
学生生活の締めくくりや長期休暇の特別な思い出に、海外旅行を計画している人も多いのではないでしょうか。
せっかく行くなら、限られた予算の中でも思いきり楽しめる旅先を選びたいですよね。
本記事では、
「学生におすすめの海外旅行先」をランキング形式でご紹介します。
物価が安く、観光・グルメ・ショッピングがバランスよく楽しめる都市を中心に、費用の目安や現地の魅力もあわせて解説。海外旅行初心者でも安心して訪れやすい国を厳選しています。
卒業旅行や友人との思い出づくり、初めての一人旅の計画にも役立つ内容です。あなたにぴったりの旅先を見つけてみましょう。
学生の海外旅行先の選び方・ポイント
学生旅行は、友達との思い出づくりや卒業記念にぴったりのイベント。ですが、予算が限られていたり、初めての海外で不安を感じたりする人も多いはず。
ここでは、学生が海外旅行先を選ぶ際に押さえておきたいポイントをわかりやすく解説します。
目的を明確にする
まずは「どんな旅にしたいか」を決めることから始めましょう。
リゾートでのんびり過ごしたいなら、ハワイ・グアム・セブ島・バリ島などが人気。美しい海とリゾートホテルでリラックスできます。
歴史や文化を感じたいならヨーロッパ(フランス、イタリア、スペインなど)がおすすめ。街全体が美術館のような雰囲気を楽しめます。
壮大な自然を満喫したいならアメリカやカナダ、オーストラリア。
グルメを堪能したい人は、台湾・韓国・香港・シンガポールといったアジア圏がアクセスもよく、初心者にも安心です。
予算と日数をすり合わせる
友達同士で行く旅行では、必ず予算の共有をしておきましょう。
お金の話はしづらくても、トラブルを防ぐためには大切です。
目安として、近場のアジア圏なら3〜5日で10〜15万円前後、ヨーロッパやアメリカなどの長距離旅行は25万円以上を見込むと安心です。
また、日数が多ければ費用も上がるため、「短期間でも満足できる旅」にするか、「多少予算を上げて長く滞在するか」を話し合っておくと良いでしょう。
渡航時期を工夫する
卒業旅行シーズンの2〜3月は、春休みや観光のハイシーズンと重なるため、航空券やホテルが高騰しがちです。
もしスケジュールに余裕があるなら、少し時期をずらして出発するのもおすすめ。
オフシーズンを狙えば費用を抑えられるうえ、観光地も混雑が少なく、よりのびのびと楽しめます。 特に内定が早めに決まっている学生は、卒業前に旅行に行くのも賢い選択です。
初心者はツアー利用も安心
海外旅行が初めての人や大人数で行く場合は、旅行会社のツアーを活用するのもおすすめです。
航空券やホテルの手配はもちろん、主要観光地を効率よく巡れるので、計画を立てる手間が省けます。 添乗員付きのツアーなら、言葉の壁やトラブル時にも安心です。
一方で、海外慣れしている人や少人数の旅であれば、フリープランに挑戦してみるのも◎。現地で自由に動ける分、自分たちらしい旅ができますよ。
学生におすすめの海外旅行先

ここからは、卒業旅行の行き先に悩んでいる学生に向けて、人気と魅力を兼ね備えたおすすめの国をランキング形式でご紹介します。
初めての海外でも安心して楽しめる国から、一生に一度は訪れたい憧れのスポットまで、学生旅行ならではの視点で厳選しました。
1位:韓国
日本からわずか約2〜2時間半のフライトで行ける韓国は、アクセス抜群の人気旅行先。
時差もなく、初めての海外旅行でも安心して楽しめます。
ソウルの中心部・明洞(ミョンドン)は、飲食店やホテル、ショッピングスポットが密集した観光の定番エリア。美味しい韓国料理を味わいながら、街歩きを満喫できます。
辛い料理のイメージが強い韓国ですが、参鶏湯(サムゲタン)など体を温める優しい味わいのメニューも豊富。寒い冬には、熱々のスープ料理が体に染みわたります。
さらに、トレンドの発信地としても注目される韓国には、インスタ映えするカフェやスイーツショップが続々登場。特に狎鴎亭(アックジョン)、延南洞(ヨンナムドン)、聖水洞(ソンスドン)はカフェ激戦区として人気です。
また、ロッテが運営する屋内テーマパーク「ロッテワールド」は、天候に左右されず1日中楽しめるスポット。歴史ある宮殿前でチマチョゴリを着て撮影したり、K-POPアイドルのライブに参加するなど、エンタメも満載です。
物価も比較的安く、予算を抑えたい学生旅行にはぴったりの国といえるでしょう。
2位:台湾
親日的な人が多く、年間を通して温暖な気候が魅力の台湾。
日本から約3〜4時間で行けるアクセスの良さも人気の理由です。
台湾グルメといえば、やっぱり熱々の小籠包。名店「鼎泰豊(ディンタイフォン)」は本場でしか味わえないメニューもあり、行列覚悟の必訪スポットです。
ほかにも、豚肉を甘辛く煮込んでご飯にのせた魯肉飯(ルーローファン)や、旨味たっぷりのスープが絶品の牛肉麵(ニューローメン)など、日本人の口にも合うローカルフードが盛りだくさん。
夜になると「士林夜市」や「饒河街夜市」などの夜市が賑わい、タピオカミルクティーや台湾風おこわなど、食べ歩きグルメを堪能できます。
九份は、赤い提灯が灯る幻想的な風景が人気。レトロな街並みが旅情を誘います。
また、台北からアクセスしやすい新北投温泉や烏来温泉では、旅の疲れを癒すことも。
文化・自然・グルメのすべてを満喫できる台湾は、初めての海外旅行にもぴったりの行き先です。
3位:グアム
一年中温暖な気候に恵まれた南国リゾート、グアム。
エメラルドグリーンの海と白い砂浜が広がるタモン湾エリアには、リゾートホテルやショッピングスポットが集まり、海を眺めながらゆったりと過ごすのにぴったりです。
穏やかな波の中でスノーケリングを楽しめば、美しい魚やサンゴ礁を間近で見ることができます。
夕方には海に沈むサンセットが空を染め、ロマンチックな時間を演出。恋人岬で恋愛成就を祈るのも人気の過ごし方です。
また、グアムはリゾートだけでなく歴史や文化にも触れられる島。チャモロビレッジでは先住民チャモロ族の伝統文化や料理、ダンスなどを体験でき、夜のナイトマーケットでは地元グルメや手工芸品の屋台が並び賑わいを見せます。
日本との時差はわずか1時間。気軽に行ける南国リゾートとして、学生旅行にもおすすめです。
4位:イタリア
ヨーロッパで最も多くの世界遺産を誇るイタリア。
初めて訪れるなら、コロッセオやトレヴィの泉など、日本でもおなじみの名所が集まるローマ観光がおすすめです。
歴史と芸術が息づく街並みを歩くだけで、まるで映画の世界に迷い込んだような気分に。
水の都ヴェネツィアでは、ゴンドラに揺られて運河をめぐるのが旅の醍醐味。
少し足を延ばして、ロミオとジュリエットの舞台として知られるヴェローナや、アートと遺跡が共存するブレーシャを訪ねるのもおすすめです。
そして、イタリア旅行の最大の楽しみはやはり本場のグルメ。焼きたてのピッツァや手打ちパスタ、濃厚なジェラートなど、本物の味に出会えば、きっと帰国後も忘れられない食の記憶になるでしょう。
5位:フランス
芸術・グルメ・ファッションと、世界中の人々を惹きつけてやまないフランス。
首都パリには、エッフェル塔や凱旋門、ルーブル美術館といった名所が集まり、街を歩くだけで絵画の中に迷い込んだような気分になります。
カフェ文化も根付いており、石畳の通りに並ぶカフェでクロワッサンとコーヒーを味わうひとときはまさに至福の時間。
少し足を延ばせば、鏡の間で有名なベルサイユ宮殿や、潮の満ち引きによって姿を変える幻想的なモンサンミッシェルなど、見逃せない観光地が点在しています。
さらに南仏ニースやカンヌでは、地中海の美しいビーチでのんびり過ごしたり、新鮮な魚介を使ったプロヴァンス料理を楽しんだりと、リゾート気分を満喫できます。
歴史・芸術・自然・美食のすべてがそろうフランスは、どの街を訪れても個性が光り、まるで映画のような旅ができる国です。
学生が海外で安全に過ごすためのポイント
卒業旅行や学生旅行は、一生の思い出に残る特別な体験です。ですが、気分が高揚して羽目を外してしまったり、海外の環境に慣れずにトラブルに巻き込まれるケースも少なくありません。
せっかくの旅行を台無しにしないためにも、安全対策はしっかりと意識しておきましょう。ここでは、学生が海外で安心して過ごすための大切なポイントをご紹介します。
無謀な行動や危険な地域には近づかない
「せっかくだから普段できない体験をしたい」
「人と違うことをしたい」
という気持ちはよくわかりますが、
海外では軽率な行動が思わぬ危険につながることもあります。
渡航前に外務省の「海外安全ホームページ」などで治安情報をチェックし、危険地域には絶対に近づかないようにしましょう。
ほんの少しの油断が危険を招くこともあると肝に銘じておくと安心です。
スリ・ひったくり対策は徹底的に
日本ではあまり意識する機会がありませんが、海外ではスリやひったくりは日常的に発生しています。
特に観光地や人混みでは、ターゲットにされやすい傾向があります。
貴重品は分散して持ち歩き、リュックは背中ではなく前に抱えるのが基本。
ズボンの後ろポケットに財布やスマホを入れるのは厳禁です。
最近ではスリ対策用のリュックやショルダーバッグも多く販売されているので、事前に準備しておくのもおすすめ。
南京錠やチェーンを活用して、常に「狙われない工夫」を意識しましょう。
海外旅行保険には必ず加入を
「短期間だし大丈夫」
「節約のために保険は入らなくてもいい」
と考える人もいますが、これは非常に危険です。
海外では、医療費が高額になるケースが多く、ちょっとしたケガや体調不良でも数万円〜数十万円かかることもあります。
クレジットカードに付帯している海外旅行保険を活用するのも一つの方法ですが、補償内容が十分かどうかは必ず確認を。
病気や盗難、フライトの遅延など、予期せぬトラブルにも備えられるよう、安心のために保険加入を徹底しておきましょう。
まとめ
学生旅行は、時間と自由がある今だからこそ叶えられる特別な体験です。今回紹介した国々は、文化や景色、食事などその土地ならではの魅力を存分に味わえる場所ばかり。
「費用を抑えながらも海外気分をしっかり味わいたい」
「初めてでも安心して旅したい」
という学生にとって、ぴったりの目的地がきっと見つかるはずです。
思い切って海外に出てみれば、新しい価値観や出会いが待っているかもしれません。
この記事をきっかけに、
あなたの“人生で一度の学生旅行”を最高の思い出にしてください。
◇経歴
31歳のときに「be動詞って何だっけ?」というところから勉強を始めました。年齢を重ねてからの学習に、難しさや焦りを感じている方の背中を押せたらと思っています。
◇英語に関する資格
TOEIC830点
◇留学経験
セブ島3か月、マルタ共和国2か月
◇海外渡航経験
マルタ共和国滞在中にイタリア人と仲良くなり、お家に招待いただきました。英語学習を始めたころ、海外とは無縁だった私にとって想像もしていなかった経験です。イタリア国内を案内してもらうだけでなく一人でベネチアやヴェローナなどを巡り、度胸もつきました!
◇自己紹介
元々勉強が好きではなかったので、英語も全くと言ってよいほどのレベルでした。でも「英語を勉強する!」と決めてからは、時には泣きながら時には貴重な経験を得ながら、毎日少しずつ努力をしてきました。
今では、英語学習の大切さを日々実感するとともに、一念発起した過去の自分に感謝しています。
これまでの努力を無駄にしないよう、今後も楽しく英語を勉強していきます。