マクタン島は、フィリピンの人気リゾート地の一つで、セブ島に近接する美しい島です。
国際空港を有し、白砂のビーチが広がるリゾート地でありながら、語学学校もあります。
「マクタン島に語学留学することはできるの?」
「マクタン島に留学するメリットは?」
「マクタン島留学をおすすめできる人は?」
この記事では、マクタン島の基本情報や語学留学のメリット、おすすめの語学学校、留学中に楽しめるアクティビティについて詳しく解説します。
マクタン島やリゾートエリアへの留学に興味のある方は是非お読みください。
マクタン島の基本情報
マクタン島のロケーションや治安、生活環境について詳しく紹介します。
マクタン島のロケーションとアクセス
マクタン島は、セブ島の東の海峡を隔てた所に位置する島です。
島内にはマクタン・セブ国際空港(MCIA)があり、日本からは成田国際空港や関西国際空港からマクタン・セブ国際空港への直行便が運行しています。
日本からマクタン島へのフライト時間は約4〜5時間です。
治安
マクタン島の治安は、NUMBEOサイトの治安指数によると、マクタン島はセブ島よりもやや犯罪指数が低く、フィリピンの中では比較的良いと言えます。
ただし、安全とは言えず、外出する時間帯やエリアには注意が必要です。
地域 | Crime Index (犯罪指数) |
マニラ | 64.68 |
バコロド | 52.03 |
セブ島 | 51.28 |
マクタン島(ラプ=ラプ市) | 47.34 |
イロイロ | 40.15 |
バギオ | 34.95 |
生活環境
移動手段には、タクシーや配車アプリ「Grab」の利用、トライシクルなどを利用することができます。配車アプリ「Grab」は事前決済ができるため、過剰請求がなく安心です。
マクタン島では、通貨はフィリピンペソが流通しているため、フィリピン到着後に両替をする必要があります。ATMやショッピングモールの両替所で、より良いレートの場所を選んで両替しましょう。
マクタン島留学の特徴・メリット
勉強の合間にリゾート気分を味わえる
マクタン島はリゾート地のため、週末や勉強の合間にリゾート気分を味わうことができます。校舎には、プールやオーシャンビューの部屋を備えている学校もあります。
週末に様々なマリンアクティビティを楽しむことができます。
新しく綺麗な学校が多い
マクタン島の語学学校は、コロナ禍で一部の学校がリニューアルされ、新しい設備が整っています。
綺麗な校舎が集まっています。
周辺の利便性が良い
マクタン島には国際空港があり、日本からの直行便が飛んでいるため、日本からのアクセスが良いです。セブ島の中心地へは橋を渡るだけで約30分〜1時間で行くことができます。
また、マクタン島には大型ショッピングモール(Gaisano Grand Mall、Island Central Mallなど)やレストランが点在しており、生活に必要なものを手軽に揃えられます。フィリピン料理はもちろん、日本食レストランやカフェも充実しているため、食事にも困りません。
マクタン島留学はどんな人におすすめ?
リゾートで勉強をしたい人
語学学校では、平日外出禁止の学校も多くありますが、週末は授業がないため、セブシティへ遊びに行ったり、マリンアクティビティを楽しんだりできます。
周辺にはおしゃれなカフェや綺麗なレストラン、バーもあり、リゾート気分を満喫することができます。
施設が綺麗な学校で留学をしたい人
マクタン島には、コロナ禍でリノベーションされた学校や新しい語学学校が設立されるなど、施設が綺麗で整っているところが多いです。
フィリピンの語学留学では、通常学校寮に滞在するのが一般的ですが、マクタン島ではホテルに滞在するタイプの学校も多くあります。
ホテルのような施設に泊まりながら語学留学をしたい人にもおすすめです。
親子留学を考えている人
マクタン島は綺麗な校舎が多く、マリンアクティビティや観光も楽しむことができるため、親子留学で人気の留学先です。親子で語学留学をされたい方にはおすすめです。
次項でも紹介する、First English Global College、SMEAG Encantなどには親子留学プログラムがあります。
マクタン島留学でおすすめの語学学校
次にマクタン島にあるおすすめ語学学校をご紹介します。
Cebu Blue Ocean Academy
Cebu Blue Ocean Academy は、PINESというバギオで有名な老舗スパルタ校の姉妹校で、マクタン島でも人気の語学学校です。
学校の近くにビーチがあり、アクセスしやすいのも魅力です。3種類の深さのプールやジムなど施設が充実しています。
先生の質、食事、利便性、施設の綺麗さのバランスが取れている学校です。人気校のため、早めの予約が必要です。
Philinter
Philinterは、マクタン島での学校運営歴の長い学校です。長年の指導歴から蓄積されてきたノウハウに基づくカリキュラムに定評があります。
コースは、IELTS対策やビジネスコースに定評があり、中級者から上級者にもおすすめの学校です。一人一人に担任がつくバディ制度があり、一人ひとりフォローアップする仕組みがあります。
マクタン島の中でもセブ島に近く、セブシティに気軽に出向くことができます。
First English Global College
First English Global Collegeは、学習塾を20年経営している日本の会社が運営している語学学校です。日本人の英語学習の専門家が在籍しているため、日本人の英語の弱点などに熟知した指導を受けることができます。
バディ・システムがあり、学習や生活の相談をすることができます。食事は日本食を食べることができます。
キッズルームやベビーシッターが完備されており、親子留学先として人気があります。
GENIUS ENGLISH
GENIUS ENGLISHは、アラブ系資本の語学学校です。中東系や東ヨーロッパの学生が多いです。
セブ・マクタン島の語学学校にしては珍しく、ネイティブ講師が在籍しており、マンツーマンの授業も受けることができます。
自由な校風で、母国語使用禁止ルールはありません。
宿泊先はコンドミニアムタイプの滞在で、キッチンなどが備わっており、自炊も可能です。
SMEAG Encant
SMAEAG Encantは、韓国人経営の語学学校で、日本人比率の低い語学学校です。リゾートキャンパスで自由な校風な中勉強をすることができます。
3種類のプール、ジム、カフェ、バーが併設されていて、ジムにはトレーナーも在籍しています。通常、語学学校内で飲酒は禁止ですが、SMAEAG Encantのバーではお酒を楽しむことができます。
校内アクティビティが充実しており、生徒同士で交流を楽しむことができます。親子留学にも人気です。
CIA マクタン島
CIAは、韓国人経営のセミスパルタ制の大人気校です。ホテルの様な校舎で、プールやおしゃれなカフェテリアがあります。
国籍は多様になるように調整されており、韓国人25%、日本31%、台湾15%、ベトナム、サウジアラビア、モンゴルと多国籍です。
CIAはセミスパルタ校です。週末には様々なアクティビティが開催されており、生徒同士の交流を深めることができます。
B’Cebu
B'Cebuは、バギオで20年の歴史のあるAPI BECI校の分校です。最大600名受け入れ可能な大規模校です。校舎は広々としており、自習室、ジム、カフェ、プレイルーム、ダイビングショップなどの施設が充実しています。
スピーキング力を特に伸ばしたい方のためのSPプログラムがあり、しっかりと英語力を伸ばすことができます。
ディベートクラブ、慈善活動クラブ活動があり、友達や交流を充実させたい方には充実した留学生活を送ることができます。
マクタン島留学時に楽しみたい観光・アクティビティ
マクタン島・セブ島では文化、歴史的遺産を巡る観光、マリンアクティビティ、レストランやスパなどを楽しむことができます。
文化、歴史的遺産の観光
・マクタンシュライン:マゼラン記念碑、ラプラプ像
マクタンシュラインの公園には、1521年にスペインの探検家であるマゼランを撃退した、地元の英雄ラプラプの功績をたたえる20mの像があります。
その他、マゼラン記念碑があり、歴史的観光名所となっています。
・アレグレ・ギター工場
マクタン島は高品質なギターの生産地として知られており、その中でもアレグレ・ギター工場が有名です。
ギターの購入だけでなく、職人さんの作業の様子を見学することができます。
マリンアクティビティ
マクタン島は小さな島、サンゴ礁を探索する、アイランドホッピングの拠点として有名です。
ボートで離島を移動し、先々でシュノーケリング、ジェットスキー、バーベキューを楽しむことができます。
有名な島としては、ナルスアン島、ヒルトゥガン島、カオハガン島などがあります。
スパ&マッサージでリラックス
リゾートホテルやローカルスパで、高品質なスパやマッサージを受けることができます。
フィリピンでは伝統的なマッサージのヒロットマッサージが有名です。
シーフードやフィリピン料理を堪能
リゾート地であるマクタン島には新鮮なシーフードを提供するレストランや、モダンなフィリピン料理が楽しめるレストランが多数あります。
フィリピン料理は甘めの料理が多く、カニや海老、白身魚などの魚介や肉類などの素材が引き立つ味付けがされています。
冷たいスイーツのハロハロや、地元の人に人気のジョリビーのご飯なども試してみるのも良いでしょう。
まとめ
本記事では、マクタン島へ語学留学の特徴について解説をしました。マクタン島はセブ島に隣接しており、多くの学校でリゾートの雰囲気を楽しみながら留学をすることができます。
また、マクタン島はコロナをきっかけにリニューアルされている校舎が多く、綺麗な校舎で勉強をしたい人、親子留学にもおすすめの留学先となっています。
この記事をきっかけにマクタン島留学に興味を持っていただけますと幸いです。

◇経歴
・国際教養学部卒業
・外資系企業に勤務経験があり、アドミや会計分野で、インド人、カナダ人、オーストリア人、フランス人など様々な国の出身の同僚と働いた経験があります。
◇資格
英検1級、TOEIC 900点、IELTS 7.5 など
◇留学経験
大学時代に交換留学プログラムでイギリスの大学へ1年間留学し、リサーチの基礎や英語学について学びました。
◇海外渡航経験
・高校時代にシンガポールで3週間ホームステイをし、現地の高校で授業を受講した経験があります。
・大学留学中は休暇を利用してヨーロッパ各国を旅行し、多様な文化に触れました。
◇自己紹介
英語が好きで、子どもの頃から自ら進んで勉強してきましたが、日本式の文法やリーディング中心の学習方法では、なかなか話せるようにならず、苦労した経験があります。ネイティブキャンプでの英会話に助けられました。