せっかくフィリピンを訪れるなら、その土地のものを身に着けるおしゃれも楽しみたいですよね!
誰でも気軽に取り入れられるアイテムの一つがピアス、イヤリングやネックレスなどの
アクセサリーです。
美しい海と豊かな自然に囲まれたフィリピンでは、天然のシェルや真珠を使ったアクセサリーやナチュラルな素材を使ったアクセサリーが大人気です。
またフィリピンの伝統を生かしたカラフルでユニークなデザインのものも手に入ります。
本記事ではフィリピンアクセサリーの魅力からおすすめブランドやショップ、お土産選びに役立つ情報まで、丁寧に解説していきます。
フィリピンアクセサリーの魅力
前述したように、フィリピンでは豊かな自然や文化を取り入れた日本では珍しいデザインや素材のアクセサリーが手に入ります。
このセクションでは、こうしたフィリピンならではのアクセサリーのポイントを3つ紹介します。
海の恵みを感じる!天然のシェルや真珠を使ったアクセサリー
青く透き通った美しい海に囲まれた国、フィリピンでは、海の恵みであるきれいな貝殻や良質な真珠養殖で有名です。
特に真珠は、静かできれいな海の中でしか生み出されないものです。
フィリピン・パラワン島の穏やかな入り江は「南洋真珠(South Sea Golden Pearl)」の養殖地です。
その名の通り、通常のパールよりも黄みがかったこの真珠は、シャンパンゴールドから深い金色まで様々な色があり、世界中で人気のパールのひとつです。
パラワン諸島ではこうしたパールの養殖地をめぐるツアーもあるので、旅の思い出作りにツアーに参加して、その後パールアクセサリーを購入するのもおすすめです。
きらりと上品に光るシェルや貝殻のアクセサリーをつけて海辺のカフェで朝ごはんなんて素敵ですね。
ナチュラル素材を生かしたアクセサリー
フィリピンは海の恵みだけでなく、緑の恵みも豊かな国です。
こうした自然素材を生かしたアクセサリーもおすすめアクセサリーのひとつです。
ヤシの木で作られたビーズや、ココナツの殻がウミガメやパイナップルにかたどられたビーズで作られたネックレスやブレスレットは、自然な雰囲気の中にかわいらしさもあります。
また、先ほど紹介した貝殻やパールとそれらを組み合わせたアクセサリーも多く販売されています。
自然素材を生かしているからこそ、そのどれもが唯一無二の形をしており、お気に入りの1つを見つけたら宝物になることまちがいなしです。
フィリピンの歴史や文化を引き継いだアクセサリー
フィリピンの伝統的な技術を生かしたアクセサリーも注目のひとつです。
例えば、バナナの葉を編み込む伝統芸能を生かしたアクセサリーパーツは、シンプルながらも目を引きます。
バナナの葉は、自然な色を生かしたものから、カラフルな色に染められているものまで様々です。
カラフルなワンピースにシンプルなものを合わせたり、シンプルなTシャツに明るい色のバナナの葉を合わせたり、楽しんでみてくださいね。
フィリピンのアクセサリーブランド
続いては、自分へのお土産や大切な人へのプレゼントにぴったりのアクセサリーブランドを紹介します。
高級パールブランド・JEWELMER
JEWELMERは、フィリピンを代表するラグジュアリーパールブランドです。
1979年、フランス人の真珠養殖家とフィリピン人起業家によって設立されました。
フィリピンの豊かな海が育んだ希少なゴールデンパールと、フランスのエレガントなクラフツマンシップが融合し、洗練された美しさと確かな品質を兼ね備えたジュエリーを生み出しています。
https://jewelmer.com/?srsltid=AfmBOoqPEP1gqIYpWy9rOhFbr-HGG6HCrG_hFuMqpAEuCFZQOFQWQhIg#
ローカルデザイナーによるハンドメイドブランドKultura
Kulturaは地元の素材や伝統芸能を生かしたローカルのデザイナーによるハンドメイドのブランドです。
南洋真珠を生かした大ぶりのネックレスやブレスレット、カラフルなビーズを編み込んで作ったモチーフなど、丁寧な手仕事を生かした美しいジュエリーを扱っています。
アクセサリーのほかにも、デザイン性の高い洋服やかばん、マグカップやタンブラーまで様々な商品を展開しています。
https://www.kulturafilipino.com/
伝統工芸を受け継ぐアクセサリーブランドAmani
Amaniはフィリピンの伝統工芸を後世に引き継ぎ保存していくこと、そして、伝統工芸に携わる人々を支援するために始まったブランドです。
伝統的なフィリピンの金細工技術を生かしたアクセサリーは光に充てるときらきらと輝き、フィリピンの暖かく明るい雰囲気を思い出させてくれます。
特に繊細さが際立つ花をモチーフとしたジュエリーは息をのむほど美しいです。
基本はオンラインでの販売が中心のようですので、日本からもぜひチェックしてみてくださいね。
https://amamiph.com/
完全オーダーメイドのアクセサリーショップKathy and Kathy BeSpoke
2014年に女性2人によって生まれたこちらのブランドは、彼女たちのホームタウンであるイロイロの文化や伝統を引き継ぎながら、カスタムメイドで、一人一人のお客さんに似合うジュエリーを展開しているブランドです。
オーダーメイドであるからこそ、時間もお金ももちろんかかりますがデザイナーと職人の心がたっぷりとこもったジュエリーは文字通り、世界に一つだけの大切なピースとなること間違いなしです。
https://kathyandkathybespoke.com/
カラフルな布を生かしたアクセサリーRags2Riches
こちらのブランドは、もともと貧困に悩む地元のデザイナーたちを支えること、そして捨てられていく布や生地をアップサイクルすることを目的に立ち上げられたブランドです。
このブランドの特徴は何といってもそのカラフルな布地を生かしたユニークなアクセサリーたちです。
アクセサリーだけでなく、バッグもとてもかわいいのでフィリピン旅行の際はぜひチェックしてみてください。
https://r2r.ph/collections/accessories-curated-by-r2r
お土産にもぴったりなフィリピンのアクセサリー
ここまでのブランド紹介では少し高めの価格帯のアクセサリーブランドを紹介しましたが、フィリピンでは、お土産屋さんやショッピングモールでお手頃価格のアクセサリーも多く売られています。
旅行先ではついつい、あの人にも…この人にも…と大人数にお土産を買いたくなるところ。
ここではプチプラでもかわいいアクセサリーを紹介します。
天然石やヤシの木ビーズで作られたブレスレット
ブレスレットは1,000円以下でいろいろな種類のものを購入することができます。
特にフィリピンでの滞在中は、半袖やノースリーブが多く、腕を出す機会も多いと思います。
そんな時は、カラフルなブレスレットがぴったり!
また、アクティビティ中になくしてしまう可能性も考えられるので、プチプラ価格がうれしいですね。
大ぶりのカラフルネックレス
フィリピンでぜひ試してみてほしいのが大ぶりのカラフルなネックレスです。
日本では、比較的華奢で小さめのネックレスがよく見かけられますが、フィリピンで売られているアクセサリーはどれも大ぶりで、ビーズがたっぷりあしらわれています。
こうしたネックレスも1,000円前後で売られているので、色々試してみるのも楽しいかもしれません。
フィリピンでアクセサリーを買える場所
フィリピンでは様々な場所でアクセサリーを購入することができます。
・ショッピングモールやデパート
日本の商業施設と同じように、ハイエンドからお手頃価格のアクセサリーまで一度に確認することができます。
幅広いアクセサリーを見てみたい!という方におすすめです。
・ローカルマーケット
フィリピンでは各所で週末マーケットが開かれています。
特にハンドメイド作家さんの集まるマーケットでは、特別な逸品が見つかることも。
マニラで毎週日曜日に開かれるLegazpi Sunday Marketやフィリピン各地でポップアップイベントを開催するThe good tradeといったマーケットに顔を出してみるのもおすすめです。
https://www.instagram.com/legazpisundaymarket/
https://www.instagram.com/thegoodtrade.ph/?hl=ja
・お土産屋さんや露店
ビーチ沿いに並ぶお土産屋さんでは、プチプラのアクセサリーが数多く並びます。
水着やビーチで着たいワンピースにぴったりのアクセサリーがたくさん売っているので、ぜひ覗いてみてくださいね。
アクセサリー購入・持ち帰り時の注意点
せっかく購入したのに、アクセサリーが壊れていたり、割れてしまったりしたら悲しいですよね…こちらのセクションでは、購入時と持ち帰り時の注意点を紹介します。
壊れていないか確認してからレジに持っていく
レジに商品を持っていく前に、ビーズが取れかかっていないか、結び目はほどけていないか、金具はしっかり動くのかを確認しましょう。
日本で高品質な商品に慣れてしまうと忘れがちですが、海外の特にプチプラのアクセサリーは品質が怪しいものもあります。
ぼったくりに注意!
特にマーケットや露店で遭遇しがちなトラブルの一つが金額に関するもの。
こうした場所では値段が貼られていない商品が多く、時に法外な価格を提示されることも。
相場をほかのお店で確認しておいたり、自分の予算(いくらまでなら払えるか)をしっかりと決めておいて、それ以上の額を提示されたら、ほかのお店で同じものを探すことも大事な心得の一つです。
偽物に注意!
パールやゴールドなど、高級なアクセサリーを購入するときに注意したいのが本物を売っているかどうかです。
これを防ぐには、高価なアクセサリーはなるべくデパートやショッピングモール、また信頼できるお店などで保証書をつけてくれる場所で、ロゴや刻印を確かめてから購入しましょう。
タオルや洋服でくるんでからパッキングしよう
アクセサリーは壊れやすく繊細なものが多いため、洋服やタオルでよくくるんでからパッキングすることをおすすめします。
特にプチプラアクセサリーは購入時に箱がついておらず、壊れやすいことも多いです。
気になる方は、タオルで包んだ後スーツケースに詰めずに、手荷物に入れるようにしましょう。
税関申告も忘れずに!
高額なジュエリーを購入した際は、その金額によっては税関への申告が必須です。
旅行最終日に忘れずに条件を確認し、正しい手続きを踏んでから日本に持ち込むようにしましょう。
まとめ
今回は、フィリピンで購入できるアクセサリーについて、フィリピンのアクセサリーの特徴から、様々な価格帯のおすすめアクセサリーについて紹介しました。
また、最後には入手可能場所や購入時の注意点もまとめているので、旅行前にぜひ参考にしてみてくださいね。
旅の思い出を体現する、素敵なアクセサリーが見つかりますように。

◇経歴
教育系企業で国際交流事業をサポートする仕事をし、英語でメールや会議をしていました。
◇資格
・英検(実用英語技能検定) 1級
・TOEICスコア 940
・TOEFL iBTスコア 78
◇留学経験
マレーシアのクアラルンプールにある語学学校に1年間留学して勉強しました。また、高校生の時にニュージーランドの現地の高校に2週間滞在して英語研修を受けたこともあります。)
◇海外渡航経験
マレーシア留学中にシンガポール、タイ、ベトナム、ブルネイ・ダルサラーム王国、オーストラリアに旅行しました。その他、大学生の時に国際交流事業に参加して中国に行ったこともあります。
◇自己紹介
私は中高生時代、自分が留学するなんて考えられないくらい英語が苦手でした。高校の語学研修も後ろ向きな気持ちで行ったのを覚えています。
でも大学入学後に留学生の友達ができてから国際交流に興味を持ち、英語の勉強に前向きに取り組めるようになりました。今でも勉強自体は苦手ですが、海外の友達とのコミュニケーションツールとして使いたいという思いをモチベーションに変えて、頑張っているところです。
英語が苦手な人の視点に立てるライターとして、皆様に楽しんで読んでいただける記事をお届けします!