米国カリフォルニア州サンフランシスコは、美しい景観と文化が融合した大都市として世界中の観光客に人気です。
ゴールデンゲートブリッジやアルカトラズ島、フィッシャーマンズワーフなど、世界的に有名な観光地が訪れる人々を魅了しています。
また、大学への進学や、語学学校への短期留学など、海外留学先としても人気の都市です。
この記事では、サンフランシスコを訪問する際に、現地で役立つ情報をまとめてご紹介します。
サンフランシスコ基本情報
海に囲まれた街サンフランシスコは、人口約81万人のアメリカ西海岸を代表する大都市です。
夏は涼しく冬は温暖で、年間を通して過ごしやすい気候です。
美しい自然と都会を兼ね備えた街として、また芸術、学問、ファッションにおける中心として、訪れたい都市ランキングでは常に上位に挙げられています。
観光客だけでなく、移民も世界中から集まっていて、多様な文化と人種が入り混じった魅力ある都市でもあります。
また、サンフランシスコ大学、サンフランシスコ州立大学、カリフォルニア大学サンフランシスコ校などの大学や、ECサンフランシスコ校をはじめとする英語学校も多く、語学留学先としても日本人に人気です。
気になる治安ですが、サンフランシスコに限らずアメリカの都市には治安の良い地区と悪い地区があります。
危険な地域もありますので、事前に場所を調べた上で近づかないように、日本とは違うという意識を持つようにしましょう。
サンフランシスコの略語・表記・スペル
サンフランシスコは、正式にはSan Franciscoと表記され、「S」と「F」が大文字になります。
元々はキリスト教フランシスコ会の修道士によって、創設者である聖フランシスコにちなんで名付けられました。
現地の人たちの間では略称が使われていて、SF もしくはS.F.というのが最も一般的ですが、一部にはカジュアルにFriscoと呼ぶ人もいます。
また、ベイエリアに住む人たちは、San Franciscoと言わず、愛情を込めてThe Cityと呼んだりもします。
サンフランシスコ英語の訛り
サンフランシスコで話される英語は、標準的なアメリカ英語に近く、ほとんど訛りはありません。
しかし、カリフォルニア特有の表現やスラングが使われることがあります。
こうした言い回しは語学学校ではあまり教えてくれませんが、知っておくと会話がスムーズになります。
ここではサンフランシスコ独自の表現を例文と共にご紹介します。
Hella
「とても」という意味で、veryやa lotのように、「かなり」「めっちゃ」「超」などを表す表現です。
That’s hella cool!、Today is hella hot!
のように使われます。
The Bay
サンフランシスコのベイエリア全体を指す言葉です。
地元の人たちは、短くThe Bayと呼ぶことがあります。
Fog City
霧の出ることが多いサンフランシスコ。
このことからついたニックネームで、サンフランシスコのことを表します。
Fogust
同じく霧が出ることの多いサンフランシスコでは、8月(August)に霧(fog)が多く、この2つを合わせた造語です。
Lit
パーティなどが盛り上がっていることを表します。
That birthday party was lit!
のように使います。
Finna
be going toと同じで、これから何かを行う時に使います。
メッセージやチャットでよく使われ、I'm finna come overのように使います。
サンフランシスコ旅行で役立つ英語
ここではサンフランシスコを訪れる際に役立つ英語のフレーズを、シチュエーション別に紹介します。
公共交通機関
Where can I buy a Clipper card?
クリッパーカード(交通ICカード)はどこで買えますか?
How do I get to Chinatown by bus?
バスでチャイナタウンへ行くにはどうすればいいですか?
タクシー・ライドシェア
Can you take me to the Golden Gate Bridge?
ゴールデンゲートブリッジまでお願いします。
I’ll share this ride with friends.
友達と相乗りします。
レストラン・カフェ
Do you have a menu in Japanese?
日本語のメニューはありますか?
What’s your most popular dish?
一番人気の料理は何ですか?
I’ll pay by card.
カードで支払います。
観光・ショッピング
Do you have this in a smaller size?
これの小さいサイズはありますか?
Is this the right way to Chinatown?
チャイナタウンへ行くにはこの道で合っていますか?
Do you accept credit cards?
クレジットカードは使えますか?
サンフランシスコの観光スポット
サンフランシスコには数多くの観光スポットがあります。
ここでは特に人気のある観光地をご紹介します。
ゴールデンゲートブリッジ(Golden Gate Bridge)
サンフランシスコの象徴とも言えるゴールデンゲートブリッジは、鮮やかなオレンジ色をしています。
晴れの日には徒歩や自転車で渡って、
真っ青な空と海を楽しむことができます。
数々の映画の舞台にもなっていることでも有名です。
また、ゴールデンゲートブリッジ周辺には、美しい公園や展望台が点在しています。
特にゴールデンゲートパークは、その広大な敷地と豊かな緑が魅力で、散歩やジョギングを楽しんでいる人がたくさんいます。
フィッシャーマンズワーフ(Fisherman’s Wharf)
ウォーターフロント北部に位置するフィッシャーマンズワーフは、19世紀後半に起こったゴールドラッシュでサンフランシスコが発展したのを機に栄えた港で、かつては魚介類を水揚げする波止場でした。
周辺には新鮮なシーフードを味わえるレストランが軒を連ねています。
サンフランシスコでは、カニ肉入りのクラムチャウダーが名物なので是非味わってみてください。
アルカトラズ島(Alcatraz Island)
サンフランシスコ湾に浮かぶアルカトラズ島は、かつて連邦刑務所があった島です。
「監獄島」という異名を持ち、島を囲む厳しい自然環境とその監視体制から、絶対に逃げ出すことのできない刑務所として知られていました。
かの有名なマフィアのボス「アル・カポネ」も収容されていました。
現在は老朽化によって閉鎖されていますが、施設はそのまま保存されています。
現在は個人での立ち入りは禁止されていて、フェリーで行くツアーでのみアクセスすることが可能です。
ユニオンスクエア(Union Square)
サンフランシスコ市内の中心部に位置するユニオンスクエアは、公共交通機関の発着地点になっている、サンフランシスコ観光の起点となる場所です。
高級ブランドやデパート、カジュアルなショップまで、さまざまな店が立ち並んでいます。
ユニオンスクエアの周辺には美味しいレストランやカフェも多く、サンフランシスコの新鮮な食材を使った料理を心ゆくまで堪能出来ます。
地元のアーティストによるパフォーマンスや音楽演奏、アートイベントなども頻繁に開催されていて、夜には広場がライトアップされて華やかな雰囲気に包まれます。
ロンバードストリート(Lombard Street)
ロンバードストリートは、
世界一曲がりくねった坂道として、ガイドブックでも必ず紹介される定番の観光スポットです。
400mの坂道に8つの急カーブがあり、27度の急勾配の狭い道路を車や徒歩で頂上を目指します。
通り沿いには花壇が配置されていて、美しい花が咲き乱れています。
頂上からは、サンフランシスコの美しい風景を一望できます。
フィッシャーマンズワーフから徒歩でアクセスできるので、多くの観光客が訪れています。
チャイナタウン(Chinatown)
サンフランシスコのチャイナタウンは、170年以上歴史のある全米最大規模の中華街です。
本格的な中華料理を提供しているお店はもちろん、アジア系食材の店が軒を連ねていて、観光客だけでなく、サンフランシスコに住むアジア人も食材を買いに訪れて、夕方から夜にかけては食を求めて毎日多くの人たちの活気で賑わいます。
ツインピークス(Twin Peaks)
ツインピークスは、その名の通り双子のように並ぶ丘です。
サンフランシスコの中央部に位置しているので、標高約280mの丘からは、サンフランシスコ市内が一望できます。
特にダウンタウンや高層ビル群、サンフランシスコ湾を臨む夜景が有名で、日の出から深夜まで観光客が絶えません。
また、自然保護区にもなっているので、絶滅危惧種のさまざまな動植物が生息していることでも知られています。
市内の中心部から路面電車やバスで20~30分ほどでアクセスできます。
まとめ
サンフランシスコは、美しい景観と多様な文化が融合した人気の都市として、世界中から観光客が訪れています。
また、語学学校も豊富にあるので、サンフランシスコで英語力を上げようと、アメリカ留学を検討する人たちもたくさんいます。
さまざまなコースや授業がありますので、自分に適した学校を探してみてください。
サンフランシスコへの観光や留学を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

◇経歴
英語圏での生活、業務歴10年以上
◇資格
TOEIC900点代後半
◇留学経験
ニュージャージーへ1年間
◇海外渡航経験
シンガポールで2年、台湾で3年、タイで2年仕事してました。
◇自己紹介
英語ができれば世界が広がります!
海外生活経験を活かして、楽しい部分だけではなく、リアルな生活をお届けします!