イギリス・ボーンマス留学ガイド!メリットや費用目安、近くの観光スポットまで!

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イギリスに語学留学をしたい場合、様々な留学先の選択肢があり、その中の1つにボーンマス(Bournemouth)があります。

ボーンマスは、イギリス国内で人気の語学留学先の1つで、ビーチが有名なだけでなく、訛りの少ないイギリス英語であることも魅力です。

この記事では、イギリスのメジャーな語学留学先ではあるけれど、日本では知名度があまり高くない、ボーンマスの語学留学についてまとめました。

ボーンマス留学に興味がある方はぜひ最後までお読みください。

ボーンマスとは?

 

ボーンマスは、イギリスの南部海沿いのドーセット州に位置する町です。

砂浜のビーチがあり、イギリスの中では比較的気候も温暖であることから、イギリス国内のリゾート地としてとても有名です。

大学のある落ち着いた雰囲気のある町で、「イギリスで最も幸福な町」と呼ばれたこともあります。

『指輪物語』の作者であるJ.R.R. トールキンが晩年に過ごしたことでも知られています。

 

町の基本情報

 

ボーンマスは、人口約20万人の町です。

日本で鎌倉市は人口約17万人のため、鎌倉市より少し大きい町です。

ロンドンからは、電車で約2.5〜3時間ほどかかります。

町にはヴィクトリア朝・エドワード朝の建物が残り、カフェ、レストラン、バーなどが多くあります。

ボーンマスは、落ち着いたイメージのある町ですが、ボーンマス大学や複数の語学学校があり、学生や留学生が多く活気があります。

海外の留学生にフレンドリーな町と言えます。

ボーンマスは、プレミアリーグ所属のAFCボーンマスというフットボールクラブも有名で、ファンを楽しませています。

 

ボーンマスの英語

 

気になる英語ですが、ボーンマスの英語は、標準的なイギリス英語のRP(Received Pronunciation)に近いが、南部特有の方言の特徴がみられます。

具体的には、単語の最後の「r」の音を発音しないなどです。

しかし、ボーンマスのイギリス英語は、他のイギリスの南部地域(ケントやロンドンのイーストエンドなど)と異なり強い訛りはなく、話すスピードも速くないので、英語の勉強に来ている人にとっても理解しやすい英語であると言えます。

 

ボーンマス留学のメリット

 

ボーンマスに留学をするメリットは多くあります。

 

日本人が少なく英語の環境に浸れる

 

ボーンマスは、イギリス国内やヨーロッパに住む人にとっては広く知られているものの、日本国内では知名度が低いです。

そのため、ボーンマスに留学している日本人は少ないです。

現地の人や日本以外から来た他国からの留学生と積極的に英語でコミュニケーションをとる必要があります。

海外に渡航して語学留学をする目的は、日常を英語で過ごし、英語の環境に浸ることにあるため、ボーンマス留学では語学留学の目的が達成されやすいと言えます。

 

イギリスの中では気候が温暖で寒暖差が小さく過ごしやすい

 

ボーンマスは、イギリス南部にありリゾート地として有名なことから、冬も比較的温暖で、冬と夏の寒暖差が少なく、暮らしやすい気候です。

夏は、8月の最高気温が22℃と日本の夏より気温が上がらず過ごしやすいです。

冬は、1月の最低気温が1℃と東京の気温と大きく変わりません。

イギリスは降水量の多い国として有名ですが、ボーンマスでは降水量は比較的少なく、晴れる日も多いのが特徴です。

留学先の気候や過ごしやすさは学習のモチベーションに大きく影響します。

ボーンマスはイギリスの他の留学先と比較しても気候の面で恵まれていると言えます。

ボーンマスのベストシーズンは、5〜9月です。

 

ロンドンと比べると、物価が比較的安い

 

ボーンマスは、都市部のロンドンから電車で2.5〜3時間と離れているため、ロンドンよりも物価が安いです。

例えば、ボーンマスのワンルームのアパート代は、ロンドンよりも46%も安いです。

参考:NUMBEO

・ロンドン:£1,622/月   (約30.8万円/月)

・ボーンマス:£ 875/月     (約16.6万円/月)

高価でない外食代についても、ボーンマスではロンドンよりも27.5%も安いです。

参考:NUMBEO

・ロンドン:£20        (約3,800円)

・ボーンマス: £14.5  (約2,700円)

生活コスト全体としては、ボーンマスはロンドンよりも35.5%ほど抑えることができます。

生活費が安いということは、留学生にとって大きなメリットです。

 

治安が良い

 

ボーンマスはロンドンと比較すると比較的治安が良いと言われています。

NUMBEOが算出した犯罪度数によると、ボーンマスの犯罪指標は東京よりは高いものの、ロンドンよりは低く出ています。

東京:24.7

ロンドン:55.2

ボーンマス:44.6

 

自然が身近にある

 

ボーンマスには、有名なボーンマスビーチの他にも、ニューフォレストという国立公園があり、自然に触れることができます。

勉強の合間のリフレッシュとして、自然に触れることができます。

 

ボーンマス留学のデメリット

 

ボーンマスへ留学する場合に考えられるデメリットは以下の通りです。

 

夏は混み合い、冬は寂しく感じる

 

ボーンマスは、特に夏にビーチや語学学校の留学先としてとても混み合います。

普段は学校の近隣にホームステイ先を手配してくれる語学学校でも、夏は通常と比較して遠くのホームステイ先しか手配できない場合があります。

逆に冬は、ぐっと町に人が少なくなります。

夏と比較すると寂しいと感じる方もいるかもしれません。

留学先に求めるものや費用面を考慮して、夏に滞在するか冬に滞在するか選択をする必要があります。

 

娯楽が少ない

 

ボーンマスには、ビーチや森林など自然が多くありますが、パブやミュージカルの劇場、クラブなどのナイトライフやエンターテイメントなどはロンドンなどの都会に比べ限られています。

そのため、都会らしい生活を求める人には、向きません。

滞在中は、英語の学習の機会と割り切って、学習に集中することも大切です。

 

ボーンマス留学の費用目安

 

 

1週間の語学留学の場合

 

ボーンマスへの1週間のスタンダードな語学留学の場合、トータルで約26万円程度になります。

航空券(往復) 15万円
語学学校 授業料等 5万円
滞在費+食事 4万円
おこづかい 2万円
合計 約26万円

 

 

1ヶ月の語学留学の場合(4週間の場合)

 

ボーンマスへの1ヶ月の語学留学の場合、トータルでは約60万円程度となります。

航空券(往復) 15万円
語学学校 授業料等 20万円
滞在費+食事 16万円
おこづかい 8万円
合計 約59万円

 

一般的に語学学校は、長期間受講をすると1週間あたりの費用が安くなります。

また、夏と夏以外では費用が異なります。

夏はハイシーズンのため、費用は全体的に高くなります。

 

ボーンマス周辺の観光スポット

 

ボーンマスには、ビーチをはじめ様々な観光スポットがあります。

・ボーンマス海岸

ボーンマスの目玉は何といっても、10kmもある
美しい砂浜のビーチです。

特に夏にはイギリス国内やヨーロッパからビーチを目当てに多くの人で賑わいます。

ボーンマスのビーチの特徴は、砂浜のビーチです。

同じ南の海岸にある有名なブライトンのビーチは小石で敷き詰められたビーチのため、ブライトンのビーチを比較しても、砂浜の海外は過ごしやすいです。

ビーチにはピアがあり、ゲームセンターやミニ遊園地、バーなどがあります。

海風を感じながら散歩することができます。

・ラッセルコーツ美術館&博物館

ラッセルコーツ美術館&博物館は、海岸沿いに建つ洋館です。

当時の市長が妻と子に贈った建物で100年ほどの歴史があります。

市長が収集したラファエル前派などイギリスの絵画や、日本を訪れた時に購入した日本刀、兜などが展示されています。

・ボーンマス海洋水族館

世界中の海洋生物が集められたこじんまりとした水族館です。

・ニューフォレスト

ニューフォレストは、ボーンマス近郊にある国立公園で、広大な森林、草原、湿地が広がります。

歴史的に王室が、鹿狩りなどを行う狩猟地として利用されていました。

野生の馬、鹿、牛などが生息しています。

 

ボーンマスのおすすめ語学学校

 

ここでは、ボーンマスでおすすめの語学学校をご紹介します。

 

ビート・ランゲージセンター

 

夏になるとお花で覆われる可愛らしい建物のビート・ランゲージセンターは、1979年からイギリス人家族で経営している語学学校です。

アットホームでかつ質の高い授業、カンティーンでの食事、ホームステイ先の選定など、生徒に対するきめ細やかなサービスに定評があります。

1週間の費用は、£345(約65,000円)からです。

参考:Beet Language Centre

 

サウスボーン・スクール・オブ・イングリッシュ

 

サウスボーン・スクール・オブ・イングリッシュは、1966年に設立された家族経営の語学学校です。

閑静な住宅街にあり、落ち着いて英語の勉強をすることができます。

ホームステイ先が学校から徒歩圏内で用意されます。

ビーチからも徒歩10分と近いため、リゾートの雰囲気も楽しむことができます。

参考:Southbourne School of English

 

キングス

 

キングスは、ボーンマスが本部の語学学校で、イギリスに4校、アメリカに3校あります。

学校では、図書館やスポーツ、カフェテリアなどの施設が充実しています。

キングスでは、一般の英語の他、大学進学のためのコースなどに定評があります。

1週間の費用は、£300(約57,00円)からです。

参考:Kings Bournemouth

 

ETCインターナショナルカレッジ

 

ETCインターナショナルカレッジは、広い敷地と充実した施設がある語学学校です。

学校の敷地内に学生寮があり、集中して勉強をすることができます。

他の語学学校と比較して、授業が良心的なのが特徴です。

1週間の費用は、£230(約43,700円)からです。

参考:ETC International College

 

カプラン ボーンマス校

 

カプラン ボーンマス校は、ボーンマス中心街からバスで5分ほどの所にある規模の大きい語学学校です。

カプランは、イギリスのみならず世界中にキャンパスがあり、オンライン教材なども充実しています。

自習室に先生が常駐し、生徒の質問に対応できるなど、きめ細やかな学習サポートにも定評があります。

1週間の費用は、£280(約53,000円)からです。

参考:Kaplan Bournemouth

 

まとめ

 

本記事では、イギリスのボーンマスへの語学留学についてまとめました。

ボーンマスは、ビーチに近く、イギリスの中では過ごしやすいため、魅力的な留学先と言えます。

またボーンマスの語学学校は、家族経営のアットホームな語学学校やホームステイの機会があり、観光だけでは得られない、文化やイギリスの家庭の様子なども含めたイギリス体験をすることができます。

ぜひ、ボーンマスへの語学留学を検討してみてください。

 

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