モントリオール観光スポット13選!モデルコースも解説

モントリオール、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

モントリオールは、カナダ東部ケベック州に位置し、フランス文化と英語文化が融合した独特の魅力を持つ都市です。街を歩けば、歴史的建造物とモダンな高層ビルが織りなす美しい景観に出会えることから、モントリオールはツアーにも人気の観光地です。

本記事では、モントリオール観光に役立つ基本情報、おすすめスポット、旅行のベストシーズンを体験談を踏まえてご紹介します。

カナダ・モントリオールとは?言語・治安も解説

モントリオールはカナダ第二の都市で、約6割の住民がフランス語を第一言語としています。旧市街の石畳やヨーロッパ風の美しい街並みが広がり、「北米のパリ」とも呼ばれ多くの人々を惹きつけています。

モントリオールは、アートとグルメの街としても有名です。世界屈指の規模を誇るモントリオール美術館をはじめ、数多くの美術館やギャラリーがあり、地下鉄アートのような芸術にも触れることができます。おしゃれなカフェやレストランも多く、地元の食材を使った美味しい料理を楽しむことができます。

また、北米の大都市の中では比較的治安が良く、安心して街歩きを楽しめるのも旅行者にとって嬉しいポイントです。とはいえ、観光客が集まるエリアでのスリや置き引き、夜間の人通りの少ない路地などには注意が必要です。基本的な防犯意識を持ちつつ、モントリオールの美しい街を満喫してください。

モントリオールとトロント・ケベックシティとの違いは?

カナダには、トロントやケベックシティといった人気の観光都市もあります。旅の目的に合わせて選べるよう、3都市の比較表を作成しました。

モントリオール ケベックシティ トロント
街の雰囲気 欧州の優雅さと北米の活気 中世ヨーロッパそのものの景観 高層ビルが並ぶ大都会
主な言語 フランス語(英語も通じる) フランス語(観光地は英語OK) 英語
観光日数目安 2〜3日 1〜2日 2〜3日
こんな人におすすめ グルメ、街歩き、アートが好き 歴史やロマンチックな雰囲気が好き ナイアガラの滝やショッピングが目的

カナダ東部を訪れるなら、モントリオールを拠点にケベックシティへ足を伸ばすプランがおすすめです。2つの都市は、VIA鉄道を利用すれば約3時間でアクセスが可能です。モントリオールで都会のアートと美食を楽しみ、ケベックシティで中世の歴史に浸るとカナダの多様な魅力を一度の旅行で満喫できます。

モントリオールのおすすめ観光地名所10選

ここでは、モントリオールを訪れた際に、ぜひ訪れてほしい主要な観光名所を10カ所ご紹介します。

1.ノートルダム大聖堂

息を呑むほどの壮麗な空間。モントリオール旧市街にそびえ立つノートルダム大聖堂は、1829年に建築されたネオゴシック様式の壮麗なバシリカ聖堂です。青いライトに照らされた黄金の祭壇、濃い青色と金色の星で彩られた天井、赤、紫、銀色の装飾が施された柱など、内部装飾の美しさは言葉では言い表せないほどです。

<見どころ>

7,000本のパイプで構成された巨大なパイプオルガン。最大のパイプは約10mもの長さを誇ります。1929年の100周年記念に取り付けられた美しいステンドグラス。ケベック州のアーティストによって、モントリオールの街の成り立ちが描かれています。ダルム広場を見下ろす2本の鐘楼。夜間には「オーラAURA」というデジタルアートショーが開催され、光と音楽の幻想的な世界を体験できます。

<アクセス>

地下鉄Place-d'Armes(プレイス=ダルム)駅から徒歩約5分、ジャックカルティエ広場から徒歩約7分。

2.旧市街(オールド・モントリオール)

ヨーロッパの面影を残す歴史地区。ダウンタウンの東、セントローレンス川沿いに広がる旧市街は、石畳の道や古い建物が並び、ヨーロッパの街並みを彷彿とさせる人気のエリアです。

<見どころ>

市街の代表的な建物・ノートルダム大聖堂をはじめ、サンタマーブル小路、教会、博物館、歴史的な広場など。

・ダルム広場
モントリオール発祥の地。観光馬車の発着所にもなっています。

・ジャック・カルティエ広場
レストラン、土産店、ギャラリーなどが並ぶ賑やかな広場。

・モントリオール旧港
モントリオールっ子に人気のスポット。シャトー・ラムゼイ博物館やノートルダム・ド・ボンスクール教会などがあります。

<アクセス>

地下鉄Place-d'Armes(プレイス=ダルム)駅下車すぐ。

3.モン・ロワイヤル公園

街を一望する絶景スポット。モントリオール島の中央に位置するモン・ロワイヤルは、街を一望できる絶景スポット。標高およそ233mの丘一帯が公園として整備されており、設計を手掛けたのはニューヨークのセントラルパークを設計した造園家フレデリック・ロー・オルムステッドです。

<見どころ>

・コンディアロンク・ベルベデーレ
ダウンタウンの全景からセントローレンス川まで見渡せる展望台。夕暮れ時は特にロマンチックです。

・シャレー・ド・モンターニュ
展望台の裏手にある石造りの建物。ギフトショップやレストランなどがあります。

・鉄の十字架
丘の頂上に立つ高さ約33mの十字架。夜にはライトアップされます。

・ビーバー湖
四つ葉のクローバーのような形をした人工湖。ボートに乗ったり、冬にはアイススケートを楽しんだりできます。

<アクセス>

地下鉄オレンジラインMont Royal(モン・ロワイヤル)駅から市バス11番、または地下鉄グリーンラインのPeel(ピール)駅から徒歩約30分。

4.モントリオール美術館

多彩なコレクションを誇る美術館。モントリオール美術館は、1860年に設立されたカナダ最古の美術館です。絵画、彫刻、版画、写真、装飾美術など、4万3000点以上のコレクションを所蔵しており、5つのパビリオンに分かれて展示されています。

<5つのパビリオン>

①ミハルとレナータ・ホルンシュタイン・パビリオン(旧館)
宮殿のような外観が特徴。

②リリアンとデビッド・M・スチュワート・パビリオン
ルネサンスから1930年代の装飾芸術とデザインを展示。

③ジャン・ノエル・デスマレ・パビリオン(新館)
美術館のメインエントランス。企画展などが開催されます。

④クレアとマルクブルジェ・パビリオン
ケベックとカナダの芸術作品を展示。ティファニーのステンドグラスは必見。

⑤ミハルとレナータ・ホルンシュタイン・ピース・パビリオン
世界の考古学と文化のコレクションを展示。

<アクセス>

地下鉄Peel(ピール)駅から徒歩約7分。

5.聖ジョゼフ礼拝堂

奇跡の力に触れる巡礼地。モン・ロワイヤルの斜面に建つ聖ジョゼフ礼拝堂は、アンドレ修道士によって建てられたカトリックの礼拝堂です。病気やけがで苦しむ人々を救った奇跡の人として知られるアンドレ修道士を称え、年間200万人以上が訪れる巡礼地となっています。

<見どころ>

巨大なドームと白壁が印象的な外観、奉納礼拝堂に吊るされた杖や松葉杖、アンドレ修道士の心臓が保存されている展示フロア。

<アクセス>

地下鉄Côte-des-Neiges(コート=デ=ネージュ)駅から徒歩約10分。

6.モントリオール旧港

セントローレンス川沿いに広がるモントリオール旧港は、ウォーターフロントのエンターテイメントスポット。かつては重要な港湾でしたが、現在は大観覧車、モントリオール・サイエンスセンター、ジップラインなどのエンターテイメント施設が集まる人気のスポットとなっています。

<見どころ>

・ラ・グラン・ルー・ド・モレアル
カナダで最も高い大観覧車。旧市街の景色を一望できます。

・セントローレンス川のクルーズ
夕日を眺めながらのディナークルーズが人気です。

<アクセス>

地下鉄オレンジラインChamp-de-Mars(シャン・ド・マルス)駅から徒歩約13分、旧市街から徒歩約10分。

7.モントリオール植物園

自然を満喫する広大な庭園。モントリオール植物園は、10の温室と20以上のテーマ別庭園で構成された北米最大級の植物園です。バラ園、ファースト・ネーションズ・ガーデン、日本庭園など、様々なテーマの庭園を楽しむことができます。

<アクセス>

地下鉄Pie-IX(ピエヌフ)駅から徒歩約10分。

8.プラトー・モン・ロワイヤル

若者に人気のトレンドエリア。ダウンタウンの北西に位置するプラトー・モン・ロワイヤルは、おしゃれなカフェ、レストラン、ナイトスポット、雑貨店などが集まる若者に人気のエリアです。モントリオールの下町情緒を感じながら散策を楽しめます。

<アクセス>

地下鉄Mont Royal(モン・ロワイヤル)駅下車すぐ。

9.世界の女王マリア大聖堂

世界の女王マリア大聖堂は、ダウンタウン中心部に建つ壮大なカトリック教会です。ローマのサン・ピエトロ大聖堂を模して建てられたカトリック教会です。ファサード上部の13人の像や、金箔の天蓋などが見どころです。

<アクセス>

地下鉄Bonaventure(ボナヴァンチュール)駅から徒歩約5分。

10.マギル大学

名門大学のキャンパスを散策。モン・ロワイヤルの麓にあるマギル大学は、カナダ有数の名門大学です。レッドパス博物館やキャンパス内のカフェなど、一般にも開放されたエリアが多く散策に適しています。

<アクセス>

地下鉄McGill(マギル)駅から徒歩約3分。

モントリオール観光の穴場スポット3選

以下では、ガイドブックでは小さく扱われがちですが現地在住者も推奨する穴場スポットを3つ厳選しました。

マイルエンド

マイルエンドは、若者文化とアートが交差するモントリオールで最もクリエイティブなエリアです。おしゃれなプラトー地区のさらに北に位置し、観光客よりも地元のアーティストや学生が多く暮らしています。

マイルエンドにおける最大の特徴は、本場のモントリオール・ベーグルの焼きたてを味わえる点です。24時間営業の老舗「St-Viateur Bagel」「Fairmount Bagel」が徒歩圏内にあり、どちらも薪釜で焼き上げていてモチモチの食感は絶品です。また、路地裏には巨大な壁画アートが点在しており、カメラ片手に散策するだけでSNS映えする写真が撮れる点も魅力となります。

<アクセス>

地下鉄Rosemont駅から徒歩約15分、またはバス利用。

クルー・コレクティブ&カフェ

クルー・コレクティブ&カフェは、1920年代に建設されたカナダ王立銀行の本店ビルをリノベーションしたカフェです。一歩足を踏み入れると、大聖堂のような高い天井と黄金の装飾に圧倒されます。

かつて銀行の窓口だったカウンターでコーヒーを注文し、重厚な空間で優雅なひとときを過ごせる点が特徴です。また、コワーキングスペースを兼ねていて高速Wi-Fiと電源が完備されており、観光の合間に写真の整理や調べ物をするのに最適です。

<アクセス>

地下鉄Square-Victoria-OACI駅から徒歩約5分。

ジャン・ドラポー公園とバイオスフィア

ジャン・ドラポー公園は、セントローレンス川に浮かぶサン・テレーヌ島にある広大な公園です。最大の見どころは、モントリオール万博の際に建設された巨大な球体建築「バイオスフィア」です。環境をテーマにした珍しい博物館のひとつで、近未来的なフォルムは遠くからでも目を引きます。

著名な建築家バックミンスター・フラーが設計した幾何学的なドームであるバイオスフィアは、内部に入ると巨大さに驚かされます。また、公園からはセントローレンス川越しにモントリオールのダウンタウンを一望でき、特に夕暮れ時のスカイラインは必見です。

<アクセス>

地下鉄イエローラインJean-Drapeau駅から徒歩すぐ。

モントリオール観光は何日必要?日数とモデルコースを解説

モントリオール市内の主要スポットを効率よく巡るには2〜3日程度がおすすめです。1日ですべてを見るのは難しいため、滞在日数に応じたモデルコースを考えると充実した観光ができます。

以下はモデルコースの例です。訪れたい日数に合わせて参考にしてみてください。

・1日観光モデルコース
旧市街(ノートルダム大聖堂・旧港)を中心に散策し、午後はモン・ロワイヤル公園の展望台へ。夕方はプラトー・モン・ロワイヤルでカフェや食事を楽しむ流れが人気です。

・2日観光モデルコース
1日目に旧市街とモン・ロワイヤルを回り、2日目はモントリオール美術館や植物園を訪問。夜はダウンタウンでショッピングや食事を楽しめます。

・3日観光モデルコース
2日間の定番コースに加え、マギル大学や聖ジョゼフ礼拝堂を見学。時間があれば郊外のケベック・シティまで足を伸ばすのもおすすめです。短期間でも「モントリオール観光モデルコース」を組んでおけば、効率的に観光地とグルメを楽しめます。

モントリオール旅行のベストシーズン

モントリオールは四季の変化がはっきりしており、旅行の時期によって楽しみ方が大きく変わります。ここでは、ベストシーズンや時期ごとの観光のポイントをご紹介します。

ベストシーズンは「6月」と「9月」

モントリオール旅行に特におすすめの時期は6月と9月です。

・6月:快適で過ごしやすい季節
日中は半袖で過ごせるほど暖かく、湿気が少なくカラッとした気候で非常に過ごしやすいです。夏のハイシーズンほどイベントは多くありませんが、落ち着いて街歩きや観光を楽しめます。航空券が比較的安くなる傾向があります。

・9月:紅葉と残暑を楽しめる時期
残暑が残るものの、7月・8月に比べると過ごしやすい気温です。9月上旬までは夏のイベントの余韻を楽しむことができます。9月下旬からは紅葉が始まり、美しい景色を楽しめる可能性もあります。航空券が比較的安く入手できます。

夏に観光する際のポイント

日本のお盆(8月中旬)カナダの夏休み(6月末〜9月中旬)は航空券や宿泊費が高騰しやすく、観光地も混雑します。6月末〜7月初旬、または8月末〜9月上旬に旅行すれば、費用も混雑も比較的落ち着いています。

冬の観光もおすすめ

モントリオールの11月は、他の季節とは一味違った観光の魅力に溢れています。

冬ならではのアクティビティやイベントが目白押しで、街全体が独特の雰囲気に包まれます。サンタパレード、ルミノセラピー、光の祭典など、冬ならではのイベントを楽しめ、幻想的な冬の街並みを堪能できます。

12月のモントリオールは気温は下がりますが、観光客が増える特別な時期。冬ならではの体験クリスマスシーズンの特別な雰囲気やイルミネーションを楽しめます。寒さは厳しいものの、冬にしか味わえない魅力があります。

日本からモントリオールへの行き方3選

日本からモントリオールへは、直行便・経由便・カナダ国内経由の3つの方法があります。渡航スタイルや予算に応じて選びましょう。

1.直行便で行く:快適でスピーディーな空の旅

成田発のエアカナダ便を利用すれば、約12時間半でモントリオールに到着します。最も早く快適にアクセスできますが、直行便の数は限られているため、早めの予約をおすすめします。料金は往復で25万円前後が相場ですが、時期によって変動します。

2.経由便で行く:多様なルートと航空会社の選択肢

直行便が満席の場合や、より安い航空券を探している場合は、経由便を利用するのも良いでしょう。多くの航空会社が1〜2箇所を経由してモントリオール行きの便を運航しており、経由地によって所要時間は17〜25時間程度の幅があります。

経由便を利用する場合は、乗り継ぎ時間や経由地の過ごし方なども考慮して、旅の計画を立てることをおすすめします。長時間のフライトになるため、機内で快適に過ごせるよう、持ち物や服装などを工夫しておくと良いですね。

3.カナダ国内都市を経由するルート:トロント、バンクーバー、ケベックシティからのアクセス

カナダ国内の他の都市を経由し、モントリオールへ向かう方法もあります。

・トロント経由:
トロント・ピアソン国際空港からモントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港までは、飛行機で約1時間15分、車で約5時間半です。トロントで数日滞在してからモントリオールへ向かうプランもおすすめです。

・バンクーバー経由:
バンクーバー国際空港からモントリオールまでは、飛行機で約5時間弱です。車での移動は2日以上かかるため、時間と費用の面から飛行機での移動が現実的でしょう。

・ケベック・シティ経由:
ケベック・ジャン・ルサージ国際空港を利用する場合や、ケベック・シティ観光後に移動するルートです。モントリオールまではVIA鉄道や長距離バスで約3時間とアクセスが良く、車でも同じ時間で移動できます。

モントリオール市内の交通手段

モントリオール市内では、地下鉄・バスを中心に多様な交通手段を利用できます。観光に便利な方法をまとめました。

公共交通機関(バス・地下鉄)

モントリオールの公共交通はSTM(Société de transport de Montréal)社が運営し、共通ICカード「OPUSカード」で乗車可能です。

・OPUSカード:事前チャージ式で、駅の券売機などで購入できます。
・便利なアプリ:「Googleマップ」「Transit」「Chrono」などで経路検索が可能です。

【バス】

市内の移動に便利な路線バスのほか、急行バス・深夜バスも運行。特に空港と市内を結ぶ「747番バス」は観光客に欠かせない急行バスです。

・一般料金:3.75CAD(約407円)
・子ども・シニア料金:2.75CAD(約299円)
・1日券:11CAD、1週間券:31CADなど

【地下鉄(メトロ)】

市内の主要観光地を結ぶ交通手段で、バスと同じ料金体系です。

駅は古い建物が多いですが、エスカレーターが充実しており、出口に接続するバス停の路線案内もあるため、初めて利用する方でも分かりやすいです。路線数は限られているため、乗り間違いも少ないでしょう。

長距離鉄道:VIA鉄道とアムトラック

モントリオールからは、VIA鉄道アムトラックという2つの長距離鉄道を利用できます。

長距離列車を利用する場合は、まずウェブサイトやアプリ、駅窓口でチケットを購入します。その後、モントリオール中央駅(Central Station/Gare Centrale)に向かい、駅構内で待機。出発時間になったら係員の案内に従って乗車します。

【VIA鉄道】

カナダ国内の主要都市(トロント、バンクーバーなど)への移動に利用できます。料金は利用区間によって異なります。詳細はVIA鉄道のウェブサイトでご確認ください。

【アムトラック】

カナダの主要都市だけでなく、ニューヨークやシカゴなどのアメリカの都市へもアクセスできます。

その他の交通手段

・タクシー
公共交通機関で行きにくい場所への移動に便利です。チップ(支払い金額の15%程度が目安)が必要になります。

・配車アプリ(Uberなど)
タクシーより安く移動できる場合もあります。料金を比較して利用を検討しましょう。

・自転車(サイクルシェアリング)
市内に多くのポートがあり、手軽に利用できます。交通費を抑えたい方におすすめです。料金は変更される可能性があります。最新の情報はSTMの公式ウェブサイトなどでご確認ください。

モントリオール観光のショッピングスポット

観光の合間にショッピングを楽しみたい方におすすめのスポットを紹介します。

1.モントリオール地下街(RÉSO):世界最大級の地下都市

モントリオール地下街(RÉSO)は、総延長30km以上にわたる世界最大級の地下街です。地元の人々の生活に欠かせない存在であると同時に、観光客にとっても魅力的なスポット。総延長30km以上にも及ぶ広大な地下通路は、地上のビル群と地下鉄駅を結び、天候に左右されることなく快適に移動やショッピングができます。

ファッション、雑貨、レストラン、映画館などが集まり、一日中楽しめるエリアです。

<アクセス>

地下鉄各駅と直結しており、特に中心部の駅(例:Place-des-Arts(プレイス=デ=アーツ)駅、McGill(マギル)駅)周辺は地下街へのアクセスが便利です。

2.ジャン・タロン・マーケット:地元の食文化を体験

ジャン・タロン・マーケットは、モントリオール市民の台所として親しまれている活気あふれる市場です。新鮮な食材や地元の特産品を求める人々で賑わい、モントリオールの食文化を肌で感じられる場所です。

新鮮な果物、野菜、チーズ、パン、肉製品など、地元の食材が豊富に揃っていて、季節によっては、地元の農家が直接出店し、採れたての新鮮な農産物を販売しています。食材だけでなく、屋台やカフェで軽食を楽しめるのも魅力です。

<アクセス>

地下鉄Jean-Talon(ジャン=タロン)駅から徒歩すぐ。

3.ボンスクールマーケット:ユニークなお土産探しに最適

ボンスクールマーケットは、旧市街の歴史的な建物を利用したマーケットです。

工芸品やアート作品、ジュエリーなどが並び、ユニークなお土産探しに最適です。建物自体も歴史的価値があり、散策がてら立ち寄るのにおすすめです。

<アクセス>

旧市街に位置し、地下鉄Champ-de-Mars(シャン・ド・マルス)駅Place-d'Armes(プレイス=ダルム)駅から徒歩圏内。

モントリオール観光で食べたいグルメ

フランス文化の影響を色濃く受け継ぐモントリオールは、カナダ屈指の美食都市として知られています。ここでは、地元の人々に長年愛され続けている二つの代表的なグルメ、スモークミートサンドベーグルをご紹介します。

スモークミートサンド

モントリオールの名物料理のスモークミートサンドは、地元の人々にとってソウルフードともいえる存在です。スパイスで漬け込んだ牛肉をじっくり燻製し、薄切りにしてパンで挟んだボリューム満点の一品です。

口に入れると肉の旨みとスパイスの香りが広がり、お酒のお供にも最適。人気店では行列ができることもあるため、訪問は早めの時間帯がおすすめです。

ベーグル

スモークミートサンドと並び、モントリオールを代表する味として知られるのがベーグルです。モントリオールのベーグルは、一つ一つ手作りされているのが特徴で、ニューヨークスタイルに比べて小ぶりなサイズが一般的です。また、焼く前に蜂蜜を加えたお湯で茹でるという独特の製法により、生地自体にほんのりとした甘みが生まれます。ベーグル生地のやさしい甘さが、モントリオールベーグルの大きな魅力となっています。

まとめ

モントリオールは、旧市街の歴史的建物やモン・ロワイヤル公園、美術館など、観光名所とグルメ・ショッピングがそろった魅力的な都市です。

旅行のベストシーズンは6月と9月。気候が穏やかで混雑も少なく、観光に最適です。冬はイルミネーションやイベントが街を彩り、特別な雰囲気を楽しめます。アクセスや市内交通も整っており、初めての旅行でも安心です。

ぜひモントリオールを訪れて、四季折々の魅力を体験してみてください。

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