
フィリピン留学を検討する社会人や学生が、近年ますます増えています。
しかし、どのエリアを選べばよいのか、島別の特徴はどう違うのか悩む方も少なくありません。
そこで本記事では、留学先を決める際に役立つ情報を、費用やリゾート地といった観光面も含めてまとめました。
自分に合った留学都市や語学学校を見つけ、充実した英語留学を実現するためのヒントにしていただければ幸いです。
目的別に見る留学先の選び方
フィリピン留学を成功させるためには、以下のポイントを抑えておきましょう。
・どれくらい英語力を上げたいか?
・希望の学習スタイルはあるか?
・どんな生活がしたいか?
フィリピンは7,000以上の島からなる国のため、島によって雰囲気や生活スタイルが大きく異なります。
例えば、セブ島はリゾート気分を味わいながら学べる一方、バギオは涼しい気候で学習に集中しやすいのが魅力です。
それぞれの島の特色や雰囲気を踏まえて、自分の希望に合う地域を選びましょう。
ビジネス英語や日常会話、試験対策コースなど、目標や目的に合わせて幅広いプログラムが選べます。
そのため、各学校のカリキュラムや授業スタイルも事前にチェックしておきましょう。
まずは希望する費用や生活スタイル、学びたい環境を整理し、各エリアや学校の特色を比較してみてください。
留学エージェントや情報サイトを活用し、しっかりと情報収集・相談を行うことで、あなたにぴったりの留学プランがきっと見つかります。
フィリピン留学におすすめの島は?
フィリピンは7,000以上の島からなる国のため、島によって雰囲気や気温が大きく異なります。ここからは、
フィリピン留学でとくに人気の高い島や都市を5つ厳選し、それぞれの特徴や向いている人を解説します。
セブシティ(セブ島):リゾートと学習の両立が可能な人気エリア
| 特徴 |
・フィリピン有数のリゾート地 ・海や観光スポットが豊富 ・留学生数が多く賑やか |
| 学習スタイル |
・マンツーマンレッスン中心 ・少人数クラスや多彩なコースあり ・授業の合間にアクティビティ参加が可能 |
| おすすめする人 |
・リゾートも観光も楽しみたい人 ・英語初心者や親子留学希望者 ・短期集中で英語力を伸ばしたい人 |
セブシティはフィリピンの中でも特に人気のリゾート地として知られ、セブ留学という言葉があるほど多くの留学生が集まる留学都市です。
海が美しい観光地が多く、留学生活としてはリゾート感を楽しみながら英語力を伸ばせるのが大きな魅力と言えるでしょう。
そのため、留学エージェントの学校一覧を見てもセブをおすすめする声は多く、欧米留学に比べて費用が抑えられる点も評価されています。
セブの語学学校では、マンツーマンレッスンや小規模クラスが充実しており、初心者から社会人まで幅広い人が通えるコースが揃っています。
英語学習に集中しやすいのはもちろん、授業の合間には観光やダイビングなどのアクティビティを楽しめるのが特徴です。
留学情報を調べると、リゾート留学として評判の高い学校情報も多数見受けられます。
実際にキャンパスを見学したり、留学相談をしたりした上で自分に合う学校を選ぶとよいでしょう。
セブ留学は、同じフィリピンでも他の地域、たとえばバギオ留学やクラーク、イロイロ、ダバオと比較してもエリアの雰囲気がかなり異なります。
リゾート地域で過ごしたい方にはセブは最適ですが、勉強に集中したい場合は別の留学先を検討するのも賢い方法です。
それぞれの都市によって学習環境や生活スタイルが変わるため、留学生が満足するかどうかは個々の好みによります。
セブの魅力は観光地と学習が両立できる点であり、フィリピンを代表する留学都市として今後も注目され続けることでしょう。
バギオ(ルソン島):涼しい気候と学習に集中できる環境
| 特徴 |
・標高が高く涼しい快適な気候 ・落ち着いた静かな学習都市 ・治安が良く自然が豊か |
| 学習スタイル |
・厳しい校則や英語オンリーの環境 ・集中できる学習環境やキャンパス型施設が多数 ・マンツーマンとグループ授業を併用 |
| おすすめする人 |
・勉強に徹底的に集中したい人 ・規則正しい生活で英語力を伸ばしたい人 ・派手さより学習重視の学生や社会人 |
バギオは標高が高く、比較的涼しい気候が特徴のフィリピンの都市です。
バギオ留学はセブ留学と同様に人気が高まっており、特に勉強に集中したい学生や社会人にとっておすすめできる留学エリアとなっています。
また、マニラの都会的な雰囲気に比べると、治安面でも比較的安心感があるとされる地域です。
バギオには多くの語学学校が点在し、それぞれにマンツーマンレッスンやグループ授業を中心としたコースを設置しています。
英語学習に没頭できるキャンパスタイプの施設もあり、留学生が集中して学べるのが強みです。
リゾート留学を求める人には物足りないかもしれませんが、しっかり英語力を伸ばしたい方には最適といえるでしょう。
学校情報を調べる際には、費用や授業時間、そして日本人スタッフの有無なども確認すると失敗を防ぐことができます。
バギオの留学都市としての特徴は、比較的厳格なルールを設ける語学学校も多い点です。
夜間外出制限やEOP(English Only Policy)を徹底する学校もあり、徹底的に英語学習をしたい留学生には理想の環境といえるでしょう。
留学エージェントではバギオの学校一覧も充実しており、留学相談をすれば自分に合う留学先やコースを提案してくれます。
観光が目的というより、しっかり勉強をしたい人におすすめのエリアとして、今後も注目を集め続けるでしょう。
クラーク(ルソン島):ネイティブ講師と学べる環境
| 特徴 |
・アメリカの影響を受けた都市・元米軍基地 ・ネイティブ講師が多い ・都市機能が充実し便利 |
| 学習スタイル |
・ネイティブ講師による英語授業あり ・静かな環境でマンツーマン中心 ・学校キャンパスや設備が整っている |
| おすすめする人 |
・ネイティブレベルの英語を学びたい人 ・都会的な環境で学びたい人 ・英語漬けの毎日を送りたい人 |
クラークはマニラからほど近い場所に位置するフィリピンの都市で、アメリカ軍基地の跡地を活用して発展してきた背景があります。
そのため、ネイティブレベルの英語を話す講師が多く在籍しているのが特徴です。
社会人や学生はもちろん、親子留学としても利用されるケースが増えてきました。
クラークのメリットは、都市機能が整ったエリアでありながら、
比較的静かな環境で英語学習に打ち込める点です。
また、学校が集まっているキャンパス型の施設も存在し、マンツーマンレッスンを中心としたコースを展開する語学学校も多く見られます。
費用はセブやバギオと大きく変わらないことが多いですが、ネイティブ講師との授業を重視する人にとっては選択肢のひとつです。
留学情報を調査する際には、学校一覧や学校情報などでクラークのリゾート留学プログラムがあるかどうかなども要チェックです。
クラーク周辺には観光地として有名なスポットは多くありませんが、その分落ち着いた留学生活を送りやすいと評価されています。
留学生が多く集まる環境ではありますが、日本人の比率はセブ留学より低めとも言われるため、積極的に英語を使う機会が増えるかもしれません。
留学エージェントでクラークの情報を集め、留学相談をしながら最適な留学先を選ぶと良いでしょう。
イロイロ(パナイ島):学術都市で落ち着いた学習環境
| 特徴 |
・教育都市として有名 ・治安が良く住みやすい ・地元住民が穏やかで親しみやすい |
| 学習スタイル |
・厳格な授業やルールを持つ学校が多い ・少人数・マンツーマンレッスンが中心 ・長期・短期どちらも対応可能 |
| おすすめする人 |
・静かな環境で腰を据えて英語を学びたい人 ・地元コミュニティで生活や交流を楽しみたい人 ・費用を抑えて留学したい人 |
イロイロはフィリピン中部に位置する主要都市のひとつで、古くから教育機関が多く集まる学術都市として知られています。
リゾート地域としてはセブのほうが有名ですが、イロイロの魅力は何と言っても落ち着いた雰囲気の留学生活を送れる点にあります。
授業が厳格な語学学校もあり、真剣に英語力を高めたい留学生には最適でしょう。
イロイロにはさまざまな語学学校があり、マンツーマンレッスンやグループ授業、ビジネス英語コースなど多彩なプログラムが用意されています。
リゾート留学と違い、派手な観光は少ないですが、その分費用が抑えられるケースも多いため、長期や短期留学としても人気が出てきています。
留学エージェントの学校一覧や学校情報を参考にしながら、自分の目指す英語留学のスタイルに合うキャンパスやカリキュラムを選択しましょう。
イロイロは留学生の数自体はセブやマニラほど多くないものの、その分、他とは異なるアットホームな留学生活を楽しみたい人におすすめです。
留学エージェントで留学情報をリサーチし、留学相談を行うことで、より詳しい特徴やアクティビティ、観光地情報なども得られます。
地元ならではの食文化やコミュニティに溶け込みやすいため、英語力だけでなくコミュニケーション能力を磨く好機にもなるでしょう。
ダバオ(ミンダナオ島):自然と都市が調和した生活環境
| 特徴 |
・大自然と都市のバランスが取れている ・フィリピンでも治安が良いエリア ・物価が安く生活しやすい |
| 学習スタイル |
・マンツーマン中心のきめ細やかな指導 ・観光やアクティビティも盛ん ・柔軟なコース展開と多国籍な留学生 |
| おすすめする人 |
・英語学習と同時に自然や観光も楽しみたい人 ・日本人が少ない環境で学びたい人 ・異文化交流に積極的な人 |
ダバオはミンダナオ島に位置するフィリピン第三の都市で、自然と都市がうまく調和した留学エリアとして注目を集めています。
治安も比較的安定していることから、親子留学や社会人の短期留学など、さまざまな人が利用しています。
一方で大都市のマニラと比べれば物価が安く、留学費用を抑えられる可能性があるのもメリットです。
また、近年は語学留学の選択肢としてダバオを紹介する留学エージェントも増え、さまざまなバックグラウンドの留学生が集まっています。
ダバオの語学学校は、マンツーマンレッスンをメインにするところが多く、留学生それぞれの英語力や目標に合わせたコースを選びやすい特徴があります。
フレンドリーな雰囲気と、
自然環境に恵まれたリゾート留学体験ができる点も見逃せません。
留学エージェントでダバオの学校一覧や留学情報を確認すると、それぞれのキャンパスや授業スタイル、費用の違いがわかります。
留学相談を通じて自分に合うプログラムを見つけ、充実した留学生活を実現することが可能です。
ダバオでは観光やアクティビティも充実しており、自然公園やビーチリゾートなど、観光地を巡りながら英語学習を続けられます。
日本人留学生がまだそれほど多くないため、異文化交流を積極的に求める人や、英語を使う機会を増やしたい人におすすめの留学先といえるでしょう。
社会人や学生を問わず、多様なバックグラウンドの留学生と出会えるのも大きな魅力です。
まとめ
フィリピンの島別による留学都市は、セブ、バギオ、クラーク、イロイロ、ダバオなど多岐にわたります。
それぞれの特徴や費用、学習環境、観光地が異なるため、留学先を選ぶ際には、自分の目的や英語力、そして留学生活で得たい経験を見据えた情報収集が欠かせません。
留学エージェントを活用し、学校一覧や学校情報をもとに留学相談を重ねながら、自分に合う語学学校を見つけてください。
そうすることで、リゾート留学から短期留学、さらにマンツーマンレッスンなど、多様なスタイルを存分に活かした充実の英語留学を実現できるはずです。
◇経歴
サラリーマン時代のヨーロッパ駐在時に約4年間とその前後数年間
◇資格
電気工学英文翻訳講座終了
◇留学経験
なし
◇海外渡航経験
ベルギー、フランス、ドイツ、オランダ、イギリス、中国にて
新規工場立ち上げ、及び海外安全規格取得など
◇自己紹介
国立高専卒業後、産業機器メーカー在職中にベルギー工場及びフランス工場立ち上げのため、約4年間のヨーロッパ滞在経験があります。
2007年に脱サラし、現在はブロガーやウェブライターとして生計を立てています。
海外顧客との打ち合わせが必要なため、趣味と実益を兼ねて断続的に
オンライン英会話を利用しています。
時間がある時は、リスニングスキル向上のために海外ドラマを
観るように心がけています。