
モンテベロ・ヴィラ・ホテルは1972年にできたヨーロピアン建築が特徴の4つ星ホテルで、約50年の歴史を誇ります。
3ヘクタールの広さを誇る庭園には多くの撮影ポイントが点在しており、結婚式の挙式会場としても話題です。
リゾート気分を味わえるのはもちろん、広大な庭園に囲まれた癒しの時間を過ごすことができる他のホテルにはない魅力があります。
ここでは、モンテベロ・ヴィラ・ホテルのホテル内の施設や周辺スポットについて解説します。
セブ島基本情報
セブ島は、フィリピンの中部に位置する都市です。
世界でも有名なリゾート地があることから、世界中から多くの観光客が訪れています。
セブ島へのアクセスは、日本からセブマクタン空港までの直行便でわずか4時間半で到着します。現在は成田空港もしくは関西国際空港から直行便が運行されています。また、不定期ではありますが中部国際空港からの直行便が運行されている場合もあります。
フィリピンは年間を通じて温暖な気候が特徴です。日本の四季とは異なり、雨季と乾季に分かれています。雨季には台風が多いので、観光の目的に応じて渡航する時期を検討するとよいでしょう。
フィリピンの公用語はフィリピン語と英語で、フィリピンの大半の人々は英語を話せます。最低限の英会話をマスターできれば観光には困らないでしょう。そのため、近年では英語留学の拠点として選ばれています。その理由は、世界的にみて物価が安価であることから、日本人をはじめ他の国から語学留学生が年々増加しているからです。
ご当地グルメも多彩であることが特徴で、セブ島の名物料理「レチョン」と呼ばれる豚の丸焼きをはじめ、フルーツを使用したスイーツやシーフード料理などが人気です。
モンテベロ・ヴィラ・ホテルへのアクセス方法
セブマクタン空港からモンテベロ・ヴィラ・ホテルまで8.4km離れており、車で約40分かかります。
空港を出てすぐの場所にタクシー乗り場がありますので、一番手軽に移動が可能です。
なぜなら、タクシーによってメーターを動かさずに不当な代金を請求する詐欺が横行しているからです。トラブルに巻き込まれないためにも、乗車する前にいくらかかるかを運転手に確認するとよいでしょう。
それでも、心配な方は配車アプリ「Grab」を利用して自分で手配する方法があります。事前に金額がわかるため、ぼったくりに遭う心配はありません。ただし、タクシーよりも価格が少々割高になります。
また、ホテル予約時に送迎のオプションをつけることも可能です。別途料金1,600ペソ(約4,100円)がかかります。
モンテベロ・ヴィラ・ホテルの特徴:施設・客室・設備
ここでは、ホテルの特徴や客室、設備について紹介していきます。
施設について
モンテベロ・ヴィラ・ホテルは3ヘクタールを誇る大きな庭が特徴で、そこでは南欧のリゾートを思わせるようなヨーロッパの世界観を味わうことが可能です。
回廊からは南国の花々が眺められ、フォトスポットとして人気があります。そのため、フォトスポットに溢れるヨーロピアン・ガーデンウェディングの会場としても注目を集めています。
ホテルには、ジムやプール、ゴルフコースが完備されており、自然を感じながら楽しむことができます。
ジムの外の景色は庭園が広がっているため、他のホテルでは味わえない体験ができるでしょう。さらに、プールは3種類のプールが設置されているのも特徴で、南国リゾートを味わえる体験ができます。プールサイドでは、6時〜23時までの間バーが営業されています。
また、モンテベロ・ヴィラ・ホテルのレストラン「ラ・テラサ」ではモンテベロの伝統料理をはじめ様々な料理を提供しています。プールサイドに位置したレストランは、屋外席と屋内席が選択でき、庭園でのキャンドルライトディナーも味わうことが可能です。営業時間は10時〜18時までです。
客室・設備について
ホテルの部屋数は150室あり、部屋タイプは全部で5種類あります。
共通して無線Wi-Fi、ミニ冷蔵庫、貸金庫が用意されています。バスタブはスイートルームのみの設置です。部屋タイプの詳細は以下の通りです。
ホテル周辺の施設も要チェック!
ここでは、モンテベロ・ヴィラ・ホテル周辺の施設について紹介します。
ガイサノカントリーモール
ガイサノ・カントリー・モールは、モンテベロ ヴィラ ホテルから徒歩4分に位置する大型ショッピングセンターです。
オープンしてから30年経過しており、最も古いショッピングセンターとして知られています。
ほかのショッピングモールとは違い、ローカルな雰囲気を味わうことができます。セブ島のブティックから国際的なブランドまで、多数の店舗が集結しており、幅広い商品が購入可能です。
また、地下1階にはスーパーマーケットも併設されており、日用品や食品の購入にも便利です。他のお店に比べて安価なため、地元の方も多く訪れています。
さらに、エンターテインメント施設も充実しており、一日中楽しむことが可能です。
フードコートでは、フィリピン料理をはじめとした料理を手頃な価格で味わうことができ、日本料理を扱うお店もあります。営業時間は10時〜20時までです。
バニラッド・タウン・センター
バニラッド・タウン・センター(BTC)は、ガイサノ・カントリー・モールの向かいに位置する近隣のショッピングモールです。ホテルからだと徒歩8分で到着が可能です。
規模は比較的小さいですが、やや高級寄りのお店が多いため、ガイサノ・カントリー・モールとはまた違った雰囲気を楽しむことができます。
駐車場を囲んで建てられたコの字型の建物が特徴で、そこには48の店舗が営業しています。
特に飲食店が充実しており、カフェやレストラン、日本食を含めて様々なグルメを楽しむことができます。
ほかにも、フィリピン大手のロビンソンスーパーやボクシングジム、語学学校、ペットサロンなどがあります。営業時間は10時〜21時までとなります。
おまけ:セブを満喫できる観光スポット
ここではホテルから近い場所にあるセブを満喫できる観光スポットについて紹介します。
セブ道教寺院
セブ道教寺院はホテルから車で約15分の約5キロ離れたところにあります。
セブ道教寺院(タオイストテンプル)は、華僑の富豪たちの寄付により1972年に建てられました。
中国の伝統的な建築様式が特徴で、至る所に龍のオブジェを見ることができます。
おすすめポイントは、天気の良い日にはセブ市内だけでなく、マクタン島まで見ることができる見晴らしの良さです。1時間あれば十分に敷地内を散策することができます。敷地内は階段が多いので歩きやすい格好がおすすめです。
注意点としては、本堂の中は写真撮影が禁止なのでルールを守って参拝しましょう。入場料は無料で、営業時間は8時〜17時です。
テンプル・オブ・レイア
テンプル・オブ・レイアはホテルから車で約20分の約8キロ離れたところにある観光スポットです。
2012年に実業家のテオドリコ・ソリアーノ・アダルナが亡き妻への愛を象徴するために建てられたローマ様式の建築物です。
撮影スポットが豊富にあり、特に入口を入って左奥にある高台はセブ市内を見渡せる景色が広がっています。また、日中には生演奏が行われていることもあり、ロマンチックな雰囲気が味わえるでしょう。
入場料は有料で1人120ペソ(約310円)、10歳以下は無料です。
営業時間は6時〜23時です。
トップス展望台
トップス展望台はホテルから車で約30分の約10キロ離れたところにある展望台です。
セブシティの中でも有数の夜景スポットで、夜景を一望できることはもちろん、近くにレストランもあるため景色を楽しみながらの食事が可能です。
したがって、往復の送迎費とは別で運転手に現地で待機してもらうための費用も含めて検討した方がよいでしょう。
他にもカーチャーターを利用した場合、4時間のチャーターで1,500〜2,000ペソ(約4,000〜5,400円)かかりますが運転手の貸切の制度のため、ぼったくりの心配はないでしょう。
入場料は大人100ペソ(約240円)、子供50ペソ(約120円)になります。
まとめ
モンテベロ・ヴィラ・ホテルは広大な庭園を持つ4つ星ホテルとして知られ、ウェディング会場として需要があります。
リゾート気分を味わえるのはもちろん、綺麗な庭の景色を堪能することも可能です。徒歩圏内にショッピングセンターもあるため、周辺施設も充実しています。
セブに訪れた際には一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
◇経歴
学習塾で小学生から高校生までを対象に英語を教えていました。
現在は、英語の学習方法や教育に関する記事を執筆するライターとして活動しております。
◇英語に関する資格
小学校英語指導者資格(J-SHINE)
◇留学経験
大学時代にアメリカでの語学留学を経験。
現地で様々な人とコミュニケーションを取る中で、語学力だけでなく異文化理解の大切さも学び、この経験は私の大きな財産となっています。
◇自己紹介
普段は接客業もしており、外国人のお客様に対応できるよう日々英語力を磨いております。最近はメジャーリーグに夢中で、実況を字幕なしで理解できるよう日々挑戦しています。