Zenさん
2024/03/07 10:00
希薄 を英語で教えて!
山登りの山頂付近で使う「酸素が希薄になってきた」は英語でなんというのですか。
回答
・Thin.
・Sparse
・Scant
The oxygen is getting thin up here near the summit.
山頂付近で酸素が希薄になってきた。
「Thin.」は「薄い」「細い」「少ない」といった意味を持ちます。物理的に厚さが少ない状態(例えば「薄い紙」)や、人や物が細い状態(例えば「細い人」)を表現する時に使います。また、「希薄な」というニュアンスで、例えば「薄いスープ」や「少ない髪の毛」といった状況でも用いられます。さらに、感情や関係が薄い場合(例えば「薄い友情」)にも適用されます。多様なシチュエーションで使える便利な単語です。
The oxygen is getting sparse as we near the summit.
山頂に近づくにつれて酸素が希薄になってきた。
The oxygen is getting scant as we approach the summit.
山頂に近づくにつれて酸素が希薄になってきた。
Sparseとscantはどちらも「少ない」を意味しますが、使い方に違いがあります。Sparseは広がりや分布が少ない場合に使われ、たとえば「sparse vegetation」(まばらな植生)といった表現です。Scantは量が少ない場合に使われ、たとえば「scant resources」(乏しい資源)といった文脈です。日常では、「sparse」は広がりに焦点を当て、「scant」は量や程度に焦点を当てると覚えると効果的です。
回答
・rarefied
「希薄」は「希薄な」のニュアンスで限定的用法の形容詞「rarefied」を使い表します。「(気体が)希薄」という時に使用される単語です。また限定的用法の形容詞とは「修飾する名詞の前に必ず置く形容詞」を言います。
構文は、前半は従属副詞節で接続詞「as」の後に第一文型(主語[we]+動詞[reached])に副詞句(山頂付近に:near the summit)を組み合わせて構成します。
後半が主節で第二文型(主語[oxygen]+動詞[became]+主語を補足説明する補語[rarefied])で構成します。
たとえば"As we reached near the summit, oxygen became rarefied.''とすれば「頂上近くに達すると、酸素が希薄になってきました」の意味になりニュアンスが通じます。