日本から近く、留学費用も生活費もリーズナブルなフィリピンは人気の留学先。なかでもファーストイングリッシュは日本資本の語学学校で、日本式の手厚いサポートが受けられると評判の人気校です。
この記事では、ファーストイングリッシュの概要やコースなどをご紹介します。フィリピン留学をご検討中の方はぜひ参考にしてください。
ファーストイングリッシュの概要
ファーストイングリッシュは、セブ島の隣り、マクタン島にある語学学校。クリーンかつ安全といわれている、マクタン島の開発エリア「マクタンニュータウン内」にあります。
韓国人資本が多いセブ島の語学学校ですが、ファーストイングリッシュは、広島で学習塾を9教室経営している日本人経営者による、日本資本の語学学校です。
日本人が経営しているため、日本人向けのカリキュラムとサービス、学校設備が特徴です。
まずはファーストイングリッシュの基本情報からご紹介します。
学校名 | First English(ファースト イングリッシュ) |
学校住所 | Room 8 2nd Floor 8 Newtown Boulevard Cluster 2, Mactan Newtown, Mactan, Lapu-Lapu City (セブ空港より車で20分) |
学校設立年 | 2013年(資本:日本) |
生徒数 | 20~75名 |
日本人比率 | 80~90% |
日本人スタッフの有無 | 有(1~2名) |
宿泊施設 | シェアハウス又はコンドミニアム |
コース | ・一般英語コース ・試験対策コース ・ビジネスコース ・親子留学コースなど |
ファーストイングリッシュの特徴
日本資本だからこそできる、日本式の「おもてなし」サポート
ファーストイングリッシュは、日本で学習塾を20年以上経営している会社が運営しています。そのため、そのノウハウを活かした、日本式の「おもてなし」サポートが人気です。
例えば、以下のようなサポートをしてくれます。
特に、バディティーチャーが学習スケジュールや生活面など、留学生活全体をサポートしてくれる「バディティーチャー制」は定評があります。
例えば、1日1回「復習」の時間には、バディティーチャーと一緒に、その日に習ったことの復習を行い、知識の定着を図ります。
同じ講師が継続的にサポートするので、講師が生徒の苦手分野や得意分野を把握しやすく、効率的に授業を進めてくれます。
また生徒にとっても、毎回違う先生に当たるストレスがないので安心して学習に取り組めます。特定の先生と信頼関係を築くことで、実践的なコミュニケーション力を養えるのもメリットです。
ファーストイングリッシュでは、生徒が相談しやすい環境を整えてくれているので、何かあればすぐに相談してみましょう。きっと親身に対応してくれますよ。
日本人に合ったカリキュラム
ファーストイングリッシュでは学習塾経営の経験を活かして、日本の英語教育システムに合わせたカリキュラムを提案してくれます。
日本人が重点的に学ぶべきことは「会話の瞬発力」であると考え、スピード感や発音、会話に重点を置いた反復練習を行っていきます。
例えば、即座に日本語から英語に変換する「瞬間翻訳」をアレンジした、ファーストイングリッシュ独自のテキストや、VOA(Voice of America)など、ノンネイティブ向けの教材を活用したテキストなど、英語力の飛躍的な向上をサポートするカリキュラムを採用しています。
特に生徒に人気なのが「瞬間翻訳」クラス。訓練することで、頭の中で正しい英文を作って自然に口に出すことができるようになります。
他にもグループレッスンで行うディベートやプレゼンクラスなど、「英語で考えて発信する力」を育てる実践型プログラムもあります。
フィリピンの語学学校では、「スパルタ方式」を採用しているところも多いですが、ファーストイングリッシュでは、学習塾経営の経験から、「スパルタ式」ではなく、「復習」に重点を置いた内容となっています。バディティーチャーと一緒に行う「復習」もその一環です。
自分のペースで学習でき、しかも着実なステップアップが見込めるのが、ファーストイングリッシュのカリキュラムです。
オープンスペースの空間だから、生徒も講師も引き締まった雰囲気に
完全な個室でマンツーマンレッスンを行う学校が多いなか、ファーストイングリッシュでは、ブースを仕切りで遮るオープンスペース型を採用しています。
オープンスペース型にすることで、スタッフが授業の様子をしっかりと見守ることができます。
講師がダラダラと授業をしていないか、生徒の取組姿勢はどうか、スタッフが随時確認できる体制を整えることで、授業の質の維持・向上に役立てます。
生徒にとっても、他の学生の授業態度や学習状況を間近で感じることで、良い刺激を受けることができるでしょう。
過ごしやすい宿泊施設&日本食中心の食事
留学生活の快適度を左右する要因と言えば、滞在先と食事です。その点ファーストイングリッシュは、日本人経営というだけあって、日本人が過ごしやすい宿泊施設と食事を提供してくれます。
例えば、宿泊施設は一軒家(シェアハウス)型の寮とコンドミニアムの2タイプを提供。詳しくは後ほどご説明しますが、どちらも綺麗さは〇。家具もキッチンもついていて快適な留学生活をバックアップしてくれます。
またファーストイングリッシュの食事はセブ島の日本食レストランで数十年間働いていた経験を持つフィリピン人シェフが担当します。
とんかつや野菜炒め、チャーハンや天津飯など、飽きがこないよう、バラエティに富んだ食事を提供してくれます。
ベビーシッターサービスもあり&親子留学もおすすめ
ファーストイングリッシュには、1歳~3歳を対象としたベビーシッターサービスがあります。だから、子供が小さいから…と留学を諦めているパパやママも安心です。
1日8コマ、フルに授業を受けても大丈夫なように、ベビーシッターは平日の7時30~17時30まで利用できます。
コンドミニアムにはキッチンがついているので、離乳食作りもOK。希望があればベビーシッターが子供の食事も作ってくれます。
4歳以上のお子様であればレッスンの受講が可能。講師と1:1のレッスンなので、お子様の英語力に合わせたカリキュラムで学べます。
お子様がレッスンを受けている間はパパやママも好きなコースを選んでレッスン。親子別々に受講できるので、集中して学習できます。
ファーストイングリッシュが提供しているコース
ファーストイングリッシュは以下のコースを提供しています(2025年6月時点)
1コマはどのコースも50分。1日最大8コマ(8:00~16:50)受けられます。
一般英語コース
マンツーマン(コマ) | グループ(コマ) | 1日の合計 | |
General | 6 | 2 | 8 |
6 Man to Man | 6 | - | 6 |
Perfect Man to Man | 8 | - | 8 |
General Short | 4 | 2 | 6 |
Half | 4 | - | 4 |
一般英語コースには5種類あります。
マンツーマンレッスンは、「瞬間翻訳」「発音矯正」「VOAを利用したリスニング」「スピーキング」「バディティーチャーと行う1日の復習」などを行います。
グループレッスンでは最大6名のクラスで、プレゼンテーションやディベートなど、より実践的なレッスンを行います。
クラスはレベル別に分かれているので、気後れせずに発言しやすい環境です。文法や発音が正しいか、表現に矛盾がないかを講師がしっかりとチェックしてくれるので、効率的に学習が進められます。
最もスタンダードな定番コースが「General」。それよりもコマ数が少ないのが「General Short」です。
マンツーマンの授業のみなのが「Half」コース。半日で終わるので、親子留学しているパパやママ、自分の時間も確保したい方におすすめです。
マンツーマンレッスンのみで構成される「6 Man to Man」や「Perfect Man to Man」は短期で英語力をアップしたい方に適しています。
試験対策コース
マンツーマン(コマ) | グループ(コマ) | 1日の合計 | |
TOEIC/TOEFL/IELTS/英検 | 6 | 2 | 8 |
試験対策コースもあります。このコースのマンツーマンコースは試験対策クラスだけでなく、一般英会話のクラスを組み合わせることもできます。また、グループレッスン2コマは、プレゼン・ディベートクラス又は試験対策クラスとなります。
それぞれの試験にフォーカスした内容で、効率良く学習が進められます。基本的には、問題の解き方、練習問題、模擬テスト受講、といった流れです。
ビジネスコース
マンツーマン(コマ) | グループ(コマ) | 1日の合計 | |
ビジネス | 6 | 2 | 8 |
社会人の方に一番人気のコースが「ビジネスコース」です。ビジネスで通用する英語力を習得していきます。
「e-mail」「ミーティング」「社内・社外対応」「電話対応」と4つのビジネスシーンで必要な英語を中心に学びます。中級者以上のレベルの方におすすめです。
親子留学コース
マンツーマン(コマ) | グループ(コマ) | 1日の合計 | |
Kids ESL | 6 | - | 6 |
Kids Eiken | 6 | - | 6 |
親子留学コースでは、親子別々でレッスンを受けます。上記内容は4歳~12歳までのお子様用のコース。パパやママは、通常のコースから好きなものを選んで受講できます。
キッズESLコースは、年齢によって3段階に分かれており、「フォニックス」などの英語の基本から、「文法」「ライティング」など本格的なものまで、8科目受講できます。
お子様が飽きないように「工作」や「歌」、「絵本の読み聞かせ」など、遊びの要素も取り入れて、楽しく学べるようにカリキュラムが構成されています。
毎時間デイリーレポートが作成されるので、どんな授業をしたのか、どんな宿題が出たのか、パパやママが毎回確認することができます。
ファーストイングリッシュの滞在先・宿泊プラン
ファーストイングリッシュの滞在先は、一軒家(シェアハウス)型の寮とコンドミニアムの2タイプから選べます。
どちらも、家具、キッチン付き、週に2回クリーニングが入り、もちろんWifiも接続可能です。
リーズナブルに宿泊したいならシェアハウスがおすすめです。1人部屋から6人部屋まであります。学校から車で数分の距離で便利(学校⇔シェアハウスの送迎もあります)。キッチン付きなので、自炊も可能です。
シェアハウスにはフィリピン人講師も一緒に生活するので、寮でも英語を使うことができるのがポイント。24時間英語漬けの生活を楽しみたい方にもおすすめです。
一方コンドミニアムはハイクラス仕様。シェアハウスよりは高めですが、キッチン、リビング、ベッドルームからなるユニットが提供されるので、ホテルよりも生活スペースが広く、ゆったりと生活できます。プールも併設されているので、リゾート気分も手軽に味わえます。
親子留学の場合はコンドミニアムのみ選択できますが、それ以外の方でも滞在できます。
実際、その快適さゆえ、ファーストイングリッシュの生徒のおよそ8割の方がコンドミニアムタイプを選んでいます。
ファーストイングリッシュの周辺環境
ファーストイングリッシュのキャンパス、コンドミニアムは、マクタン島の開発エリア「マクタンニュータウン内」にあります(シェアハウスはマクタンニュータウンから車で数分の距離)。
マクタンニュータウンは今、非常に開発が進んでいるエリアなので、クリーンかつ環境も◎。
学校やコンドミニアム周辺には、マクドナルドやスターバックス、和食レストランなど、さまざまな飲食店が揃っており、また、スーパーマーケットやドラッグストア、両替所などもあるため、生活しやすい環境です。
学校から歩いて15分ほどの距離には、ニュータウンビーチもあります。授業後や週末にお出かけするのに便利です。
繁華街すぎず、またリゾート地すぎないので、勉強に集中できるでしょう。
まとめ
日本資本の語学学校ファーストイングリッシュ。日本人に合ったカリキュラムとサービスが魅力の語学学校です。英語力アップはもちろんのこと、生活面や食事、学習サポートまで、日本人が安心して学べる環境が揃っています。
フィリピンでの語学留学をお考えであれば、ぜひファーストイングリッシュを選択肢のひとつに加えてみてください。きっと、満足できる留学ができるはずですよ!

◇経歴
幼少期に1年、30代で1年、アメリカに滞在
◇資格
実用英語技能検定準一級
TOEIC860点
◇留学経験
渡航先:アメリカ
(幼少期は現地のelementary schoolに、30代では現地のcommunity collegeに通学)
◇海外渡航経験
旅行:アメリカ、カナダ、オーストラリア、メキシコ、クロアチアなど。
◇自己紹介
海外旅行が好きなWebライター。なかでもアメリカが好きで、10回以上渡航しています。
またアメリカに行けるように、現在はオンライン英会話でレッスン中です。
分かりやすい記事をお届けできるよう頑張りますので、よろしくお願いいたします!