
煌びやかで刺激的な街、ラスベガス。「カジノといえばラスベガス」と言われるほど、世界的に有名なエンターテインメントの街です。
しかし、カジノ遊びは少々ハードルが高いもの。いざ訪れるとなると、「カジノに入ってみたいけど、どうやって遊ぶの?」「ドレスコードなど、マナーで気をつけることはある?」と不安に感じることも多いのではないでしょうか。
この記事では、ラスベガスを訪れる前に知っておきたいカジノのルールや注意点を徹底解説します。
- ラスベガスのカジノにおけるルール|年齢制限・営業時間
- ラスベガスのカジノの基本マナー|写真撮影・ドレスコード・チップ
- ラスベガスのおすすめカジノ
- カジノでプレイできる主なゲームとその遊び方
- 初心者がカジノで気をつけること|資金・治安
- まとめ
ラスベガスのカジノにおけるルール|年齢制限・営業時間
まず最初に知っておきたいことは、カジノにおけるルールは国によって異なるということです。この記事ではラスベガスのカジノについて紹介しているため、他の国のカジノではルールが異なっていることを覚えておいてください。
ラスベガスのカジノの年齢制限
アメリカではカジノに入れる年齢は21歳以上です。日本では公営ギャンブルは20歳になってからと法律で定められていますが、アメリカではアメリカの法律に従う必要があります。
日本で成人していても、21歳に達していない場合はカジノに入場できませんので注意してください。
ラスベガスのカジノの営業時間
ラスベガスは「眠らない街」として知られている通り、カジノの営業はまさに眠り知らず。ほとんどが24時間営業です。
カジノ内は外の光からもシャットダウンされているため、時間を忘れて没頭することもあるでしょう。何時間でも滞在できますが、体調や時間を確認しながら無理なく遊びましょうね!
ラスベガスのカジノの基本マナー|写真撮影・ドレスコード・チップ

カジノ内は外とは別世界。まるで映画の中にいるかのような気分にもなるでしょう。誰もが非日常を体験できますが、そのような空間だからこそ、守るべきマナーが存在します。ここでは、ラスベガスのカジノの基本マナーを紹介します。
写真撮影はできる?
外国のカジノは煌びやかで訪れている人も華やか。ついつい写真に収めたくなる場面に遭遇することもあるでしょう。
しかし、ラスベガスのカジノでは写真撮影はNGです。特に、プレイ中のテーブル、ディーラーやプレイヤー、ゲストが写ってしまうような撮影は厳禁です。
プライバシーやゲームの不正の観点から厳しいルールが設けられているのです。ただし、カジノによっては、ロビーやバーカウンターなど、一部エリアでは撮影が許可されることもあります。必ずスタッフに確認した上でカメラのシャッターを押しましょう。
カジノ入場のドレスコード
カジノエリアへの入場には一定のドレスコードがあるとされていますが、ラスベガスのカジノは少々カジュアルな服装でも問題ありません。
しかし、カジノによっては夜の時間帯のみフォーマルなドレスコードが設定されている場合があります。男性は襟付きのシャツ、女性はワンピースなどを用意しておくと安心です。
昼間はカジュアルな服装がOKだと言っても、タンクトップやサンダルなど、ビーチリゾートに行くような服装はNGです。旅行先だからといって、あまりラフな格好にならないよう気をつけたいですね!
チップはいくら渡す?
アメリカと言えばチップ文化ですよね!ゲームで大きく買ったときなどには、ディーラーに勝利金の5~10%を渡すと良いとされています。
チップは「感謝の気持ち」を表す役割を持っているので、たとえ負けたとしても楽しく遊べたのなら、数ドルのチップをディーラーに渡すと、とてもスマートです。
ラスベガスのおすすめカジノ
ラスベガスにはたくさんの有名カジノがあります。ここでは、日本人観光客におすすめのカジノを紹介します。
Bellagio(ベラージオ)
ラスベガスの中でもひときわ存在感を放つのが「ベラージオ」です。
ベラージオはストリップ通りのほぼ中央に位置しているため、周辺の観光スポットのアクセスも抜群です。
カジノフロアの面積は非常に広大で、スロットマシンからテーブルゲームまで揃っており、初心者でも上級者でもずっと楽しんでいられる空間です。ベラージオはラスベガスの中でも高級ホテルとして知られており、宿泊料金は高額ですが、日本人旅行者から根強い人気を誇っています。
また、観光に訪れただけの場合でも、ベラージオの噴水ショーは必見。数十分おきに開催されており、無料で観覧できることが大きなポイントです。
カジノもエンターテインメント施設も充実しているため、ラスベガス初心者はぜひ訪れてみてください。
MGMグランド
まぶしいグリーンの外観が特徴のMGMグランドは、ストリップ通りに位置する世界最大級のカジノリゾートです。ホテルの客室数は約5000室を誇り、世界中からの観光客が集まっています。
カジノのほかに、シルクドソレイユのショー、レストランやプール、スパなどがあり、遊び、宿泊、食事、癒し、エンタメをここで全て完結できます。ラスベガスモノレールの駅に直結しているため、アクセスも良好です。
カジノでプレイできる主なゲームとその遊び方
カジノは、多種多様なゲームが楽しめる魅力的な場所です。ここでは、ラスベガスのカジノでプレイできる主なゲームを紹介します。現地で実際にプレイする前に、情報収集をしておくことで、スムーズに遊ぶことができますよ。
スロット
初心者におすすめなのがスロットです。マシンにお金を投入し、ボタンを押すだけでゲームが始まるシンプルなもの。少額から遊べるマシンもあるので、リターンを考えず、長く楽しみたい人におすすめです。
ルーレット
「カジノの女王」と呼ばれるゲームであるルーレットは、カジノ初心者でもわかりやすいルールです。ルーレットの玉が回転する盤の上を転がり、落ちる番号や色を予想するというシンプルなもの。赤色か黒色に落ちるのか、はたまた奇数か偶数か…玉が落ちる瞬間のスリルが魅力です。シンプルな一方で、賭け方の種類は多様であるため、ゲームに慣れると様々な楽しみ方ができるでしょう。
ポーカー
ポーカーはテーブルで行われるゲームです。初心者の方は少々緊張するかもしれませんが、賭け金が少額からでもOKなので、挑戦はしやすいと言えるでしょう。遊び方は以下の通りです。
・2人のプレーヤーがブラインドベットを払う
・各プレーヤーに2枚のカードが配られる
・ベッティングラウンド。配られた手札を見て、①フォールド(降りる)②コール(前のベットに合わせる)③レイズ(ベット額を上げる)を選ぶ
・共通カード3枚がテーブルに置かれる(フロップ)
・2回目のベッティングラウンド。アクションを決める
・4枚目の共通カードが置かれる(ターン)
・3回目のベッティンググラウンド。アクションを決める
・5枚目の共通カードが置かれる(リバー)
・最後のベッティングラウンド
・共通カードと組み合わせて最も強いカードを作った人が勝ちとなる
数字の強さはAが最強で、以下、K>Q>J>10>9>8>7>6>5>4>3>2となります。
最初のうちは難しいかもしれませんが、慣れてくると戦略を立てながら楽しめます。
ブラックジャック
テーブルに着席し、ディーラーと対戦するのがブラックジャックです。他に着席しているプレーヤーはあなたの勝敗に関係ありません。
持っているカードの合計が「21」を超えなければ勝ちですが、ディーラーよりも高い数字であることが条件です。そのため、なるべく「21」に近づけなければなりません。
カードを引くか引かないかが勝敗を分ける運命のアクション。シンプルながらスリル満点のゲームです。
バカラ
バカラはプレイヤーが勝つか、バンカーが勝つか、はたまた引き分け(タイ)なのかを予想するゲームです。ここで言うプレイヤー、バンカーは架空の存在。誰が勝つのかを予想して賭けるだけなので、複雑な動きは必要ありません。バカラは「カジノの王様」と呼ばれていますが、初心者でも気軽に楽しめるゲームです。
「いまいちプレイの仕方やマナーがわからない!」という方は、現地で日本人ガイド付きのカジノツアーを手配するのもひとつの選択肢です。オプショナルツアーのWEBサイトなどをチェックして予約を検討してみてくださいね!
初心者がカジノで気をつけること|資金・治安
初めてラスベガスを訪れる人は、カジノで遊ぶために必要な資金や、その周辺の治安が気になるのではないでしょうか。ここでは、初心者がカジノで気をつけるべきことを紹介します。
カジノに必要な資金
カジノの準備資金は人それぞれ。「楽しむことだけを重視したい人」、「一獲千金を狙う人」など、目的に合わせて資金を準備してください。
・スロット中心で少しだけカジノを体験したい人・・・1万~3万円
・スロットに加えてブラックジャックやルーレットなど・・・3~5万円
・上級者向け。バカラやポーカーを楽しみたい人・・・7万円以上~
無理のない範囲で、ご自身のペースで遊ぶのが、カジノを楽しむポイントです。
ラスベガスの治安
アメリカに行く人が気になるのは、ズバリ、治安ではないでしょうか。ラスベガスは比較的治安の良い地域とされていますが、日本と同じようにはいきません。
ラスベガスの観光地はそれなりの安全対策はされているものの、スリや置き引きなどの軽犯罪に注意が必要です。日中のストリップ通りは女性のみでも歩けますが、夜間は注意が必要です。
また、子連れの場合はホテル内で楽しむことがおすすめです。以下のエリアでは特に気を付けましょう。
・ストリップ通り・・・ラスベガスのメインエリアのため、滞在中何度も行き来することがあるでしょう。人通りは多いですが、その分、スリのリスクは高くなります。貴重品の管理は十分に対策しておきましょう。
・ノースストリップ・・・低所得者やホームレスが多いエリアです。メインエリアと比較すると雰囲気が悪く感じる人も多いでしょう。特に日本人女性の一人歩きはおすすめしません。迷い込んだと気づいたらすぐに引き返すようにしましょう。
・フリーモント・ストリート
ラスベガスの中で特に治安の悪いエリアが「フリーモント・ストリート」です。昔ながらのラスベガスを感じられる場所ではありますが、夜間はドラッグの売買が行われていることもあるため、用がない場合は立ち入らないようにしましょう。どうしても通らなければならない理由がある場合は、タクシーやUberを利用して、安全に移動するようにしましょう。
まとめ
一度は訪れてみたい街、ラスベガス。グランドキャニオンなどの国立公園への出発地点になっていることもあり、ラスベガスのホテルに前泊する人も多いかもしれません。
せっかく滞在するなら、カジノの雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか?カジノのルールやマナー、遊び方を知っておけば、初心者でも本場の大人の遊び場を満喫できるでしょう。
ただし、賭けすぎには気をつけてくださいね!この記事がラスベガスを訪れる人の参考になれば幸いです。
◇経歴(英語を使用した経歴)
・オーストラリアのカフェで半年間勤務
・国内/国際線客室乗務員として5年間勤務
◇英語に関する資格(資格、点数など)
TOEIC、英検受験経験有り
アメリカのコミュニティカレッジにてEarly Childhood Educatorコース修了
◇留学経験
・オーストラリア シドニーへ1か月間の短期留学。
→週5日で語学学校へ通う。
・ワーホリでオーストラリア・ゴールドコーストに1年間滞在。
→Gold Coast Institute of TAFEの語学コースで学ぶ。
・2020年から4年間、家族の仕事でアメリカに滞在。
→州立のコミュニティカレッジでEarly Childhood Educationコース及びアカデミック英語コースを学ぶ。
◇海外渡航経験、渡航先での経験内容(仕事、留学、旅行など)
仕事→韓国、中国、台湾、香港などアジアを中心とした国
旅行→アメリカ(ハワイ、グアム、サイパン含む)、カナダ、
シンガポール、マレーシア、オーストラリア、ドイツ、イタリア、
ギリシャ、クロアチア、ベトナム、タイ、バハマ、オランダ領セント・マーティン島など
◇自己紹介
旅行、海外生活関連のwebライター。
最初の短期留学の経験のおかげで、人生が変わったと言っても過言ではないと感じています。海外に滞在することがきっかけで、人生の選択肢が大きく広がり、成長を続けていきたいと思うようになりました。海外での長期滞在・留学経験者の視点から、皆さまにわかりやすい記事を書いていきたいと思っています。