カナダ留学の準備を進める上で、お金や通貨に関する理解は非常に重要です。カナダ留学中、現地で通貨をどう扱うか、どの方法で両替するのが最もお得かを把握しておけば、現地での生活が一層スムーズになります。

ここでは、カナダ通貨の種類から最適な両替戦略まで、網羅的に解説します。

まずは基本から!カナダの通貨「カナダドル」を知ろう

カナダドルの紙幣と硬貨

カナダの公式通貨はカナダドル(CAD)です。日本円と同様に、紙幣と硬貨を使い分けますが、その種類やルールにはカナダ独自の文化が反映されています。

カナダの紙幣と硬貨の種類一覧

  • 【紙幣】カラフルで見分けやすい5種類

    カナダの紙幣は「ポリマー製」で破れにくく、透かし窓があるのが特徴です。

額面 主なデザイン(表面) 特徴・用途
$5 ウィルフリッド・ローリエ 少額の買い物やチップに最も使われる。
$10 ヴァイオラ・デズモンド 縦型デザインが特徴。日常的に多用。
$20 エリザベス2世 / チャールズ3世 最も流通量が多い。ATMで引き出す際はこの額面が主流。
$50 ウィリアム・ライアン・マッケンジー・キング 高額な買い物用。小さなお店では断られることも。
$100 ロバート・ボーデン 偽札防止のため、個人店では受け取りを嫌がられる場合がある。

注意

2026年現在、チャールズ3世の肖像が描かれた新$20札の準備が進んでいますが、完全な切り替えには時間がかかります。エリザベス2世のデザインも引き続き問題なく使用可能です。

  • 【硬貨】ユニークな愛称を持つ5種類

    カナダの硬貨にはそれぞれ愛称があり、現地では額面よりも愛称で呼ばれることが一般的です。

額面 愛称 デザイン 備考
$2 Toonie(トゥーニー) ホッキョクグマ 外側が銀、内側が金の二色構造。
$1 Loonie(ルーニー) アビ(鳥) 金色の多角形。カナダドルの代名詞。
25¢ Quarter(クォーター) トナカイ 洗濯機やパーキングメーターで多用。
10¢ Dime(ダイム) 帆船 最も小さく薄い硬貨。
Nickel(ニッケル) ビーバー ダイムよりも少し大きい。

【重要】1セント(ペニー)の廃止と「ラウンディング」ルール

カナダでは2013年に1セント硬貨が廃止されました。そのため、現金支払いの際は合計金額の端数が5セント単位で四捨五入(ラウンディング)されます。

  • $1.01 / $1.02 → $1.00

  • $1.03 / $1.04 / $1.06 / $1.07 → $1.05

  • $1.08 / $1.09 → $1.10

※クレジットカードやデビットカードでの支払いは、1セント単位で正確に決済されます。

意外と進んでいる?カナダのキャッシュレス事情と現金の必要性

カナダは、キャッシュレス社会が進んでおり、クレジットカードやデビットカードを使って支払いをするのが一般的です。特に、VISA、MasterCard、American Expressなどの主要カードは広く受け入れられており、カードでの支払いが非常に便利です。

また、スマートフォンを利用した支払い(Apple Pay、Google Pay)も普及しており、特に都市部では現金を使う機会が少なくなっています。これにより、現金を持ち歩かなくても生活ができます。

それでも、現金が必要な場面も存在します。

  • チップの支払い

    レストランでの食事(15%〜20%が目安)や、ホテルのベッドメイキングなど。カード決済時にもチップ額を入力できますが、小銭があると便利です。

  • 個人経営の店舗やマーケット

    郊外の小さな商店や、ファーマーズマーケットでは「現金のみ」または「$10以上からカード可」という場合があります。

  • ルームメイトとの精算

    割り勘や、家賃の一部を現金で渡すシーンが稀にあります(ただし、現在はInterac e-Transferという銀行間送金が主流です)。

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カナダドルの両替方法を徹底比較!どこで両替するのがお得?

両替方法の比較

カナダ留学において、カナダドルの両替方法は重要なポイントです。どこで両替するかによって、手数料やレートに大きな差が生じることもあります。以下では、主要な両替方法を比較し、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

手数料は?レートは?両替方法比較一覧表

両替方法 メリット デメリット
① 日本国内での両替 - 日本円をカナダドルに直接両替できる
- 銀行であれば安心して取引できる
- 空港や専門両替店は手数料が高い場合がある
- レートが悪いことがある
② カナダ現地での両替 - カナダドルを現地で直接両替できる
- 現地銀行での両替は比較的レートが良い
- 空港内の両替所は手数料が高いことが多い
- 市内の両替所でもレートに差がある
③ ATMでの現地通貨引き出し - 便利で現金をすぐに手に入れられる
- 事前に両替しなくてもよい
- 銀行手数料やATM利用手数料がかかる
- 事前に銀行に通知しておかないと、カードがロックされることがある
④ 海外送金サービス・多通貨デビットカード - 高いレートや手数料を避けられる
- 複数通貨に対応したカードが便利
- 海外送金サービスによっては手数料が発生する場合あり
- 使用時に手数料がかかることがある
  • ① 日本国内での両替(銀行・空港・専門両替店)

    日本国内で両替する場合、まずは銀行や空港の両替所を利用する方法があります。銀行は安定したレートで両替できますが、空港の両替所や専門両替店では、手数料が高く、レートもあまり良くないことが多いです。空港の両替所は、便利さの代わりに割高になることがあるため、出発前に両替しておきたい人には注意が必要です。

  • ② カナダ現地での両替(銀行・空港・市内両替所)

    カナダ現地での両替は、銀行や市内の両替所で行うことができます。バンクーバーの「VBCE」など、市内の大手両替所は銀行よりも良いレートを提供していることが多いです。まとまった現金を日本円から替えたい場合に有効です。

  • ③ ATMでの現地通貨引き出し(デビットカード・クレジットカード)

    ATMでの現地通貨引き出しは、最も便利で迅速な方法です。デビットカードやクレジットカードを使って現地通貨を引き出すことができ、自分の口座から直接引き出すため、両替手数料が少ないです。ただし、ATM利用手数料や銀行手数料が発生することがあるので、事前に確認しておくことが大切です。

  • ④ 海外送金サービス・多通貨デビットカード

    Wise(旧TransferWise)やRevolutなどの多通貨デビットカードを使うと、カナダドルへの両替が低手数料で可能です。高いレートや手数料を避けられるため、コストを抑えた両替ができます。また、現地通貨の引き出しや決済も便利に行えますが、送金サービスの利用時には手数料がかかることもあります。

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【目的別】カナダ留学におすすめの両替・現金準備方法3選

目的別両替方法

カナダ留学中にどのように現金を準備するかは、滞在期間や生活スタイルによって異なります。ここでは、目的別におすすめの両替方法を紹介します。

1. 【渡航直後の安心感】日本で少額を両替

渡航直後は、現金を少し持っていると安心です。空港や自宅近くの両替所で少額のカナダドルを両替しておくと、到着後に困ることが少なくなります。特に、空港での初期費用や、タクシー代、食費をカバーするための現金を用意しておくと便利です。

2. 【レート重視派】現地で賢く両替

現地で賢く両替したい場合は、銀行や市内の両替所を活用しましょう。特に、都市の中心部にある大手銀行の両替所や、信用のある両替店で両替するのがベストです。事前にオンラインでレートをチェックし、最も有利なタイミングを狙って両替することがポイントです。

3. 【手軽さと低コスト】Wiseデビットカード

カナダ留学中に、Wiseの多通貨デビットカードを使うと、非常に便利です。事前に日本円をチャージし、現地では低い手数料でカナダドルに両替でき、ATMで現金を引き出すこともできます。カード一枚で複数通貨を管理できるため、他の国に旅行する際にも便利です。

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損しないために!カナダ両替の注意点とQ&A

カナダでの両替には、いくつか注意すべきポイントがあります。事前に理解しておくことで、無駄な支出を防げます。

「為替レート」と「両替レート」は違う?手数料の仕組みを解説

「為替レート」と「両替レート」は異なります。為替レートは、国際的な市場で取引される交換レートを指し、両替レートは、実際にお金を両替する際に適用されるレートです。両替所や銀行では、為替レートに手数料が加算されているため、通常の市場レートより不利になることがあります。

最初の両替はいくら必要?留学当初の現金目安

留学当初、必要な現金の目安は、100カナダドル~200カナダドル(約1.2万~2.2万円)程度です。これで、最初の食費や交通費、タクシー代などの基本的な支払いがカバーできます。現地での移動手段や生活費の目安を事前に計算しておきましょう。

クレジットカードの海外キャッシングは利用すべき?

クレジットカードの海外キャッシングは、便利ですが手数料が高くつくことが多いです。特に、キャッシング手数料や利息が発生するため、ATMで直接引き出す方法よりも割高になることがあります。できるだけ、現地の銀行や両替所で両替したり、Wiseデビットカードを利用したりする方が安価です。

非公認の両替所は危険?安全な両替所の見分け方

非公認の両替所や路上での両替は、非常にリスクが高いです。レートが不正確だったり、詐欺に遭うこともあります。信頼できる両替所は、公式な銀行や認可された両替店に限定し、絶対に路上や不審な店での両替は避けましょう。

余ったカナダドルはどうする?帰国後の両替方法

カナダ留学中に余ったカナダドルは、帰国後に両替できます。空港や銀行で両替することが可能ですが、両替レートが不利になる場合が多いため、可能であれば再度カナダに行く前提で留学後の旅行や交換を考えるのも一つの方法です。

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