英国を構成する国の一つであるウェールズには、独自の歴史や文化が豊富に存在しています。
この記事では、あまり知ることのないウェールズの持つ魅力を様々な観点から紹介していきます。
ウェールズに興味のある方や、旅行や留学を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
- ウェールズの基本情報と歴史的背景
- 歴史的背景
- ウェールズの主要観光スポット
- カーディフ城(Cardiff Castle)
- コンウィ城(Conwy Castle)
- スノードニア国立公園(Snowdonia National Park)
- ポートメイリオン(Portmeirion)
- セント・ファガンズ国立歴史博物館(St Fagans National Museum of History)
- ブレナヴォン産業景観(Blaenavon Industrial Landscape)
- プリンシパリティ・スタジアム(旧ミレニアム・スタジアム)
- ペンブロークシャー・コースト国立公園(Pembrokeshire Coast National Park)
- カーナーヴォン城(Caernarfon Castle)
- ブレコン・ビーコンズ国立公園(Brecon Beacons National Park)
- ウェールズの伝統料理と食文化
- ウェールズ料理の特徴
- ウェールズ語とその特徴
- 文法の特徴
- ウェールズの伝統的な祭りとイベント
- 主要な伝統的な祭り
- ウェールズの自然とアクティビティ
- 特別自然美観地域 (AONB)
- アウトドアアクティビティ
- まとめ
ウェールズの基本情報と歴史的背景
地理的位置
ウェールズは、グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国(イギリス)の構成国の一つです。
グレートブリテン島の南西部に位置し、東にイングランド、西と北にアイリッシュ海、南にブリストル海峡が広がっています。
面積と人口
人口: 約310万人
地形的特徴
平坦なイングランドとは異なり、ウェールズは起伏に富んだ山岳地帯が多く、国土の約1/4が国立公園と特別自然美観地域に指定されています。
スノードニア国立公園には雄大な山々が広がり、ハイキングや登山に適した場所として知られています。
言語
ウェールズ語(Cymraeg/カムライグ)は、ヨーロッパ最古の言語の一つとされるケルト系言語です。
現在も政府により言語文化が保護されており、小学校から全員がウェールズ語の授業を受け、公共の場所では英語とウェールズ語の二か国語表記が見られます。
音楽
ウェールズは「歌の国」として知られ、特に男声合唱が盛んです。伝統的な民謡や合唱団の文化が今も根強く残っています。
建築と遺産
ウェールズには600以上の城があり、単位面積あたりの城の数は世界一と言われています。カーディフ城やコンウィ城など多くの歴史的建造物があり、4つのユネスコ世界遺産を有しています。
伝統と風習
ケルト人のルーツに基づく伝説や風習が現代も色濃く残っており、独自の文化的アイデンティティを形成しています。自然を信仰の対象とする古代ケルト文化の名残が今日の文化にも影響を与えています。
自然と景観
北にはスノードニア国立公園、南にはブレコン・ビーコンズ国立公園という山岳地方があります。
山岳だけでなく、ペンブロークシャー・コースト国立公園など海岸線も魅力です。温暖な気候に恵まれ、農牧業が盛んであり、国花であるラッパ水仙(Daffodil)が一斉に咲く春の風景は特に美しいとされています。
歴史的背景
古代:ケルト文化とローマ支配
ウェールズの歴史は非常に古く、紀元前5世紀頃にケルト系民族がブリテン島に渡ってきたことに始まります。
ケルト人は自然を信仰の対象とし、音楽・詩などの芸術を愛する文化を持っていました。
紀元48年から78年にかけて、ローマ帝国がウェールズ地域を征服し、約350年間にわたって支配しました。しかし、383年から410年にかけてローマ帝国の支配が終わると、小部族が乱立する時代が訪れます。
中世:地方王国の時代とノルマン侵攻
中世には、ウェールズ地域にはケルト系の小部族国家が群立し、やがてグウィネッズ王国、ポーイス王国、デハイバルス王国などの地方王権が形成されました。
13世紀にグウィネズ王サウェリン・アプ・グリフィズがウェールズのほとんどの領域を支配下に収め、1258年に「ウェールズ大公(プリンス・オブ・ウェールズ)」の称号を名乗りました。
ここに「ウェールズ公国」が成立しましたが、恒常的な統一王権が確立されることはありませんでした。
イングランドによる征服と併合
1276年以後、イングランド王エドワード1世による4度の侵攻を受け、ウェールズは激しく抵抗しましたが、1282年にウェールズ大公のサウェリン・アプ・グリフィズが敗れ、イングランドの支配下に置かれました。
エドワード1世は長男エドワード(後のエドワード2世)にウェールズ大公の称号を与えましたが、ウェールズ人は決してイングランド人に同化されることはありませんでした。
薔薇戦争(1455年-1485年)の際には、ウェールズはその政争争奪の舞台となりました。
1485年のボズワースの戦いではリッチモンド伯が勝利し、ヘンリー7世として即位し、ウェールズ人の血統から出たテューダー朝が誕生しました。後のテューダー家に至っては、1536年の合同法によってウェールズは「イングランド王国」として統合されました。
1536年にウェールズはイングランドと合併し、英語が公用語となり、教育も英語で行われるようになりました。しかし、ウェールズ語は人々の間で語り継がれ続けました。
18世紀半ば、産業開発が進められウェールズの地下資源が活用され、産業革命を支えました。石炭・スレート・ウェルシュゴールドなど希少性の高い鉱物資源が大量に採掘され、特に南ウェールズは世界的な石炭と鉄鋼の産地となりました。
この急激な産業発展により人口が増加し、19世紀には世界で初めて工業人口が農業人口を上回る地域となりました。南ウェールズ峡谷にあるブレナヴォンは、その産業遺産でUNESCO世界遺産に登録されています。
20世紀前半には、南ウェールズ地方は世界最大の石炭輸出地域となり、一時は600以上の炭鉱を抱え、30万人近くが働いていました。これらの資源は鉄道や蒸気船の運行に必要な燃料を提供し、大英帝国の工業化と海外進出を支えました。
近現代のウェールズ
19世紀には、メソディストの影響を受けて1811年に国教会から独立したウェールズ長老教会が結成されました。この時期、宗教リバイバル運動とともにウェールズの言語や文化への関心が高まりました。
20世紀になると、1967年にウェールズ語の教育が再開され、公用語としての地位も回復しました。1979年にウェールズ議会設置の是非について投票が行われましたが否決されたものの、1997年の投票では設置が決定され、2年後に議会選挙が行われました。
現在のウェールズは、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国を構成する一国として、外交と防衛以外は自治権を有しています。議会と独自の法律を持ち、ウェールズの文化やアイデンティティの保全に努めています。
現在でも人口約300万人の約20%がウェールズ語(ケルト語の中のゴール語)を話すといわれており、2050年までにウェールズ語話者を100万人にする目標が掲げられています。
ウェールズの主要観光スポット
ウェールズは自然豊かな国であり、600以上の城、美しい国立公園、歴史的建造物、世界遺産など、魅力的な観光スポットが数多く存在します。
ここでは、ウェールズを訪れる際に押さえておきたい主要観光スポットを紹介していきます。
カーディフ城(Cardiff Castle)
ウェールズの首都カーディフの中心部にあるカーディフ城は、西暦1世紀頃にローマ人が要塞を築いたことから始まる長い歴史を持つ城です。12世紀のノルマン人による天守閣、19世紀ヴィクトリア朝時代の豪華な内装の城館など、様々な時代の建築様式が一度に楽しめます。
城内は見どころ満載で、豪華な内装が施された部屋や戦時中の防空壕など、歴史を体感できる展示が充実しています。カーディフの街並みを一望できる景観も魅力的です。
コンウィ城(Conwy Castle)
北ウェールズにあるコンウィ城は、13世紀にイングランド王エドワード1世がウェールズ遠征の拠点として築いた城で、「グウィネズのエドワード1世の城郭と市壁」として1986年に世界遺産に登録されました。
高さ27mの8つの巨大な塔と1.6kmに及ぶ城壁が特徴で、ジブリの名作映画「天空の城ラピュタ」のモデルになったとも言われています。城からの眺めは素晴らしく、コンウィ川と町の美しい景観を一望できます。
スノードニア国立公園(Snowdonia National Park)
ウェールズで最も古い国立公園であるスノードニア国立公園は、823平方マイル(約2,130km²)にわたる広大な面積を持ち、ウェールズ最高峰であるスノードン山(Yr Wyddfa)を中心とした山岳地帯です。
公園内には雄大な山々、美しい湖、緑豊かな森林など、自然の豊かさにあふれています。ハイキングコースが多数整備されており、初心者から上級者まで楽しめるトレッキングが人気です。また、蒸気機関車「スノードン・マウンテン・レイルウェイ」に乗って山頂まで行くこともできます。
ポートメイリオン(Portmeirion)
北ウェールズのグウィネズ地方にあるポートメイリオンは、イタリアの村をモデルに1925年から建設が始まった独特の建築様式を持つ観光村です。
ウェールズ出身の建築家クラフ・ウィリアムス=エリスによって設計され、カラフルなイタリア風の建物や美しい庭園が特徴です。自然豊かな周辺環境と調和した美しい景観は、フォトジェニックなスポットとしてとても人気です。
セント・ファガンズ国立歴史博物館(St Fagans National Museum of History)
カーディフ郊外にあるセント・ファガンズ国立歴史博物館は、ヨーロッパ有数の野外博物館でウェールズで最も人気のある歴史的アトラクション施設です。しかも入館料は無料です。
100エーカー(約40万平方メートル)の広大な敷地内には、ウェールズ各地から移築された40以上の歴史的建造物が再現されており、鉄器時代のケルト人の住居から19世紀の学校、教会、農場など、様々な時代の建物を見学できます。
伝統工芸の実演や季節ごとのイベントも行われ、ウェールズの歴史と文化を体験できる貴重なスポットです。
ブレナヴォン産業景観(Blaenavon Industrial Landscape)
ウェールズ南東部に位置するブレナヴォンは、18世紀後半から19世紀にかけての産業革命時代の産業遺産として2000年に世界遺産に登録されました。
製鉄所や炭鉱、労働者の住居、鉄道、運河など、初期の産業都市の景観が今も保存されています。
特に「ビッグ・ピット国立石炭博物館」では、実際に300フィート(約90m)の地下に潜り、当時の炭鉱労働者の過酷な労働環境を体験することができます。産業革命期の貴重な歴史を今に伝える重要な遺産です。
プリンシパリティ・スタジアム(旧ミレニアム・スタジアム)
カーディフの中心部にあるプリンシパリティ・スタジアム(旧ミレニアム・スタジアム)は、1999年に完成した7万4千人収容の巨大スタジアムです。開閉式屋根を持つ全天候型施設で、ウェールズ代表ラグビーチームの本拠地として知られています。
スタジアムのツアーでは、チームの更衣室や王室専用ボックス、ピッチサイドなど、通常は立ち入れない場所を見学できます。試合がない日でも建築の美しさから多くの観光客が訪れる人気スポットです。
ペンブロークシャー・コースト国立公園(Pembrokeshire Coast National Park)
1952年に設立されたペンブロークシャー・コースト国立公園は、ウェールズ南西部に位置する629平方キロメートルの国立公園で、イギリスで唯一の海岸線に焦点を当てた国立公園です。
186マイル(約300km)に及ぶ海岸線に沿って壮大な断崖絶壁、美しい砂浜、隠れた入り江が連なり、ウォーキングやハイキングに最適です。ペンブロークシャー・コースト・パスは全長186マイルのロングトレイルで、イギリスを代表する長距離ウォーキングコースとして人気があります。
また、海岸沿いには多くの歴史的な城やカラフルな漁村も点在しています。
カーナーヴォン城(Caernarfon Castle)
カーナーヴォン城は、コンウィ城と同じくエドワード1世によって13世紀に建設された城で、世界遺産「グウィネズのエドワード1世の城郭と市壁」の一部です。
多角形の塔と色鮮やかな石積みが特徴で、1969年には現チャールズ国王がウェールズ公として戴冠式を行った歴史的な場所でもあります。
城内には「ロイヤル・ウェルシュ・フュージリアーズ博物館」があり、ウェールズの軍事史についても学ぶことができます。
ブレコン・ビーコンズ国立公園(Brecon Beacons National Park)
ウェールズ南部に位置するブレコン・ビーコンズ国立公園は、広大な丘陵地帯と美しい渓谷が特徴の国立公園です。最高峰のペン・イ・ファン(886m)をはじめとする山々は、ハイキングや登山に最適です。
また、国立公園内には多くの滝や洞窟があり、アウトドアアクティビティを楽しむには絶好の場所です。夜は光害が少ないため、2013年には「ダークスカイ・リザーブ」に認定され、星空観察スポットとしても人気です。
ウェールズの伝統料理と食文化
ウェールズの食文化は、地元で採れる食材を活用したシンプルで滋味深い料理が特徴となっています。古代ケルト人の伝統や農民の生活に根ざした料理が多く、地域ごとの特色や季節感が反映されています。
カウル (Cawl)
ウェールズの国民的料理で、スープとシチューの中間的な存在です。
11世紀頃から作られており、通常は羊肉や牛肉、季節の野菜を使います。家庭で数日かけて作ることが多く、寒い季節に体を温める料理として親しまれています。
ウェルシュ・ラビット (Welsh Rarebit)
トーストしたパンに溶かしたチーズ(主に地元産のチェダー)を乗せて焼いたシンプルな料理です。ストリートフードとしても人気で、軽食やお弁当にも適しています。
ラバーブレッド (Laverbread)
海藻(ポルフィラ)を長時間煮てピューレ状にしたものをオートミールと混ぜて作ります。朝食ではベーコンやコックル(貝類)と共に提供されることが多いです。「ウェールズのキャビア」とも呼ばれています。
グラモーガン・ソーセージ (Glamorgan Sausage)
肉を使わないベジタリアンソーセージで、主にリークとチーズ(カーフィリーなど)を使用します。パン粉で包んで焼き上げることで風味豊かな一品となります。
バラブリス (Bara Brith)
「まだらのパン」とも呼ばれるフルーツブレッドで、紅茶に漬けたドライフルーツを使用します。アフタヌーンティーのお供として人気があります。
ウェールズ料理の特徴
地元食材へのこだわり
ウェールズは自然資源が豊富で、特に羊肉や牛肉(ウェールズ黒牛)、海産物(ムール貝や牡蠣)、そしてリーク(西洋ネギ)が重要な食材です。
これらは地元の気候や地形に適応して育った高品質な食品として知られています。
チーズ文化
ウェールズは伝統的なチーズ生産地でもあり、カーフィリーやティンターンなど、多くの種類が国内外で評価されています。
簡素さと実用性
労働者階級の日常食から発展した料理が多く、少ない材料でも工夫して美味しく仕上げる技術が特徴です。
例えば、ラバーブレッドは手に入る海藻を無駄なく使う工夫から生まれました。
食文化と歴史的背景
ウェールズ料理はイングランドや他国からの影響も受けつつ、独自性を保っています。
昔ながらの農村生活では自給自足が基本であり、季節や地域ごとの特色が色濃く反映されています。また、ウェールズ語によるメニュー表記など、公用語保護への取り組みも見られます。
ウェールズ語とその特徴
ウェールズ語(カムリ語)は、イギリスのウェールズ地方で話されているケルト語派ブリトン語群に属する言語です。
独特な歴史や文法体系を持つウェールズ語は、文化的アイデンティティの象徴として重要な役割を果たしています。
言語の起源と歴史
ローマ帝国やアングロ・サクソン、ノルマン人の支配を受けながらも、ウェールズ地方で生き残り、独自の言語文化を維持してきました。
1536年の「併合法」により英語が公的な場で優位となり、19世紀には学校教育からウェールズ語が締め出されるなど衰退が進みました。
1960年代以降、ウェールズ語復権運動が活発化し、公的使用の認可やバイリンガル教育が普及しました。現在では小学生の約3人に1人がウェールズ語で教育を受けています。
文法の特徴
語順
動詞が主語に先行するVSO型(動詞‐主語‐目的語)の言語です。
突然変異
単語の最初の子音が変化する「突然変異」が頻繁に起こります。これには軟突然変異、鼻突然変異、吸引突然変異などがあり、文脈によって異なる形態が現れます。
性別と格
名詞には男性名詞と女性名詞があり、それぞれ異なる複数形形成規則があります。また、人称代名詞や所有代名詞なども豊富です。
アルファベット
ウェールズ語のアルファベットは29文字で構成され、“ll”や“dd”など独特な文字があります。発音も英語とは大きく異なり、音声学的に興味深い特徴があります。
ウェールズの伝統的な祭りとイベント
ウェールズでは、豊かな歴史と文化を反映した多くの伝統的な祭りやイベントが年間を通じて開催されています。
このような祭りは、ウェールズ語文化や音楽、詩、自然との結びつきを祝うものが多く、地元住民だけでなく観光客にも人気となっています。
主要な伝統的な祭り
セント・デイビッドデー (St. David’s Day)
毎年3月1日に行われるウェールズの守護聖人セント・デイビッドを祝う祝日です。
この日には、街頭パレードやコンサートが行われ、子供たちはウェールズの民族衣装を着たり、リークや水仙などのシンボルを身につけます。ウェールズ全体が「ウェールズらしさ」を祝う重要な日です。
マリ・ルイド (Mari Lwyd)
冬至から新年にかけて行われる古代ケルト由来の祭りで、馬の頭蓋骨を飾った人々が家々を訪れ、歌を歌いながら幸運をもたらす儀式を行います。南ウェールズで見られるユニークな伝統です。
ナショナル・エイステズヴォッド (National Eisteddfod)
ヨーロッパ最大級の文化祭で、詩や音楽、演劇などウェールズ語文化を讃える1週間にわたるイベントです。
毎年異なる場所で開催され、約17万人の来場者が訪れます。起源は中世に遡り、吟遊詩人や音楽家たちが技量を競う場として始まりました。
ウェールズの自然とアクティビティ
ウェールズは豊かな自然と多様なアクティビティを楽しめる場所として知られています。
国土の約25%が国立公園や特別自然美観地域(AONB)として保護されており、山岳地帯、海岸線、森林などの景観が広がっています。ここでは、ウェールズの代表的な自然とアクティビティを紹介していきます。
特別自然美観地域 (AONB)
ガワー半島
イギリス初のAONBに指定された地域で、ロシリ湾など世界的に評価されるビーチがあります。ウォーキングやサーフィンが人気です。
リーン半島
スノードニアから西へ伸びる半島で、修道院の遺跡や野生動物が多く見られます。ウェールズ・コースト・パスも通っています。
アウトドアアクティビティ
登山・ハイキング
スノードニアでは初心者向けのラナベリス・パスから上級者向けのクリブ・ゴックまで、多様なルートがあります。ブレコン・ビーコンズではペニファン山周辺で絶景を楽しむことができます。
ウォータースポーツ
ペンブロークシャー海岸ではカヤックやコースティアリング(岩場を泳ぎながら進む冒険)が人気です。また、川ではラフティングやパックラフティングも楽しめます。
サイクリング
スノードニアや南ウェールズには高品質なマウンテンバイクトレイルがあります。特に「BikePark Wales」ではアップリフトサービスを利用して効率的に楽しむことができます。
まとめ
ウェールズは深い歴史、独自の文化を持つ非常に魅力的な国です。さらに文化的な側面だけでなく豊かな自然も数多く有しています。ウェールズの持つ魅力を深く知り、ぜひ旅行や留学に役立ててみてください。

◇経歴
海外向けデバイスのソフト設計開発、関連資料翻訳
◇資格
TOEIC 900点
◇留学経験
ワーキングホリデーにてカナダ、オーストラリアに滞在経験あり
◇海外渡航経験
ワーキングホリデーでは、ホテルやレストランで仕事をしていました。
◇自己紹介
普段は翻訳などの仕事をしていますが、Webライターとしても活動しています。
興味の幅が広く、様々なテーマで記事を書いています。
皆様にとってわかりやすく面白い記事を書けるよう頑張ります。
よろしくお願いいたします。