マルタ留学は意味ないって本当?マルタ留学のメリット・デメリットから成功の秘訣まで教えます!

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マルタはヨーロッパに位置する国であり、英語が公用語の1つに含まれています。

そのため、日本人をはじめとした留学生にとっても語学留学の留学先として人気の国の1つです。

しかし、マルタに留学することは意味がないという人もいます。

そこでこの記事では、なぜマルタ留学が意味がないと言われるのかその理由やマルタ留学のメリット・デメリットについて解説します。

これから留学をしようとしている人向けの内容となっているため、ぜひ参考にしてください。

マルタってどんな国?

 

マルタは、ヨーロッパに位置する国で、正式にはマルタ共和国と言います。

首都はヴァレッタで、マルタ島、ゴゾ島、コミノ島から構成される総面積は316㎢と非常に小さい国です。

人口は2023年時点で約54万人となっています。

マルタ語と英語が公用語となっていることから、英語を勉強したい人の留学先としても高い人気を集めています。

なお、日本との時差はマイナス8時間となっており、例えば日本が午前10時の場合、マルタは深夜2時です。

ただし、3月最終日曜日から10月最終日曜日まで導入されるサマータイム期間中はマイナス7時間となります。

 

マルタ留学が意味ないと言われてしまう理由

 

ここではマルタ留学が意味ないと言われる主な理由について解説します。
マルタに興味があるものの、意味がないと言われるのが気になっている方はぜひ参考にしてください。

 

安さ重視で選ぶ人が多い

 

後述するように、マルタは他の欧米諸国への留学と比べてコストを抑えられる点が特徴ですが、コストを重視するあまり、本来の留学目的を達成できずに留学を終えてしまう人がいます。

例えば、お金をかけずに留学しようとマルタを選んだものの、同じ理由でマルタに来た日本人が多く英語の勉強が捗らないといったケースです。

コストはもちろん重要ですが、なぜマルタなのか、その理由を明確にしておかないと意味のない留学で終わってしまう可能性があります。

 

島が小さい

 

先ほども説明したように、マルタは国全体で見ても非常に小さく、長期間の留学となると飽きてしまう可能性があります。

マルタに飽きてしまうと、留学生活自体も惰性で続けてしまう可能性があり、留学の意味がないといった事態にもなりかねません。

マルタの小ささをわかりやすく説明すると、東京23区の3分の1程度の面積です。

山手線の内側とほぼ同程度の面積であるため、留学当初は楽しくても時間の経過とともにほとんどの場所に行ったことがある状態となり、留学生活の楽しさやメリハリがなくなる恐れがあります。

 

マルタ留学のメリット

 

ここではマルタ留学のメリットを紹介します。
意味がないと言われることもあるマルタですが、メリットもたくさんあります。
自分に合致するものがあるか、ぜひチェックしてみてください。

 

ヨーロッパ諸国の留学生が多い

 

マルタはヨーロッパに位置する国かつ英語が公用語の国ということもあって、ヨーロッパ各国から留学やホリデーでやってくる人が少なくありません。

そのため、他の国の留学生との交流をたくさんしたいといった人にはぴったりだといえます。

例えば、イタリアやスペイン、フランスといったヨーロッパの中でも非英語圏の国からの留学生は多いとされています。

ヨーロッパ以外の留学生ももちろんいるため、国際色豊かな留学生活を楽しみたい人はマルタ留学を検討してみてください。

 

近隣諸国へ旅行ができる

 

マルタは、イタリアのシチリア半島、真南に位置する国です。

そのため、ヨーロッパ諸国への旅行がしやすいです。

例えば、近くのイタリアやフランスはもちろん、スペイン、ドイツ、イギリス、ギリシャなどさまざまな国へ旅行できます。

旅行の時期と航空券の予約のタイミング次第では、往復で2~3万円程度で旅行することも十分可能です。

さらに、ヨーロッパの場合シェンゲン協定の加盟国同士なら出入国審査の手間がかからないため、この点も大きな特徴だといえます。

語学を勉強しつつ旅も楽しみたい方にはマルタ留学は非常におすすめです。

 

気候が温暖

 

マルタは地中海性気候に属しているため、1年を通して温暖な気候の中で過ごせる点が特徴です。

同じ英語圏でもイギリスはマルタと比べると北に位置しているため、冬は冷え込むことを考えると魅力的だといえます。

マルタの平均気温は12~26度で、2月でも最高気温が15度前後になることもあります。

もちろんコートなどの防寒具は必要ですが、それでも寒さが苦手な人にとっては大きなメリットとなります。

 

留学費用を抑えられる

 

先ほども触れているように、マルタは他のヨーロッパ諸国や北米への留学と比べて留学にかかる費用を抑えることができます。

例えばアメリカの場合、1ヶ月の留学で80~90万円程度かかるケースも珍しくありませんが、マルタであれば、45~55万円前後で留学可能です。

物価も比較的安い国であるため、留学中の生活費も抑えられるでしょう。

 

マルタ留学のデメリット

 

メリットの一方で、マルタ留学にはデメリットもあります。
ここでは具体的にどのようなデメリットがあるのか解説します。

 

日本からの距離が遠い

 

マルタは日本からの距離が遠く、直行便もないなどアクセスの面で不便さがあります。

飛行機で日本からマルタまで行くとなると片道で約18時間はかかるため、移動だけでも大きな負担となるでしょう。

乗り継ぎが基本となるため、初めて海外に行く人、乗り継ぎが初めての人にとっては少し緊張するかもしれません。

また、時差も8時間(サマータイム中は7時間)あるため、日本との連絡のタイミングを考慮する必要があります。

時差の小さいアジア圏での留学であればそういった手間がないことを考えると、デメリットと言えるでしょう。

 

娯楽が少ない

 

マルタは国として非常に小さいため、娯楽も少なくなります。

留学当初はさまざまなアクティビティを楽しんでいたとしても、留学期間が長くなるにつれて、経験したことのあるものばかりとなり、だんだん飽きてしまうかもしれません。

同じような理由から、都会での暮らしを望んでいる人にとっても国の小ささ、娯楽の少なさはデメリットになります。

 

仕事探しが難しい

 

留学中にアルバイトをしてお金を稼ぎながら勉強したいと考える人もいるかもしれませんが、マルタでの仕事探しは簡単ではありません。

まず就労許可の申請から実際に許可が降りるまでに時間がかかることに加え、国土の広さが限られていることから、必然的に仕事の数も限られてしまいます。

留学生でもできる仕事は他の留学生も応募するため、倍率も高くなるでしょう。

そのため、マルタに留学する場合、事前に資金を貯めておき留学中はバイトができなくても問題ないようにしておく必要があります。

 

マルタ留学を成功させるためのポイント

 

ここではマルタ留学を成功させるために押さえておきたいポイントを紹介します。
実際にマルタ留学を検討している人はぜひ参考にしてください。

 

留学の目標をはっきりとさせる

 

マルタ留学を意味のあるものにするためには、留学前の段階で、なぜ留学をするのか何を達成したいのかといった明確な目標を立てることが大切です。

温暖な気候でリゾート地としても有名なマルタは誘惑も少なくありません

そのような中で目的もなく過ごしていると、遊んだり旅行していたりしたら留学が終わってしまったといった事態になりかねません。

もちろんそれ自体は楽しいものですが、せっかく留学するのであれば、何か成果を残したいと考えている人が多いのではないでしょうか。

そのため、事前に目標を設定し、それに向かって留学期間中は努力できるようにすることが大切です。

 

生活環境をチェックしておく

 

先ほども説明しているように、マルタは国土が小さいことに加え、自然が穏やかな場所であるため、たくさんのアクティビティを楽しみたい人や都会的な生活を求めている人には合っていない可能性があります。

そのため、自分自身でもマルタ留学の生活がどのようなものなのかチェックしたうえで自分に合っているかどうかを考えてみてください。

例えば、自然に囲まれた環境で勉強したい人や落ち着いた雰囲気の中で留学生活を送りたいといった人にはマルタはおすすめですが、刺激の多い生活や大都市の持つ利便性を重視しているといった人には向いていません。

 

事前に語学力を高めておく

 

英語学習を目的にマルタに留学する人は多いと思いますが、英語を現地で勉強するとしても、事前に日本でできるだけ勉強を進めておくことをおすすめします。

日本にいる段階で一定以上のレベルになっていれば、現地の学校ではより高いレベルのクラスからスタートできるためです。

また、簡単なコミュニケーションが取れるレベルになっていれば、現地に到着してからの生活をスムーズにスタートできるでしょう。

日本で何をすればいいのかわからない場合、以下のような点に取り組んでみてください。

・文法の習得
・基本的なフレーズの暗記
・会話練習
・映画やポッドキャストなどを使ったリスニング練習
など

 

日本人との関わり方を決めておく

 

マルタは留学費用が安さに加え、ヨーロッパの中でも英語が学べる国であることから、日本でも人気の留学先の1つとなっています。

そのため、留学先の語学学校で日本人が何人もいるといった事態にもなりかねません。

日本人が一緒にいることは心強さがある一方で、常に日本語が話せる環境だとどうしても英語を話す機会が減ってしまうため、日本人とどう関わるのか、事前に自分の中でルールを設定しておくと便利です。

具体的なルールの例としては以下のようなものが挙げられます。

・日本人同士でも英語を使って話をする
・ランチは日本人以外の人と食べる
・日本語を一切使わない時間を意図的に設定する
など

日本人相手に日本語が使えることは、留学中の大きな助けとなるため、関わりをゼロにするのはお勧めしませんが、バランスをとることは大切です。

 

まとめ

 

今回は、マルタ留学が意味ないと言われる理由やマルタ留学の主なメリット・デメリットについて解説しました。

マルタはヨーロッパに位置する国であり、公用語の1つに英語が含まれていることから、英語を学びたい人に人気の留学先となっています。

しかし、国土の小ささに起因するアクティビティの少なさなどから留学をしても飽きてしまう、意味がないと考える人も少なくありません。

マルタ留学を意味のあるものにするためにも、留学の目標をしっかりと設定し、英語学習の事前準備に取り組み、生活環境が自分に合っているかどうかを確認しておくことをおすすめします。

 

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