オペア留学にエージェントは必要?エージェント選びで気を付けたいポイントをご紹介!

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ネイティブキャンプのコラムをご覧の皆さん、こんにちは!今回もネイティブキャンプのこのコラムでは、これから先海外への留学を目指している方にうってつけの情報をお届けしていきます。

一口に「海外留学」と言っても、様々な種類があるのをご存知でしょうか?例えば、海外留学と聞いて多くの方が思い浮かべるのは大学や専門学校の学生のうちにその学校が提携している海外の学校に滞在する「交換留学制度」「協定留学制度」や、自分でエージェントを探して個人で海外の語学学校や海外の大学などに正規で通う「語学留学」「正規留学」がありますよね。

さらに、行き先によって渡航できる年齢が異なる「ワーキングホリデー」という留学制度が特に人気となっていて、日本からは大学生や専門学生、社会人の方が一時的に海外に滞在して現地で語学学校に通ったり観光をしたり、働いたりして過ごすことができます。

このように海外留学とは、学業に専念するための留学と、現地で仕事をすることを目的とした留学の二つに分けて考えることもできるのです。今回のコラムでは後者の「現地で仕事をすることを目的とした留学」の中から、「オペア留学」という種類の留学方法を詳しく解説していきます。

まずは「オペア留学」とは一体どのような留学制度なのか、概要を解説します。その後、オペア留学をする際に注意するべき点、必要な費用、オペア留学プログラムの流れについて説明します。最後に、オペアプログラムに実際に申し込みをしてみたいという方に向けて、留学エージェントが必要かどうか、利用する場合はその選び方について解説していきます。

オペア留学とは?

早速ですが、日本にいるとあまり聞き慣れない「オペア留学」とは一体どんな留学制度なのでしょうか?オペア留学とはズバリ、「現地の家庭にホームステイをしながらその家庭のお子さんの子供の面倒や家事手伝いをしてお給料をもらう」という留学方法です。また、仕事の一方で、語学学校や自分の学びたい専門分野の学校に通う人も多いです。

実は、オーストラリアやニュージーランドをはじめとしたオセアニアの国々やドイツ、アメリカ、カナダなどでは多くの日本人がオペア留学を行っているんですよ。

要は、海外の一般のおうちに住み込みで働きながらお給料をもらい、生活も一緒にさせてもらえるという「働く」と「暮らす」のハイブリッド型留学ということです!

参考資料:
オペア留学- オペアとは?どの国でできるの?費用は? | 留学・海外留学はEF
https://www.efjapan.co.jp/senmon-ryugaku/au-pair/

オペア留学のおすすめと気をつけたい点

まずは、オペア留学に興味がある方に、オペア留学のおすすめな点をご紹介します!

留学費用が安くすむ

語学留学や交換留学、正規留学と比べて、オペア留学は「ワーキングホリデービザ」という現地で就労をすることができるビザを取得していくため、現地でお給料を稼ぎながら生活をすること前提の留学になります。出発までの初期費用はかかりますが、現地で働き始めれば1年間滞在すると貯金ができるほど貯められることも(現地でどのくらい節約して生活したかによります)。

また、オペア留学の最大の特徴は家事とお子さんの世話をする代わりに一日の食事、滞在場所、光熱費、通信費などを負担してくれるため、カフェやレストランで働くといった方法よりも費用が少なく済みます。

現地のリアルな生活を体験できる

また、現地の家族と一緒に一つの屋根の下で生活をすることはオペア留学ならではの体験でしょう。語学留学や交換留学、正規留学ですと学校の寮などにルームメイトと住むことが多いですが、ホームステイができるのはその国の本当の文化や生活様式を肌で感じる大変素晴らしい機会となるでしょう。

子供に関連する仕事の経験を海外で積むことができる

留学前に日本で教育関係や子供のお世話に関する職業についていた方はもちろんその知識や技術を活かせますが、オペア留学ではじめて小さい子供のお世話をした方が日本に帰国した後に保育士や幼稚園の教諭、小学校の先生や学童の先生などの教育関連の仕事に転職したという話もよくあります。ましてや海外で外国語を使ってその業務を行なってきたとなると、これからますますグローバル化していく日本の教育現場で引っ張りだことなるでしょう。

オペア留学は、わざわざ職場に出かけなくても、自分が滞在させてもらっているおうちのお子さんたちのお世話や家事全般をしてお給料がもらえる、とても好条件のお仕事ですよね。しかも、子供のお世話や家事をする時間はもともと雇い主側で一日の労働時間が設定されていて、それ以外の時間は自由に使うことができます。ただし、オペア留学をするためには下記の条件を満たす必要があります。

1.高卒以上
2.参加時に18歳〜26歳である
3.200時間以上の保育経験があること(アメリカの場合は300時間)
4.家事や子供達とのコミュニケーションができる英語力
5.犯罪歴がないこと

基本的には上記の条件が揃っていればオペアプログラムに応募することができますが、必要条件は国によって異なります。自分が渡航したい国のオペアプログラムの詳細情報は事前に下調べしておきましょう。特に、「3. 200時間以上の保育経験があること」の条件は渡航直前に満たしていないことがわかってしまうと留学計画が変わってしまいますので注意が必要です。

参考資料:
オペア留学- オペアとは?どの国でできるの?費用は? | 留学・海外留学はEF
https://www.efjapan.co.jp/senmon-ryugaku/au-pair/
オペア留学メリット・デメリットとおすすめ国、エージェント4選
https://ceburyugaku.jp/163910/

オペア留学の費用と予算

ここで、オペア留学に具体的にどのくらいの費用がかかるのか解説していきましょう。ここでは、オペア留学の滞在先として人気のあるカナダでオペア留学をするとなった場合の予算を表してみました。

1ヶ月:10〜30万円
3ヶ月:10〜60万円
6ヶ月:10〜90万円
1年間:10〜160万円

こちらは日本からの往復の航空券と学費も込みの値段となっています。オペア留学では学費、滞在費、食費が必要ないため現地での出費が大きくかからないのです。そして、お給料として週に1.2〜2万円ほど支給されるので予算が少なくても問題はないでしょう。

語学学校に通いながらオペア留学を行う場合は学費や授業料を支払う必要があるので、それを念頭に入れた予算設定をしておきましょう。

参考資料:
カナダでオーペア留学(デミペア、ナニー)する方法とは?費用やビザ、おすすめのプログラムまで紹介 | 留学くらべーる
https://ryugaku.kuraveil.jp/countries/canada/purposes/au-pair

オペア留学プログラムの流れ

ここからは、オペア留学プログラムに応募するところから渡航準備までの流れについて解説していきます。実際にオペア留学を検討している方は具体的なイメージを思い浮かべながら読んでみてください。

基本的な参加条件・資格

先ほど冒頭でもお伝えした通り、各国で定められた基本的な参加ルールというものが存在しています。冒頭で説明したものに加え、下記のような条件が加わることもあります。

1.ベビーシッターなどの用事を世話した経験があり、家事も一通り経験済みであること
2.心身ともに健康であること
3.およそ10〜12ヶ月の滞在が可能であること
4.運転免許があればなおよし

オペアプログラムに応募

専門留学エージェントなどを利用してオペアプログラムの内容を確認後、必要条件を満たしていれば申し込みをすることができます。留学エージェントに登録後、参加規定に同意の上、申込金とプログラム費用の一部を支払います。

書類の提出

その後、必要な提出書類を提出してもらいます。書類の中には通常、推薦状(ベビーシッターやチャイルドケアに関するもの)、ホストファミリー宛の手紙、写真、健康診断書が含まれます。

電話インタビュー実施

見事書類審査を通過された方は、電話インタビューを行います。インタビューでは、オペア留学の目的、十分な意欲があるかどうか、チャイルドケアの経験があるかどうかをインタビューされます。

ホストファミリー選出と最終確認

できるだけ希望内容に沿ったホストファミリーの選出が始まります。受け入れ先のファミリーが見つかり次第、そのファミリーのプロフィールや契約内容の詳細が送付されます。受け入れ先ファミリーの内容、条件を確認した上で問題がなければ、ホストファミリー決定となります。

渡航までの準備

渡航日までに、ホストファミリーへのメールでの挨拶や旅行グッズの買い物、ビザの申請や海外旅行保険加入、航空券の購入などを計画的に進めましょう。また、日本を約1年離れる場合は日本の役所関係の手続き(住民税など)も忘れずに済ませましょう。

参考資料:
Au Pair /オペア出発までの流れ - World Au Pair in Japan
https://www.worldaupairinjapan.net/?page_id=84

オペア留学にエージェントは必要?

オペア留学をする場合、留学エージェントに登録をすることがほとんどです。そうすることで、複雑なビザ申請手続きや実際にお世話になるファミリーとの面接の準備なども手伝ってもらえます。

主要なエージェントとしては以下の四つです。多くのオペア経験者の方が、これら4つの中からエージェント登録をしています。

1.イントラックス
2.AIJ (Aupair International Japan)
3.AJC (Au Pair Japanese Connection)
4.World Unite Japan

オペアエージェントの選び方

イントラックス

イントラックスは日本で最大級のオペア留学を扱うサイトです。アメリカの Aupair careという会社と提携していて、このAupair careはアメリカ国内でも最大規模のオペア留学エージェントです。

そのため、このサイトにファミリーとして登録をしてくれている家族がたくさんいます。万が一マッチングがうまくいかなくても、次の候補をすぐに探すことができるのがメリットです。利用のためにかかる費用は約30万円ほど。

AIJ

AIJは、留学費用が一番安くすむエージェントです。イントラックスが30万円だったのに対しこちらは半額の約15万円。留学費用をかけたくない学生さんの多くはこのAIJを選ぶことが多いようです。

また、他のエージェントでは基本的に一度に受け取れるオファーは2件までと決まっていますが、AIJではオファーの制限がありません。また、一度もらったオファーは消えるまで待つしかないのですが、AIJでは自分から削除をすることができます。

AJC

こちらのエージェントに登録するためには、渡航する前に500時間の保育経験が必要です。しかし、メリットも。アメリカでオペアを探していたけれどマッチングが成功せず困っているときには他の国のオペアマッチングのサポートも行っています。

アメリカのオペアは年齢制限に引っかかってしまい行けなくなってしまった場合でも、他の国ではセーフなこともありますので、ぜひ検討してみてください。

World Unite Japan

最後にご紹介するのが World Unite Japanです。こちらは、2019年に日本人のオペア留学希望者に向けて創設された比較的新しいエージェントです。

World Unite Japanは日本で唯一、アメリカ史上初の米国政府公認のオペアプログラムをスタートしたAu Pair In Americaと提携をしています。

土日、祝日の対応も可能で、渡航前のサポートがとても充実しているため、初めての海外留学がオペアでも安心して渡航できます。

また、AIJと同じく、オファーの制限がありませんのでさまざまなファミリーからのオファーを受け付けることが可能です。

参考資料:
【オペアエージェント徹底比較!】元オペアのおすすめエージェント4選 | オペア備忘録とアメリカンライフ
https://tororo-americanlife.com/comparingaupairagents/#index_id0

まとめ

このコラムではここまで、「オペア留学」という留学制度について詳しく解説してきました。いかがでしたでしょうか? オペア留学という名前を初めて聞いた方も、そのコストパフォーマンスの良さや現地のリアルな生活を体験できることから魅力的に思えてきたのではありませんか?

このコラムを読んで、語学留学や交換留学で外国語や専門分野を学ぶことだけが留学ではないということを知っていただけたら、幸いです。また、実際にオペア留学に挑戦してみたい!という方はぜひ、今回のコラムに記載してある情報を参考に下調べ、渡航準備を進めてみてくださいね。

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