
カナダ最大にして、世界屈指の多文化都市トロント。
この街の最大の魅力は、一歩歩くごとに景色が変わるほど多彩な「食のバリエーション」にあります。
定番のプーティンから、移民たちが守り抜く本格的な多国籍料理、そして最新のミシュラン掲載店まで、その選択肢は無限大です。
今回は、トロント旅行で絶対に外せない名物グルメと、地元っ子も太鼓判を押す超有名店を厳選して詳しく解説します。
トロントの人気グルメと多国籍な食文化の魅力
トロントは人口の約半分が国外生まれという、世界でも類を見ない多文化都市です。
その背景を映し出す「食」のバリエーションは圧倒的で、140以上の言語が飛び交う街中には、世界中の本場の味が息づいています。
街のシンボルであるCNタワーがそびえるダウンタウン周辺だけでも、本格的な多国籍料理の選択肢に事欠きません。
イタリア、ギリシャ、中国、ジャマイカなど、各国の移民コミュニティが守り抜く「本場の味」に加え、それらが融合して生まれた「寿司ピザ」のようなトロント独自の進化系グルメも魅力。
CNタワーの展望レストランで絶景とカナディアン・ビーフを堪能した後に、多国籍な屋台が集まるマーケットでB級グルメをハシゴする。
そんな、一日のうちに世界一周旅行をしているような贅沢な食体験こそが、トロント観光の醍醐味です。
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厳選!トロントの人気グルメ10選
「トロントへ行くならこれだけは食べてほしい!」そんな筆者厳選の10品をご紹介します。
定番のカナダ料理から、この街ならではの意外な進化系グルメまで、トロントの多国籍で奥深い食の魅力をぎゅっと凝縮しました。
1. ピーミール・ベーコン・サンド
トロントが誇る究極のソウルフードといえば、この「ピーミール・ベーコン・サンドイッチ」です。
一般的なカリカリのベーコンとは異なり、塩漬けした豚ロース肉にコーンミール(かつては乾燥ピーナッツの粉=ピーミール)をまぶして焼き上げているのが特徴。
厚切りでジューシーな肉質は、まるでハムのような食べ応えです。
特に「セント・ローレンス・マーケット」内にある老舗Carousel Bakery(カルーセル・ベーカリー)の一品は、世界中の著名人も訪れる超有名店。
シンプルにパンに挟んだだけの素朴なスタイルですが、肉の旨みがダイレクトに味わえる、トロント観光では絶対に外せない一食です。
2. プーティン — 北米発のトロントB級グルメ
カナダの国民食として世界的に有名な「プーティン」は、トロントでも絶大な人気を誇るB級グルメの王道です。
揚げたてのフライドポテトに、弾力のある新鮮なチーズカードと、熱々のグレイビーソースをたっぷりかけたシンプルながらも中毒性の高い一品。
トロントには、伝統的なスタイルを守る専門店から、ロブスターやプルドポークをトッピングした豪華な進化系まで、多種多様なプーティンが存在します。
特におすすめなのが、老舗専門店のPoutini's House of Poutine。
夜遅くまで営業しており、地元の人々が飲んだ後の「締め」として楽しむ姿もよく見られます。
とろりと溶け始めたチーズとソースの濃厚なハーモニーは、一度食べたら忘れられない旅の思い出になるはずです。
3. カナダ伝統スイーツ
カナダを訪れたら外せないのが、歴史と文化が詰まった甘美な伝統スイーツです。
特におすすめは、揚げたての生地に好みのトッピングを乗せる「ビーバーテイルズ」。
カナダを象徴するビーバーの尻尾の形を模しており、シナモンシュガーやチョコを添えた熱々の生地は絶品です。
また、サクサクのタルト生地にバターやメープルシロップを流し込んだ濃厚な「バタータルト」も、カナダ人のソウルフードとして愛されています。
トロント市内にはこれらを味わえる専門店やベーカリーが多く、特に冬の寒い時期、メープルの香りに包まれながら楽しむスイーツは格別。
コーヒーとの相性も抜群で、散策中のエネルギー補給にもぴったりな、旅の疲れを癒やしてくれる優しい甘さです。
4. ロブスター&シーフード
オンタリオ州・オンタリオ湖に面したトロントは、カナダ東海岸のアトランティック・カナダから直送される新鮮なシーフードが集まる拠点でもあります。
なかでも主役は、身がぎっしり詰まった「ロブスター」です。
高級レストランで贅沢に姿蒸しを堪能するのも人気ですが、よりカジュアルに楽しむなら、たっぷりのロブスターの身をバターやマヨネーズで和えてパンに挟んだ「ロブスターロール」がおすすめ。
プリプリとした弾力と、噛むほどに広がる濃厚な甘みはまさに絶品です。
有名店Rock 'n' Lobsterや、歴史あるセント・ローレンス・マーケット内の鮮魚店では、手軽に本格的な味を楽しめます。
多国籍な味付けのムール貝や生牡蠣なども充実しており、海沿いの街とは一味違う、洗練されたシーフード・ダイニングを体験できるのがトロントの魅力です。
5. グローバルストリートフード
多文化都市トロントを象徴するのが、街のいたるところで手軽に楽しめる「グローバルストリートフード」です。
なかでも、スパイシーなひき肉を生地で包んで焼き上げたジャマイカ発祥の「ジャマイカン・パティ」は、トロントの地下鉄売店でも見かけるほど市民に浸透しているソウルフード。
また、ユダヤ系の伝統を受け継ぐモチモチの「トロント・ベーグル」や、中近東の本格的な「シャワルマ」など、世界各国の本場の味がワンハンドで楽しめます。
これらのグルメを網羅するなら、カラフルな街並みが魅力の「ケンジントン・マーケット」が最適です。
異国情緒漂う香りに包まれながら、国境を越えた味をハシゴする食べ歩きは、トロントで最もエキサイティングな食体験のひとつといえるでしょう。
6. ステーキ&高級ディナー
カナダの広大な大地が育んだ高品質な「カナディアン・ビーフ」を味わうなら、トロントの洗練されたステーキハウスは外せません。
特に、歴史的建造物を改装したBarberian's Steak Houseや、ラグジュアリーな空間が魅力のHarbour 60といった名店では、熟成によって旨みが凝縮された極上のステーキを堪能できます。
厚みのある肉を絶妙な焼き加減で仕上げた一皿は、多国籍なカジュアルグルメとは一線を画す、トロントの豊かさを象徴する体験です。
また、CNタワーの回転レストラン360 Restaurantでは、地上350メートルの絶景とともに贅沢なディナーを楽しむことも。
特別な日の夜を彩る、最高級のホスピタリティと厳選されたワインのペアリングは、旅のハイライトにふさわしい満足感を与えてくれます。
7. バーガー&カジュアルフード
トロントは、こだわりの詰まった「グルメバーガー」の激戦区でもあります。
単なるファストフードの枠を超え、地元産の新鮮な牛肉を使用したジューシーなパティや、店ごとの秘伝ソースを組み合わせた個性派バーガーが人気です。
例えば、トロント発祥のBurger's Priestは、高品質な肉をその場で挽いて作るスタイルで爆発的な人気を博しました。
また、ヴィーガン大国でもあるため、植物性素材のみで作られた驚くほど肉々しい「ベジーバーガー」のレベルが高いのもこの街の特徴です。
お洒落な「ディスティラリー地区」や「クイーン・ウエスト」を散策しながら、クラフトビールを片手にボリューム満点のバーガーを頬張る。
そんな気取らないカジュアルなランチスタイルこそ、活気あるトロントの日常を最も身近に感じられる瞬間です。
8. カフェ文化とブランチ
トロントの週末を語る上で欠かせないのが、ゆったりと時間をかけて楽しむ「ブランチ文化」です。
市内には、趣のあるレンガ造りの建物を改装したヴィンテージ風カフェから、モダンでミニマルな最新ショップまで、個性豊かなカフェが点在しています。
特に、とろとろの卵がたまらない「エッグベネディクト」や、カナダ産のメープルシロップをたっぷりかけた「パンケーキ」はブランチの定番メニュー。
Mildred's Temple Kitchenのような有名店では、最高の朝食を求めて週末ごとに長い列ができるほどです。
また、トロントはサードウェーブコーヒーの激戦区でもあり、熟練のバリスタが淹れるラテアートや自家焙煎の豆にこだわった一杯を楽しめます。
お気に入りのカフェを見つけて、地元の人々に混じりながらのんびりと午前中を過ごすのは、この街で最も贅沢な時間かもしれません。
9. 日本食&アジアンレストラン
世界中から移民が集まるトロントは、ハイレベルなアジア料理の宝庫。
なかでも日本食の浸透ぶりは目覚ましく、本格的な高級寿司から、活気あふれる「居酒屋スタイル」まで幅広く親しまれています。
特筆すべきは、トロント発祥の「寿司ピザ」です。
揚げたライスの上にサーモンやアボカド、トビコなどをトッピングしたこのメニューは、現地ならではの進化を遂げた人気の一皿。
また、カナダにおけるラーメンブームの拠点でもあり、日本でお馴染みの名店から現地独自の人気店までが軒を連ねています。
さらに、世界最大規模のチャイナタウンでは本場の「飲茶(ディムサム)」、韓国系コミュニティでは熱々の「スンドゥブ」など、アジア各国の「本物の味」が手軽に、かつ高クオリティで楽しめるのは、多文化都市トロントならではの特権です。
10. 多国籍スイーツ&ベーカリー
トロントの街を歩けば、世界各国の甘い香りが漂うベーカリーに必ず出会えます。
多文化都市の強みを活かし、一箇所で地球の裏側のスイーツまで味わえるのがこの街の醍醐味です。
ギリシャタウンの「ダンフォース」エリアでは、蜂蜜をたっぷり使った伝統菓子バクラヴァが、リトル・イタリーでは本格的なカンノーロやジェラートが人気。
また、近年ではポルトガル式のエッグタルト(パステル・デ・ナタ)の名店も多く、サクサクの生地と濃厚なカスタードが地元の人々を虜にしています。
さらに、アジア系のベーカリーではふわふわのロールケーキや抹茶スイーツも充実。
これら多国籍なスイーツは、移民たちが持ち込んだ故郷の味を大切に守りつつ、トロントの多様な嗜好に合わせて進化を続けています。
散策の合間に、ぜひお気に入りの国の一品を探してみてください。
カナダ・トロントでおすすめの飲食店

トロントには、多国籍な文化を反映した魅力的な飲食店が数多く存在します。
世界各国の本場の味から、地元の新鮮な食材を活かした極上のレストランまで、旅の目的や気分に合わせて選べるおすすめの飲食店をご紹介します。
安くて旨いおすすめのローカル店
美食の街トロントでは、10ドル前後で大満足できる「安旨(やすうま)」なローカル店が地元民の生活を支えています。
特におすすめなのが、ベトナム風サンドのBanh Mi Boysです。
五香粉(ウーシャンフェン)の効いたポークを挟んだバインミーは絶品で、ランチ時は常に賑わっています。
また、冷え込む日にはチャイナタウンで味わう熱々のスープがたっぷり入った小龍包や、濃厚な旨みが凝縮された本格的なベトナムのフォーも外せません。
こうしたお店は「気取らないけれど本場の味」が楽しめるのが魅力。
観光の合間に、心温まるスープや手軽なワンハンドグルメで、トロントの日常の味を堪能してみてください。
日本人にも人気のカフェやブランチ
トロントには、洗練された空間と高いクオリティを兼ね備えた、日本人旅行者や在住者に愛されるカフェが数多くあります。
特におすすめなのが、トロントで「一番おいしいパンケーキ」と称されるMildred's Temple Kitchen。
ふわふわの厚焼きパンケーキにブルーベリーコンポートを添えた一皿は、ブランチの定番です。
また、日本をルーツに持つNEO Coffee Barは、モダンな空間で抹茶ラテや和風のロールケーキが楽しめるとあって、ホッと一息つきたい時に外せません。
歴史的な建物を活かしたDineen Coffee Co.は、美しいタイル張りの内装が「映える」スポットとしても有名。
こうしたカフェ巡りは、単なる食事以上にトロントの洗練されたライフスタイルを体感できる特別な時間になります。
家族連れやグループで利用しやすいレストラン
大人数での旅行や家族連れでも、トロントには気兼ねなく食事を楽しめる大型レストランが充実しています。
特におすすめなのが、ダウンタウンの歴史的な建物内にあるThe Old Spaghetti Factoryです。
店内は広く開放的で、電車を模したボックス席など遊び心あふれる内装が子供たちに大人気。
パスタを中心としたメニューはリーズナブルで、デザートまでセットになったコスパの良さも魅力です。
また、賑やかな雰囲気で本格タイ料理を楽しめるPai Northern Thai Kitchenや、グループで大皿料理をシェアするのに最適な中華料理店も重宝します。
こうしたお店は活気に満ちているため、少々賑やかに過ごしても安心です。
カナダで美食を満喫する観光モデルコース
トロントの多様な食文化を1日で効率よく満喫するなら、歴史とモダンが交差するエリアを巡るコースがおすすめです。
まずは朝、「セント・ローレンス・マーケット」からスタート。
名物のピーミール・ベーコン・サンドイッチで活力をチャージし、活気ある市場の雰囲気を楽しみます。
午後は、カラフルな壁画と多国籍な屋台が並ぶ「ケンジントン・マーケット」へ。
ここではジャマイカン・パティやタコスなど、世界各国のストリートフードを少しずつ食べ歩くのが醍醐味です。
夕方には、石畳の街並みが美しい「ディスティラリー地区」でクラフトビールを。
締めくくりは、洗練された「クイーン・ウエスト」エリアで、カナダ産の旬の食材を使ったモダン・カナディアン料理や、話題のミシュラン掲載店でのディナーを堪能します。
一日のうちに何度も国境を越えるような、トロントならではの美食体験が叶うはずです。
カナダのトロントでは美食を楽しめる!
トロントは、単にカナダの定番料理を楽しめる場所ではなく、世界各地の食文化が独自の進化を遂げた「世界一の食の交差点」です。
歴史ある市場で味わう伝統の味から、移民たちが守り続ける本場のスパイス、そして最先端のフュージョン料理まで、その選択肢は無限に広がっています。
多文化が共生するこの街だからこそ、一歩路地に入るだけで新しい味覚の発見があり、どんな食の好みを持つ人でも必ずお気に入りの一皿に出会えるはずです。
今回の記事を参考に、ぜひトロントのグルメを楽しんでみてくださいね。
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◇経歴
国際系学部出身
◇資格
英検1級、TOEIC900点以上
◇留学経験
アメリカ・ワシントン大学に半年間留学経験あり
◇海外渡航経験
旅行と留学のみ。アメリカ、オーストラリア、シンガポール、カナダに渡航経験あり
◇自己紹介
「暗記」よりも「理解」を意識した記事作成を心がけております。海外経験がなくても、オンライン英会話を活用すれば英語は話せるようになります。私自身もそうでした。一緒に楽しみながら英語を学んでいきましょう!