ワーホリ後の就職について。成功・失敗する人の特徴から対策を学ぼう！ - ネイティブキャンプ英会話ブログ

ワーキングホリデー、就職、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

ワーホリ終了後、海外経験を活かした仕事に就こうと考える人は多いのではないでしょうか。

グローバル化が進む近年の日本企業では、海外経験のある人が就職で有利となるケースが目立っています。

しかし、実際に就職活動を行った人の声では、

「うまくいかない...」
「失敗した...」

などのネガティブな発言が多いことも事実です。

この記事では、ワーホリが終わった後の就職・転職状況や、失敗しないための対策について解説します。

面接で評価されやすいワーホリとは一体何なのか。

ワーホリを考えている方やワーホリ中の方はぜひ最後までお読みください。

ワーホリ後の就職・転職状況
「ワーホリ後は就職できない」と言われる理由
ワーホリ後の就職・転職に成功する人の特徴
ワーホリ後の就職・転職に失敗する人の特徴
ワーホリ後の就職・転職に失敗しないための対策
面接で評価されやすいワーホリ経験は？
まとめ

ワーホリ後の就職・転職状況

ワーキングホリデー期間中から、その後のキャリアを考えている方はたくさんいるでしょう。

ワーホリ経験を活かして、これまで経験したことのない職種にチャレンジする人も多くいます。

ワーホリ後の就職・転職先として考えられる主な職種や業界は以下の通りです。

・英語講師

・IT業界

・ホテル・観光業

・客室乗務員

・留学カウンセラー

・物流・貿易

・小売業

ワーホリ後のキャリアの選択肢は多岐にわたります。

希望した職種に就くためには、ただ海外に滞在したという経験だけでは不十分になる可能性が高く、ワーホリ中にスキルを得ることも重要なポイントです。

ワーホリを経験した人の中には、希望の職種に就ける人もいれば、ワーホリ経験を就職・転職にうまく活かせない人もいるでしょう。

なので渡航前に明確な目標を持ち、計画的に行動することが大切です。

「ワーホリ後は就職できない」と言われる理由

ワーホリ後に就職しにくい・できない

といった噂を聞いたことはありませんか？

この噂は一部は事実と言えることもありますが、必ずしもすべてのケースに当てはまるわけではありません。

ワーホリ後は就職できないと言われる理由は以下の通りです。

ワーホリは「ホリデー＝休暇」だと考える人が多い

ワーホリを経験したことがない人の中には、

ワーキングホリデーを休暇と捉えている人

が多くいます。

ワーホリ制度を知らなければ、ワーホリ期間は海外に長期で遊びに行っていたと誤解する人もいることを知っておきましょう。

ブランク期間が長く空くため

履歴書や職務経歴書上では、ワーホリ期間が空白としてみなされることがあります。

仕事のブランクは就活では不利に働くことがあるため注意が必要です。

ワーホリ期間ではビジネス英語を身に付けることが難しいため

1年のワーホリ期間では、ビジネス英語を身に付けることは難しく、主に日常英会話を学ぶ機会のほうが多くなるでしょう。

ワーホリ後は英語を使った仕事に就きたいと考える人が多くいると思いますが、

日常会話程度だと、仕事で必要なビジネス英語や専門的なコミュニケーションに対応することが難しいかもしれません。

少しネガティブな理由が多くなりましたが、冒頭でもお伝えしたように、すべての人に当てはまるわけではありません。

ワーホリ経験をキャリアにつなげたい方は、ワーホリをいかに充実した時間にするかを常に考えて過ごすと、未来の選択肢が増えるでしょう。

ワーホリ後の就職・転職に成功する人の特徴

「ワーホリに行く」ことを目的とするのではなく

「ワーホリ後の自分はどうありたいか」

をイメージして渡航する人は、就職や転職に成功する可能性があります。

それは、目的意識を持って行動することが、将来のキャリアに大きな影響を与えるからです。

ワーホリは限られた期間内でさまざまな経験を積める貴重な機会です。

語学学校やアルバイトをすることはもちろん、並行して自己成長のための勉強や活動に参加することも大きく評価されるでしょう。

現地では、英語学習以外にも、ボランティア活動に参加したり、オンラインでスキルを学んだりすることも可能です。

また、帰国後の就職活動に有利になるような、日本で使える資格の勉強をすることも自分自身にプラスになるでしょう。

こうした積極的な取り組みを自発的に行うことで、ワーホリ期間を充実したものにできるはずです。

しかし、大変なのが慣れない海外での生活。

決して無理はせず、自分のペースで進めることも大切です。

頑張りすぎることで体調や精神面に負担がかかることもあります。

しんどい時は休むなど、柔軟に対応しながら帰国後のキャリアプランを考えてみてください。

ワーホリ後の就職・転職に失敗する人の特徴

「ワーホリに行く」ことがゴールになってしまっている人は、

ワーホリ後の就職や転職に失敗する可能性が高いです。

渡航がゴールだと、帰国後のプランは曖昧になりがち。

ワーホリ期間中に得た経験を何に、どのように活かすかを明確にしておかないと、ワーホリ後に方向性を見失い、さらにブランク期間を長くしてしまう恐れがあります。

また、海外生活に慣れすぎてしまい、帰国後に逆カルチャーショックを受ける人も多くいます。

もし、現地でゆるく生活していたのであれば、日本人の勤勉な働き方や、時間に対する厳しい感覚に戸惑うかもしれません。

このようなギャップに対応するために、帰国が近づいてきた時は日本の情報を仕入れ、なるべく日本の労働文化に慣れる準備をしておきましょう。

ワーホリ後の就職・転職に失敗しないための対策

社会人の方がワーホリに行くために仕事を辞めることは、リスクを伴う決断です。

帰国後に仕事に就くことができるか不安に思う人も多いでしょう。

しかし、どのような対策をしてワーホリ後の就職・転職活動を行えば失敗しにくいでしょうか。

この章では、就職・転職に失敗しないための対策についてまとめています。順番に解説していきましょう。

語学力を磨き、資格を取得しておく

語学力をブラッシュアップすることは当然ですが、資格を取得し、能力を証明することも重要です。

企業は求職者の能力を把握する際に、

資格をひとつの指標として重視します。

語学学校に通うだけでなく、履歴書に書けるレベルまで語学力を上げておくことは、就職・転職活動に効果的になるでしょう。

語学力以外のアピールポイントも必要

海外に滞在した経験がある人には、語学力があって当然だと思っている面接官もいるかもしれません。

そのため、語学力だけでなく、海外で培った他の経験やスキルをアピールすることも重要です。

例えば、異文化理解やアルバイトで得た新しいスキル、外国人と働いた経験などが挙げられます。

こうした経験を具体的に伝えられるよう、ワーホリ中から意識して生活すると良いでしょう。

ワーホリ期間を無駄に過ごさない

ワーホリメーカーがやってしまいがちなのが、

ワーホリ期間を無駄に過ごしてしまう

ことです。

計画を立てずに渡航してしまうと、生活をスムーズに始めることができません。

語学学校に通う期間や、アルバイトができる期間が決まっているワーキングホリデービザでは、限られた時間を有効に活用することが大切です。

計画的に行動しなければ、せっかく得たワーホリ期間を無駄にしてしまう可能性があります。

ワーホリ中のどのような経験も無駄ではありませんが、できるだけ有意義なものにするために、事前準備をしっかりとしておきましょう。

アルバイト経験を活かす

ワーホリ中に就けるアルバイトは、語学力が不足していると選択肢が狭くなる傾向にあります。

それでもアルバイトで得られる経験は十分に貴重な時間と言えるでしょう。

未経験のアルバイトにチャレンジし、新しいスキルを得ることで、将来のキャリアにつながる可能性も広がります。

スキル以外にも、海外で働いたことがあるという経験は、履歴書や面接でのアピールポイントになるはずです。

面接で評価されやすいワーホリ経験は？

ここまで、ワーホリ経験がネガティブに働いてしまう可能性も含めてお話をしました。

では、どうすれば面接でワーホリ経験を評価してもらえるのでしょうか。

ワーホリ経験を評価してもらうためには、

単に「海外に滞在した」という事実だけでなく、

その期間で得たスキルや経験を、今後この会社でどう活かせるかをプレゼンする必要があります。

企業の面接官に具体的にアピールすることにより、
「ワーホリ＝休暇」のイメージを取り払うことができるかもしれません。

具体的にアピールできる経験には以下のような例があります。

語学力の向上

英語を使った仕事に就きたい場合は、
TOEICや英検のスコアを採用基準にしていることもあります。

基準点数を超えていることは前提として、そのスコアを取得するための過程を伝えることにより、努力が評価されることもあるでしょう。

国際的な視野

ワーホリではさまざまなバックグラウンドを持つ人たちと交流します。

海外経験で得た広い視野を持つ人は、グローバル化が進んでいる日本の企業にとって貴重な人材となるでしょう。

問題解決能力

海外生活の中で何らかの問題に直面することは避けられません。

言語や文化の壁を乗り越えて問題を解決した経験は、貴重な学びとなるはずです。

単に問題を解決したというだけでなく、

どう対応し、どのような結果になったのか

を具体的に説明すると、問題解決能力をアピールしやすいのではないでしょうか。

異文化理解

異なる文化や価値観に触れることで、国際的な感覚を養うことができます。

異なる文化への理解力やその文化に溶け込む柔軟性を具体的にアピールすると良いでしょう。

面接では具体的なエピソードを交えて面接官に伝えることが効果的です。

海外で何をして過ごしていたのかを具体的に話すことができないと、
「ワーホリ＝休暇」と捉えられても仕方ありません。

それは、あなたのプレゼン次第で吉と出るか凶と出るかと言えるほど。

ワーホリ経験で何を得て、今後の仕事にどうつながるか、どう役立てるかをしっかりと説明できるようにしておくと、面接で何を聞かれても安心ですね！

まとめ

本記事では、ワーホリ後の就職について解説しました。

ただ海外で生活するだけでは就職において有利に働くことは少ないです。

「海外に住んでいた」
以外にアピールできる目標を見つけ

それに向かって努力することが必要です。

目標を達成するためには事前準備が何よりも大切。

英語力ゼロで渡航するよりも、多少英語ができる状態で出発するほうが、学校でもアルバイト先でも、より充実した経験を得やすいでしょう。

英語の基礎を固めておきたい方は、オンライン英会話No.1のネイティブキャンプがおすすめです。

将来ワーホリを考えている人も、現在ワーホリ中の人も、この記事がお役に立てば幸いです。

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