神秘の楽園パラオ!おすすめの旅行時期や観光スポット、注意点などを徹底解説!

パラオ、オンライン英会話、ネイティブキャンプ


みなさんは、パラオという国を知っていますか?

ちょっと聞き慣れない国かもしれませんが、パラオは日本とも関係が深く、日本からも近いため、徐々に
南国の楽園として人気が高まっている国です。

フィリピンやタイなどのリゾート地は行き尽くした…という人は、次はパラオも検討してみるのがおすすめ。
エメラルドグリーンの海とサンゴ礁に、きっと惚れ惚れしてしまうことでしょう。

この記事では、パラオ旅行の基本情報からベストシーズン、観光スポットや注意点まで徹底解説します。

パラオってどんな国?知っておきたい基本情報

パラオという国を知らないという人もいるかもしれませんから、まずはパラオがどんな国なのか、その基本情報をご紹介します。

パラオとは?

パラオの正式名称は、「パラオ共和国」

西太平洋に浮かぶ島国で、500以上の島々で構成されています。

首都はマルキョクという都市ですが、旧首都であるコロールの方が知名度が高く、観光の中心もコロールとなっています。

公用語はパラオ語と英語となっており、旅行もかねて英語を練習したい人にもおすすめの場所です。
ちなみにパラオは州ごとにも公用語が設けられている場所があり、なんとアンガウル州では日本語も公用語となっています。

自然豊かでビーチが美しく、のんびりとした雰囲気が漂うパラオは、まさに休暇をゆっくり過ごすのに最適な国と言えるでしょう。

パラオと日本の関係

日本語が公用語のエリアがあると知って、ちょっと疑問に思った人もいるのではないでしょうか。

実は公用語に日本語が含まれている州があるだけではなく、パラオ語の中には、日本語とほぼ同じ発音・似た意味の言葉や、日本語由来の言葉もたくさん存在しています。

ちょっと面白いものをご紹介すると、パラオ語で「ツカレナオス」はビールを飲むという意味で使われています。
また、「ダイジョーブ」「大丈夫」と同じ意味で使われており、パラオの人と触れ合っていると、耳にすることもあるかもしれません。

ではなぜパラオ語には日本語の影響が残っているのでしょう。
これは、パラオがかつて日本の統治下にあった歴史があるからです。
その頃に地元の人たちに浸透した日本語が、そのままの形で残っていたり、少し形を変えて残っていたりするのですね。

ちなみにパラオは親日的な雰囲気が強いため、過去に統治下にあったからといって、特に現在わだかまりがあるようなことはありません。
観光の一環として、日本統治時代の資料などを見てみるのも、面白いかもしれませんね。

日本からパラオまでの行き方

日本からパラオは意外とアクセスしやすく、それほど長い休暇がなくても足を伸ばしやすい場所です。

パラオまでの航空券について

成田空港からパラオ国際空港まで直行便が出ており、約5時間ほどでパラオに着きます。

感覚としては、タイなどに行く感じでしょうか。

ただし直行便は週2便と数が少なく、場所も成田のみと限られていることから、少々使いづらさを感じるかもしれません。

一方、経由便なら幅が広がります。
たとえば、韓国や台湾、フィリピン、グアムなど、日本からアクセスしやすい国からパラオまでの便が出ているため、そういった国を経由すれば、東京から遠いところにお住まいの方でも、パラオまでの便が見つかるでしょう。

ただし、経由便の場合は15時間以上時間がかかることが多いため、プランニングには注意しましょう。
最適な航空券を探すのが面倒な場合は、ツアーにおまかせするのもおすすめです。

入国時のビザ情報

日本国籍の方は、パラオ入国前にビザの取得は必要ありません。

パスポートの有効期間が6ヶ月あり、パラオ滞在が30日以内であれば、ビザは不要です。

そのため、気軽に入国できる国ではありますが、パスポートの残存有効期間はチェックしてから、パラオ旅行を計画してくださいね。

パラオ旅行のベストシーズン

パラオは一年を通して温暖で、平均気温は27〜30度ほどとなっています。

そのため、いつ行っても南国気分を味わえますが、観光やマリンアクティビティを思う存分に楽しみたいなら、乾季と雨季の特徴を知っておきましょう。

乾季は、11月〜5月となっています。
この間は晴天が多く、海の透明度も抜群。
ダイビングやシュノーケリングに最適で、観光客からも人気のある季節です。
特に12〜3月はマンタやサメなど大物に出会えるチャンスが高く、世界中のダイバーが集まります。

雨季は、乾季以外の6月〜10月。
この間はスコールがあったりはしますが、雨は長くは続かず、観光も可能です。
東南アジアの雨季を知っている人なら、想像しやすいでしょう。

この間、パラオはオフシーズン寄りとなるため、費用を抑えてパラオに行きたい人なら、雨季がおすすめです。

つまり、海でアクティビティなどを楽しみたいなら乾季、コストを抑えたいなら雨季がベストです。
ご自身のニーズに合わせて、渡航時期を選んでくださいね。

パラオで外せない観光スポット・アクティビティ

パラオといえば、海やビーチをイメージする人が多いかもしれませんが、パラオで楽しめるのはそれだけではありません。

マリンアクティビティをはじめとした大自然を満喫できるアクティビティに、世界遺産に登録されたロックアイランド群
そして、パラオの歴史や文化にも触れる体験が、楽しめるのです。

さまざまな観光スポットやアクティビティがあるパラオですが、ここではそのいくつかを厳選してご紹介します。

ロックアイランド

パラオの世界遺産となっているロックアイランドは、珊瑚礁の海にぽつぽつと浮かんでいるマッシュルームのような形の島々のことを指します。

その景観は素晴らしく、ロックアイランドを巡るボートツアーは、パラオ観光の定番のひとつとなっています。

あまりアクティブではない人でも楽しめるため、どんな人にもおすすめの観光スポットです。

ミルキーウェイ

ミルキーウェイは、ロックアイランドの一角にある観光地。

海底の石灰泥を使った天然パックが楽しめ、美容に興味がある人に嬉しいスポットです。

こちらはツアーでアクセスできる場所ですから、興味があれば、ロックアイランドツアーと一緒に足を伸ばしてみましょう。

歴史・文化に関する観光スポット

インドア派や歴史などに興味がある人には、パラオの歴史や文化に触れるのがおすすめ。

たとえば、パラオ国立博物館にはパラオの伝統文化に関する展示のほか、日本統治時代の資料が展示されています。

また、コロールから日帰りツアーのあるペリリュー島は、第二次世界大戦時にアメリカ軍と日本軍が戦ったことで知られており、今でもその時の名残を感じるスポットとなっています。

ダイビング&シュノーケリング

美しい海を求めてパラオに行くなら、ダイビングやシュノーケリングは外せません。

パラオにはたくさんのダイビング&シュノーケルスポットがあるため、ダイビングやシュノーケリングがお好きな方は、とても楽しめるでしょう。

透明度抜群のパラオの海で、日本ではなかなか出会えない魚たちに出会ってみてはいかがでしょうか。

未経験の方でも参加できるツアーもありますから、パラオでシュノーケリングデビューなんていうのもいいですね。

パラオで食べたい現地グルメ

旅行中は現地のものを食べたいという人も多いでしょう。

パラオでは、下記のような食べ物が楽しめます。

さまざまなシーフード

パラオは島国ということもあり、新鮮なシーフードが手に入りやすいのが特徴です。

中でもロブスターや、マングローブ蟹、マングローブ貝、シャコ貝など、なかなか日本で食べることができないシーフードは、パラオ旅行中におさえておきたい食べ物です。

コウモリ料理

変わったものが食べたい人には、コウモリ料理がおすすめ。

コウモリの形が見えてしまうので、苦手な人は苦手かもしれませんが、パラオでしか食べられないかもしれない料理ですから、話のネタに頼んでみるのも良いでしょう。

南国フルーツ

フルーツがお好きな人なら、マンゴーやパパイヤなどの南国フルーツもおすすめ。

パラオではこうした南国フルーツが栽培されているため、安価でたくさん食べることができますよ。

パラオ旅行に行く際の注意点

パラオは比較的治安もよく日本人に対しても友好的な人が多い国ですが、それでも旅行中に気をつけなければならないことはあります。

当然ながら、夜遅くの一人歩きは避け、貴重品には常に目を配っていましょう。
日本人は目立ちますから、スリなどには狙われやすいです。

また、日差しが強いため、日焼け対策は大事。
ただし、パラオではサンゴ礁を守るために、使える日焼け止めに制限があります。
そのため、日焼け止めはなるべくパラオで買うことをおすすめします。

また、余計なトラブルを避けるために、日本統治時代の時の話をこちらからするのは避けた方が良いかもしれません。
パラオは親日寄りの国ですし、日本統治時代の名残も言葉や観光スポットに残っていますが、決して日本に統治されていたことを喜んでいるわけではないことを覚えておきましょう。

まとめ

今回ご紹介したとおり、パラオは日本との関係が深く、ロックアイランドや美しいサンゴ礁など、絶景を楽しめるユニークな国です。

マリンアクティビティも、歴史文化探訪的な観光も、どちらも叶うため、ゆっくり滞在して色々見て回るのも良いですね。

ベストシーズンは乾季ですが、雨季でも観光がしづらいわけではないのも、パラオの魅力です。

英語が通じる国なので、英語の練習がてらのパラオ旅行もおすすめです。
まだ次の海外旅行の行き先を決めかねているなら、ぜひパラオを候補に入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

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