エアビは手頃な値段で簡単に宿泊先を見つけられるサービスとして、世界中で人気を集めています。
「エアビとはなんの略?」
「エアビとホテルの違いは?」
「エアビの使い方が知りたい!」
本記事では、このような疑問を抱える方向けに、「エアビとは?」といった基本的なテーマから、ホテルとの違い、使い方まで詳しく解説していきます。
本記事を参考にエアビを有効活用して、自分に合った宿泊先を探してくださいね。
エアビとは?
エアビとはAirbnb(エアビーアンドビー)の略で、日本やアメリカを始め世界中で利用されている民泊サービスのことです。
エアビでは空き家や空き部屋を宿泊者に提供したい「ホスト」と、民泊を利用したい「ゲスト」をマッチングします。
ここからは、エアビで部屋を探す「ゲスト」の視点からエアビとホテルの違いや利用するメリット、使い方などを解説していきます。
エアビとホテルの違い
エアビとホテルには、大きく分けて次の4つの違いがあります。
・部屋の種類
・宿泊人数
・部屋の設備
・セキュリティや安全性
それぞれの違いを理解することで、旅の目的や自身のニーズをもとにエアビとホテルのどちらを利用すべきか判断できるようになります。
部屋の種類
1つ目の違いは「部屋の種類」です。
ホテルでは、ホテルごとに内装やアメニティなどに多少の違いはあれど、基本的な構造や部屋の印象に大きな違いはありません。
しかしエアビはホストが使っていない部屋や空き家を提供する場合が多いので、予約する宿ごとに部屋の種類が大きく異なります。
筆者が宿泊した部屋の中には空き家をまるごと改装した木造ロッジ風の部屋や、昔ながらの古民家風の部屋など多種多様で魅力的な部屋が数多くありました。
部屋の種類が多く、部屋ごとに異なる趣や風情を感じられる点がホテルとの違いの1つです。
宿泊人数
2つ目の違いは「宿泊人数」です。
ホテルでは1部屋につき1~4人程度での宿泊が一般的ですが、エアビでは10人以上宿泊できる戸建てや大部屋も予約する事が出来ます。
友人達と1つの部屋に集まり団らんを楽しめるのもエアビの大きな特徴と言えます。
1~10人以上と宿泊人数の幅が広いことがエアビとホテルの違いの1つです。
部屋の設備
3つ目の違いは「部屋の設備」です。
ホテルではベッドやトイレ・シャワーなど最低限の設備しかないことが一般的ですが、エアビの場合、部屋に洗濯機やキッチン、家庭用サイズの冷蔵庫など豊富な設備が用意されていることがあります。
筆者がエアビに泊まる際は、キッチンで料理をして食費を節約したり、洗濯機を利用して持ってくる衣服の数を減らしたりしています。
エアビはホテルと比べて部屋の設備が充実しており、旅行者の目的や予算に応じて柔軟な対応が可能です。
セキュリティや安全性
4つ目の違いは「セキュリティや安全性」です。
ホテルではフロントマンがおり、部屋ごとに設置されたオートロックや電子キーで万全のセキュリティ対策がありますが、エアビではフロントマンや最新設備による厳重なセキュリティ対策はありません。
とはいえ、清掃やホストの対応などはAirbnb会社の管轄の基、厳しい基準で管理されているため過度に心配する必要はありません。
このような点から、セキュリティ対策や安全性もホテルとエアビの違いの1つと言えます。
エアビを使うメリット
エアビの利用には、以下の4つのメリットがあります。
・予約が簡単
・旅費を安く抑えられる
・大人数で寝泊まりできる
・宿自体を楽しめる
以下では、これらのメリットについて1つずつ解説していきます。
予約が簡単
エアビを利用するメリットの1つ目は「予約が簡単」なことです。
エアビではWebサイトやアプリ上から面倒な手続き無く簡単に予約ができます。
宿を探す際には宿泊地や料金、口コミなど様々な要素を簡単に比較できるため、自分のニーズに合った宿を探しやすい点も特徴的です。
宿探しから予約まで一括で簡単に行える事がエアビを利用するメリットの1つと言えます。
旅費を安く抑えられる
エアビを利用するメリットの2つ目は「旅費を安く抑えられる」ことです。
エアビはホストが不要となった部屋や家を貸し出している場合が多く、ホテルと比べて宿泊料金が安い事が特徴です。
また、部屋に備え付けられているキッチンで自炊したり、洗濯機で洗濯をしたりする事で、さらに旅費を抑えられます。
宿泊費や食費を抑えてコスパ良く旅を楽しみたい人には、エアビの利用がおすすめです。
大人数で寝泊まりできる
エアビを利用するメリットの3つ目は「大人数で寝泊まりできる」ことです。
エアビでは最大10人以上が宿泊可能な部屋もあるため、大人数での旅行に適しています。
1つの部屋にみんなで集まり会話や食事を楽しむなど、ホテルではできない楽しみ方が出来る点がエアビの魅力です。
サークルや会社の同期旅行など大人数で1つの部屋に泊まる場合はエアビの利用を検討しましょう。
宿自体を楽しめる
エアビを利用するメリットの4つ目は「宿自体を楽しめる」ことです。
エアビでは宿泊する部屋ごとに内装や家具などが異なるため、非日常の空間で過ごすワクワク感を味わえます。
また、大人数での会話や宿での自炊など、宿で過ごす時間そのものを楽しめます。
部屋自体や仲間との交流など観光以外の面で「宿での時間」そのものを楽しめる点が、エアビを利用する大きなメリットです。
エアビの使い方
エアビの使い方は大きく分けて次の6ステップです。
1.アカウントの作成
2.泊まりたい宿を探す
3.部屋の予約
4.ホストとメッセージのやりとりをして詳細を確認
5.宿泊先への到着
6.(任意)宿泊後はレビューを記入
上記手順に沿ってエアビを正しく活用し、旅の満足度を高めましょう。
1. アカウントの作成
まずはAirbnbのアカウントを作成しましょう。
アカウントはWebサイトもしくはアプリから簡単に作成できます。
アカウントを作成してログイン出来たら、プロフィール情報を入力します。
エアビではホストとやりとりが必要となるので、信頼性を高めるためにも写真などのプロフィール情報は必ず入力しておきましょう。
2. 泊まりたい宿を探す
アカウントが作成できたら泊まりたい宿を探します。
宿の探し方としては、自分の行きたい都市の中で口コミやアメニティ、宿までのアクセスなどを確認して絞り込んでいくのがおすすめです。
ホストによって受け入れ人数やチェックイン・チェックアウトの時間帯、返金対応などが異なるため、これらの項目も事前に確認しておきましょう。
3. 部屋の予約
泊まりたい宿が見つかったら、部屋の予約に移ります。
ホストによっては予約時にパスポートや免許証などの提示が必要です。
問題なく部屋の予約が完了したら、Airbnbからメールが届くので、見落とさないよう注意しましょう。
4. ホストとメッセージのやりとりをして詳細を確認
部屋の予約が完了したら、ホストとメッセージのやりとりが出来るようになります。
予約完了時のあいさつとチェックイン予定時間の連絡は最低限行いましょう。
宿に関する質問事項やチェックイン時刻の変更などがある場合は、早めに連絡しておきましょう。
5. 宿泊先への到着
メッセージのやりとりをして予約の詳細を確認したら、約束した時刻に合わせてチェックインを行います。
ホストが現地にいる場合は、宿泊先について簡単な説明を受けた後、部屋に移動します。
ホストがいない場合、鍵の受け取りやチェックインの仕方などはメッセージで説明があるため、指示に従いチェックインを行いましょう。
6. (任意)宿泊後はレビューを記入
無事宿泊が出来たらレビューを記入します。
レビューは必須ではありませんが、泊めてくれたホストへの感謝や今後予約をする際の信頼性に繋がるため、記入することをおすすめします。
エアビで失敗しない宿泊先の選び方
ここまでエアビを利用するメリットや具体的な使い方を見てきましたが、宿泊先を選ぶ上で注意することはあるのでしょうか?ここからは、エアビで失敗しない宿泊先の選び方を紹介していきます。
ゲストチョイスもしくはスーパーホストから選ぶ
エアビにはゲストが優良なホストを選ぶために参考となる指標があります。
「ゲストチョイス」とは評価や信頼性においてゲストから高評価を得ている宿泊先のことです。
また、「スーパーホスト」とは受け入れ実績や返答率、評価などAirbnbの定めたいくつかの基準をクリアしているホストのことです。
ゲストチョイスやスーパーホストなどの指標を参考に、宿泊先を選びましょう。
レビュー評価が高い宿泊先から選ぶ
レビュー評価も宿泊先選びにおいて重要な要素です。
エアビでは「清潔さ」「掲載情報の正確さ」「ロケーション」など複数の評価指標をもとに、利用者が宿泊先を評価できます。
筆者が宿泊先を選ぶ際には、これらの評価を参考に評価が低いものは候補から外すようにしています。
宿泊先選びに迷ったときは、レビュー評価の高さを参考にしましょう。
レビュー総数が多い宿泊先から選ぶ
レビュー評価の高さだけでなく、レビューの数も重要な指標です。
レビュー数が少なくとも20以上ある宿泊先を選びましょう。
いくらレビュー評価が高くても、レビューの数が1件しかなければ、そのレビューが信頼できるものとは言えません。
レビュー評価の高さだけでなく、十分なレビュー数も兼ね備えた宿泊先を選ぶ事が大切です。
設備やアメニティを確認する
設備やアメニティを確認することも宿泊先選びにおいて重要です。
エアビはホストが個人的に宿泊者を募集しているため、部屋によって設備が大きく異なります。
ドライヤーや部屋着、タオルの有無などによっては持ち物が変わってくるため必ず事前に確認しておきましょう。
自分が必要とする設備やアメニティが揃っているかが宿泊先選びの大きなポイントです。
アクセスの良さや周りの店などを調べる
アクセスの良さや周りのレストラン、スーパーの有無を事前に調べておきましょう。
部屋によっては公共交通機関でのアクセスが難しいところや、徒歩圏内にコンビニやレストランがないところもあります。
旅先でのトラブルを避けるためにも、宿泊先のアクセスと周りの店は必ず確認しておきましょう。
疑問点をホストに質問する
部屋の設備やチェックインの時間など、気になる点はホストに質問しておきましょう。
エアビではホストによって設備やルールが異なるため、事前に宿泊先の詳細を確認しておく必要があります。
場合によってはチェックイン時間の変更や荷物の預かりなどのサービスを行ってくれる場合もあるため、ホストとのメッセージのやりとりは重要です。
まとめ
本記事では、「エアビとは?」といった素朴な疑問から、ホテルとの違いやエアビの使い方まで詳しく解説しました。
エアビとは、Airbnb(エアビーアンドビー)の略で、世界中で利用されている民泊サービスのことです。
部屋の種類や宿泊人数、設備、セキュリティなどの点でホテルと異なる特徴を持つことから、料金の安さや大人数での宿泊などエアビを利用するメリットも多くあります。
エアビはアカウントを作成すれば、Web上で部屋の検索から予約まで一括で行えるため、非常に使いやすく人気のサービスです。
本記事を参考にエアビを有効に活用し、自分に合った宿泊先を探しましょう。

◇経歴
ドイツのミュンヘン工科大学に留学。
英語で日本におけるサプライチェーンマネジメントについてプレゼンを行う。
◇資格
IELTS Academic 6.5
◇留学経験
・渡航先:ドイツ ミュンヘン
・留学期間 2024年4月~8月
・学校名:ミュンヘン工科大学
◇海外渡航経験
ドイツに約半年間留学。
留学期間中にヨーロッパ10ヶ国20都市以上を旅行。
2019年よりイギリス在住で、現在は毎日英語を使っています。
◇自己紹介
はじめまして、タニタニと申します!
現在大学4回生で、自身の留学経験を活かしてブログやライティング業を行っております。
英語や留学に関心のある方の一助となれるよう情報発信していきますのでよろしくお願いします!