
ネイティブキャンプのコラムをご覧の皆さん、こんにちは!今回のネイティブキャンプのコラムでは、近年、観光旅行先としても、留学先としても人気を誇るアジア圏の国、フィリピンのとあるリゾート地についてフォーカスしていきます。
ズバリ、今回特集していくのは「フィリピンの人気リゾート地、エルニドで参加できるオプショナルツアー」についてです!
フィリピンに留学中のホリデーの際や、日本からフィリピンに旅行に行く際にぜひ訪れ、参加してみたいユニークなオプショナルツアーを紹介し、特徴を詳しく解説していきます。
まずはエルニドの基本情報とアクセスの仕方を確認した後、ツアーのある四つのエリアごとに解説していきます。その後、オプショナルツアーを楽しむ際の注意点について解説していきます。
エルニドの基本情報
まずは、フィリピン屈指のリゾート地、エルニドの基本情報について確認しましょう。
セブ島や首都のマニラは有名ですが、エルニドに訪れたことのある方は少ないのではないでしょうか?
エルニドは、フィリピンの南西部に位置するパラワン島のなかの北部の町です。
透明度の高い海と、白い砂浜のビーチで有名です。なんと、その周囲には50以上の無人島があり、島々を巡るアイランドホッピングが人気のアクティビティとなっています。
エルニドの歴史
エルニドは、スペイン語で「海藻の巣」という意味の言葉で、スペイン統治時代、この土地を訪れたスペイン人があまりの海の美しさにそういう名前をつけたそうです。
基本的には、エルニド・タウン(市街地)と、その周りに浮かぶ50以上の無人島を合わせて「エルニド諸島」と呼ばれています。
エルニド地域の特徴は一言で言うと「絶景」です。エルニドに浮かぶ多くの無人島は手付かずの島で、大理石の切り立った断崖絶壁に緑が生い茂っている風景が印象的です。ツアーでは、エメラルドグリーンの海の上をボートで無人島近くまで進む際の景色はまさに絶景。
ベストシーズン
エルニドでオプショナルツアーを楽しむために訪れる場合、ベストシーズンは1月〜4月と言われています。
このシーズンはフィリピンでは乾季に当たります。逆に、5月〜10月が雨季に当たりますので、普段よりもスコールやしとしと雨が降り続くことが多いです。
服装は、一年を通して日本の夏と同じ服装で問題ありません。
参考資料:エルニド | フィリピンの海外旅行・ツアー | セブ王
エルニドへのアクセス
続いて、フィリピンのエルニドへの行き方について詳しく解説していきます。
実は以前は、エルニドへ行くためにはパラワン島市内を車で5〜6時間ほどかけて運転する必要がありましたが、現在はエルニドに空港ができたおかげで(エルニド・リオ空港)、マニラやセブ島の空港で乗り換えをして飛行機だけで到着することができます。
なお、日本からエルニドへの直行便は現時点では就航していません。一度日本からマニラもしくはセブ島へ向かい、そこから乗り換えをしてエルニド行きの飛行機に乗り換えが必要です。
参考資料:エルニド | フィリピンの海外旅行・ツアー | セブ王
エルニドのツアーはA〜Dの4つのエリアにわかれる
ここからは、実際にエルニドでオプショナルツアーに参加してみたい方、興味のある方に向けてエリア別のアクティビティを紹介していきます。
エルニドにきたらぜひ参加したいのがアイランドホッピング。無数の無人島間をボートで移動して近づくことができます。
また、エルニドのアイランドホッピングツアーは環境保護の観点からツアーA〜Dのエリアに分けられています。多数のツアー会社がこれらのツアーを主催しており、朝に出発し、ランチや飲料水、シュノーケル用品を貸し出してくれます。夕方に元の出発地点に戻る場合が多いです。
ツアーAの詳細
まずはツアーAの詳細を確認しましょう。
ツアーAは4つあるツアーの中でも最も人気の高いツアーです。また、初めてエルニドでアイランドホッピングを行う方には最もおすすめのコースといえます。
主な行き先は、ビッグ・ラグーン&スモール・ラグーン、シークレット・ラグーン、セブン・コマンドスビーチ、シミズ・アイランドへのホッピングです。
ツアーBの詳細
ツアーBはツアーAとは少し異なる内容で、魅力的です。
インスタグラムのリールで話題となっている「スネーク・アイランド」という絶景スポットや、日本ではあまり経験できない洞窟探検もツアーの一部になっています。
もちろん、美しいビーチのシュノーケリングスポットも巡ることができます。主な行き先は、スネーク・アイランド/ピナグビュータン・アイランド/キャサドラル洞窟/クドゥグノン洞窟/エンタルーラ・ビーチです。
ツアーCの詳細
続いて紹介するのはツアーCです。
ツアーCも観光客に一年を通して大変人気の高いツアーです。美しいビーチ巡りはもちろんのこと、エルニドにある海辺の絶景神社巡りなどがツアーに含まれています。
主な行き先は、ヘリコプター・アイランド/シークレット・ビーチ/ヒドゥン・ビーチ/マティンロック神社/スター・ビーチです。
ツアーDの詳細
四つめのツアーであるツアーDは、エルニド島近郊のスポットを巡るツアーになっています。
アイランドホッピング初心者の方で少し海に出るのが不安な方でも気軽に挑戦することができる点で人気です。
また、シュノーケリングの時間を多くとっているツアーなので美しい珊瑚や魚たちと一緒に泳ぐ時間が欲しい人にはぴったりのツアーになります。
主な行き先は、イピル・ビーチ/カドラオ・ラグーン/パラダイス・ビーチ/パサンディアン・ビーチ/ナトナト・ビーチです。
参考資料:アイランドホッピング(エルニド) | 【公式】フィリピン政府観光省
エルニドを楽しむための注意点
ここまで、フィリピンの絶景リゾートタウンであるエルニドのオプショナルツアーを4つほど紹介してきました。
ここからは、エルニドのオプショナルツアーに参加する際に注意しておきたい点について事前に学習しておきましょう。
中でも、日本人にとってあまり馴染みのないエルニドという地域の治安情報について詳しくフォーカスしていきます。
エルニドの治安について
フィリピンの中でも、エルニドという地域は比較的治安のいい場所として知られています。
夜間に怪しい雰囲気の人たちや、貧困層であるストリートチルドレンなども目立つことがないとのこと。
しかし、海外旅行ではどの国に訪れても基本的に注意するべきことはあります。以下にそれらをまとめました。
荷物を置いたまま席を離れないこと
レストランやカフェ、バーなどでお手洗いなどで席を立つ際に、自分の荷物は必ず常に携帯しましょう。
日本では、カフェやレストランの席取りのために自分の荷物を席に置いてその場を離れるという光景をよく目にしますが、海外でこれを行った場合、ほとんど100%の確率でその物は盗まれると言っても過言ではないでしょう。
特にお酒を飲んで気が大きくなっている時には注意が必要です。
財布や携帯などの貴重品はポケットに入れて出歩かない
さらに、外出する際にポケットに直接財布やケータイなどの貴重品を入れて出歩くことはやめましょう。
気づないうちにポケットから貴重品を抜かれてしまう可能性があるためです。このような犯罪のプロ集団のような人たちが存在するのです。
外出の際は、必ずショルダーバックなどの安全なバッグを利用しましょう。
歩きスマホ禁止
日本でも歩きスマホは危険と言われますが、もちろん海外旅行先では特に避けたほうがいい行為です。
また、一眼レフカメラや水中カメラも高級品扱いなので注意するようにしましょう。持ち運ぶ際には、本体が見えないようにすぐに袋やカバンに入れるなどして細心の注意を払うようにしましょう。
参考資料:【2020年版】エルニドの治安は大丈夫?(初めてパラワン島へ行く方向け) | マイホームと海外生活Blog
派手な装飾品やブランドものは身につけるのを避ける
フィリピンでは、
高級ブランド品を身につけて歩いていること=「私はお金持ちですよ」
と言っていることと同じです。
みなさん、エルニドにはマリンアクティビティをしに来るのですから、わざわざ高級品を身につける必要もありませんよね。
現地の人たちと同じようなラフでリラックスした格好で過ごすことで犯罪者の標的になることを避けることができるでしょう。
まとめ
このコラムではここまで、フィリピン屈指のリゾート地「エルニド」で参加できるオプショナルツアーについて特集してきました。いかがでしたでしょうか?
エルニドでは環境保護の観点から、観光客に人気のアイランドホッピングツアーは4つの種類に限られていますが、そのおかげでいつまでも美しい自然を保護しながら世界中の人がエルニドの自然を満喫することができています。
セブ島やマニラ以外にもフィリピンの魅力を深く知りたい方はぜひ、エルニドを訪れてみてはいかがでしょうか?
◇経歴
大学時代に、外国語がどのように学ばれるのかについて興味を持ち、日本の大学院で第二言語習得論•応用言語学の研究に励む。
修了後はインターナショナルスクールの先生や、小学生オンライングループ英会話のバイリンガル講師、日本の文化を海外に広める音楽スクールで活躍中。
◇資格
IELTS Academic module 6.5
(speaking 6.5 reading 7.0 listening 6.5 writing 6.0)
◇留学経験
高校時代、春休み中にニューヨークにある姉妹校のタウンゼント•ハリス高校へ研修に参加。
その後大学時代にニュージーランドに一学期間の留学を経験。語学学校に通ったのち、主に応用言語学を中心に学ぶ。
◇海外渡航経験
つい数ヶ月前、高校ぶりに訪れたニューヨークの空港でみつけたストリートピアノ。
つい弾きたくなりニューヨーク出身の作曲家ジョージ•ガーシュインの「ラプソディーインブルー」を弾いたら、メキシコのカンクン行きの搭乗を待っていた皆さんから盛大な拍手を貰いました!とてもいい思い出です。
◇自己紹介
これまでの海外経験や、日本で出会った留学生たちとの交流から、英語をはじめとした外国語を使うことで、私たちの視野や価値観はどんどん広がっていくと確信しています!
英語が好き!と言う気持ちを大切に、英語を学び続けられる燈を見つけられるよう行動すると、英語学習が楽しくなります!