サンフランシスコ観光を楽しもう!おすすめスポットから便利な交通手段もご紹介

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アメリカの観光先として人気のある
サンフランシスコ

ゴールデンゲートブリッジやフィッシャーマンズワーフなど、見るべきスポットがたくさんあります。

本記事では、サンフランシスコ観光を楽しむためのコツを徹底解説!

日本からサンフランシスコへの行き方や、季節ごとの気候やおすすめの服装、観光スポットやモデルコース、治安情報や観光で活用したい交通手段などをお伝えします。

サンフランシスコへの留学や観光を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

サンフランシスコまでの行き方

日本からサンフランシスコまでは、大きく分けて3つの行き方があります。以下では、それぞれの行き方を詳しく紹介します。

日本からサンフランシスコへの直行便が便利

日本からサンフランシスコへは、成田空港、羽田空港、関西国際空港から直行便が運行しています。

日本とサンフランシスコの時差は-17時間(サマータイム中は-16時間)で、直行便のほとんどが日本を夕方に出発し、現地には午前からお昼前には到着します。

各空港からサンフランシスコへ就航している直行便の情報は以下のとおりです。

空港名 航空会社 飛行時間
成田空港 ・ANA(全日空)
・JAL(日本航空)
・ZIPAIR
・ユナイテッド航空
・往路:約9時間5分~55分
・復路:約10時間35分~11時間20分
羽田空港 ・全日空(ANA)
・日本航空(JAL)
・ユナイテッド航空
・往路:約9時間半~10時間
・復路:約11時間半~12時間
関西国際空港 ・ユナイテッド航空 ・往路:約10時間〜10時間10分
・復路:約11時間35分〜約12時間25分

アメリカの別の空港を経由する方法

アメリカ国内の別の空港を経由してサンフランシスコに行くこともできます。

サンフランシスコへの経由地としておすすめなのは、ロサンゼルスとサンノゼです。

◾️ロサンゼルス→サンフランシスコ

飛行機 ・1日15便ほど運行し、1時間半ほどで到着
・料金は$50〜$100ほど
長距離電車
(アムトラック)
・料金は$65からで、サンフランシスコの近隣都市オークランドに停車
・到着までに約11時間かかるが、寝台車でゆったりと景色を眺めながら過ごせる
バス ・MegabusやGreyhoundなどのバス会社を活用
・8時間〜9時間ほどかかるが、1日10便以上と本数も多い料金は$20〜$30とリーズナブル

◾️サンノゼ→サンフランシスコ

バス→電車 ・所要時間は1時間〜2時間、料金は$9
・サンノゼ空港から無料のシャトルバスで電車・Caltrain(カルトレイン)のSanta Clara(サンタクララ)駅を経由してサンフランシスコ駅まで向かう

アジアや北米を経由する方法

アジアや北米を経由してのサンフランシスコへの渡航も可能です。

主な経由地は以下のとおりです。

・韓国(ソウル)
・中国(北京・上海)
・香港
・台湾(台北)
・アメリカ(ハワイ)
・カナダ(バンクーバー)

交通費の予算や滞在日数などを考慮しながら、移動方法を選びましょう。

サンフランシスコの気候とおすすめの服装

サンフランシスコは地中海性気候に属しているため、夏には乾季、冬には雨季があり、夏と冬で降水量の差が大きいです。

年間を通じて日本よりも涼しく感じる気候だと言えるでしょう。

年間の平均気温は日本ほど寒暖差が激しくなく緩やかですが、朝晩は冷え込みが厳しいので、日中の寒暖差には十分注意しましょう。

サンフランシスコの季節ごとの気候の特徴とおすすめの服装は以下のとおりです。

季節 気候の特徴 おすすめの服装


3月〜5月
・日差しが差して暖かい
・気温自体はあまり高くないため、日陰は寒い
・長袖シャツと長ズボン
・カーディガンやパーカー、ジャケットなどで温度調節


6月〜8月
・7月〜8月の最高気温は20度台前半
・日光が差している間は体感温度は高め
・日照時間も長い
・半袖でも問題ないが、薄手の羽織があると安心


9月〜11月
・夏と秋の気温差ははあまりない
・10月〜11月は高気圧に恵まれるため、晴天が多い
・長袖シャツと羽織りものがあると便利


12月〜2月
・12月〜3月にかけて雨季が始まり、何日も降り続くことがある
・雨量は年によってかなり異なる
・薄手のセーターやカーディガン、コートがおすすめ
・折り畳み傘も活躍

ちなみに、1年の中でサンフランシスコ観光に適しているのは、5月から10月にかけてです。

5月ごろには雨季が明けて暖かくなりつつあるのと、日照時間も長いため活動時間も多く取りやすくなります。

なお、霧の街と呼ばれるほどの濃霧で有名なサンフランシスコ。夏に霧が発生して日光が差さず気温も下がるので、防寒具を持っておくと安心です。

サンフランシスコのおすすめ観光スポット・モデルコース


以下では、サンフランシスコで巡るべきおすすめの観光スポットやモデルコースを紹介します。

Golden Gate Bridge(ゴールデンゲートブリッジ)

Golden Gate Bridge(ゴールデンゲートブリッジ)は、1937年に完成したサンフランシスコのシンボルとしても知られている橋です。

全長2737mでサンフランシスコ湾と太平洋を結ぶゴールデンゲート海峡に架かっていることに由来して名付けられました。

インターナショナルオレンジの鮮やかな色合いが特徴です。車や徒歩、自転車などで橋を渡れます。

日中だけでなく、日の入りも写真撮影にぴったりな時間帯!特に、ビジターセンターの近くにある展望台の「ゴールデンゲートブリッジ・ビスタポイントサウス」からの眺めがおすすめです。

住所 Golden Gate Bridge, San Francisco, California 94129, United States of America
アクセス Muniバス28番10番、70番、80番「Golden Gate Bridge/Parking Lot駅」徒歩すぐ
公式ホームページ https://www.parksconservancy.org/parks/golden-gate-bridge

Fisherman’s Wharf(フィッシャーマンズ・ワーフ)

Fisherman’s Wharf(フィッシャーマンズ・ワーフ)は、サンフランシスコの中でも屈指の観光スポットで、活気あふれる港町の様子を堪能できます。

世界で有名なレストランやショッピング施設、ホテルなどが集まっています。

ゴールデンゲートブリッジからは自転車で30分〜40分あれば到着するので、セットで訪れるのがおすすめです。

ストリートに軒を連ねる屋台では、茹でたカニやエビ、クラムチャウダーをはじめとしたサンフランシスコの名物グルメを楽しめます。

なお、フィッシャーマンズワーフの中にある、PIER39(ピア39)も訪れるべきスポットです。水族館や博物館、お土産屋さんが立ち並び、大道芸や路上ライブなども楽しめます。

なお、埠頭に行くとゆったりくつろぐ野生のアシカの可愛らしい姿も間近で見られるので、合わせて訪れてみてください。

住所 Fisherman's Wharf, San Francisco, California 94133, United States of America
アクセス 路面電車 E F Jefferson & Taylor 駅 徒歩約1分
公式ホームページ https://www.fishermanswharf.org/

Alcatraz Island(アルカトラズ島)

Alcatraz Island(アルカトラズ島)は、映画やドラマのロケ地としてもよく知られているかつては刑務所だった島です。

現在はツアー客のみ立ち入りが可能です。

脱獄不可能な監獄とも呼ばれたアルカトラズ島は要塞のような地形を活かして、1934年から数多くの凶悪犯を収監していました。
現在は博物館としてツアー客に一般公開されており、実際に囚人たちが使用していた牢獄やベッド、洗面所などを見学できます。

アルカトラズ島へはフィッシャーマンズワーフ内のピア39からフェリーで向かい、片道およそ20分で到着します。サンフランシスコでもかなり人気の観光地なので、事前にツアーを予約しておくと安心です。

住所 Pier 33, B201 Fort Mason, San Francisco, CA 94122, USA
アクセス アルカトラズシティクルーズでフェリーに乗って、片道およそ20分
公式ホームページ https://www.nps.gov/alca/index.htm

Lombard Street(ロンバードストリート)

Lombard Street(ロンバードストリート)は、坂道が多いサンフランシスコでも特に有名な坂道で、世界で一番曲がりくねった道と呼ばれています。

27%と傾斜が急なため、カーブを8つ設けることで傾斜を緩めています。

坂道以外にも注目したいのが、路傍に咲き誇る季節の花々
坂を下から見上げると迫力満点の美しい景色を堪能できます。

住所 Lombard Street between Hyde and Leavenworth Streets, San Francisco
アクセス ケーブルカー Hyde St & Lombard St駅 徒歩すぐ
公式ホームページ -

サンフランシスコ観光のモデルコース

以下では、サンフランシスコ観光のモデルコースを3つの目的に分けて紹介します。

ご自身の目的に合わせてコースを選んでみてくださいね!

◾️景色を堪能したい方向けのコース

1. ゴールデンゲートブリッジで朝日撮影
2. ゴールデンゲートパーク散策
3. ツインピークスでサンフランシスコの眺望を堪能
4. ゴールデンゲートブリッジで夕日撮影
5. フィッシャーマンズワーフでディナー

◾️観光を堪能したい方向けのコース

1. ゴールデンゲートブリッジ
2. アルカトラズ島見学
3. フィッシャーマンズワーフでランチ
4. ピア39でアザラシ観察
5. ユニオンスクエアで街歩きや買い物
6. チャイナタウンで休憩
7. パレス・オブファイン・アーツにて写真撮影
8. フィッシャーマンズワーフに再訪してディナー

◾️グルメをメインに堪能したい方向けのコース

1. フィッシャーマンズワーフで朝ごはん
2. ピア39で食べ歩きとお買い物
3. フェリービルディングにて軽食と散策
4. ゴールデンゲートパークにて散策
5. ミッション地区のパン屋さんにて軽食
6. ユニオンスクエアにてディナー・散策

サンフランシスコに数日間滞在するのであれば、日によって目的を変えてスポット巡りをするのもいいかもしれませんね!

サンフランシスコの治安

サンフランシスコの治安は、残念ながら近年悪化傾向にあります。2025年10月10日現在、外務省の海外安全ホームページでは危険情報は出ていないものの、コロナウィルスによるパンデミック以降、薬物関連犯罪やホームレス問題が深刻化しており、治安がより悪化していると言えます。

地域によって治安の良し悪しにかなり差があるので、以下を参考に訪れるエリアを検討してください。

治安状況 エリア
悪い ・テンダーロイン
・ミッション地区
・サウスオブマーケット(SOMA)
中程度 ・ノースビーチ
・チャイナタウン
・ユニオンスクエア
良い ・ノブヒル
・マリーナ地区
・ロシアンヒル
・フィッシャーマンズワーフ

サンフランシスコでは、特に観光客を狙ったスリや置き引き、車上荒らし、偽チケットの販売やぼったくりなどが発生しております。

路上ではスマートフォンの強奪、夜間や人通りの少ない場所では路上強盗や暴行事件などもあるので、できるだけ人通りの多い場所を歩くようにし、夜間は外出を控えましょう。

なお、路上で薬物を使用し、薬物の影響を受けた方による暴力や迷惑行為などもあるので、危険だと思う場所には近づかないようにしてください。

サンフランシスコ観光で活用したい交通手段

最後にサンフランシスコ観光で役立つ主な交通手段について解説します。あると便利な交通系ICカードや移動ルートの検索アプリも紹介するので、あわせて参考にしてください。

サンフランシスコの主な交通手段

サンフランシスコの主な交通手段は以下の通りです。

サンフランシスコ中心部、または周辺地域を旅行するのかによって最適な手段は異なるので、それぞれの特徴を知った上で交通手段を選びましょう。

交通手段 特徴 備考(乗車券の購入方法など)
ケーブルカー ・坂が多いサンフランシスコで利用すべき移動手段
・街の中心部をおよそ10分間隔で運行するので特に市内観光に便利
・停留所付近の券売機で乗車券を購入して、係員の案内に従って乗車列にて待機する
走行ルート
時刻表
地下鉄・路面電車

(Minu Metro)
・サンフランシスコの幅広い地域で運行
・BARTよりも運行範囲は狭め
・細かい移動に向いている
・Market Street周辺は地下を、それ以外は路面電車として地上を走行する
・1日券などの定期券を使うと、地下鉄だけでなく、Muniバスや歴史的ストリートカーにも乗車可能
・※1,3,7日券だと、ケーブルカーも利用できる
料金
走行ルート
高速鉄道

(BART)
・路線は合計6つ
・観光や通学など、市民の足として役立つ
・券売機で販売されている乗車券、クリッパーカード、アプリ経由の支払いいずれにも対応
走行ルート
時刻表
路線バス

(Minu Bus)
・サンフランシスコ中心部での移動に役立つ
・交通量が多いため、遅延の可能性が高いことに注意
・支払いは、現金、クリッパーカード、MuniMobileアプリのいずれにも対応
走行ルート
時刻表
タクシーや配車アプリ ・公共交通機関ではアクセスしにくい場所に行く際に便利
・場所や時間帯によっては配車アプリの方が料金を抑えられる場合もある
・降車の際はいずれもチップの支払いを推奨
・運賃の10%〜20%をチップとして支払う
フェリー ・サンフランシスコの周辺にある島やオークランド、リッチモンドを訪問するのに便利 ・乗船口近くの券売所やSan Francisco Bay Ferryのアプリにて乗車券を購入、または乗車口でクリッパーカードをスキャンして支払う
運行ルート
時刻表
長距離列車

(アムトラック)
・ロサンゼルスなどのアメリカ国内の主要都市や、モントリオールやトロントなどカナダの都市へも移動できる
・長距離移動に向いている
・公式サイト・アプリにて乗車券をオンライン予約するのが最も安い(駅の券売機での乗車券の購入も可能)
走行ルート

交通系ICカード・Clipper Card(クリッパーカード)や移動ルート検索アプリを活用しよう!

日本でもお馴染みの事前チャージ式の交通系ICカードですが、サンフランシスコ観光ではClipper Card(クリッパーカード)が移動に役立ちます。

事前に料金をチャージしておくと乗車券を何度も買う必要がないため、スムーズに移動しやすいです。

駅の券売機などでクリッパーカードを販売しているので、到着して早めに購入するのがおすすめです。また、クリッパーカードにはアプリもあり、Apple WalletやGoogle Walletと連携も可能です。なお、アプリを使えば料金を自動でチャージもできます。

なお、移動時のルート検索にはGoogleマップやTransitや、Citymapperなどのアプリが役立ちます。いずれも、iOS、Androidの両方で利用できるので使いやすいアプリを事前にダウンロードしておきましょう。

まとめ

サンフランシスコには訪れるべきスポットが満載!

滞在日数や目的に応じて経路や交通手段を選び、快適かつスムーズに巡ってみてください。

なお、観光に最も適しているのは気候が落ち着いている5月〜10月にかけて。

朝夕は冷え込みが比較的厳しいので、温度調節しやすいスタイルがおすすめです。安全にサンフランシスコで過ごすために、治安情報も事前にしっかりと調べておきましょう。

本記事があなたのサンフランシスコでの滞在をより充実したものにできたら幸いです!

 

 

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