
みなさんは、スウェーデンの食べものや食文化と聞いて、どのようなものを思い浮かべますか?
なかなかイメージできないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回の記事では、
スウェーデンの食べもののなかから、スイーツに焦点をあててご紹介したいと思います。
具体的には、スウェーデンを代表する「フィーカ」という文化、スウェーデンの定番スイーツ、季節ごとに味わうスイーツ、スーパーで買えるお土産にもおすすめのスイーツ、フィーカ体験に適したお店、スイーツのお供におすすめの飲み物などをわかりやすく解説します。
北欧やスウェーデンがお好きな方、海外のスイーツに興味がある方などは、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。
- スウェーデンのスイーツ文化といえば「フィーカ」
- スウェーデンの定番スイーツ
- 季節ごとに味わうスイーツ
- スーパーで買えるお土産にもおすすめのスイーツ
- フィーカ体験に適したお店
- おまけ:スイーツのお供におすすめの飲み物
- まとめ
スウェーデンのスイーツ文化といえば「フィーカ」
スウェーデンのスイーツ文化を語るにあたり、欠かせないのが「フィーカ」という文化です。
なんとなく名前を聞いたことがある方もいるかもしれませんが、改めてその意味や過ごし方を確認していきましょう!
フィーカとは?いつ・どんなふうに過ごす?
フィーカ(fika)とは、スウェーデン語の名詞・動詞で「コーヒー」「コーヒーブレイク、お茶休憩」「お茶をする」といった意味があります。
スウェーデンの人々にとって大切な習慣です。
コーヒーなどの飲み物とともにお菓子(またはサンドイッチなどの軽食)を用意し、家族やパートナー、友人などとゆっくりとした時間を楽しみます。
明確な時間や回数は決まっていないものの、午前10時と午後3時ごろにフィーカをする方が多いようです。
家庭だけでなく、1日2回フィーカの時間を設ける企業も多いです。
また、場所も公園やカフェなどさまざまです。
なお、1回の時間は15〜30分程度で、あくまで息抜きという位置づけです。
フィーカがもたらす嬉しい効果
フィーカには、おいしいお茶とお菓子を楽しむ、というだけでなく、リラックス効果や、人と人のコミュニケーションを生む効果もあります。
職場でもフィーカの時間を設けることで、集中して仕事をする時間とリラックスする時間のメリハリをつけることができます。
他の北欧諸国にも似た文化がある
フィーカはスウェーデンの文化ですが、北欧諸国には似たような文化があります。
たとえば、デンマークのHygge(ヒュッゲ)やフィンランドのKahvitauko(カハヴィタウコ)、ノルウェーのKoselig(コーシェリ)などです。
スウェーデンの定番スイーツ
ここからは、スウェーデンのフィーカでもよく食べられている定番スイーツをご紹介します。
シナモンロール
スウェーデンを代表するスイーツがシナモロールです。
スウェーデン語では「Kanelbulle(カネールブッレ)」といいます。
世界中で愛されるシナモロールですが、スウェーデン発祥とされています。
見た目はげんこつのような形で、グレイズやアイシングではなく粒状のパールシュガーがかかっています。
生地もしっかりしており、バター、シナモン、カルダモンの味が感じられます。
スウェーデンには、カネールブッレの日(10月4日)という記念日があることからも、その人気ぶりがうかがえますね。
ちなみに、シナモンロールをロールしないで長いパンのように焼いた「Kanellängd(カネールレングド)」もありますよ。
クッキー・ビスケット類
ほろほろ・サクサクとした食感が楽しめるクッキーやビスケットも人気です。
真ん中にラズベリージャムが乗ったhallongrottor(ハロングロットル)や伝統的な焼き菓子であるdrömmar(ドロンマル)などが定番です。
ドロンマルは軽く何かをつまみたいときにもぴったりです。
ケーキ類
すりおろしたにんじんを使ったキャロットケーキや、緑色のマジパンの見た目が目を引くプリンセスケーキなどが人気です。
にんじんの香りはそれほど感じられないので食べやすく、クリームチーズが添えられることもあります。
また、温かなカスタードとともにいただくのが定番のクランブルケーキ(ベリーパイ)や、「砂糖」という意味の「ソッケル(Socker)」と、「ケーキ」という意味の「カーカ(kaka)」を組み合わせた「ソッケルカーカ(Sockerkaka)」というケーキもあります。
ソッケルカーカはスポンジケーキやパウンドケーキのような味わいですが、シナモンやカルダモン、ココアなどが加えられることも。
チョコレートボール
オーブン不要という手軽さから、家庭でも簡単に作れるチョコレートボールも人気のスイーツです。
トリュフのような丸い形がかわいらしく、表面にはココアパウダーやココナッツフレーク、シナモンなどをまぶします。
季節ごとに味わうスイーツ
スウェーデンでは、季節ごとに味わうスイーツもあります。
スウェーデンの文化が感じられるものですので、旅行に行く時期と合う場合は、ぜひ試してみてくださいね。
セムラ
スウェーデンの季節ごとに味わうスイーツの代表格が、「春を告げるスイーツ」と称される「semla(セムラ)」です。
1〜2月のまだまだ寒さが厳しい時期からカフェやスーパーに並び始めます。
シュークリームに似た形のお菓子で、カルダモン風味のパンで、アーモンドペーストと生クリームを挟んでいます。
もともとは、キリストの復活を祝うイースター(復活祭)から数えて45日前から断食に入るという風習があった時代に、断食に入る前日(「告解の火曜日」)に栄養を蓄えるために食べられていたものです。
現代では、1年に一度のごちそうというよりは、もう少し長い期間にわたって食べられるようになりましたが、イースターの前の「告解の火曜日」がセムラの日となっており、この日にセムラを食べる人も多いようです。
ワッフル
一年を通して手に入るため、限られた季節のみ食べられる、というわけではありませんが、スウェーデンでは3月25日が「ワッフルの日」となっています。
もしこの日付に旅行期間が重なる場合は、食べてみるのも素敵かもしれませんね。
クリスマス時期によく食べられるもの
クリスマスを控えた12月には、ジンジャークッキーやサフラン味のパン「ルッセカット」などをフィーカで食べる人も多いですよ。
「ルッセカット」は、スウェーデンのお祭り「聖ルシア祭(12月13日)」で食べられるもので、甘い味が特徴。
渦巻き状のS字形が一般的ですが、地方によって車輪や人や動物の形などもあり、20以上の種類があるとか。
スーパーで買えるお土産にもおすすめのスイーツ

スウェーデンのさまざまなスイーツをご紹介してきましたが、「旅行に行ったらお土産にも買いたい!」と思う方も多いはず。
そこでここからは、スーパーでも買えるおすすめのスイーツをご紹介します。
ジンジャークッキー・ビスケット
スウェーデンで大人気のお土産は「ジンジャークッキー・ビスケット」!
特に王室御用達のアンナのジンジャービスケットが定番です。
シナモン、ジンジャー、クローブのスパイスと、サクサクとした食感がたまらない一品です。
価格も手頃で日持ちもするため、ばらまき用にもぴったりです。
チョコレート菓子
アーモンドベースの生地にチョコレートクリームを乗せ、ダークチョコレートでコーティングしたDelicatoのビスキュイや、スウェーデン王室御用達の老舗ブランドMarabouのチョコレートなどがおすすめです。
フィーカ体験に適したお店
スウェーデン・ストックホルムには、フィーカにおすすめのカフェがたくさんあります!
たとえば、老舗のカフェ「ヴェーテカッテン」はストックホルム中央駅から5分ほどというアクセスの良さも魅力。
選べるお菓子の種類も多いですし、店内のインテリアも素敵です。
また、観光名所のひとつ・旧市街にある「カフェコッペン」もおすすめです。
中世の面影が感じられるカフェで一息ついてみるのも素敵ですよね。
おまけ:スイーツのお供におすすめの飲み物
最後に、フィーカでよく飲まれている飲み物をご紹介します。
コーヒー・紅茶
まずは定番のコーヒー!北欧諸国はコーヒーの消費量が多いことでも有名です。
cafelyの調査によると、スウェーデンは生涯で最もコーヒーを飲む国ランキングで第3位にランクインしています。
スウェーデンの人々のあいだでは、さっぱりとした浅煎りのコーヒーが人気だそうです。
また、紅茶を飲む方も多いですよ。
ご自身の好みや、その日のお菓子との相性などで決めるのも楽しいですね。
レモネード
意外かもしれませんがレモネードも人気。
子どもから大人まで幅広い世代に飲まれています。
サンドイッチなど、甘くないような軽食との相性もばっちりです。
まとめ
スウェーデンという国はほとんどの方が知っていると思いますが、スウェーデンのスイーツについては今まで知らなかった!という方も多かったのではないでしょうか。
この記事でご紹介したとおり、スウェーデンには「フィーカ」の文化があり、ゆっくりと過ごすその時間を大切にしています。
スウェーデンの定番スイーツをはじめ、季節ごとに味わうスイーツ、スイーツのお供におすすめの飲み物など、新たな発見も多かったのではないでしょうか。
スーパーで買えるお土産にもおすすめのスイーツや、フィーカ体験に適したお店もたくさんありますので、スウェーデンに旅行に行く機会があれば、この記事でご紹介した内容を参考にぜひ試してみてくださいね。
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◇経歴
新卒入社した会社ではオーストラリア人上司のもと働いた経験があります。
海外クライアントとのメールや電話でのやりとりは日常茶飯事でした。
現在はWebライターのほか、英日翻訳者としても仕事をしています。
◇資格
TOEIC、TOEFL、IELTSなどの受験経験あり
◇留学経験
学生時代、イギリスのハル大学に1か月半語学留学をしました。
◇海外渡航経験
学生時代にイギリス留学を経験したほか、アジアを中心にさまざまな国に旅行に行ったり、フィールドワークをしたりしました。
フィールドワークでは英語を使ってインタビューをした経験もあります。
2019年よりイギリス在住で、現在は毎日英語を使っています。
◇自己紹介
子どものころはアメリカ人の先生の英会話教室に通い、大学ではイギリス留学を経験、新卒入社した会社ではオーストラリア人上司を持つなど、英語とは色々な接点を持ってきました。
英語はもっぱらリーディングが得意で、毎日洋書を読んでいます。大学で経験したイギリス留学では、語学クラスでさまざまな国の留学生と交流しました。また、英語で大学の歴史の講義を受けたり、現地の小学校でのボランティア活動も行いました。
よろしくお願いします!