天気予報を英語で言ってみよう!細かな天気表現までご紹介!

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天気予報を英語で言ってみよう!日本の天気はたくさんの種類があります!

日本では会話のネタとして天気を話題にすることは多いと思います。
パッと思いつくだけでも、以下のような会話は誰しも口にしたことはあるのではないでしょうか。

「今日はいい天気ですね !」
「毎晩、ジメジメして嫌ですね・・・」
「今週は台風が来てますね・・・」
「明日は吹雪になるらしいですよ。」
「今年の夏は猛暑ですね・・・。」

日本には四季があり、しかもそれがハッキリしています。

いろいろな天気があるので話題にしやすいからでしょう。天気予報を細かくチェックすることが習慣になっている方も多いのではないでしょうか。

ちなみに、筆者は東南アジアのマレーシア在住なのですが、天気の話題は全くありません。
理由は四季もなく天気といえば、晴れ、曇り、雨、たまに雷・・・せいぜいコレくらいしかありません。これが一年中ずっと続きます。話題としては全く広がりがないのです。

カラッと晴れるのが当たり前である地域で「今日は気持ちの良い天気ですね!」という話題にはなり得ないのです。
したがって、あまり天気予報も見る意味もないですし、ほぼ予測不可能で当たりません(突然の雨が降ったりするくらいなので、あまり困りませんが)。

この記事では日本の天気予報で言われるような「細かい天気の表現」について英語では何というのか紹介していきます。

単なる晴れ曇り雨だけでなく、「晴れ時々くもり」や「雨が降ったり止んだり」といった微妙な天気の表現まで勉強していきましょう。

天気予報を英語でいうと?

まずは天気予報を英語では何と言うのでしょうか?

”weather forecast”
”weather prediction”
“weather report”

これらのうちの、いずれでもOKだと思います。

また、天気予報が当たったか外れたかという言い方もすると思いますが、そんな時は以下のように表現することができます。

The weather forecast for today is (not) accurate.
今日の天気予報は当たり(外れ)ました。

天気予報には晴れ、曇り、雨だけでなくて、以下のような細かい項目も予報されます。気象学的な単語は覚えなくても良いと思いますが、基本的な単語は覚えておくと良いでしょう。

temperature(気温)
high temperature(最高気温)
low temperature(最低気温)
humidity(湿度)
chance of rain(降水確率)
wind speed(風速)

体感として温かいのか寒いのか、カラッとしているのかジメジメしているのか、風が心地よいのか強すぎるのか…いろいろな天気の種類がありますね。

これらを英語で表現してみましょう!

基本の天気に関する表現

まずは、天気を表す英語の基本からおさらいしていきましょう。

晴れ、曇り、雨、雪の4つです。中学英語で習うような単語が多いと思いますが、初見の単語もあると思います。

晴れの場合

It will be fine tomorrow.
明日は晴れるでしょう。

It’s sunny today!
今日は晴れていますね!

The sky is clear.
空が澄んでいます。

曇りの場合

It’s cloudy today.
今日は曇りです。

It’s an overcast day today
今日は曇りです。

“overcast”はあまり聞き慣れない単語かもしれませんので、解説します。

形容詞としては「曇った、陰気な、憂鬱な」という意味があり、動詞としては「空を雲で覆う」という意味があります。

雨の場合

雨と言っても通常のレベル雨から土砂降り、激しい雷雨まであります。

It will be rainy tomorrow.
明日は雨が降ります。

It’s raining now.
雨が降っています。

It rained heavily here yesterday.
昨日ここでは激しい雨が降りました。

It's pouring down.
土砂降りの雨が降ってます。

It’s just shower.
ただのにわか雨です。

It's drizzling.
小雨が降っています。

It was a thunderstorm.
激しい雷雨でした。

雪の場合

雪も雨と同様に激しさのレベルによって単語が変わってきます。

It’s snowy today.
今日は雪が降っています。

We had a heavy snow here yesterday.
昨日、ここでは大雪が降りました。

There will be a blizzard tomorrow.
明日は吹雪になるでしょう。

気温や湿度に関する表現

同じ晴れでも夏の晴れと、冬の晴れは全く違いますよね。
日本は四季があるので、気温や湿度についても表現することがあります。

温かい・暑い場合

It’s fine and warm today.
今日は晴れて暖かい。

It's been getting hotter these past few days.
ここ数日、暑くなってきた。

Summer in Tokyo is scorching.
東京の夏は灼熱です。

涼しい・寒い場合

It’s fine and cool today.
今日は晴れて涼しい。

This winter is cold
今年の冬は寒い。

Winter in Hokkaido is freezing.
北海道の冬は凍えるように寒い。

蒸している場合

The air was hot and humid.
空気が蒸し暑い。

It was muggy last night.
昨夜は蒸し暑くて、うっとうしかった。

乾燥している場合

The weather was cool and dry.
空気は涼しくてカラッとしていた。

The region is an arid wasteland.
この地域は雨の少ない乾燥した荒れ地だ。

風に関する表現

続いて風についての表現です。
風は心地の良いレベルから、突風まであります。

風が穏やかである場合

It's a soft breeze.
そよ風が吹いています。

It'll breeze gently tomorrow.
明日は穏やかな風が吹くでしょう。

風が強い場合

It was very windy last night.
昨晩は風が強かったです。

It’s gusty outside now.
外は突風が吹いています。


ここで少し余談!

下記記事では、英語で、日本食について説明&会話をする方法をご紹介しています!日本の食文化に興味のある外国人の方はかなり多いので、ぜひ英語で説明をしてみて下さい♪♪

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微妙な天気に関する表現

天気というものは一日の中でも気まぐれに変化することがあり、単なる晴れや雨だけでは終わりません。

天気予報では「晴れのち曇り」、「曇りときどき雨」のようなケースもありますよね。
そんなときはどのように表現したらいいのでしょうか。

晴れのち曇りの場合

It'll be sunny then rainy today.
今日は晴れのち雨でしょう。

It’ll be sunny and cloudy later tomorrow.
明日は晴れのち曇りでしょう。

We’ll see the sun in the morning, followed by rain in the afternoon.
午前中は日が差しますが、午後は雨になるでしょう。

晴れ時々くもりの場合

Sometimes it'll be sunny, sometimes it'll be cloudy.
晴れ時々曇りでしょう。

The weather will be mainly sunny but also a bit overcast.
概ね晴れますがところにより曇るでしょう。

Today we'll have partly cloudy weather with some sun.
晴れ時々曇りでしょう。

It'll be mostly sunny weather with some clouds.
概ね晴れますがところにより曇るでしょう。

雨が降ったり止んだりする場合

It will rain on and off tomorrow.
明日は雨が降ったり止んだりの、ぐずついた天気でしょう。

特殊な天気に関する表現

最後に、日本でよく見られる特殊な天気の表現を紹介します。

台風の場合

毎年夏から秋にかけて日本列島を襲って来る台風は”typhoon”です。電車が止まったり、停電になったり毎年話題になると思います。

A huge typhoon is coming to western Japan.
巨大な台風が西日本に接近しています。

We were hit by a typhoon yesterday.
昨日、台風が直撃しました。

The typhoon was downgraded to a tropical storm.
台風は温帯低気圧に変わりました。

ちなみに、Hurricane(ハリケーン) Cyclone(サイクロン)との違いですが、発生する地域によって名前が異なります。

日本にやって来るものは ”typhoon” でOKです。

猛暑の場合

こちらも、近年は深刻な被害をもたらす天気ですね。その日の天気というよりも、その夏の天気の特徴と言えるでしょう。

It’s intensely hot this summer.
今年の夏は猛暑です。

This summer was scorching heat.
今年は猛暑でした。

ちなみに、天気予報でもよく言われる「熱中症にご注意ください。」と言うときは、”Please be careful of heat stroke.” です。


ここでまた少し余談!

皆さん、普段使っている日用品をすべて英語で言うことは出来ますか?下記記事では、日用品の英語表現についてご紹介しています!ぜひ参考にしてみて下さい♪♪

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

このようにまとめてみると、日本の天気は本当にたくさんの種類があるなと感じました。単なる天気だけでなく、気温や湿度に対する体感や、気まぐれな天気などなど。

一度に覚えるのは大変なので、今日の天気から一つずつ表現してみても良いと思います。日常英会話としても話題にしやすいので、ぜひアウトプットしてみてくださいね。