
アメリカの国立公園、どこに行けばいいか迷っていませんか?
実際、アメリカには63か所もの国立公園があり、世界中から観光客が訪れる人気スポットが目白押しです。名前は聞いたことがあっても、公園が多すぎてどこに行けばいいか絞れない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、アメリカ留学経験のある筆者が、西部・中部・東部から厳選した10か所の公園を、特徴や楽しみ方と合わせて紹介します。
ぜひ自分の好みの国立公園を見つけてみてくださいね。
- アメリカにある国立公園の総数と分布
- アメリカの国立公園①:西部エリア
- アメリカの国立公園②:中部エリア
- アメリカの国立公園③:東部エリア
- アメリカの国立公園を訪れる際の注意点
- 地域別にアメリカの国立公園を楽しもう!
アメリカにある国立公園の総数と分布
アメリカにある国立公園の数は、2026年時点で63か所。国定公園なども含めると400か所以上あります。
世界で初めての国立公園として1872年に生まれたイエローストーン国立公園を皮切りに、手つかずの生態系や峡谷・洞窟といった自然が今も大切に守られています。
アメリカの国立公園①:西部エリア

西部エリアには、世界的に有名な国立公園が集まっています。どこも景色のスケールが桁違いで、誰でも圧倒されること間違いなし。西部エリアでは、以下の4か所を押さえておきましょう。
- グランドキャニオン国立公園
- ヨセミテ国立公園
- ザイオン国立公園
- イエローストーン国立公園
グランドキャニオン国立公園
グランドキャニオン国立公園は、アリゾナ州北部にある、全長約450kmにもおよぶ絶景が続く場所。1979年には世界遺産にも登録されています。
グランドキャニオンといえば、さまざまな色の岩や切り立つ崖が連なる景観が特徴です。
観光客のほとんどが向かうのは、一年中訪れることができ、展望スポットや宿泊施設が揃うサウスリム。日中よりも光が斜めに差し込む朝焼けや夕焼けの時間帯に訪れると、岩肌の凹凸が際立って迫力が増します。
グランドキャニオンを訪れたら、壮大な景色をじっくり眺めるのも、絶景をバックに写真を撮るのも良いでしょう。日本では絶対に体験できないスケールの自然を感じたい方は、ぜひ足を運んでみてください。
ヨセミテ国立公園
ヨセミテ国立公園は、カリフォルニア州の山岳地帯に広がる、世界遺産にも登録された公園。数千メートル級の岩山や深い谷、湖、そしてあちこちから流れ落ちる滝など、見どころが多いのが特徴です。
標高約2,200mの展望台・グレイシャーポイントからは、公園のシンボルとして知られるハーフドームを目の前に眺められます。
滝を楽しむなら、雪が解けて水の勢いが増す5月〜7月上旬がおすすめ。この時期にしか見られない迫力ある光景が楽しめますよ。
雄大な山岳風景の中でハイキングを楽しみたい人や、季節ごとに変わる自然の表情を味わいたい人に特にぴったりの公園です。
ザイオン国立公園
ザイオン国立公園は、ユタ州の南西部に位置する、トレッキングコースが充実している公園です。入場者数はグランドキャニオンと肩を並べるほど人気を集めています。
トレッキングルートは、岩壁を直接登るコースや、川の流れに沿って歩くコースなど、バリエーション豊か。
特に「ザ・ナローズ」は、両側に高さ600mの岩壁がそびえる中、最も狭い場所では幅が6mほどしかない渓谷の中を歩くルートです。頭上にわずかに見える空と、足元に広がる川の組み合わせは、スケールの大きさを肌で感じさせてくれます。
ザイオン国立公園を最大限に楽しむなら、数日間かけて複数のルートを歩くのがおすすめ。アクティブに自然と関わりたい人や、体を動かしながら絶景を楽しみたい人にぴったりの場所でしょう。
イエローストーン国立公園
イエローストーン国立公園は、アメリカで最初に国立公園として認定された場所。地下の浅い部分にマグマが存在しており、地球の内部を感じられるスポットとして知られています。
園内には、200以上の間欠泉と1万を超える温泉が点在。規則正しく熱水を噴き上げるオールドフェイスフル間欠泉や、グランドプリズマティックスプリングと呼ばれる直径113mのエメラルドグリーンの温泉は、特に見逃せない見どころです。
また、イエローストーン国立公園では日本では出会えない野生動物を間近で見る機会もあります。地球の神秘を直に感じてみたい人や、大自然と野生動物を一度の旅行で両方楽しみたい人に、ぜひ訪れてほしい公園です。
アメリカの国立公園②:中部エリア
中部エリアの国立公園は、西部ほど知名度は高くないものの、ドライブや野生動物との出会いといった魅力にあふれています。西部とはまた違う楽しみ方があるので、ぜひチェックしてみてください。
- ロッキーマウンテン国立公園
- グランドティトン国立公園
- バッドランズ国立公園
ロッキーマウンテン国立公園
ロッキーマウンテン国立公園は、コロラド州にある、標高4,000m級の山々を楽しめる公園です。ニューメキシコ州からカナダに続くロッキー山脈の一番高い部分は、コロラド州にあります。
園内を走る幹線道路が通るのは、全米の舗装道路の中で最も高く、富士山の山頂あたりに相当する標高約3,713m。走るにつれて周囲の景色がどんどん変化していき、森から高山植物の草原へと景色が移り変わる様子は見どころです。
混雑を避けたいなら、草木が赤く色づく9月がねらい目。天候も安定していて過ごしやすい時期なんですよ。
山の大自然を満喫したい人や、ドライブをメインに公園を楽しみたい人に向いている公園です。
グランドティトン国立公園
グランドティトン国立公園は、ワイオミング州にある、ロッキー山脈の中でも屈指の山並みを誇る公園。標高4,000mを超える山々が連なり、麓にはいくつもの湖が点在しています。
湖面に映り込む山の姿は、まるで鏡に映ったような美しさ。風のない日には特に鮮明な「逆さティートン」が楽しめます。
また、川沿いのエリアはアメリカを代表するハクトウワシの生息地として知られており、タイミングが合えばその姿が見られることも。
山の雄大な景色を眺めながらゆっくり過ごしたい方は、ぜひ行ってみてください。
バッドランズ国立公園
バッドランズ国立公園は、サウスダコタ州にある、地層が美しい岩山が広がる公園。「悪い土地」という名前の通り、乾燥した荒野が延々と続くのが特徴です。
園内を東西に貫くバッドランズ・ループ・ロード沿いには、展望台が点在。車を走らせながら絶景を楽しめます。朝日が美しいビッグ・バッドランズ・オーバールックや、夕日スポットとして人気のピナクルズ・オーバールックは特に見ごたえ抜群です。
また、景色以外にはバイソンやプレーリードッグなど、ここでしか出会えない野生動物にも遭遇できます。自然を眺めながらゆったりとドライブ旅行がしたい人に特におすすめの公園です。
アメリカの国立公園③:東部エリア
東部エリアの国立公園は、西部とは雰囲気が変わり、落ち着いた自然が広がる魅力のあるエリアです。大都市からアクセスしやすい公園も多く、旅行のスタイルに合わせて選びやすいのも嬉しいポイントですよ。
- アカディア国立公園
- グレートスモーキーマウンテンズ国立公園
- シェナンドー国立公園
アカディア国立公園
アカディア国立公園は、メイン州の島に位置する、海岸線と森の景色が広がる公園です。夏はアクティビティが充実し、秋は島全体が色鮮やかに染まる紅葉が楽しめます。
公園の最高峰・キャデラック山の頂上は、アメリカ本土で最も早く日の出を迎える場所として有名で、周囲360度に広がる海や山、湖のパノラマは圧巻です。観る方角によって全く違う景色が広がるため、山頂でゆっくり時間をかけて眺めるのがおすすめですよ。
世界中から観光客が訪れる絶景スポットで特別な朝を迎えたい人や、海と山の両方を一度に楽しみたい人にぜひ訪れてほしい公園です。
グレートスモーキーマウンテンズ国立公園
グレートスモーキーマウンテンズ国立公園は、ノースカロライナ州とテネシー州にまたがる、アメリカで入場者数が最も多い国立公園です。面積は約2,000㎢にのぼり、1万種以上の動植物が確認されるほど、豊かな生態系が広がっています。
公園の大部分を占めるのは、北アメリカ最大規模ともいわれる落葉原生林。霧や雲に包まれた、幻想的な景色が見られるのが魅力です。
グレートスモーキーマウンテンズ国立公園では、ハイキングや釣り、乗馬にサイクリングなど、アクティビティも豊富。家族や友人と一緒にいろんなアクティビティを楽しみたい人や、自然の豊かさを体感しながらアクティブに動きたい人は、ぜひ足を運んでみてください。
シェナンドー国立公園
シェナンドー国立公園は、バージニア州西部にある、首都ワシントンD.C.から最も近い国立公園です。
山の稜線に沿って細長く延びた公園内を南北に貫く観光道路は、全長約169kmにわたっており、その沿道には70か所以上の展望スポットが設けられています。車を走らせながら、左右に広がる渓谷や丘陵地帯の景色を眺める体験は、日本のドライブとはスケールが全く違い、圧巻ですよ。
山肌が赤や黄に染まる秋は、特に美しい景色が見られるので、多くの観光客が訪れます。大都市から足を伸ばして自然を満喫したい人や、運転しながら景色を楽しみたい人にぴったりの公園です。
アメリカの国立公園を訪れる際の注意点
せっかくの旅行を思いっきり楽しむためには、事前に注意点を知っておくことが大切です。ここでは、ベストシーズンと入園料の2つのポイントについて説明します。
ベストシーズン
訪れる時期によって、公園の混み具合や楽しめる景色は大きく変わります。
花や紅葉が見頃を迎えて気候も安定するオンシーズンは、景色や自然を一番楽しめる時期ですが、混雑は覚悟しておく必要があります。
一方、オフシーズンは人が少なくて落ち着いて過ごせますが、天候が不安定だったり、一部の施設が閉まっていたりすることも。
目的と条件に合わせて、自分に合った時期を選ぶのがおすすめです。
入園料と予約方法
ほとんどの国立公園では、入園に料金がかかります。混雑シーズンは公式サイトから事前予約が必要になる公園も増えているので、旅行前に確認しておくと安心ですよ。
また、ツアーを利用する場合は、予約や入園手続きが含まれていることも多いので、申し込み時に確認しましょう。
地域別にアメリカの国立公園を楽しもう!
この記事では、アメリカの西部・中部・東部から厳選した全10か所の国立公園を紹介しました。
アメリカの国立公園には、雄大な自然や野生動物など、日本ではなかなか巡り合えない見どころが盛りだくさん。この記事を参考に、ぜひ気になる国立公園に足を運んでみてください。
◇経歴(英語を使用した経歴)
2018年 英語科高校卒
2022年 国際系学部卒
◇資格
TOEIC885点
◇留学経験
・2019年~2020年
→アメリカ 7か月 カリフォルニア大学リバーサイド校
・2016年
→オーストラリア 3週間
◇海外渡航経験
イギリス 2年半 在住
海外13カ国に渡航経験
◇自己紹介
英語学習記事を執筆するWebライターです。
オーストラリアとアメリカへの留学経験があります。
ここでは、経験を活かして留学にも興味を持っていただけるような記事づくりをします!
青年時代のイギリス在住をきっかけに英語に目覚め、高校・大学とともに国際系学科へ進学しました。
個人的にイギリス英語が好きで、ネイティブのように話せるよう日々学習中です。
皆さまに分かりやすい!興味深い!と思っていただけるような表現をしていきます。どうぞよろしくお願いします。