学生の皆さん、次の長期休みの予定は決まっていますか？
貴重な経験の代表格といえば「海外留学」。
昨今の円安事情も踏まえ、費用は抑えつつ、唯一無二の海外経験をしてみたいというあなたへ、フィリピン留学はいかがでしょうか？
本記事では、フィリピン短期留学の概要を紹介し、その魅力やお勧めする理由に迫っていきます！
フィリピン留学の基本情報
まず初めに、フィリピン留学の基本情報をおさらいします。
そもそもフィリピンという国はどのような特徴があるのか？
そして語学学校の特色についてもご紹介します。
フィリピンは、大小7,000を超える島々から構成される総面積30万㎢ほどの国です。
そんな、北海道を除く日本の総面積に相当する国土に約1億817万人程度が暮らしています。
マレー、インドネシア、ネグリート、スパニッシュなど、様々な系統の地が入り混じる多様性に富んだ国で、100を超える言語が話されている点も大きな特徴です。
気候は熱帯性気候のため年間を通して温暖です。
季節は大きく雨期（6-11月）、乾季（12-5月）に分類でき、3-5月が最も熱くなり、12-2月は涼しく過ごしやすくなっています。
続いては、語学学校の特徴を3つ紹介。
1つ目は留学期間についてです。
フィリピンでは、最短1週間から1年以上と幅広く選択できます。加えて、1週間単位で期間調整できる柔軟性の高さが特徴です。
2つ目は授業についてです。
英語学習に特化している学校が多く、学習者のニーズに合わせて細分化されたコース選択ができる点が大きな魅力です。
例えば、ESLという英語4技能を育成する一般的なコースから、ビジネス英語コース、英語試験対策特化コース、ワーホリ準備コースなどを選択できます。
そして、各コースで密度の濃い授業を受けることができます。
例えば、学習のベースとなる授業形式がマンツーマンレッスンになっていたり、グループ授業も5-10名程度と小規模のため、英語初心者でも安心して英会話に勤しむことができます。
3つ目は滞在方法についてです。
フィリピンでは語学学校内に寮を構えているケースが多いので、留学生活全体を通じて英語を使うシーンに恵まれます。
これは、短期間で英語力を磨く上で魅力的な環境ですね。
大学生におすすめの留学プラン
ここでは大学生にお勧めしたい留学プランを4つ紹介します。
1つ目は、長期休みを利用したオーソドックスな語学留学プランです。
後述しますが、短期の場合だと1日あたりの費用では2週間よりも1か月間のほうがお得になるため、期間は1ヶ月間をおすすめします。
8月あるいは2月を使って4週間の留学をしましょう。マンツーマン形式の授業、少人数クラス、そして寮生活を通じて英語に親しみを持ち、英語学習のモチベーションを高め、次のセメスターに活かしましょう。
2つ目は、集中的にTOEICの得点アッププランです。
フィリピンでも人気の高い「英語試験対策/点数保証コース」を利用し、英語試験のスコアアップに集中的に取り組みましょう。
英語基礎力に加え、試験対策に特化したカリキュラムを経て、短期間でスコアアップの基盤作りをしましょう。
1ヶ月間の学習でTOEICが100点近く上昇するケースもあります。
3つ目は、アクティビティとセットでフィリピンを楽しむプランです。
特定の語学学校は、授業とセットでフィリピンの自然や文化を楽しむアクティビティをパッケージ売りしているケースがあります。
せっかくの夏休みだし、勉強だけで缶詰になるのではなく、フィリピンが誇るリゾートのアクティビティを堪能しつつ、英語学習も頑張りたい方に強くおすすめします。
最後は、ワーキングホリデー直前準備プランです。
「ワーキングホリデーでの渡航が決まっているけど、英語力に少し不安がある」という方に1ヶ月間の準備留学をおすすめします。
手頃な価格で基礎英語力の底上げをしつつ、ワーホリに特化したコミュニケーションや作法の強化を図れます。
以上が、主なおすすめ留学プランです。
柔軟性に富んだフィリピンでは、その他様々なニーズに合わせたプラン設計が可能ですので、ぜひご自身の興味関心に沿ってリサーチしてみてください。
夏休み短期留学のメリット
欧米や英国、豪州などの英語ネイティブの国ではなく、フィリピン留学先にするメリットとは一体何なのでしょうか。
ここでは、あえてフィリピン短期留学を行うことの利点を3つ紹介します。
1つ目は、手間と費用の削減です。
フィリピンでは、滞在が３０日以内の場合は、手続きが簡易なr観光ビザで入国が可能です。
つまり、留学ビザ取得のための複雑な手続きが不要になるということです。加えて、留学総費用を抑えることができます。
欧米欧州の先進諸国に留学しようとすると1ヶ月間で総額100万円を超えてしまうこともありますが、フィリピンだと40万円程度に抑えることができます。
2つ目のメリットは、英語に打ち込む環境が整っている点です。
初学者にとって、マンツーマン授業があること、学校内に寮があることは大きなメリットです。
また、留学生の受け入れに長けたスタッフも多く在籍しているため、どんな人であっても安心して英語学習に打ち込むことができます。
3つ目のメリットは、英語学習のモチベーションを向上させる点です。
短期留学で重要なことは、英語を習得することに固執しすぎないことだと考えます。
むしろ、今後長きにわたって英語学習を継続していくための基礎作り、勉強方法の習得、何より英語を学ぶ意欲を掻き立てることに意義があります。
その点、フィリピンは手軽に渡航でき、そして充実した設備/環境が整っているため、英語学習のファーストステップとして非常に効果的です。
この他にもメリットは山ほどありますが、ここでは上記3点に留めておきます。
おすすめの学校一覧
留学をする上でもっとも悩ましいことの1つはどの学校に入学するかではないでしょうか。
ここからはおすすめの語学学校を3校紹介します。
また本記事では、コスト、施設の充実度、カリキュラムの多様性を考慮しておすすめ校を選出しました。
1つ目はEnglish Fella 2です。
閑静な住宅街の中にあり、セブ島最大級の広々としたキャンパスから、ジム、プール、カフェ等、設備の充実が際立つ学校です。
肝心の授業も、マンツーマンが基本となっていることに加え、幅広いコース選択ができるため、学習者の広い要望に応えることが可能です。
費用も平均的な数値となっており、コスパが非常に良い点も大きな魅力の1つです。
2つ目はPhilinter です。
セブでも人気の高いリゾート地「マクタン島」にキャンパスを構え、プールやシアタールームなどキャンパス内の設備も充実し、リゾート地気分を味わうことができます。
日本人比率が4割程度と比較的高く、初めての海外留学の方には安心の環境です。
また、キャンパス自体がIELTSの公式テストセンターとして認定されていることもあり、特に試験対策コースには確固たる強みがあります。
施設、カリキュラムが充実しているため授業料は割高になりますが、確実に英語力を向上させたい人にはおすすめの学校です。
3つ目は3D Academyです。
大型複合施設内にキャンパスを構える圧倒的利便性を誇ります。
交通の便のみならず、日常生活から娯楽、観光、すべてを完結できてしまうほどの充実した施設が大きな魅力です。
加えて、授業料のリーズナブルさはフィリピン語学学校ではトップクラスです。
質の高い講師陣とのマンツーマン授業を受けることができ、英会話力の向上に定評あるため、コストは抑えつつ英語力向上を目指す方には間違いなくフィットする学校でしょう。
留学費用と準備するもの
最後のセクションでは、留学費用の概算と渡航時の持ち物リストを紹介します。
まずは費用の概算です。フィリピン短期留学の費用総額の目安は以下の通りです。
|
期間 |
マニラ |
セブ島 |
|
2週間 |
トータル：305,000 >学費等：220,000 >滞在費：35,000 >渡航費関連：50,000 |
トータル：285,000 >学費等：176,000 >滞在費：21,000 >渡航費関連：88,000 |
|
1か月 |
トータル：497,000 >学費等：320,000 >滞在費：62,000 >渡航費関連：65,000 |
トータル：381,000 >学費等：250,000 >滞在費：40,000 >渡航費関連：95,000 |
学費/寮費に関連する項目はおおよその平均値を取って記載しているため、語学学校のグレードに応じて上下に変動がありますので、希望する語学学校の費用は要チェックです。
また、留学費用を安く抑えるために考慮すべき点を紹介した記事もありますので、興味のある方は併せてご確認ください。
続いて、フィリピン留学の持ち物リストを紹介します。一般的なイメージは下記の通りです。
●必須
・パスポート
・往復航空券
・語学学校入学許可証
・クレジットカード or デビットカード
・現金（両替）
・各種申請書類用の証明写真（複数枚）
・衣服
・変圧器/変換プラグ
・ドライヤー など
●必須ではないがあると便利
・医薬品：解熱剤、下痢止め等
・英語参考書：文法書や単語帳
・ノートパソコン
・日焼け止め、スキンケア用品
●現地調達可能
・日用品全般
・消耗品全般
語学学校が多くあるエリアには、スーパーマーケットやショッピングモール等が充実しているため、よほどこだわりがある場合を除き、生活必需品の心配はあまりしなくて大丈夫そうです。
以上が費用と持ち物の紹介になります。
まとめ
日本から気軽にアクセスできる距離にあり、物価もリーズナブル、1週間単位から期間を選べるフィリピン留学。
加えて、自身の英語レベルに合わせたマンツーマン授業や少人数クラスでの学びを通じ、効果的に英語力向上にチャレンジできる点は非常に魅力的に映ったのではないでしょうか。
ぜひ貴重な休み期間を異文化理解、そして英語学習にどっぷり浸かる機会となるよう一歩踏み出してみて下さい！その一歩が未来を拓く大きなきっかけになるかもしれません。
