
美しく広大な自然と多様な文化がミックスされたオーストラリアは、グルメの宝庫です。
国民食として愛されるミートパイ、伸び伸びと育ったオージービーフやラム、新鮮なオイスターまで山・海の幸がたくさん!
今回の記事では、こうしたオーストラリアの名物料理に加え、旅先で食を存分に楽しむコツや予算、お土産選びのポイントをまとめて紹介しています。
オーストラリアグルメの魅力
オセアニア最大の国土面積を誇るオーストラリアは地理的に近いアジア、植民地時代のイギリスとの関係、気候の似通った地中海など、さまざまな食文化が混ざり合っていることが特徴です。
このセクションでは、日本とは全く異なるオーストラリアグルメの魅力を紹介します。
穏やかな気候と広大な大地が育てる質の高い素材
オーストラリアは地中海性気候と呼ばれる、四季はあるものの年間を通して温暖で日照時間が長く、カラッとした空気が特徴です。
広大な土地では牛や羊がのびのびと育てられる畜産業、穀物の栽培が盛んです。
なんと国土の50%がこうした農産業に使われ、食料自給率は200%に達していると言われています。
また、美しい海に面する沿岸部では漁業も営まれ、年間を通して、新鮮で美味しいシーフードを堪能することができます。
アウトドアで食事を楽しむ文化
こうした質の高い食材を使ったグルメ体験を格上げするのが、屋外で食事を楽しむ文化です。
心地よい気候は、開放的な空間での食事にぴったりです。
テラス席でのブランチ、街並みやビーチを眺めながら楽しめるカフェ、豪快なシーフード、ラムやオージービーフのグリルをBBQ形式で楽しめるレストランなど、食事の味わい方に多様な選択肢があります。
オーストラリア料理の名物10選
ここからは早速、そんなオーストラリアの名物グルメを10個紹介します。
ミートパイ(国民食の定番)
ミートパイはイギリスから伝わり、今では日常的に食べられる国民食です。
バターの香りがふんわりとするサクサクのパイ生地の中に、濃厚なグレイビーソースでとろとろになるまで煮込まれたオージービーフ、玉ねぎ、マッシュルームがずっしりと詰まっています。
現地ではフットボール観戦のお供として大人気です。濃厚な味付けは赤ワインのおつまみにもぴったりです。
オージービーフのステーキ&ラムチョップ
前述したように広大な土地でストレスなく育った、牛肉や羊肉を使ったステーキやラムチョップも名物の一つです。
特にラムは臭みが少なく、シンプルに塩と胡椒の味付けでおいしく食べることができます。
オージービーフは近年日本のスーパーでも取り扱いが進んでいますが、現地で食べる新鮮で肉厚のお肉は比べ物にならないほどおいしいです。
渡豪の際には、ステーキハウスには必ず足を運ぶことをおすすめします。
フィッシュアンドチップス(白身フィッシュ)
フィッシュアンドチップスも、イギリスによる植民地時代にオーストラリアに定着した食文化です。
しかし、海に囲まれたオーストラリアでは、お魚が新鮮で味が濃いのが特徴です。
タルタルソースで食べるのもおいしいですが、まずはビネガーとレモンをかけて魚本来の味を楽しんでみましょう。
バラマンディ
日本では聞き慣れない名前「バラマンディ」は、オーストラリア全域に生息する高級白身魚です。淡水域・汽水域どちらでも生息することができます。
川でも生息することを聞くと生臭さを心配する人もいるかもしれませんが、バラマンディは気になりません。
柔らかく、ジューシーな食感は、グリルにもフィッシュアンドチップスなどのフライにも向いています。
また、どんなソースとも相性がいいので、様々なオージー料理に使われています。
パブロバ(メレンゲのデザート)
パブロバは、オーストラリアやニュージーランドが発祥の地と言われています。
外側はサクサクに焼かれたメレンゲ、中はふわふわのマシュマロのような食感のケーキです。
カリカリのメレンゲの上にたっぷりのクリームが塗られ、一般的にイチゴやキウイフルーツなどの果物が添えられます。
ラミントン(ココナッツとチョコのケーキ)
ラミントンは、オーストラリアオリジナルのスイーツです。
正方形にカットされたスポンジケーキをたっぷりのチョコレートソースで包み、乾燥して砕いたココナッツをまぶしたお菓子です。
ココナッツの香りが運ぶ、あたたかな陽気の雰囲気とがつんと甘味のあるチョコレートが一口食べるだけで幸せな気持ちにしてくれます。
ちなみに、著者がオーストラリアにホームステイしていた際に一番お気に入りのおやつでした。
フラットホワイト—メルボルン発のコーヒー
フラットホワイトは、世界最高レベルのカフェが集まるといわれるメルボルンから生まれたコーヒーです。
エスプレッソに、きめ細かく泡立てたスチームミルクを控えめに入れ、コーヒーそのものの苦みやコク、香りを楽しめるようにアレンジされています。
フラットホワイトは豆やミルクの泡立て方によって、味が異なります。そのため、カフェ巡りを旅のプランに入れるのもよいでしょう。
カンガルー肉(赤身肉)
カンガルー肉は高プロテインで、低脂肪、ヘルシーなお肉として健康愛好家たちの中でも人気のジビエ肉のひとつです。
日本人には全くなじみがないため、最初は抵抗感がある方もいるかもしれませんが、一口食べるとそのクセの少なさに驚くでしょう。
オイスター
オーストラリアの牡蠣は新鮮でクリーミーで甘い味わいが特徴で、さっぱりとしたソースと相性が抜群です。
牡蠣だけでも、シドニーロックオイスターをはじめ、5種類以上の種類があります。食べ比べメニューを注文し、味の違いを楽しんでみるのもおすすめです。
国民的ペーストであるベジマイト
ベジマイトは、「世界一まずいジャム」として知られています。味噌に似た味で、かなり塩辛いのが特徴です。
ローカルの方たちは、トーストにチーズやバターを載せていただくそうです。
スーパーで販売されているベジマイトは量が多いため、試しに食べてみたい場合は現地のカフェなどで注文することをおすすめします。
▶気になるオーストラリアの食文化についてはこちらの記事も参考にしてみてください。
メルボルンで食べたい絶品グルメ4選!コーヒーからB級グルメまで紹介 - ネイティブキャンプ英会話ブログ | 英会話の豆知識や情報満載
オーストラリアの食文化! 人気の料理5選と日本との違いを徹底解説!
賢く楽しむためのレストラン予約と予算の目安

ここまで、オーストラリアのローカルグルメを10選紹介してきました。
ここからは実際の旅のスケジュール作りに役立つ、予約や費用感についてお伝えします。
カジュアルなパブから高級店まで一食あたりの費用相場
カジュアルなカフェやパブでは、20~30オーストラリアドルあれば十分に楽しめます。
メニューはミートパイやフィッシュアンドチップスなど、ボリューム満点のファストフードが中心になります。
ミートパイなどと一緒に堪能したい赤ワインなどをオーダーしても比較的予算は抑えやすいです。
中級のレストランでは、30~60オーストラリアドルが相場です。
このくらいの予算を見ておけば、十分にステーキ、シーフードなどのオーストラリア名物が楽しめます。
オーストラリアは食費が欧米主要国と比べると比較的控えめなので、前菜~メイン、ドリンクを2杯ほど頼んでも、良心的な価格でおさまります。
高級なレストランでのコース料理は、80オーストラリアドル以上の予算は見積もっておきましょう。
旅行の思い出として、地元の食材をふんだんに使ったコース料理やオーストラリア産のワインをボトルでオーダーするなど、特別な体験をしてみるのもおすすめです。
チップの習慣や注文方法など知っておきたい食事マナー
オーストラリアでは基本的には「チップは不要」で、多くの飲食店でサービス料込の値段で請求されます。
ただし、チップ文化が完全にないわけではなく「重い荷物をたくさん運んでもらった時」や「とても心地よいサービスを受けたとき」に感謝の気持ちを示す時には渡すと喜ばれます。
注文方法については、中級以上のレストランでは日本と同様にウェイターさんがオーダーを聞きに来てくれます。
一方、カジュアルなパブやカフェでは、料金の先払い制が主流であり、カウンターで注文し、支払いを済ませてから自分のテーブルに運んでもらいます。
地元の市場や屋台で新鮮なシーフードを安く食べるコツ
お手頃な価格で新鮮な魚を楽しみたいときには、シーフードマーケットに足を延ばしてみましょう。
水揚げされたばかりのフレッシュなお魚があつまるほか、海沿いや公園などの広々としたスペースでグリルを提供しているお店もあります。
おいしいシーフードを食べるには、マーケット内の複数店舗を周りながら鮮度と値段を見極めるのが重要です。
また、「地元住民が多いかどうか」「メニューが多言語で書かれていないかどうか」も確認しましょう。
行列ができているお店は避けたくなりますが、地元住民が多いは信頼されている証です。
また、多言語で書かれているメニューは観光客向けのお店が多く、値段が他よりも高い可能性があります。
お土産に最適な名物グルメ
旅行中においしいオーストラリアグルメでおなかをたっぷり満たしたら、その思い出の味をおうちに持って帰ったり、家族や友人におすそ分けしたい方も多いのではないでしょうか。
ここでは、お土産にぴったりのグルメを紹介します。
ティムタムなどスーパーで買える定番のお菓子
多くの日本人の口によく合い、はずれがないお菓子は「ティムタム」です。
日本では、輸入食品店のカルディなどで定番フレーバーを見かけることもありますが、オーストラリアには日本国内ではなかなかお目にかかることのできない期間限定フレーバーも多いです。
陳列棚をチェックしてみましょう。
ただし、個包装にはなっていないのでお土産の購入個数には気を付けてください。
私がホームステイ中に気に入っていたお菓子は「キャラメルコアラ」という、コアラの形のチョコレートの中に甘いキャラメルソースがたっぷりと詰め込まれたお菓子です。
個包装になっているので、学校や職場でのバラマキ土産にも最適ですし、何より「コアラ」の絵柄はオーストラリアに行ってきたことをわかりやすく伝えられるので、まさにお土産にぴったりです。
スーパーは、空港価格よりも低めの設定であることがほとんどなので、旅行プランの一環として立ち寄ると、日本の日常とは違う雰囲気を味わえ、お得なお買い物もできますよ。
空港や専門店で探す高品質なワイン
オーストラリアの地中海性気候はブドウ栽培にも最適です。特に二大ワイン産地である、「バロッサ・ヴァレー」と「ヤラ・ヴァレー」のワインを選べばはずれは少ないです。
バロッサ・ヴァレーはフルーティーさが強いのが特徴で、アルコール度数が高めのものが多いです。
一方、ヤラ・ヴァレーは優しく甘い香りと酸味が特徴です。テイスティングをしながら購入できる専門店もあります。
帰国時に注意すべき食品と持ち込み制限のルール
国際線では荷物ルールが厳しいほか、検疫の関係から日本への持ち込みが禁止されている食品も多々あります。
例えば「肉製品・生鮮食品(フルーツや野菜)」は、生態系を壊す可能性が有るため、持ち込みは禁止です。
そのほか、アルコール類にも持ち込み対象容量があるので注意しましょう。
前述したワインは特に空港や観光客用のお店では、お土産用のミニボトルを扱っているところもあるので、のぞいてみるのもよいでしょう。
オーストラリア名物を満喫しよう!
今回の記事では、オーストラリアの名物グルメから実際に現地で食を楽しむコツまで幅広く解説しました。
定番料理だけでなく、ローカルな食材や食文化にも目を向けてお店選びをするとより満足度の高い旅ができるでしょう。
時間に余裕があれば、カフェやローカルマーケットも積極的に活用することで、よりオーストラリアの日常に近い幅の広い体験ができるはずです。
①経歴
日本の公立中高を卒業後、理系の大学に進学。
現在は、タイの大学院に留学しています。
②資格
・TOEIC 805点
・IETLS Academic 6.0
③留学経験
・オーストラリア(2週間)→中学3年次にホームステイ
・タイ(1年)→修士課程に在学中
④海外渡航経験
長期でのんびりと滞在する旅行スタイルが好きで、シンガポール(1か月)、タイ(1年)、アメリカ(1か月)に滞在。
ほかにも、マレーシア、カナダ、オーストラリア、韓国、台湾、香港などを旅行しました。
⑤自己紹介
これまで長期の語学留学経験はなく、日本の公立中高に通いながら、ほぼ独学で英語を学んできました。英語を使うことで、世界中の最新の研究やデザインに触れる機会が増え、自分の視野が大きく広がったと感じています。特に東南アジアの都市が好きで、現在はタイの大学院で学んでいます。この経験を活かしながら、多くの方に英語を学ぶ楽しさや魅力を伝えていけたらと思っています。