩かない
また、ボストンの地下鉄ではスリなども多発しているので、気をつけましょう。
万が一、犯罪やトラブルに巻き込まれた際は警察に届け出をし、必要な場合は在ボストン日本国総領事館に連絡しましょう。
◾️在ボストン日本国総領事館:Consulate-General of Japan in Boston
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住所 |
100 High Street, 6th Floor, Boston, MA 02110 |
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TEL |
617-973-9772 月曜日~金曜日(閉館日を除く) 午前9:00~12:15、13:15分~17:00 ※緊急時:24時間対応 |
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FAX |
617-542-1329 |
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受付時間 |
月曜日~金曜日(閉館日を除く) 9時00分~12時15分、13時15分~16時00分 |
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公式ホームページ |
留学先にもおすすめなボストン
ボストンは留学先としても魅力的な街です。以下では、留学先としてのボストンの魅力や留学のメリット、注意点をお伝えします。
アメリカ屈指の学術都市
アメリカ屈指の学術都市であるボストンには、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学、ボストン大学、ボストン建築大学など世界的にも有名な大学がたくさん集まっています。
アメリカ国内からはもちろん、世界各国から優秀な学生が集まりますので、意識の高い学生たちに囲まれながら勉強できる環境が整っています。また、アメリカ国内の他の都市と比べるとボストンは日本人が少ないため、留学中、日本人とばかり一緒にいて結局英語力が伸びなかったということにもなりにくいと言えます。
ボストン留学のメリット
ボストン留学のメリットは以下の3つです。
・大学や学生が多い
・街並みが美しく、かつコンパクト
・日本人が少ない
アメリカ屈指の学術都市ボストンには、世界的に有名な大学が多くあります。また、人口の学生比率も多いため、勉強にはとても良い環境だと言えるでしょう。また、研究発表会やイベントを通じて、他大学の学生とも交流を深められます。
また、ボストンの歴史はアメリカでも非常に長いので、市内には古い建物が数多く残っています。勉強の息抜きに散策するのにぴったりなだけでなく、市内はコンパクトなため移動もスムーズです。地下鉄やバスなどの公共交通機関が整っているのは、留学生に嬉しいポイントでしょう。
また、ボストンは日本人が他の都市よりも少ないため、英語漬けの生活を送りやすいです。留学開始直後から高い英語力が求められるため、早く成長したい方にぴったりの留学先と言えます。
ボストン留学の注意点
ボストン留学ではメリットだけではなく、注意点もあります。以下ふたつの注意点を知った上で、留学を決めてくださいね!
・冬の寒さが厳しい
・物価が高い
ボストンは冬の寒さがとても厳しく雪も降るため、寒さや雪に慣れていない方は冬の生活がつらく感じるかもしれません。寒さは、健康面だけでなくメンタルにも影響を及ぼします。どうしても寒さが苦手な方は、長期留学ではなく、冬の時期を避けて短期留学をしてみるといいかもしれません。
また、ボストンはアメリカ国内でも特に物価が高いことで知られています。賃料も高いので、留学中の滞在費を抑えるために、ホームステイや学生寮の利用を検討しましょう。なお、生活費を節約するためには、自炊をするのがおすすめです。ちなみに、みそや醤油などの日本食の調味料は日本で買うよりもとても高くなるので注意してくださいね!
おまけ:ボストンはどんな街?
最後に、ボストンはどんな街なのか、基本情報や歴史についてもお伝えします!
ボストンの基本情報
アメリカ本土の東部に位置するボストンは、マサチューセッツ州の州都です。ニューヨーク、ワシントンなどと同じく東部時間帯に属しており、日本との時差は-14時間(サマータイム中は-13時間)です。
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行政 |
マサチューセッツ州・サフォーク郡 |
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面積 |
232.1平方km |
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人口※ |
65万2,442人(2023年時点) |
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人種割合※ |
・白人:44% ・アフリカ系:19% ・アジア系:10% ・ヒスパニック系:19% ・ミックス:6% ・その他:1% |
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気候 |
亜寒帯湿潤気候(Dfa) ※湿潤大陸性気候と温暖湿潤気候の中間 |
※参照:Census Reporter:Boston, MA
ボストンの緯度は札幌などと同じくらいで、日本と同様に四季があります。湿度は高くないものの、夏場は30度を超えることもあります。札幌などと同緯度ではありますが、冬は北海道よりも寒さが厳しくなります。特に1月、2月は極寒期で-15~-20度くらいになることもしばしばで、大雪になることもあります。
気候面から考えると、4月~9月あたりが旅行のベストシーズンと言えるでしょう。ただし、春や秋も朝晩は冷え込むことがあるので、寒暖差に対応できるよう脱ぎ着しやすい上着を持っておくと安心です。
ボストンの歴史
ボストンは、1630年にイギリスからピューリタンの人々が移り住んだことから作られた街で、アメリカでもっとも古い歴史を持つ都市だと言われています。また、1773年にはお茶を積んだイギリスの貿易会社である東インド会社の船にアメリカ市民が乗り込み、茶箱をボストン港に投げ捨てるボストン茶会事件 (Boston Tea Party)が発生。事件をきっかけに、アメリカ独立戦争へと進んでいきました。
以上のように、ボストンはアメリカ建国前から重要な役割を果たし、現在ではアメリカ屈指の学術都市として多くの優秀な人材を輩出する都市として機能しています。
まとめ
アメリカで最も歴史の古いボストンには、アメリカ建国時からの歴史を振り返ることができるスポットが充実!アメリカの歴史を学びたい方には、おすすめの旅行先と言えるでしょう。また、学術都市でもあるので、アカデミックな雰囲気も楽しめます。
全米でも比較的治安の良い街として知られるボストンですが、残念ながら危険なエリアもあります。おすすめの観光スポットが危険なエリアに近い場合もあるので、トラブルや犯罪の被害に遭わないために安全対策を徹底しつつ観光を楽しんでくださいね!