
旅の計画でまず最初にすることといえば、飛行機とホテルの予約!この予約する瞬間も旅が始まる感じでドキドキしますよね。
これまでアジアを中心に10か国以上海外旅行をしてきた私ですが、去年、15年ぶりに海外旅行に出かけると、手続きのデジタル化が進んでいて本当にびっくりしました!
「上手く予約できてるのかな?」とサイトを何度も確認し、事前調査もしっかりしたので、空港での手続きもスムーズにできました。
今回はそんな海外旅行が初めて、または久しぶりの方の不安を少しでも和らげるために、飛行機の予約方法から当日の空港での搭乗手続きまで解説します。
- まずは航空券を予約!航空会社または航空券予約サイトから
- 当日空港に行く前にしておきたいこと
- 空港に着いてからの流れ|チェックイン・荷物預け・保安検査・出国審査
- 搭乗する際の流れ
- 初めて飛行機に乗る際に気をつけるべきこと
- まとめ
まずは航空券を予約!航空会社または航空券予約サイトから
旅行の目的地が決まったら、いざ航空券を予約!やはり便利なのはインターネット予約です。
目的地によっては1週間に数便しか飛んでいない路線もあるので、目的地と日程が決まったら、まずはインターネットで時間と空席をチェックしてみましょう。
航空会社のホームページから直接予約・購入
各航空会社の予約サイトから直接、航空券を予約・購入することができます。
値段やフライトスケジュールをチェックでき、独自のキャンペーンがある場合も。
自分で旅を1からプランニングする楽しみがある一方で、パスポート番号など個人情報の入力や手荷物制限などの注意事項も各自で確認する必要があり、初心者の方にはややハードルが高いかもしれません。
航空券予約サイトから予約・購入
もう一つの方法は、航空券の比較予約サイトを利用することで、各航空会社のフライトを一覧で確認でき、比較・購入までスムーズに可能です。
手数料がかかるため、結果的に割高になることもあります。
ホテルや現地でのオプションツアーなどの予約ができるサイトも多く、同じサイトで全ての予約を終わらせて一括管理できるのはとても便利です。
旅行予約サイトを利用して、航空券からホテルまで一気に購入
初心者の方はこの方法が一番楽で簡単、そして安心です。
JTB、HISなどの旅行会社が提供しているプランから、自分の好みに合うツアーを選ぶだけ。
ツアーと言っても、ホテルと航空券のみの販売で、現地では基本的に自由行動というプランも多いです。
もちろん、送迎バスやオプションツアーを追加したり、現地での日本語サポートが付いている場合もあります。ただ、お値段はやや高めとなることが多いです。
当日空港に行く前にしておきたいこと
チケットを予約したら終わり…ではなく、再度、出発日と出発時刻を確認してください。
国際線の場合、最低でも出発時間の約2時間前までに空港に到着する必要があります。
繁忙期や初めての方は3~4時間前と時間に余裕をもって行動しましょう。
また、航空会社によって出発ターミナルが異なるため、事前にチェックしておきましょう。
空港までのアクセスや所要時間の確認
空港までは直通電車や高速バスが便利で、事前予約も可能です。
ハイシーズンは満席になることもあるので、航空券を予約したら早めに手配しておきましょう。
LCCは深夜・早朝便が多く、空港周辺での前泊が必要になるケースもあります。
また、LCCカウンターは空港の端にあるため、予想より移動に時間がかかることもあるので、あらかじめ確認しておくと安心です。
※LCC(ローコストキャリア):機内サービスの削減や座席間隔を狭めるなどで運賃を安くしている航空会社。
道路状況による遅れや空港で迷うこともあるので、早めの到着を心がけてください。「ちょっと早すぎる?」くらいがちょうど良いです^^
荷物のサイズ・重量制限・危険物の基準を確認
機内に持ち込む「手荷物」と、貨物として預ける「預け荷物」があり、それぞれ航空会社によって基準があります。
LCCでは有料の場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。
また、スプレー缶や一部の化粧品など危険物は機内に持ち込めないため、荷物を分けてパッキングしておきましょう。
航空券の発行
予約すると、搭乗に必要なeチケット情報がメールで送られてきます。
スマホから確認できますが、不安な方は印刷しておくと安心です。航空券の予約番号を持って、空港で発券手続きを行います。
カウンターまたは自動チェックイン機で情報を入力、またはバーコードを読み取らせて航空券を発券します。
オンラインチェックイン
オンラインチェックインの開始時間は航空会社によって異なりますが、出発の数日前〜数時間前まで可能です。
Webサイトやアプリから手続きができ、座席指定やQRコード付きモバイル搭乗券も取得できます。
スマホ1台で完結できるので、空港での待ち時間が短縮できるのがメリットです。
空港に着いてからの流れ|チェックイン・荷物預け・保安検査・出国審査
空港では各手続きで混雑する場合があるので、下記の手順で早めに済ませることをおすすめします。
各所でパスポートやeチケットが必要になるので、手元に準備しておきましょう。
1.チェックイン
自動チェックイン機で、eチケットを確認しながら必要な情報(eチケット番号、危険物の有無、座席指定、預け荷物の有無など)を入力して、自分でチェックインする。
または、従来通りの有人のカウンターでチェックインもできます。
2.荷物の預け入れ
事前準備でご紹介した通り、一定以上の大きさや重量の手荷物(例えば大きなスーツケースなど)は機内に持ち込めませんので、預け入れが必要になります。
事前にチェックし、パッキングしていれば問題ありませんが、重量が多いなど基準を満たしていない場合はここで追加料金が必要になります。
3.保安検査
保安検査では、機内へ持ち込む手荷物とボディチェックを行っています。
まず、トレーに機内持ち込みのバッグと身に着けているスマホや金属類を全て置きます。
搭乗者が金属探知機のゲートを通過している間に、トレーに乗せた手荷物はX線検査機に通されます。
問題があれば、手荷物の中身を開けることもありますし、万が一危険物に該当するものを所持している場合はここで没収されます。
4.出国審査
出国審査カウンターでは、パスポートと搭乗券を職員に提示して審査を受けます。
成田空港など一部の空港では自動ゲートも設置されており、指紋や顔認証によって手続きも可能となっています。
搭乗ゲートでの待ち時間の過ごし方
搭乗口付近の椅子やカフェでくつろぐ人が多いです。
離陸する飛行機を眺めながら、友達とおしゃべり、現地でのプランを考え直したり、または、いつも通りスマホで動画を見るなど。
出国審査通過後は免税店で買い物をする事も可能です。場所や時間帯によって難しい場合もありますので、事前に調べておきましょう。
また、空港ラウンジを利用するという方法もあります。基本的にはビジネスクラス以上の利用者や特別会員に限定されています。
ただし、一部の上級クレジットカードには、空港ラウンジのパスが付帯しているカードもありますので、一度お手持ちのクレジットカードを確認してみて下さい。
搭乗する際の流れ
空港内の電子掲示板などでゲート番号を確認し、搭乗ゲートまで移動します。
ゲートは数十個ありますので、搭乗ゲートまで距離がある場合や、搭乗ゲートから飛行機までバス移動が必要な場合もあります。
出発時刻の30分前までには到着しておきます。
子供連れや車椅子利用者は一般の搭乗者よりも早く搭乗できる優先搭乗サービスが使えます。
また、機内の通路は狭いので、早めに搭乗したほうが荷物を上の棚に入れやすいです。
機内で快適に過ごすための準備
機内には 楽な服装で搭乗し、マスクや羽織りものを用意すると安心。スマホで動画を観るならイヤホンや充電器も忘れずに。
ANAやJALは座席にUSBポートがありますが、LCCは少ないため充電には注意しましょう。
手荷物に余裕がある方は、アイマスク、ネックピローなどもあれば快適度がアップ。
初めて飛行機に乗る際に気をつけるべきこと
最後に、初めて飛行機に乗る際に気を付けておくとよい点をチェックしておきましょう。主な注意点は以下の3つです。
これらに加え、さらに注意したいポイントを以下でご紹介します。
乗り継ぎ便を利用する場合の注意点
乗り継ぎ時間は必ず確認し、最初の到着地で入国審査や荷物検査が必要になる事もありますので、最低でも2時間は確保すると安心です。
特に預け荷物の扱いが空港によって異なるため、最終目的地まで自動で荷物が届く場合と、一度ピックアップが必要な場合があります。
出国の際、有人のチェックインカウンターで手続きする場合は案内がありますが、オンラインや自動チェックイン機を利用する方は事前に確認しておきましょう。
現地の案内は英語や現地語のみの場合もあるので、早めの行動を心がけてください。
飛行機が遅延・欠航した場合の対応
航空会社のサイトやアプリでも情報の確認はできますが、カウンターで直接相談するのが安心です。
振替便や宿泊の手配をしてもらえることもあります。また、領収書や航空券は後で保障請求するために保管しておきましょう。
まとめ
各検査場では締め切り時間があるため、空港ではとにかく早めの行動を!!
もし、迷ったり、わからない事があったら、空港スタッフに気軽に声をかけて下さい。インフォメーションカウンターも複数ありますので安心して下さいね。
そして、旅行と一緒に空港もぜひ楽しんでみてください!私は空港の活気ある雰囲気が大好きです!飛行機を見た時の、出発するワクワク感はたまりません。
Have a nice flight!
日本の教育課程を修了後、色々な英語学習に挑戦しましたが思うような結果が出ず、挫折。10年以上のブランクを経て、コロナ禍をきっかけに英語の再学習にチャレンジしました。その後は英語コーチとしても活動し、現在は医療従事者として勤務しながら英語学習を続けています。 仕事も英語も旅も大好きで、今も「自分らしい生き方」を模索中です。
◇英語に関する資格
TOEIC860
英検準一級
◇留学経験
オーストラリアに3週間のホームステイ(高校1年)
カナダに4週間のホームステイ(大学3年)
◇海外渡航経験、渡航先での経験内容
東南アジアを中心に旅を楽しんできました。
訪れた国は、台湾・中国・タイ・シンガポール・マレーシア・カンボジア・ベトナム・インドネシア・フィリピン。そのほか、トルコ・オーストラリア・カナダ・ドイツも訪問しました。
世界遺産めぐりやローカルフードが旅の楽しみです^^
◇自己紹介
私はオンライン英会話やコーチングを活用し、日本にいながら英語を身に着けました。英語へのハードルが下がったことで、以前よりもグッと旅を楽しめるようになり、仕事の選択肢も楽しみも増えました♪ 少しでも皆さんの背中を押せるような記事をお届けできればと思います